苗場山（赤湯林道〜昌次新道〜神楽ヶ峰〜田代ロープウェイ）

2014年10月18日(土) ~ 2014年10月19日(日)

• GPS: 11:21
• 距離: 26.9km
• 登り: 2,262m
• 下り: 1,788m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:59
• 休憩: 0:09
• 合計: 3:08

9:54 元橋バス停
10:02 10:03 火打峠
10:14 10:15 浅貝川鉄橋
10:59 10:59 赤沢
11:17 11:17 小日橋
11:32 11:32 赤湯林道ゲート
11:45 11:45 赤湯林道終点
11:52 11:57 棒沢橋
12:23 12:24 鷹ノ巣峠
12:37 12:38 見返りの松
12:59 12:59 赤湯一号橋
13:02 赤湯温泉山口館

2日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 0:40
• 合計: 8:08

6:08 赤湯温泉山口館
9:41 9:47 苗場山
10:08 10:10 苗場神社
10:15 10:30 苗場神社分岐
10:45 10:47 小赤沢・和山分岐
11:10 11:22 苗場山頂ヒュッテ
12:05 12:06 雷清水
12:18 12:20 神楽ヶ峰
13:03 13:03 棒平
13:30 13:30 神楽ヶ峰登山口
14:16 田代ロープウェイ乗り場

天候

はれ　（両日ともに快晴　ほぼ無風）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路：越後湯沢駅　〜　バス　元橋　（バス料金\590+荷物料金\100）
復路：田代ロープウェイ　〜　徒歩　宿場の湯　〜　徒歩　二居・田代スキー場前　〜　バス　越後湯沢駅　（バス料金\530＋荷物料金\100）

コース状況／危険箇所等

道の状況（危険と思った個所）
※赤湯　山口館前後
　山口館へは最後急坂を下ります。かなりの斜度なので注意が必要でした。同じく山口館から河原歩きを経て昌次新道に入るところは、急坂なのでこちらも注意が必要でした。

