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Yamareco

記録ID: 529603
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳「毛木平〜三宝山周回コース」

2014年10月11日(土) ~ 2014年10月12日(日)
 - 拍手
iamclimber その他3人
GPS
32:00
距離
15.7km
登り
1,400m
下り
1,388m

コースタイム

1日目
山行
3:35
休憩
0:40
合計
4:15
9:00
35
スタート地点
9:35
9:35
70
10:45
10:45
55
12:35
13:05
10
2日目
山行
4:00
休憩
1:30
合計
5:30
8:00
15
8:15
8:15
25
8:40
8:50
20
9:10
9:10
40
9:50
9:50
80
11:10
12:30
60
13:30
ゴール地点
天候 【1日目】快晴
 ⇒登山口(9時の段階で7℃)山小屋の気温は7℃
【2日目】快晴
 ⇒山小屋(8時の段階で7℃)登山口の気温は16℃
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
▼駐車場
毛木平駐車場(60台の駐車スペース/駐車料金 無料/トイレあり)
≪カーナビで設定するなら以下参照≫
【目印】JAそ菜販売
【住所】長野県南佐久郡川上村秋山12−58
【電話】0267-99-2121
【概要】JAを過ぎY路地を右に抜け、林道を進むと駐車場に着きます。
コース状況/
危険箇所等
▼登山コース
武信白岩山は登攀禁止になってました。

▼熊情報
今回のルート上ではありませんが、雁坂峠や徳ちゃん新道などで熊出没情報あり。

▼電波
Docomo⇒○ Au⇒×
その他周辺情報 ▼甲武信小屋
【収容人数】150人
【宿泊料金】1泊2食付きで8100円(素泊5500円)
【予約希望】090-3337-8947迄
【販売情報】ビール350ml(500円)ウィスキーRED小瓶 1000円
      ※小屋で買った物でも空き缶、空き瓶は各自持ち帰り。

▽甲武信小屋のテン場
【幕営張数】30張
【幕営料金】500円/1人+500円/1張り
【水場情報】小屋から約300m(無雪期往復15分程度)他、有料1リットル50円

▼温泉
今回は帰り道にある「甲斐大泉温泉 パノラマの湯」を利用。
駐車場から約40分。
【住所】山梨県北杜市大泉町西井出8240-1
【電話】0551-38-1341
【料金】720円
【URL】http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/
-----------------------------------------------------------------------
【今後のための備忘録】
▼気になった飲食店
.凜ラ・アフガン
 欧風カレーがウリのお店。
【住所】山梨県北杜市大泉町西井出8240-3510
【電話】0551-38-3148
【URL】http://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19000083/

中村農場
 甲斐路軍鶏の卵を利用した親子丼が有名。
【住所】山梨県北杜市高根町東井出4986-524
【電話】0551-47-5030
【URL】http://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19000151/
※´△箸發縫僖離薀泙療鬚ら10分以内です。

