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Yamareco

記録ID: 501958
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊連峰(梶川尾根〜大日杉登山口)

2014年08月28日(木) ~ 2014年08月30日(土)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
54:59
距離
37.2km
登り
3,252m
下り
3,036m
天候 8/28(木):曇り時々晴れ
8/29(金):曇り時々晴れ
8/30(土):雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
8/27(水)
18:30那珂IC→20:30福島飯坂IC→飯坂温泉→23:45大日杉登山口駐車場
8/28(木)
5:00大日杉登山口→6:00飯豊山荘登山口
8/30(土)
17:00飯豊山荘登山口→(一般道)→23:30自宅
その他周辺情報 【温 泉】
 登山前:飯坂温泉(\300)<http://www.iizaka.com/littlespa/littlespa01/>
 下山後:白川荘(\400)<http://snow-man.net/stay.html>
【食 事】
  民宿越後屋<http://outdoor.geocities.jp/etigoya_kuma/>
平日なので登山者は少ないようです
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平日なので登山者は少ないようです
登山道にある蜂の巣退治ということで先行してくれました。ありがたいですねぇ
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登山道にある蜂の巣退治ということで先行してくれました。ありがたいですねぇ
梶川尾根取り付きにある登山届け所
梶川尾根取り付きにある登山届け所
ここから梶川尾根に入ります。
ここから梶川尾根に入ります。
いきなり急登!
噂にたがわぬキツい登りが続きます(^^;
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噂にたがわぬキツい登りが続きます(^^;
梶川尾根途中で晴れ間が出てきました。
梶川尾根途中で晴れ間が出てきました。
ミヤマママコナ
ミヤマアキノキリンソウ
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ミヤマアキノキリンソウ
町場は曇りでしょうか?雲海が広がります。
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町場は曇りでしょうか?雲海が広がります。
蜂の巣はこの赤テープのところにあったようです。
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蜂の巣はこの赤テープのところにあったようです。
エゾアジサイ
梶川最初の難所です。
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梶川最初の難所です。
夢中で食事していました(笑)
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夢中で食事していました(笑)
ハナニガナ
オヤマノリンドウ
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オヤマノリンドウ
モミジカラマツ
ガスの動きが生き物のようでした。
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ガスの動きが生き物のようでした。
凛と咲くアオノツガザクラ
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凛と咲くアオノツガザクラ
ハクサンフウロ
ヒメサユリは来年の準備に入ったようですね
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ヒメサユリは来年の準備に入ったようですね
マツムシソウ
ケルンとネバノギラン
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ケルンとネバノギラン
アオノツガザクラ
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アオノツガザクラ
ウメバチソウはいたる所で咲いていました。
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ウメバチソウはいたる所で咲いていました。
一面チングルマの果穂。ハイシーズンはさぞ美しいのだろうなぁ
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一面チングルマの果穂。ハイシーズンはさぞ美しいのだろうなぁ
やっと主稜線に出ました〜
やっと主稜線に出ました〜
ハクサンシャジン
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ハクサンシャジン
トリカブト、やっぱ秋なんですねぇ。
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トリカブト、やっぱ秋なんですねぇ。
ガスの中、門内小屋が見えてきました。
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ガスの中、門内小屋が見えてきました。
ここで一泊したいところでしたが、明日の行程を考えて梅花皮小屋を目指します。
ここで一泊したいところでしたが、明日の行程を考えて梅花皮小屋を目指します。
トモエシオガマ
花季は過ぎてしまったようですが、ミヤマウスユキソウもあたり一面に残っていました
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花季は過ぎてしまったようですが、ミヤマウスユキソウもあたり一面に残っていました
少し気が早いようですね(笑)
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少し気が早いようですね(笑)
タカネナデシコ
やっと北股岳〜
北股岳の社
イワインチン
やっと着きました。梅花皮小屋
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やっと着きました。梅花皮小屋
梅花皮小屋の寝床です
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梅花皮小屋の寝床です
スパムビーフンに中華丼を和えました。
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スパムビーフンに中華丼を和えました。
くにさんが作るメイン料理は・・・?
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くにさんが作るメイン料理は・・・?
ビーフンはだいぶ食べてしまいましたが、初日の夕食です。ちなみに奥のフライパンの中身はグラタンです!!美味し
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ビーフンはだいぶ食べてしまいましたが、初日の夕食です。ちなみに奥のフライパンの中身はグラタンです!!美味し
チシマギキョウ
朝食&昼食はホットドック
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朝食&昼食はホットドック
朝焼けには感動したなぁ
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朝焼けには感動したなぁ
幻想的な朝焼け
梶川尾根を紅く染めていきます
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梶川尾根を紅く染めていきます
パノラマで!
くにさんも夢中でシャッターを切ります
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くにさんも夢中でシャッターを切ります
