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記録ID: 5224150
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

厳冬期 穂高連峰 涸沢岳西尾根 備忘録

2023年02月27日(月) [日帰り]
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GPS
17:09
距離
19.2km
登り
2,136m
下り
2,127m

コースタイム

日帰り
山行
15:40
休憩
1:30
合計
17:10
1:35
60
新穂高
2:35
2:40
50
穂高平小屋
3:30
3:45
275
白出沢出合
8:20
8:30
200
蒲田富士
11:50
12:20
110
涸沢岳
14:10
14:30
150
蒲田富士
17:00
17:10
40
白出沢出合
17:50
17:50
55
穂高平小屋
18:45
新穂高
厳冬期 穂高連峰 涸沢岳西尾根 -備忘録-

01:35 新穂高
02:35 穂高平小屋
03:30 白出沢出合
08:20 蒲田富士
11:50 涸沢岳 着

12:20 涸沢岳 発
14:10 蒲田富士
17:00 白出沢出合
17:50 穂高平小屋
18:45 新穂高

※その他 往復路共に装備換装や大休憩箇所
白出沢出合、2360m地点テント場、森林限界蒲田富士分岐、F沢のコル手前
天候 天気:晴れ
気温:-10〜-8℃ 程
風速:早朝10 m/s その後 微風 5 m/s 程
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高駐車場
https://www.okuhida.or.jp/archives/5001
2023/02/27
厳冬期 穂高連峰 涸沢岳西尾根 備忘録
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2023/02/27
厳冬期 穂高連峰 涸沢岳西尾根 備忘録
終業後 好天を期待し栃木から岐阜の新穂高に1時過ぎ到着。早々に準備し久々の徹夜登山。重量そこそこ どうなることやら
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終業後 好天を期待し栃木から岐阜の新穂高に1時過ぎ到着。早々に準備し久々の徹夜登山。重量そこそこ どうなることやら
憧れの涸沢岳西尾根と厳冬奥穂を目指し昼12時をリミットに山行開始。林道に入って直ぐ雪道。トレースあり
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憧れの涸沢岳西尾根と厳冬奥穂を目指し昼12時をリミットに山行開始。林道に入って直ぐ雪道。トレースあり
白出沢出合。尾根に取り付く前に装備換装
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白出沢出合。尾根に取り付く前に装備換装
雪山登山を始めた頃から憧れあった 涸沢岳西尾根 取付き「トウヒ」
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雪山登山を始めた頃から憧れあった 涸沢岳西尾根 取付き「トウヒ」
アニマルトレース
アニマルトレース
ヒューマントレース感謝です。序盤からラッセルの場合 どんな健脚でも1dayかなり厳しいかと
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ヒューマントレース感謝です。序盤からラッセルの場合 どんな健脚でも1dayかなり厳しいかと
フィックスロープ辺りから斜度 増し増し
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フィックスロープ辺りから斜度 増し増し
大岩を巻き巻き
空が白み始め 木々の間から西穂
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空が白み始め 木々の間から西穂
まだまだ長い樹林帯
まだまだ長い樹林帯
キレットの先の南岳
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キレットの先の南岳
2360m地点テント場。厳冬期にテント泊してる人の方が1day勢よりツワモノって思うのは私だけじゃないはず
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2360m地点テント場。厳冬期にテント泊してる人の方が1day勢よりツワモノって思うのは私だけじゃないはず
ひと登りし テント場を見おろす
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ひと登りし テント場を見おろす
森林限界が近づいてきました
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森林限界が近づいてきました
森林限界 蒲田富士分岐。これまでの苦労が報われる絶景が待っています
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森林限界 蒲田富士分岐。これまでの苦労が報われる絶景が待っています
同所より 笠,奥に白山
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同所より 笠,奥に白山
同所より 南岳,飛騨沢,西鎌尾根方面
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同所より 南岳,飛騨沢,西鎌尾根方面
同所より 蒲田富士方面
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同所より 蒲田富士方面
同所より 奥穂,ジャンダルム
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同所より 奥穂,ジャンダルム
同所より 西穂
蒲田富士への登り。山頂直下のフィックスが見える
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蒲田富士への登り。山頂直下のフィックスが見える
太陽は偉大
フィックスロープのある雪壁をふり返って
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フィックスロープのある雪壁をふり返って
蒲田富士の雪稜を涸沢岳へと進みます
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蒲田富士の雪稜を涸沢岳へと進みます
蒲田富士の雪稜歩き。途中ご一緒したテント泊の方と感動を分かち合いながら
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蒲田富士の雪稜歩き。途中ご一緒したテント泊の方と感動を分かち合いながら
その年の雪の積もり方によって変化はあるものの 蒲田富士は「両雪庇」となる場合が多く 天候やトレース有無でとても難しくなります
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その年の雪の積もり方によって変化はあるものの 蒲田富士は「両雪庇」となる場合が多く 天候やトレース有無でとても難しくなります
トレースがない状態で踏み込む場合 さらに注意が必要。視界不良時は避けたい箇所です
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トレースがない状態で踏み込む場合 さらに注意が必要。視界不良時は避けたい箇所です
左:白出沢側(荷継沢)。右:チビ谷側 雪庇が大きく張り出しています
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左:白出沢側(荷継沢)。右:チビ谷側 雪庇が大きく張り出しています