※昌次新道
　シラビソ廊下過ぎてから、笹帯を抜けると、いよいよくさりのある岩場に取り付きます。足がかりを確認しながら慎重に登りました。

※苗場山頂
　苗場神社分岐から小赤沢コースの坪場までは、木道からすくに露岩帯になりますが、表面が凍っている岩が多数あり、滑るので慎重に通過しました。

※苗場山頂〜神楽ヶ峰
　苗場山頂直下の下りは、岩面、路面が凍っている箇所があり、急傾斜も重なって慎重に下りました。

※神楽ノ峰を過ぎてからゴンドラ方面への道
　急斜面のところはロープ設置されていました。凍っている箇所はありませんでしたが、ところどころぬかるみありました。

写真

10/18 9:54

今日はここからスタートです

10/18 9:59

今日のゴール予定＆宿泊場所です

10/18 10:13

10/18 10:14

10/18 10:18

10/18 10:21

立派な樹がところどころに

10/18 10:28

ドラゴンドラくぐりました

10/18 10:47

10/18 11:02

10/18 11:13

小日橋見えてきました

10/18 11:17

10/18 11:37

10/18 11:49

10/18 11:50

棒沢橋通過

10/18 11:51

10/18 12:02

さらに紅葉がいい感じになってきました

10/18 12:04

10/18 12:24

鷹ノ巣峠通過

10/18 12:33

10/18 12:37

10/18 12:37

見返りの松
どれが「見返りの松」なのかわかりませんでした

10/18 13:00

山口館手前の鉄橋

10/18 13:01

橋から露天風呂が遠望できました

10/18 13:03

ふむふむ

10/18 13:04

山口館到着です

10/18 13:05

10/18 15:34

ランプがとても良い感じでした

10/19 6:13

翌朝を迎えました
いよいよ苗場山に向かいます

10/19 6:25

赤倉分岐通過
今日は昌次新道（右）を行きます

10/19 6:25

かなり日が差し込んできました

10/19 6:34

サゴイ沢通過
ここで前を歩いていた4人パーティが休憩していたのでお先にいかせていただきました

10/19 6:38

10/19 6:49

10/19 6:57

10/19 7:03

10/19 7:26

10/19 7:29

神楽ヶ峰が見えました

10/19 7:30

10/19 7:31

10/19 7:31

10/19 7:32

10/19 7:34

10/19 7:34

10/19 7:39

10/19 7:39

フクベの平通過

10/19 7:57

赤倉山

10/19 7:58

七合半まできました

10/19 7:59

おそらく日光白根かと

10/19 8:15

平標と仙ノ倉

10/19 8:16

越後方面

10/19 8:17

八合目まできたぞ

10/19 8:29

深穴岩

10/19 8:30

10/19 8:33

10/19 8:33

立派なサルノコシカケでした

10/19 8:41

苗場の山頂の端が見えてきました

10/19 8:48

シラビソの廊下あたり

10/19 8:52

一休み

10/19 8:56

10/19 8:57

神楽ヶ峰の形が変わってきました

10/19 8:58

山頂南側

10/19 9:00

いよいよ森林限界超えたようです

10/19 9:03

10/19 9:03

振り返りシラビソ廊下
本当に廊下状に見えました

10/19 9:04

10/19 9:05

陰影がなかなか良かったです

10/19 9:08

笹帯に変わりました

10/19 9:10

10/19 9:14

10/19 9:17

くさり場を抜けました
上から通過してきた下方向を俯瞰
と前を向いて数歩踏み出すと・・・

10/19 9:19

いきなり木道が現れました
この急な変化の演出にただただ脱帽

10/19 9:19

苗場山頂ヒュッテ遠望

10/19 9:20

ここは9合半だそうです

10/19 9:21

10/19 9:22

池塘の表面はこの時間まだ凍っていました

10/19 9:23

すばらしい快晴
360°全天雲のない景色を生れてから見たことあっただろうか？

10/19 9:26

10/19 9:26

10/19 9:29

10/19 9:34

10/19 9:37

10/19 9:41

苗場山頂標識

10/19 9:42

10/19 9:42

三角点

10/19 9:52

10/19 9:52

10/19 9:53

10/19 9:54

右は槍ヶ岳かな？

10/19 9:55

10/19 10:06

苗場神社に向かいました

10/19 10:06

北アルプスの一部では数日前雪が降ったようです

10/19 10:08

10/19 10:09

苗場山神社

10/19 10:11

苗場山神社の分岐にもどります

10/19 10:16

分岐の休憩スペースでコーヒー飲みながら寝転がっているとヒコー機を発見しました

10/19 10:38

坪場に向かいました
岩ごろごろで表面が凍っているものもあり注意が必要でした

10/19 10:40

10/19 10:42

坪場遠望

10/19 10:42

右の山に大赤沢新道へ向かうトレイルが見えました
なかなかすばらしい！！

10/19 10:43

浅間山
頂上に上がった時に唯一雲に見えたのは、どうやら浅間山の噴煙だったようです

