南アルプス北岳(広河原〜北岳)
- GPS
- 07:39
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,793m
- 下り
- 1,748m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
芦安〜広河原は乗合タクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは整備され、特別危険箇所はありません。 |
写真
感想
このところ、天候不良が続いていたが、久々に晴れると予報されている三連休。
どこの山に行こうかと迷ったあげく、先月、甲斐駒ケ岳に登って見えた雄大な北岳を思い出し北岳に決定する。
自宅をPM8:30に出発し、芦安市営駐車場にPM11:30に到着するも、第二、第三駐車場は既に満車。第一駐車場に2台程の空きがあり辛うじて停められる。
驚いたことに、既に乗合タクシー乗り場には10人程の列ができており、危機感を覚えながら3:30に列に並ぶつもりで3時間程度の仮眠をとる。AM3:00に起きて、支度をして3:30に列に並ぶが、既に30人程度が並んでいるではないか!!
乗合タクシーが4:00過ぎに到着して乗車開始。先頭の何名かは荷物だけ置いて人は不在であった。おそらく、始発時間が5:10なので、それまで仮眠しているのだろうか?? 結果、僕は三台目の乗合タクシーに乗ることができた。乗ってからすぐ出発、夜叉神峠のゲート前でゲートが開くまで1時間ちょっとの待機、その間は仮眠。
ゲートが開き、峠の山道をどんどん登って行き、広河原インフォメーションセンターに到着。
広河原インフォメーションセンターで熊出没の張り紙を見て、熊避けの鈴を付けて出発。つり橋を渡って広河原山荘へ。ここからが本格的な登山道となる。時折流れる湧き水の流れを渡りつつ、しばらく樹林帯を進むと大樺沢にでる。この大樺沢は9月というのに、まだ雪が残っており、雪渓右側のざれ場をどんどん登っていく。ここまではかなり早いペースで登ってきたのだが、ガレ場で歩きにくいことと、寝不足で体は早くもばて気味となってきた。小休止が多くなりペースダウン。二俣を過ぎ、沢を登りきると梯子の連続であるが、ここから見える切り立った断崖(北岳バットレス)は険しいながらも美しい眺めである。この梯子を登りきると八本歯のコルに到着する。ここからは間の岳の稜線と北岳山荘が綺麗に見える。
体はかなりバテ気味。行動食として用意したスニッカーズを食べならが少しずつ山頂に向かう。
広河原を出発してちょうど4時間、ついに山頂に着く。山頂について、先ずは山頂の標識と三角点を探す。山頂の看板と共に記念写真をとってもらう。北岳から見える山々〜間の岳、仙丈ケ岳は非常に綺麗である。特に仙丈ケ岳は南アルプスの女王と呼ばれるだけあって、雄大で非常に美しい。先月登った甲斐駒ケ岳の山頂はガスがかかり、残念がならあまり良く見えなかったが、気持ちは満足である。
下山は北岳肩の小屋〜小太郎山荘分岐〜草スベリ〜白根御池小屋を経由して下山したが、白根御池小屋〜広河原までの下山中、滑りやすく3回もこけてしまいました。
最後は短くまとめてしまいましたが、全体的には天候にも恵まれ、満足な山行でした。
下山時、偶然にも近所(船橋)の方と出会い、広河原までご一緒させていただいた。聞くところによると、私の父親より少し年上で、本日の登山が最後の登山だという。。その方は、今まで全国100名山を走破、山梨100名山などを走破、すばらしい経歴の山男である。引退最後に選んだ山は小太郎山。
陽気なおじさんは、今日はたくさんの登山者が上がっていたったので山小屋は寝るところがないぞ〜と、これから登ってくる登山者に声をかけ、笑いを取りながら下山していったのである。これからも元気で山登りを続けて欲しいと思います。
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