土岐城山(ときしろやま）で新たな発見

2023年01月15日(日) [日帰り]

• GPS: 03:12
• 距離: 4.9km
• 登り: 291m
• 下り: 291m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:01
• 休憩: 1:11
• 合計: 3:12

9:17 スタート地点
10:51 12:02 土岐城山
12:29 ゴール地点

天候

曇り一時パラつき

アクセス

広島市内から車で30分

コース状況／危険箇所等

山道は危険個所無し。
但し、土岐城山の東、南北に走っている国道34号（矢野安浦線）は交通量が多く歩道がないのでルートにするのであれば注意。

その他周辺情報

麓情報
西側：藤三、げんこつラーメン、ウオンツ
南側：ばり馬ラーメン、平和園
ラーメン好きな方は下山後いかが？

写真

1/15 9:25

昨年末はここ龍王峠休憩所はOpenしていたようだけど現在閉鎖中の為、反対側の道路脇スペースに停める。
不法投棄が多いからかな、カメラが設置されていた。
左側の道路沿いにもペットボトル等、色々と投げ捨てられていた、悲しい。

1/15 9:28

階段を上っていると、

1/15 9:28

両サイドに万両が。
他に百両、千両があるのは知らんかった、私だけ？

1/15 9:28

登りきると祠が、元祖龍王神社だそうで。
ここで健康祈願

＜以下、おしどり登山隊さんのレコから抜粋＞
熊野町には2つの龍王神社があり、1615年もともとの神社として「龍王神社奥の院」が建立されたが、ここは峠の中腹、参拝には便利が悪かったせいもあり、いつしか「御旅所」となっていた萩原地区の神社に龍王神社の機能が移ってしまった。

1/15 9:40

道はちゃんと整備されているね。

1/15 9:45

広い平地が。350ピーク
手前に、

1/15 9:45

戦時中に設置予定だった探照灯台（途中で中止）跡らしい。ようやく情報をネットで見つけた。
聴音機の基礎も似てるけど、アンカー打ち込む穴が6個と少ないので、探照灯台で識別できるのかな。
詳しくは感想のURL参照。

