高柄山/上りも下りもバリエーションルートを辿って周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 588m
- 下り
- 587m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
主稜線上の矢野根峠から枝尾根が北側の村道近くまで伸び、境沢を右股と左股に分けている。この枝尾根(境沢二股尾根と仮称)を上る。断続的に微かな獣道らしい踏跡が付いている程度で、テープは皆無だが、分岐の少ない直線的な尾根構成なので、ルート探索は容易である。一部で篠笹の軽い藪漕ぎを強いられる。露岩にも出会うが容易に巻ける。 下りは高柄山北稜を使う。高柄山の頂上近くから北麓の杖突集落に伸びている枝尾根で、比較的明瞭な踏跡が付いている上、赤テープが散見される。ただし支尾根が多いので、ルート探索に気を使う。 全ルートに渡って危険個所は無い。 |
写真
感想
山梨県の最東部にある高柄山には南東側から既に2度登っている。今回は北側から、コース状況の項で述べたバリエーションルートを上り下りして周回した。
上りに使った境沢二股尾根は主稜線の矢野根峠から北に伸びる枝尾根である。同じ矢野根峠から東南東に伸びる枝尾根を4年前に登った。この時は南側の落合集落から支尾根に取付いた。しかし、枝尾根に出る直前で10〜20mの岩壁が4段も次々と現れて、この通過に四苦八苦、多くの時間を費やした。なぜかこの岩壁は地形図に描かれていない。
この4年前に登った枝尾根も、今回使った境沢二股尾根も、ともに地形図を読んで、これなら登れる、と判断した尾根である。しかし、地形図に描かれていなくても、4年前の岩壁のように、何が現れるかは現地に行ってみなければ分からない。同じ山なので同じような状況が想定されるので、今回は時間に余裕を持つため、早出して7時前から歩き出した。
尾根の下部では篠笹が続いたが、藪漕ぎを強いられるほどではなかった。中間部を過ぎてから小さな露岩が現れてきたが、全て簡単に巻けたので、これに梃子摺ることは無かった。
結果的には順調に登れ、実働2時間ほどで主稜線に立てた。勢い込んで取付いただけに、拍子抜けの印象が強い。
下りに使った高柄山北稜はバリエーションルートとして紹介されている枝尾根である。ミスコースさえしなければ、確実に抜けられる、と言った安心感が高い。
ただし支尾根の分岐が多いので、ルート探索に緊張する場面も多かったが、一度もミスコースすることなく、順調に降りられた。
前回の教訓から、早出をして時間に余裕を持たせた。しかし、想定外の伏兵に出会うことも無く、上りも下りもあっけないくらい順調に進んだ。
途中からペースを落とし、休憩時間もたっぷり取っても、2時半にはゴールできた。
前回の苦労がまだ記憶に新しいので、今回は覚悟して臨んだだけに、いささか拍子抜けとなった山行でした。
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