木ノ根峠・女夫石山・宮本城山(房低49):岩井駅⇒富浦駅、半袖隊長、不覚にも不入斗山で撤収…要因を徹底検証
- GPS
- 07:41
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 723m
- 下り
- 718m
コースタイム
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:43
累積標高(上り): 723m/ 累積標高(下り): 718m
(注)トンネル二つを通行し、山間の林道歩きがあるので、累積標高差は200mぐらい過剰計上されているように思います。
★EK度数(地理院標高値):31.33=20.51+(723÷100)+(718÷100÷2)
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献 /記録 】
2021年12月31日(金)Dボーイズさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3875937.html
2022年02月23日(水)satfourさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4042640.html
2023年03月21日(火)clover-janis12さん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5292092.html
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】富浦駅1645君津駅錦糸町新宿駅地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 ●歩行距離は全長約20.5kmと長いも、登山口を繋ぐ道路歩き(ロード)が約15.3kmを占めるので、登山道区間は約5.2kmのみである。 ●登山道については下記に詳述するが、荒れた区間はあれども、特段の危険箇所はない (1)登山口⇄木ノ根峠・冷水ピーク 倒木が少しあるだけで、普通の登山道です 冷水ピークからの眺望は素晴らしく富士山も拝めます (2)冷水ピーク⇄不入斗山 ●倒木や棘の灌木が尾根道です ●あまり歩かれておらず尾根筋トップか?トップ下の山腹か?迷う箇所があります ●倒木が7〜8ヶ所あるも、完全に道を塞ぐものはなく「左右に巻く・跨ぐ・乗り越える・潜り抜ける」だけで事足ります ●枝での頭部負傷防止用のヘルメット・トゲトゲした植生を掻き分ける用の手袋(⇒軍手は役立たず)装着をお勧めします ●崖崩れ等の崩落地帯や根こそぎ倒木による陥没箇所はないので危険箇所もありません ●但し枝道(支尾根)に誘い込まれぬようご注意ください⇒写真26参照 (3)登山口⇒女夫石山⇒電波塔 ●下山用のお助けロープが4箇所あるも特段の危険箇所はありません (4)登山口⇄宮本城山 ●最近?整備されてマシになったようで、特段の危険箇所はありません ★水場:木ノ根峠⇒女夫石山へのロード途中 ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★積雪状況:なし ★蜘蛛の巣 :木ノ根峠・不入斗山には多数 ☆半袖 タイム:全行程 ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:全行程で出逢いなし |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★トイレ:岩井駅、道の駅おおつの里花倶楽部、冨浦駅(工事中のため簡易トイレ設置) ★携帯:圏内…だったと思う ★飲・食料調達処:せず ★酒類調達処:せず ★お土産処:買わず ★飲食店:寄らず ★温泉:寄らず ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【記録登録日:2023年3月24日(金)】
【計画段階から悩みました】
完登まで残り4座となっている房総低名山。
暑くなる前・草が生い茂る前に歩かなくては…と考え、位置関係が近い「木ノ根峠・女夫石山・宮本城山」を組み合わせることに。
皆さまの過去レコを参考に、ロード主体の駅⇒駅(脱炭素)縦走コースを計画しました。
計画する過程で悩んだのが
〔撻虜峠⇒不入斗山⇒女夫石山と辿る尾根コース(Dboysさん記録ID3875937)
¬撻虜峠ピストン⇒林道原田山線⇒女夫石山と辿る里道コース(satfourさん記録ID4042640)
のどちらにするか…でした。
尾根コースの中間地点にある不入斗山の記録はたった約20件ほどしか登録されていません。
皆さまの記録を拝読しなくても、「それだけ歩く人がいない⇒厳しい・難しいコースである」のは、その登録件数の少なさだけでも分かりますよね。