1Fはボクたち2人だけ、2Fは4人ほどの宿泊でした。お世話になりました〜(宿泊1500円、ビール800円)
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1Fはボクたち2人だけ、2Fは4人ほどの宿泊でした。お世話になりました〜(宿泊1500円、ビール800円)
2日目のスタート
ミヤマウスユキソウの花畑
ミヤマウスユキソウの花畑
蕊が赤いものもありました
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蕊が赤いものもありました
花びらが落ちたウメバチソウも可愛いですね
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花びらが落ちたウメバチソウも可愛いですね
イイデリンドウ
ミヤマキンポゲも沢山残っていました
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ミヤマキンポゲも沢山残っていました
イワオウギ
時折ガスが切れると2日目のルートの全容が見えてきます。
時折ガスが切れると2日目のルートの全容が見えてきます。
梅花皮岳
イブキトラノオ
ダイナミックモードで撮影しました。谷間の奥行きが少しは伝わるでしょうか?
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ダイナミックモードで撮影しました。谷間の奥行きが少しは伝わるでしょうか?
ヨツバシオガマ
ウサギギク
エゾシオガマとヨツバシオガマのコラボ
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エゾシオガマとヨツバシオガマのコラボ
飯豊本山と大日岳
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飯豊本山と大日岳
それにしても飯豊の谷は深いですねぇ
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それにしても飯豊の谷は深いですねぇ
大日方面はなかなかガスが取れません。
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大日方面はなかなかガスが取れません。
大日岳方面のパノラマ
大日岳方面のパノラマ
それにしても遠いですねぇ
それにしても遠いですねぇ
イワイチョウ
ニッコウキスゲも残っていましたよ
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ニッコウキスゲも残っていましたよ
ハクサンボウフウ
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ハクサンボウフウ
オタカラコウ
ルートを振り返る、よく歩いたなぁ
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ルートを振り返る、よく歩いたなぁ
ビタミン補給させてもらいました。クマさんごめんね〜
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ビタミン補給させてもらいました。クマさんごめんね〜
ミヤマリンドウ
ミヤマツボスミレ
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ミヤマツボスミレ
御手洗ノ池、この辺りはけっこうクマの痕跡がありましたね〜
御手洗ノ池、この辺りはけっこうクマの痕跡がありましたね〜
ハクサンコザクラも綺麗に残っていました
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ハクサンコザクラも綺麗に残っていました
ニョキっとコバイケイソウが目立ちます
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ニョキっとコバイケイソウが目立ちます
The東北!って感じですね(笑)
The東北!って感じですね(笑)
逃げる山ナメクジとマイマイカブリの真剣勝負
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逃げる山ナメクジとマイマイカブリの真剣勝負
天狗の庭
薄いピンクの種類もあるんですね。ヨツバシオガマ
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薄いピンクの種類もあるんですね。ヨツバシオガマ
養老孟司さんが喜びそうですね(笑) ゾウムシの仲間
養老孟司さんが喜びそうですね(笑) ゾウムシの仲間
ため息が出るほど美しい景色です
ため息が出るほど美しい景色です
御西小屋
目が回りそうですね。トモエシオガマ
目が回りそうですね。トモエシオガマ
大日岳は雲の中
御西小屋に荷物をデポして大日岳へ向かいます
御西小屋に荷物をデポして大日岳へ向かいます
飯豊連峰最高峰、大日岳〜
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飯豊連峰最高峰、大日岳〜
折り返す頃には夏空も出てきました
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折り返す頃には夏空も出てきました
たおやかで美しいルートです
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たおやかで美しいルートです
御西小屋の水場で補給し飯豊本山を目指します
御西小屋の水場で補給し飯豊本山を目指します
御西〜飯豊まではイイデリンドウが多かったです
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御西〜飯豊まではイイデリンドウが多かったです
イイデリンドウ
イイデリンドウ
ミヤマリンドウとは違って副片も平開してなくって、
シュっとしてますね
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ミヤマリンドウとは違って副片も平開してなくって、
シュっとしてますね
疲れました〜 飯豊本山
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疲れました〜 飯豊本山
小屋までもう少し
小屋までもう少し
飯豊小屋のテン場
飯豊小屋のテン場
濡れているので慎重に御秘所を渡ります
濡れているので慎重に御秘所を渡ります
トンネルの中は蒸しますね〜
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トンネルの中は蒸しますね〜
チングルマ
チングルマの果穂
チングルマの果穂
熟成したチングルマの果穂(笑)
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熟成したチングルマの果穂(笑)
切合小屋
カンバの森が続きます
カンバの森が続きます
大日杉小屋へのルートは笹藪が多い茂っていました
大日杉小屋へのルートは笹藪が多い茂っていました
ノリウツギ
3日目の下りも長かったなぁ
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3日目の下りも長かったなぁ
センジュガンピ
地蔵岳道標、ピークは裏手にあります
地蔵岳道標、ピークは裏手にあります
御田にある杉の迫力が凄かったなぁ
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御田にある杉の迫力が凄かったなぁ
ツリフネソウ
ザンゲ坂も滑るので慎重に
ザンゲ坂も滑るので慎重に
水場は確認しませんでしたが、長之助清水
水場は確認しませんでしたが、長之助清水
大日杉小屋
蕎麦の美味さもさることながら、イワナの天ぷらがチョ〜絶品!!大盛1700円。これは食べる価値ありですよ
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蕎麦の美味さもさることながら、イワナの天ぷらがチョ〜絶品!!大盛1700円。これは食べる価値ありですよ
越後屋では登山口まで送迎もあるようですよ!!今度は泊まりたいですね〜
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越後屋では登山口まで送迎もあるようですよ!!今度は泊まりたいですね〜