F沢のコル,ルンゼと対峙
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F沢のコル,ルンゼと対峙
同所より 南岳,大喰岳,槍の先っちょ
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同所より 南岳,大喰岳,槍の先っちょ
先へ進み F沢のコルをふり返り見る
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先へ進み F沢のコルをふり返り見る
ルンゼを詰めます。ここも注意を怠ってはいけない核心部のひとつです。※雪崩れる危険もあるため状況によって稜線を選択
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ルンゼを詰めます。ここも注意を怠ってはいけない核心部のひとつです。※雪崩れる危険もあるため状況によって稜線を選択
ルンゼを詰め稜線へ到達。ふり返り眺める蒲田富士
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ルンゼを詰め稜線へ到達。ふり返り眺める蒲田富士
北穂側 滝谷 圧巻
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北穂側 滝谷 圧巻
北穂高岳 滝谷。涸沢岳西尾根にて この景色を眺めたい。願いがひとつ叶い 感無量
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北穂高岳 滝谷。涸沢岳西尾根にて この景色を眺めたい。願いがひとつ叶い 感無量
エビの尻尾と槍の先っちょ
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エビの尻尾と槍の先っちょ
ルンゼを越えた稜線辺りから過去最悪に体が重い。徹夜疲労と雪山登山の体作りの調整不足
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ルンゼを越えた稜線辺りから過去最悪に体が重い。徹夜疲労と雪山登山の体作りの調整不足
偽ピークに何度も騙されながら かつてないほど鈍足に一歩一歩
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偽ピークに何度も騙されながら かつてないほど鈍足に一歩一歩
奥穂…。せめて涸沢岳西尾根だけは…完登したい!!
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奥穂…。せめて涸沢岳西尾根だけは…完登したい!!
行動予定を大幅にオーバーして涸沢岳山頂に到着。自分てこんなに弱かったっけ!?
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行動予定を大幅にオーバーして涸沢岳山頂に到着。自分てこんなに弱かったっけ!?
涸沢岳西尾根を経て 涸沢岳 登頂!!
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涸沢岳西尾根を経て 涸沢岳 登頂!!
涸沢岳山頂より 雪山登山を始めたころからの憧憬。雪をまとった奥穂高岳
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涸沢岳山頂より 雪山登山を始めたころからの憧憬。雪をまとった奥穂高岳
同所より 涸沢岳西尾根蒲田富士,奥に笠
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同所より 涸沢岳西尾根蒲田富士,奥に笠
同所より 北穂高-槍
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同所より 北穂高-槍
同所より 槍ヶ岳
同所より 常念
同所より 前穂高北尾根
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同所より 前穂高北尾根
前穂高北尾根。ここも叶えたい目標
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前穂高北尾根。ここも叶えたい目標
前穂北尾根の奥に富士山。日本中の山々が見わたせるような天候に恵まれました
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前穂北尾根の奥に富士山。日本中の山々が見わたせるような天候に恵まれました
同日1day奥穂を成した赤ヘルの方。強くて爽やかな方でした
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同日1day奥穂を成した赤ヘルの方。強くて爽やかな方でした
鈍足でも時間無制限一本勝負で行くか悩みましたが、足が売り切れると下山核心部 危険と判断。好天なのに情けない 冬の穂高は甘くない
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鈍足でも時間無制限一本勝負で行くか悩みましたが、足が売り切れると下山核心部 危険と判断。好天なのに情けない 冬の穂高は甘くない
核心ルンゼ下山し ほっと一息。このところクライミングトレ中心で雪山の体に仕上がってなかったなーとか 仮眠できない日程はキツイなーとか
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核心ルンゼ下山し ほっと一息。このところクライミングトレ中心で雪山の体に仕上がってなかったなーとか 仮眠できない日程はキツイなーとか
冬の奥穂高岳はまた今度になってしまったけれど、絶景にかこまれながら涸沢岳西尾根を登らせてくれた山と家族に感謝
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冬の奥穂高岳はまた今度になってしまったけれど、絶景にかこまれながら涸沢岳西尾根を登らせてくれた山と家族に感謝
まだ未踏の笠も いつか登りにまた新穂高に戻ってきます
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まだ未踏の笠も いつか登りにまた新穂高に戻ってきます
しばらく見納め 奥穂ジャン
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しばらく見納め 奥穂ジャン
しばらく見納め 西穂高
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しばらく見納め 西穂高
へろへろで 涸沢岳西尾根 取付きトウヒに無事下山
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へろへろで 涸沢岳西尾根 取付きトウヒに無事下山
さっき見納めじゃなかったジャン
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さっき見納めじゃなかったジャン
もうしばらくは いいかなっってくらい長く感じた右俣林道
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もうしばらくは いいかなっってくらい長く感じた右俣林道
新穂高に無事下山。不屈の精神で 一から出直します!!
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新穂高に無事下山。不屈の精神で 一から出直します!!
ひらゆの森で入浴と途中SAで1時間半仮眠で超回復。やっぱ睡眠って重要ですわ。何はともあれ おつかれさまでした
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ひらゆの森で入浴と途中SAで1時間半仮眠で超回復。やっぱ睡眠って重要ですわ。何はともあれ おつかれさまでした