(注)現時点で房低完登者28名のうち、尾根コース(不入斗山)を歩いてるのはたった9人のみです。
しかし⇔て札魁璽垢砲鯀択すると、マイマップ上に盲腸線(途切れた赤線)が発生するので美しくない。
だったら“根コースで挑戦してみるか…との不埒な魂胆で、不入斗山を経る計画にしました。
【不入斗山までは快調でした】
青空・花・柑橘類などを愛でながら、木ノ根峠・冷水ピークへ。霞んではいるも、富士山まで見える好天でした。
不入斗山までの尾根道では、途中で枝道に誘い込まれたものの、すぐに修正。
そこそこの倒木こそあれど、単発的であり、道を塞ぐようなものはなく、左右に巻き・跨ぎ・潜り抜ければ何とかなつ程度。
また大規模な崩落・陥没地帯がないため、意外なほどすんなり進みました。
【不入斗山の頂上に立ったものの…】
新しめのピンテに誘導され、最後は攀じ登る感じで不入斗山の頂上(岩峰)に立ちました。
ところがそこからどう行けばいいのか?さっぱり分かりません。
今から目指す女夫石山の鉄塔が見えているので、目指す方向は分かるのですが…。
岩峰から先(北)に進んでみたり、無理に岩峰の東裾のヤブを掻き分けたり…右往左往すること約50分。
もうさすがに八方塞がりとなり、悪戦苦闘することに飽きてきました。
こういう状況では…来た道を戻るのが鉄則ですよね。
戻りながらしつこく女夫石山の踏み跡を探すも…分かりませんでした。
【里道コースに変更し女夫石山・宮本城山へ】
もう嫌になっちゃうよ〜〜〜と泳げたいやきくん気分…半分ぐらいは今日はもう止めよう…でしたが、木ノ根峠登山口に下ったのがまだ12時半前。
ここで帰ったら交通費がもったいないなぁ…とセコいことを考え、気合を入れ直して里道コースで計画続行。
取り敢えずは3座を終えて、残るは立石山のみとなりました。
【検証の結果は…】
遅筆ながらも山行記録を作成するか…とGPSログ(赤線)を登録すると、「不入斗山の最新記録」に拙者が歩いた翌日の記録(ID=5292092)がさらっとアップされていました。
「え〜っ」と思いながら、記録細部までガン見。
ついでに全ての過去記録を調査。
すると見えてきたことは…
,曚楞完が不入斗山付近で進路選択に迷っている
⇒岩稜の北側/南側から進む…との両コメントが並立している
⇒「このピンテが目印」などの写真・コース状況などは一切ない
⇒恐らく確信ないまま分け入っているので、写真を撮る状況にないのだろう
▲蹈阿鮓ると不入斗山の上で右往左往しているケースが多い
⇒その中で、不入斗山に登らず岩稜の手前(南側)を東へ進路変更している複数のケースあり
⇒また急な斜面なので「不入斗山に登るのを諦め」と言った複数の「感想/コース状況」の記述あり
これらを総合的に勘案すると、
【不入斗山には登らず(もしくは登っても戻って来て)、岩稜の手前を右(東側)へ進路変更する】
のが正しかったように思われます。
いずれ確認しに行かなくては…。
【本日登った主な山・峠】
●木ノ根峠(きのねとうげ)171m:初…房総低名山46/49
●不入斗山(いりやまずやま)197m:初…無冠
●女夫石山(めおといしやま)208m:初…房総低名山47/49
●宮本城山(みやもとしろやま)183m:初…房総低名山48/49
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
この記録に関連する登山ルート
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不入斗山まで行きましたか!
不入斗山からだと、原田峠まであとわずかなので、
かなり悔しいですね(お察しいたします)。
行く前に私も調べましたが、
不入斗山の岩々を南側に巻くように抜けていくのかな?、
と思っていました(結局行かずにいったん下山しましたが)。
ヤブ山ルートこそが、南房の楽しみでもありますね。
ラスト1座、立石山のレコ待ってます
不入斗山までは思いの外平穏な道だったのに…。
その先が全く持って分からず尻尾を巻いて帰って来ました。
仰るように、不入斗山の手前(南側)で女夫石山方向へ舵を切るのが正解だったように思います。
木ノ根峠に盲腸線が発生するのを嫌って尾根縦走を選択しましたが、その後の宮本城山でも盲腸線は発生していますので、当初から無理する必要はなかったんですよね。
ヤブ…というか、登山道・林道に倒木や陥没・崩落が多い房総では、「見切り千両」の発想も重要かと感じています。
最後となった立石山…水面房総の中央部にポツンと孤立しています。
まずどこを登山口とするか?そこまでどうやって行くか?下ってから何処に帰り着くか?
どう考えてもロード(道路歩き)8割ぐらいになりそうです。
恐らくですが…出発点は異なれど、satfourさんの立石山山行と似たような内容になりそうです。
隊長
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