感想

体調不良による撤退に始まり、仕事で計画が頓挫すること2回。
やっと飯豊山に登ってきました。
やはり飯豊はデカかった!!

27日(水):
仕事を定時に終え、一路大日杉小屋へ車を走らせました。
高速に乗る前に茨城で風呂に入ろうかと思っていましたが、飯坂温泉で格安の共同風呂が多いとの情報を得たので高速下りてからのんびり風呂に入りました。
駐車所が空いていたこともあり「波古湯」に入りました。
食事は阿武隈高原SAにてラーメン&ミニカレーセット

28日(木):梶川尾根〜梅花皮小屋
前日のうちに飯豊山荘駐車場へ移動する予定でしたが、仕事後の長距離運転で疲れていたこともあり朝イチで移動ということにしました。
梶川尾根途中の蜂の巣もHPでお馴染みの井上さんたちの尽力で何事もなく撤去されていました。
こういう地元の方々の保全作業には頭が下がります。
全体的に急斜面なのでここが危険とか限定的な情報はありません。
全体を通して慎重に歩くことが大切ですね。
久々の縦走だったのでザックも重く門内小屋泊も頭をよぎりましたが、2日目の行程を考えて梅花皮まで歩を進めました。
梅花皮で受付を済ませ、さっそく夕食の準備です。
ビール&ターキーのお湯割りですっかり気分を良くし、ドロのように眠りました。