▼気になった温泉
韮崎旭温泉
駐車場から約70分。
湯質が山梨県一と言われている極上の湯で、地元の方たちに愛されている温泉。
【住所】山梨県韮崎市旭町上条中割391
【電話】0551-23-6311
【料金】500円
※登山口から1時間。一度高速に乗る必要がありますが帰り道です。
毛木平駐車場に到着。
8時30分に到着した時にはすでに満車だったので、側道に止めました。(※同様な車が10台ほど)
毛木平駐車場に到着。
8時30分に到着した時にはすでに満車だったので、側道に止めました。(※同様な車が10台ほど)
毛木平駐車は整備されており、トイレもキレイでした。
登山ポストはトイレの外壁に設置されてます。
毛木平駐車は整備されており、トイレもキレイでした。
登山ポストはトイレの外壁に設置されてます。
初のテン泊装備でデビュー!
ザック界のロールスロイス(と言われているらしい・・・)
「バルトロ65」今日はよろしくね。
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初のテン泊装備でデビュー!
ザック界のロールスロイス(と言われているらしい・・・)
「バルトロ65」今日はよろしくね。
さて出発です。十文字峠は登りがきついということで、源流から登るルートで周回するコースを選びました。
さて出発です。十文字峠は登りがきついということで、源流から登るルートで周回するコースを選びました。
慰霊碑を発見。グーグル先生によると、昭和13年に集中豪雨で山津波(土石流)が発生し、林業従事者9名が亡くなった時のものらしいです。
慰霊碑を発見。グーグル先生によると、昭和13年に集中豪雨で山津波(土石流)が発生し、林業従事者9名が亡くなった時のものらしいです。
道中でしばしの休憩。
ビールは・・・山頂まで我慢。目に毒とはこのことだ。
2
道中でしばしの休憩。
ビールは・・・山頂まで我慢。目に毒とはこのことだ。
ナメ滝に到着。「ここからあと2時間!」という表示に、
喉が疼く。ビールの誘惑に心やられたようだ。
ナメ滝に到着。「ここからあと2時間!」という表示に、
喉が疼く。ビールの誘惑に心やられたようだ。
ナメ滝とは、渓流瀑の別称または通称。
「傾斜のある岩の斜面を滑り落ちるような滝を意味する語」ということと初めて知る。
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ナメ滝とは、渓流瀑の別称または通称。
「傾斜のある岩の斜面を滑り落ちるような滝を意味する語」ということと初めて知る。
「唐松」が植林された森の中を、美しい千曲川のせせらぎを聞き森林浴を楽しみながら歩いていけます。
「唐松」が植林された森の中を、美しい千曲川のせせらぎを聞き森林浴を楽しみながら歩いていけます。
だいぶ細くなってきました。
そろそろかな!?と心躍ります。
だいぶ細くなってきました。
そろそろかな!?と心躍ります。
源流点(水源地) には水源地標が建てられていて、日本一の大河川信濃川(長さ367km)は、ここから始まります。
千曲川から信濃川となって日本海に流れ込みます。また、反対側に流れ出る水は荒川・富士川となって太平洋に流れ込みます。
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源流点(水源地) には水源地標が建てられていて、日本一の大河川信濃川(長さ367km)は、ここから始まります。
千曲川から信濃川となって日本海に流れ込みます。また、反対側に流れ出る水は荒川・富士川となって太平洋に流れ込みます。
源流点付近は、シラビソの針葉樹で覆われ、日中でも薄暗いところです。湧き水を飲んだ瞬間!「とても甘いっ!」と思ったが口に残っていたスポドリの影響でしたw(実際その後飲み直してみても、甘く感じました。)
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源流点付近は、シラビソの針葉樹で覆われ、日中でも薄暗いところです。湧き水を飲んだ瞬間!「とても甘いっ!」と思ったが口に残っていたスポドリの影響でしたw(実際その後飲み直してみても、甘く感じました。)
湧水でパワーを貰っといてよかった!
急登テン泊装備を担いでの急登は、想像以上に疲れました・・・orz
湧水でパワーを貰っといてよかった!
急登テン泊装備を担いでの急登は、想像以上に疲れました・・・orz
甲武信ヶ岳は、山梨県・埼玉県・長野県の3県の境にある標高2,475メートルの山で、日本百名山の一つ。
名前の由来は「甲」州、「武」州、「信」州の境にあるからとされる説が有名ですが、山容が拳のように見えるからという説もあります。
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甲武信ヶ岳は、山梨県・埼玉県・長野県の3県の境にある標高2,475メートルの山で、日本百名山の一つ。
名前の由来は「甲」州、「武」州、「信」州の境にあるからとされる説が有名ですが、山容が拳のように見えるからという説もあります。
頂上からの展望は素晴らしく富士山や奥秩父の山を一望できます。
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頂上からの展望は素晴らしく富士山や奥秩父の山を一望できます。
頂上から15分で甲武信小屋に到着。
外観は昔の小学校のようなノスタルジーが漂っております。
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頂上から15分で甲武信小屋に到着。
外観は昔の小学校のようなノスタルジーが漂っております。
山小屋のすぐ真下にテン場があります。
山小屋のすぐ真下にテン場があります。
早速テン泊の受付を済ませます。
早速テン泊の受付を済ませます。
事前にテント設営の練習をしたかったのですが、時間がなかったのでYou Tube先生で勉強・・・。無事に設営完了!
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事前にテント設営の練習をしたかったのですが、時間がなかったのでYou Tube先生で勉強・・・。無事に設営完了!
水は有料となり、1リットル50円。水道横のペットボトルにお金を入れます。小屋から約300m(無雪期往復15分程度)に水場もあるようです。