1/15 9:47

階段を上ると

1/15 9:50

平坦な場所でベンチあり

1/15 9:50

北方向に見えるのが今から登る土岐城山かな。

1/15 9:55

兵舎跡（戦時中に建てられた）
ちかくにレンガのかけらが沢山転がっていた。
戦後、住民建築材料として取り壊したようだ。

1/15 9:55

ここ

1/15 9:59

一旦西側へ下ります。

1/15 10:09

トイレ休憩の為遠回りを。
げんこつラーメン食べたいけど。

1/15 10:19

登山口まで歩き中。

1/15 10:22

溜池にて
取り壊されなくてよかった。

1/15 10:28

上流は標高低そうだけど砂防ダムがいるのかなあ・・・。

1/15 10:31

この下にも車が2台ほどおけるみたい。
団体さん17名が集合されていたので、急ぎ足で上がる。
古井戸コースへまわらずまずは頂上へ直行する計画に変更。

こちらも道よし

1/15 10:35

団体さんとの混雑を避けるため、
頂上へ直行に計画変更、右側の石段コースを選択。

1/15 10:42

古そうな石段じゃ。

1/15 10:53

はやくも頂上手前に到着

1/15 10:53

祠をスルーしたが相棒はしっかり祈願
ここは二の丸跡で土岐神社だそうで。
三の丸はどこじゃったのかな。

1/15 10:53

神社の下にベンチ

1/15 10:57

頂上
この時は風がなく時々日差しがさして気持ちよかった。
こいのぼりはおとなしく。

1/15 10:58

東方向に小田山

南西に絵下山、金ヶ燈篭山
金ヶ燈篭山にも遺構があるようだ、
未だ登ってないので確認したね。

城山と洞所山
城山も遺構があるみたいだけど、今回調べたネット情報では未探索となっていたので面白そう。

1/15 11:42

城山麓をズーム
傷跡が沢山見られる。

1/15 11:05

元気になったと同時に、寒くなる。

1/15 11:18

うどんとおにぎり
曇りで少し風ができてきて寒かったのでうどん美味し。

1/15 11:31

熊野高校方面ズーム

1/15 11:34

コーヒータイム
団体さんから色々な話が飛び出していて意外と面白かった。

1/15 11:50

昼食後は古井戸探し
なにやら分岐がまっ直ぐ行けば北東の登山口へ下りるけど、左側の方へ

1/15 11:50

古井戸へ向かう

1/15 11:53

山城の名残、古井戸の看板がちゃんと設置してある、いいねえ。

1/15 11:53

少し下りると左側にあった
頂上からは標高30mダウン（100m強歩く）

1/15 11:53

噂通り、少し水が湧き出ているのだ。
掃除道具があるから、

1/15 11:54

流石に今回はここ掘れワンワンはきついので、
3回くらい汲み取りの道具（名前がわかりません）で
落ち葉をすくう。
誰かがメンテされてるんだ感謝。

1/15 12:07

山頂へ再度登り返して尾根を北へ向かう

1/15 12:11

右手の谷は崩落した傷跡が。
麓に砂防ダムが設置されてたのに納得。

1/15 12:22

付き方に規則性のあるキノコ

1/15 12:22

これがロングなのよ。
ここのお山は伐採が少ないのか、自然で倒木した木が腐っているのが多くみられた。天然更生でいいのかな・・・・。

1/15 12:29

ここ交通量が多く、びびりまくりだった。

1/15 12:51

ハローズ熊野店となりのウオンツにあるガチャポンに
ダンゴムシが、買いたかった〜。500円
今回は我慢。
ちなみに手の平よりでかく見えるけど、実際は小さい。

黄色が今回歩いた道
他にも色々と登るルートがあるね。
北に中世の名残、南に戦時中の遺構、いいねえ。
追記）
龍王神社が南にあるので、ここもパックで歩いてもいいかも。
YoshioEnnaさんレコ情報より。

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

かずまい

日曜日だったので近場のお山を計画

中世の古井戸の確認を主目的に登りましたが、謎の円形上の建造物を確認、帰宅して調べて見ると戦時中の探照灯を設置する台座（途中で中止）であることが判明。
兵舎跡の看板はあったのですが、探照灯についての看板がないのが残念、今後お役所さんで整備される事を期待したいと思います。

深堀すると呉軍港を守るために防空高角砲台や防空機銃砲台が呉近辺に広い範囲で設置され、数々の遺構が調査されている事を知りました。
これらは非常に興味ある情報で、今後の山行は新たな楽しみの一つになりそうです。
（灰ヶ峰の円形状の展望台へ行った記憶がありますが、その直下は砲台の跡だったようで苦笑しました）

尚、当日ttakeshさんがアップされていた東中倉山の遺構はよく整備されており驚きです。（調査＆整備で5年かかったとか）
呉海軍警備隊の配置図によるとここは中野村に配置したことになっているようですが、実際は中野村とは場所が違ようで、故意に計画したのではというコメントがありました。

参考URL
①熊野の防空砲台
　土岐城山南峰の調査状況が記載されている。
　他、熊野神社裏手の砲座、金ヶ燈篭山支峰の聴音探照所
https://www17.big.or.jp/~father/aab/kure/kumano/kumano.html

②呉周辺の防空砲台（マップあり）
　資料の真ん中くいらいに調査した（一部未探索）表があります。
　お山や地名をクリックすると調査情報が見れます。
https://www17.big.or.jp/~father/aab/kure/kure_AA.html

③日本陸海軍の探照灯と空中聴音機
　　探照灯の解説あり。
　　空中聴音機を測定諸元を用いて探照灯を目標に指向し、照射された目標を別途光学機器によって照準していた、とある。
https://www17.big.or.jp/~father/aab/kikirui/sl.html