29日(金):梅花皮小屋〜御西小屋〜大日岳〜御西小屋〜飯豊山〜飯豊山避難小屋
小屋前に広がる谷間入り込む朝日にはヤられました。
今まで見た朝日の中でベストですね!!
ただただ感動しっぱなしでした。
感動しすぎて出発が遅れましたが(^^;2日目のスタートです。
終始ガスと晴れ間の繰り返しでした。
花の季節としては半端だと思っていましたが、流石は花の飯豊山!
主稜線では多様な花畑を楽しむことができました。
昼前に御西小屋へ到着し、ここで軽身となって大日岳をピストンします。
すれ違いは2組だけでした。
往復15分ほどの水場で補給し飯豊本山へラストスパートです。
ガスが濃くなり景色を楽しむことはできませんでしたが、念願の飯豊初登頂でした。
飯豊避難小屋の1Fは団体ツアー貸切り状態となっていました。
避難小屋にツアーってね〜
なんて思っていたら切合小屋では30人のツアー客が泊まっていたようです。
2日目の夕食はスパムステーキ、ポテトサラダ、アボガドサラダ、サツマイモサラダとサラダ尽くし(笑)
ビールと三岳に気分をよくし2日目終了〜

30日(土):飯豊避難小屋〜地蔵岳〜大日杉小屋
26,7人の宿泊客のうち、赤色のヘッデンを使っていたのは自分たちを含め3人だけでした。
ガイドが階段を上り下りする度に何度もLEDで顔を照らされ目が覚ます。
おまけに4時前の行動は控えてとの小屋番からの言葉も空しく3時ごろから買い物袋のガシャガシャする音に睡眠を邪魔されます(笑)
イラつく心を抑えながら最終日の朝を迎えました。
ドライカレーにレトルトのカレーをかけたWカレーの朝食をいただきます。
3日目は朝から雨模様、合羽を着てのスタートとなりました。
スタート早々、御秘所が待ち受けます。
濡れているので慎重に通貨しました。
切合小屋から地蔵岳までは笹の根が露出している箇所が多く滑りやすいので注意です。
カンバが見えてくると笹薮からは脱出となります。
地蔵岳でランチを取り小休止です。
3日目ともなると疲労もだいぶ溜まってきます。
最後にザンゲ坂と言われる長めの鎖場が現われます。
ここから30分ほどで大日杉小屋到着となります。

クルマに荷物を積み込み、飯豊山荘へと向かいます。
途中、白川荘で3日分の汗を洗い流しました。
いや〜縦走の後のお風呂は病みつきになりますね(笑)

その後小腹が空いたので長者原バス停前の越後屋に立ち寄りました。
予想とは裏腹にジャズが流れるお洒落な雰囲気のお店です。
軽くざる蕎麦を!なんて思っていたのですが、ついついイワナの天ぷらの写真に心奪われます。
いや〜、蕎麦も野菜天もさることながらイワナの美味さたるや筆舌に尽くし難し!!
ご主人に伺ったところ冬に寒干ししたイワナを天ぷらにしているとのこと。
一口噛んだだけで鼻に抜けるイワナの芳香がたまりません。
ちょっとイライラした3日目のスタートでしたが、越後屋の食事ですべて帳消しとなってしまいました(笑)

簡単な山ではないですが、やはり飯豊はサイコーでした。

3日間ご同行くださったくにんありがとうございました。

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コメント

お疲れさまでした。
やはり飯豊、すばらしかったですね〜。
あの御西の水場の花がなんだったか気になるところです。
毎度ながら三岳、ごちそうさまでした!
2014/9/2 22:30
Re: お疲れさまでした。
ホント梅花皮小屋で見た朝日が忘れられません!!
御西の水場、未撮影ってのが心残りですね。
また行きましょ〜
2014/9/2 23:22
プロフィール画像
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