南伊豆の里山 藤原山〜小松野山

2023年01月13日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.8km
• 登り: 787m
• 下り: 783m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 0:28
• 合計: 6:56

8:30 スタート地点
9:54 10:07 藤原山
11:10 11:15 辻の段
13:03 13:08 栗の木峠
13:40 13:45 小松野山
15:26 ゴール地点

今日は温かな日差しの中、南伊豆の里山歩きを楽しみました。同行してくれた山友はこの地域の山に精通しており私は後をついて行くだけです。しかしルート上には倒木、倒竹帯の通過があり簡単ではありませんでした。
尾根には明瞭な杣道があるところもありましたが、全体的に地形が複雑のうえ獣道と杣道が交錯している個所が多く、コンパスとGPSを使いながら慎重に歩きました。

天候

☼ 暖かった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蓮台寺温泉へ駐車

コース状況／危険箇所等

尾根上には明瞭な踏跡がある所がありますが、全体的に獣道と杣道が錯綜していて分かりにくいです。コンパス、地形図、GPSは必携です。
小松野山は曲道山とも呼ばれているようですがヤマレコでは小松野山と表示されているため小松野山で統一させていただきました。

その他周辺情報

直帰しましたが、金谷旅館の千人風呂に入ってみたかった。

写真

1/13 8:41

吉田松陰寓寄処（隠れ家）

1/13 8:41

吉田松陰が下田で密航を企てた時の隠れ家です。

1/13 8:41

偶然ですが今、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでいます。幕末のイメージが浮かんできました。

1/13 8:41

いつか訪れてみたい所です。

1/13 8:45

温泉が豊富なところなんですね。
足湯ではなく手湯でした。

1/13 8:47

登山口に大きなお寺がありました。

1/13 9:01

日蓮宗のお題目が書いてありました。

1/13 9:10

お地蔵様が道標を兼ねていました。
右あまぎみち、左まつざきみちと書いてあります。

1/13 9:18

この谷にはこのような石積がたくさん見られました。
昔の畑の跡だと思います。

1/13 9:28

峠まで登るとお地蔵様がいらっしゃいました。

1/13 9:29

170年前、吉田松陰が唐丸籠に乗せられて通った道です。

1/13 9:49

天城連山が良く見えました。右から万二郎岳、馬の背、万三郎岳

1/13 9:54

藤原山の三等三角点（相玉村）

1/13 9:57

大きな石塔がありました。

1/13 9:58

石に刻まれた山林の借地証書？です。

1/13 10:25

この峠にもお地蔵様がいらっしゃいました。

1/13 10:41

今日登った藤原山です。

1/13 10:49

下田の海が見えます。

1/13 10:51

こんなところに人工物がありました。

1/13 11:10

辻の段にはたくさん石塔が立っていました。

1/13 11:10

残念ながら今日は伊豆七島は見えませんでした。

1/13 11:25

とてもユニークな石碑でした。
どういう意味があるのかな？

1/13 13:03

栗の木峠の石仏です。

1/13 13:04

端正なお顔のお地蔵様もいらっしゃいました。

1/13 13:41

小松野山三等三角点（横川村）

1/13 14:01

小松野山が見えました。

1/13 14:31

この広場には玄通寺という大きなお寺があったそうです。

1/13 14:32

玄通寺の井戸です。

1/13 14:35

立派な木がありました。

1/13 14:41

民家が見えました。
ここからは長い車道歩きです。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 ストック カメラ

感想

十郎左ェ門

天城山を境に南側は北側に比べ山中に石塔やお地蔵様、石仏が多いと感じました。まだ天城越えの車道がなかった時代、人々は馬に荷を載せていくつもの峠を越えて生活していたのだと思います。
そのため、古の人々は峠に石仏やお地蔵様等を建て旅の安全を願ったのでしょうか？・・・私の勝手な想像です。
今日歩いた山は多くのアップダウンあり藪こぎありで体力的には手ごたえがありましたが、思いがけず吉田松陰のゆかりの地を見られたり、幕末から明治時代にこの地域に住んだ人々の生活を顧みることができたり、楽しい一日となりました。
Mさんありがとうごいざいました。