赤岳 (文三郎道→地蔵尾根)

2023年02月17日(金) ~ 2023年02月18日(土)

• GPS: 08:59
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,289m
• 下り: 1,275m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 1:52
• 合計: 7:50

7:02 美濃戸
8:00 8:00 中ノ行者小屋跡
9:24 9:50 行者小屋
9:58 9:58 阿弥陀岳分岐
10:52 10:53 赤岳主稜チョックストーン
11:06 11:12 文三郎尾根分岐
11:23 11:30 キレット分岐
11:39 11:40 竜頭峰分岐
11:46 12:08 赤岳
12:14 12:20 赤岳頂上山荘
12:47 12:48 赤岳天望荘
12:54 13:02 地蔵の頭
13:51 14:11 行者小屋
14:19 14:19 中山乗越
14:23 14:37 中山尾根展望台
14:39 14:39 中山乗越
14:52 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 1:00
• 休憩: 0:03
• 合計: 1:03

7:28 赤岳鉱泉
8:02 8:05 堰堤広場
8:31 美濃戸

天候

1日目 快晴。稜線にて西の風0〜15m/sくらい、正午頃気温-10℃くらいでした。
2日目 早朝高曇り、前線の接近に伴い雲が下がってきて昼頃には赤岳頂上部は雲の中へ隠れてしまいました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道を諏訪南ICで下り、美濃戸口の登山口へ。八ヶ岳山荘の大駐車場1日800円。登山口に至る車道の路面は一部を除きほぼ乾燥していましたが、駐車場内は雪と氷ですので結局スタッドレスタイヤが必要かと。

コース状況／危険箇所等

●稜線や直下には岩雪ミックスまたは地面むき出しの箇所多数。文三郎道・地蔵尾根共に岩の上に着いた雪が薄いので、下りはアイゼンの爪の効きに注意。鎖や梯子はほぼ全部出ていました。
●美濃戸林道はところによってアイスバーン状態。通行する車はほぼ例外なく金属チェーン装着でした。自分は歩きました。
※GPSログは美濃戸山荘前からです。

その他周辺情報

●赤岳鉱泉はドコモの電波なし。地蔵尾根を少し上の方へ行くと電波を拾えます。
●赤岳鉱泉の夜は(いつものことですが)冷えます。要防寒対策。象足を履いている方がおられて、自分も持ってくるんだったとちょっと後悔しました。
●下山後、尖石温泉縄文の湯でひと風呂浴びました。小ぢんまりとした立ち寄り湯です。大人一人600円。

写真

2/17 5:57

美濃戸口、午前6時。車を置いて出発です。

2/17 6:21

美濃戸林道をせっせと歩いていると、白々と夜が明けてきました。

2/17 7:02

美濃戸山荘前で右へ分かれ、南沢へと進みます。

2/17 8:28

もうすぐ行者小屋。横岳の稜線が見えてきました。

2/17 9:49

行者小屋前にて。大快晴に恵まれました。

2/17 10:27

中岳と阿弥陀岳を右に見ながら、文三郎道下部の急斜面を上がっていきます。

2/17 10:47

高度を上げるにつれて、中岳と阿弥陀岳の姿が変わっていくのも一興。

2/17 10:56

もうすぐ阿弥陀分岐。昨年もそうでしたが、雪が少ないです。

2/17 11:20

いよいよ文三郎上部の急登。

2/17 11:25

急斜面をトラバース。大雪で鎖が埋まったりするとちょっと怖さを感じる場所ですが、問題なく通過。

2/17 11:34

終点が見えてきました。

2/17 11:39

文三郎道を登り切り、谷底を振り返ったところです。頂上まであと一息。

2/17 12:10

赤岳頂上に着きました。

2/17 11:49

権現岳の向こうに南アルプス北部の峰々。

2/17 11:50

阿弥陀岳の向こうは真っ白な御嶽山です。

2/17 11:50

蓼科山と北アルプス北部の山々。

2/17 11:53

そして富士山。この日の赤岳頂上は、360度見ほうだいの大絶景でした。

2/17 12:15

風は吹いたり吹かなかったり。吹いても体感最大15m/sくらいであったと思います。

2/17 12:18

さて、赤岳天望荘方面へと下ります。

2/17 12:24

尾根通しのトレースとトラバースのトレース。自分はトラバースしましたが、どちらでも行けそうです。

2/17 12:28

赤岳北面は雪が飛んでしまってこの通りでした。

2/17 12:43

赤岳天望荘から振り返って見上げた赤岳。登るたびに思うのですが、かっこいい姿です。

2/17 12:48

天望荘は冬季営業を終了しておりました。ここがやってくれていると横岳が楽なんですが。。

2/17 12:49

しばらく行っていない横岳を正面に見ながら地蔵尾根へ。

2/17 12:57

お地蔵様の前で主稜線とお別れしました。

2/17 12:58

さて、地蔵尾根を下ります。最上部のナイフリッジには、右側(北側)をトラバース気味に通過するトレースがついていました。

2/17 13:05

下降中の急坂を振り返ったところです。雪は薄くて柔らかく、時折アイゼンの歯が岩にカチンとあたりました。

2/17 13:11

地蔵尾根中盤の急降下トラバース。鎖も梯子も出ていました。

2/17 14:24

行者小屋から赤岳鉱泉に向かう道すがら、中山展望台に立ち寄りました。一日無事に楽しませていただきました。

2/18 7:26

翌早朝の赤岳鉱泉。高曇りです。

2/18 7:41

北沢登山道を下りました。

2/18 7:46

ここは桟道が露出しておりますが、美濃戸までの北沢全体としてはしっかりした雪の道でした。

2/18 7:58

野湯？？？w

2/18 8:46

美濃戸を過ぎると車道歩きです。ここはゴリゴリのアイスバーンですが、

2/18 8:49

場所によってはこの通り地面が露出しておりました。春が近づいていることを思わせる光景です。

2/18 9:20

このカラマツ林を抜ければ美濃戸口です。美濃戸口の駐車場はほぼ満車とみえる盛況ぶりでした。

2/18 10:17

下山後、尖石温泉縄文の湯付近から見上げたお山。前線の接近に伴い、だいぶ雲が下がってきたようです。では八ヶ岳さん、また来ます。

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

装備

個人装備

12本爪アイゼン 6本爪軽アイゼン(行者小屋より下) ピッケル ヘルメット サングラス バラクラバ ハードシェル上下

感想

江波山のたぬき

金曜日でしたが、赤岳鉱泉の大部屋はかなり埋まり、食堂には中国語を話す団体の姿も。コロナ前の賑わいがだいぶ戻ってきたようです。