感想

2023年02月27日
厳冬期 穂高連峰 涸沢岳西尾根 -備忘録-


《行動予定》
厳冬期 奥穂高岳 涸沢岳西尾根 1day
01:00 新穂高
02:00 穂高平小屋
03:00 白出沢出合
07:30 蒲田富士
09:30 涸沢岳
10:00 穂高岳山荘
11:00 奥穂高岳

11:30 奥穂高岳
12:15 穂高岳山荘
12:45 涸沢岳
14:15 蒲田富士
16:45 白出沢出合
17:45 穂高平小屋
18:45 新穂高

《実績》
厳冬期 涸沢岳西尾根
01:35 新穂高
02:35 穂高平小屋
03:30 白出沢出合
08:30 蒲田富士
11:50 涸沢岳 着

12:20 涸沢岳 発
14:10 蒲田富士
17:05 白出沢出合
17:50 穂高平小屋
18:45 新穂高


【覚書】
雪が締まる2月後半。樹林帯ラッセルの場合1day厳しい。
車移動は小休憩込み片道6時間。睡眠時間無し 高度障害ほぼ確実。


【緊急時】
岐阜県北アルプス山岳遭難対策協議会
電話:0578-89-3005(新穂高登山指導センター内)

岐阜県 山岳遭難対策係 火山防災対策係
電話:058-272-1131

長野県警察本部地域部山岳安全対策課
電話:026-233-0110(代表)

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