水は有料となり、1リットル50円。水道横のペットボトルにお金を入れます。小屋から約300m(無雪期往復15分程度)に水場もあるようです。
山小屋ではビール(350ml)が500円で販売しております。
(※小屋で買った物でも空き缶、空き瓶は各自持ち帰りとなります。)
小屋にはスタッフがいるにも関わらず、ビールが無人販売されており驚きました。「山やに悪い奴はいない」ってことかな?
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山小屋ではビール(350ml)が500円で販売しております。
(※小屋で買った物でも空き缶、空き瓶は各自持ち帰りとなります。)
小屋にはスタッフがいるにも関わらず、ビールが無人販売されており驚きました。「山やに悪い奴はいない」ってことかな?
待ちにまった飲み開始!道中で会った女性2人に山小屋で再度お会いし、一緒に飲むことに。
満天の星と月明かりが顔を覗かせるころには寒さと酔いがまわり早々に就寝。
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待ちにまった飲み開始!道中で会った女性2人に山小屋で再度お会いし、一緒に飲むことに。
満天の星と月明かりが顔を覗かせるころには寒さと酔いがまわり早々に就寝。
翌朝。真っ暗なうちから御来光を目指し登山開始。
初めて、真っ暗な中ヘッデンの明りのみで歩く山は、注意が必要で軽く緊張しました。
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翌朝。真っ暗なうちから御来光を目指し登山開始。
初めて、真っ暗な中ヘッデンの明りのみで歩く山は、注意が必要で軽く緊張しました。
眠るように落ち着いた雲海の絨毯の上で、眠るのを惜しむように輝く月が富士山を照らしており、幻想的な世界が広がってました。
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眠るように落ち着いた雲海の絨毯の上で、眠るのを惜しむように輝く月が富士山を照らしており、幻想的な世界が広がってました。
だんだんと朝焼けが広がり、富士が赤く染まりだします。
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だんだんと朝焼けが広がり、富士が赤く染まりだします。
日の出予定時刻の5時40分ちょい過ぎに・・・
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日の出予定時刻の5時40分ちょい過ぎに・・・
ついに来たー!!!
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ついに来たー!!!
ただただ感動し、御来光を見続けていたら・・・目をやられましたorz
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ただただ感動し、御来光を見続けていたら・・・目をやられましたorz
感動した朝日を背に出発!
甲武信から約40分で「三宝山」に到着。
ほんの8Mほど、甲武信ヶ岳より高いんですね。
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感動した朝日を背に出発!
甲武信から約40分で「三宝山」に到着。
ほんの8Mほど、甲武信ヶ岳より高いんですね。
尻岩。ボルダー課題を作ろうにも、見事なまでにツルツル。
まさに、、、尻だ!
尻岩。ボルダー課題を作ろうにも、見事なまでにツルツル。
まさに、、、尻だ!
その後は2つ3つと、ピークを超えるため、アップダウンが続きます。
その後は2つ3つと、ピークを超えるため、アップダウンが続きます。
時に鎖場もありますが、注意をすれば問題ありません。
時に鎖場もありますが、注意をすれば問題ありません。
武信白岩山周辺は岩陵帯になっています。
武信白岩山周辺は岩陵帯になっています。
武信白岩山は登攀が禁止されておりました。
ボルダーとしては登れなくて少し残念。。
武信白岩山は登攀が禁止されておりました。
ボルダーとしては登れなくて少し残念。。
十文字小屋に到着。
山小屋で聞きましたが、甲武信小屋と経営者が一緒とのことです。
十文字小屋に到着。
山小屋で聞きましたが、甲武信小屋と経営者が一緒とのことです。
トイレはとても綺麗で、1回200円となります。
トイレはとても綺麗で、1回200円となります。
トイレを我慢し、そのお金をソフトドリンク代にまわしました
(1本400円)
トイレを我慢し、そのお金をソフトドリンク代にまわしました
(1本400円)
草木の紅葉はひと段落をむかえ、「深まる秋」を演出しておりました。
草木の紅葉はひと段落をむかえ、「深まる秋」を演出しておりました。
最後の橋を渡るとすぐに駐車場に着きます。
無事みなが下山できたことに感謝。
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最後の橋を渡るとすぐに駐車場に着きます。
無事みなが下山できたことに感謝。
下山後は「パノラマの湯」へ
他ではなかなかお目にかかれない広さの露天風呂は満足。
ただ「パノラマ」というような景色は特に見れませんでした。
次回訪問した際は夜空を堪能したいと思います。
下山後は「パノラマの湯」へ
他ではなかなかお目にかかれない広さの露天風呂は満足。
ただ「パノラマ」というような景色は特に見れませんでした。
次回訪問した際は夜空を堪能したいと思います。

感想

天候の不安から北岳から行き先を変更し、甲武信ヶ岳へ。
初のテン泊の重装備は不安だったが、ここ最近続けてきた週末登山の甲斐もあって、
仲間に迷惑をかけることもなく登りきることができ一安心。

衣食住のすべてを担ぎ、自らの足で登りきって見た御来光は格別でした。
今後も登山経験を積んで、行き先を広げていきたいと思います。



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毛木平から甲武信ヶ岳、十文字峠周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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