10/19 10:45

10/19 10:46

山頂標識方向に戻ります

10/19 10:49

10/19 10:53

10/19 11:10

立ち寄りました

10/19 11:26

下りに入ります
山頂見納めです

10/19 11:29

これから下って登る神楽ヶ峰までのトレイルが一望
この景色も素晴らしかった！！

10/19 11:33

急斜面で凍結個所が数か所ありました
慎重に通過しました

10/19 11:33

朝登ってきたシラビソ廊下付近を遠望

10/19 11:51

九合目通過

10/19 11:51

振り返ればかなり降りてきました
苗場山は頂上は平たいですが、当面の登山道はどこも最後はなかなかな急坂でした

10/19 12:00

10/19 12:01

お花畑通過

10/19 12:01

花の時期もすばらしいのでしょうね

10/19 12:08

富士見坂通過
運が良ければここから富士山見えるのでしょうか？

10/19 12:08

振り返って苗場山

10/19 12:18

これから降りる稜線とはるか向こうに今日のゴールの田代ロープウェイの乗り場が見えてきました

10/19 12:18

神楽ヶ峰着

10/19 12:22

カッサ湖

10/19 12:22

10/19 12:26

ゴンドラ方向への分岐に来ました

10/19 12:33

苗場山頂
いまさらながら大きい・広い

10/19 13:06

この稜線でも樹々を楽しめました

10/19 13:07

10/19 13:26

10/19 13:30

10/19 13:31

10/19 13:33

先週に続き今週もスキー場で紅葉楽しみました

10/19 13:35

10/19 13:36

平標と仙ノ倉と一ノ倉岳稜線

10/19 13:39

10/19 13:40

10/19 13:42

振り返り苗場山

10/19 13:47

10/19 14:02

ゴールは近い

10/19 14:03

右に挑戦しました

10/19 14:11

田代ロープウェイ

10/19 14:17

10/19 14:32

10/19 14:38

汗流しました

10/19 15:49

今日のゴール

撮影機器：

IXY 3 CANON

感想

poohta

　いや〜本当に広くて素晴らしい山頂でした。特に昌次新道は、頂上直下のくさり付きの岩場をやり過ごしとそれまでの急坂が嘘のように全く景観が変わり、どぉーんと池塘の風景が現れる様は、本当に心憎い演出でした。それだけでも訪れた甲斐がありました。

　今回は珍しく一泊二日の山行きをいつものパートナーさんと共にすることができました。一日目は、麓から山口館までと翌日に備えて距離はいささか控えめとしました。しかし山口館までの道も紅葉や立派な木々を楽しみながら進むことが出来ました。

　山口館に着けば、川沿いの露店風呂に出迎えてもらい、部屋でビールを一杯ひっかけて、早速風呂に向かいました、まだ時間も早かったこともあり、先客さんはいたものの、ゆっくり景色を堪能しながら湯につかることができました。気持ち良く部屋に戻れば夕食を挟んで宴の始まりです、同部屋の方と9時頃まで語りながら飲み続けて深い眠りに落ちることができました。

　出発は明るくなってすぐの6時ごろと決めていたので、5時過ぎに起きて宿で朝食をいただき（因みに朝食は5時半からです）、支度を整え予定通り、6時過ぎに宿を出ました。

　まだ日が差さない道を紅葉を楽しみながら歩いていると周りの高みに朝日が差し込み始め、神々しい風景でした。少しずつ確実に高度を稼ぎながら登って行くと徐々に視界が開けてきて、まず神楽ヶ峰や赤倉山が見えてきて、平標方面も見えだしました。やがて9合目に近づけばいよいよ苗場の頂も大きくなり、周囲の樹相も変わりました。この辺りでは頂を斜め方向から見ることになるので、谷川岳あたりから見る平らのようには見えず、険しい形相に見えました。

　深穴岩を過ぎればいよいよ笹原帯を超えて鎖場に取り付きます。クサリを掴まなくてもホールドは問題ありませんが、私にとっては結構な急坂でした。それを過ぎると冒頭のコメントにつながります。

　今回は許される限り頂上で時間を費やそうと話していました。天気もその企てに十二分に答えてくれて過去記憶にないような「快晴」でした。本当に気持ちの良い一刻を過ごすことができました。まさに至福の時でした。コーヒーも旨かったなぁ。

　今回も素晴らしい山行と温泉に感謝です。


本日の温泉：一日目：赤湯　山口館　／二日目：宿場の湯

本日出合った人
※元橋バス停〜山口館：
　バス停下車：4名
　追い抜かれた人：1名
　すれ違った人：7名＋1団体（約25名）

※山口館〜苗場山頂台地（9合半）
　6合目：4名
　すれ違った人：11名

※苗場山頂付近：多数（しかし事前に予想していたほど人はおりませんでした）

※苗場山頂〜神楽ヶ峰：多数（滑らずに下るのに必死でカウント忘れました）

※神楽ヶ峰先の分岐からゴンドラ付近
　追い抜いた人：4名
　すれ違った人：1名

※ドラゴンドラ、田代ロープウェイ周辺：観光客多数

GPS記録から
一日目
※時刻　　経過時間　3:12:59　／　移動時間　2:38:31　／　停止時間　0:34:28
※スピード　平均　2.7km/h　／　移動平均 3.2km/h
※標高　上り　646m　／　下り　535m

二日目
※時刻　　経過時間　8:08:56　／　移動時間　6:13:48　／　停止時間　1:55:08
※スピード　平均　2.3km/h　／　移動平均 3.0km/h
※標高　上り　1737m　／　下り　1392m