ずっとフッジサーン。快晴の小金沢連嶺(石丸峠〜湯ノ沢峠)
- GPS
- 05:57
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 780m
- 下り
- 1,325m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:56
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に危ない箇所はなし。ただほとんどの時間、太陽に向かって歩く(南下する)ので、樹林帯にいる時に眩しくて登山道が少しわかりづらい時がありました。また、霜柱が溶けるせいか、表面は乾いてるのにズリッと滑る箇所が多くあります。あと、白谷丸から湯ノ沢峠までの最後の下り区間は登山道が新設されているようで、そこは刈られた熊笹の茎だけが多数生え残っていて、変な体勢で踏むとツルッと行きます(はい、僕です……)。 |
その他周辺情報 | 帰りは『やまと天目山温泉』へ(3h510円。地元の方はもっと安い)。施設も温泉も清潔でなかなか良い所でした。 |
写真
感想
アルピニスト天野和明さんがNumber Do誌でも
オススメしていた「甲州アルプス」こと
小金沢連嶺へ初めて行きました。
登山ブログなどでも高評価だったので、
いつかは……と思っていたコースでした。
今回のコースは、
都心から鈍行列車とバスで来られる
日帰り山行の山域としてはギリギリでしょうか。
人気の百名山、大菩薩嶺(=大菩薩峠。
こちらの周回コースは短め。僕は未経験)
と目と鼻の先の場所であるせいか、
甲斐大和駅から出る朝イチのバスは満員でした。
僕は上日川峠の一つ手前の
「小屋平」バス停で下りて行動開始
(乗客の8割は大菩薩嶺の登山口である
終点の上日川峠まで行きました)。
今回は小金沢山を始めとした
いくつかのピークを縦走で越えて、
湯ノ沢峠で下山して
『やまと天目山温泉』がゴール。
温泉から甲斐大和駅に向かう16:16の終バスに乗りたい、
できれば、その1hぐらい前に着いてお風呂にも入りたい、
……ということで、急ぎめで歩きました。
というのも、
標準コースタイム+昼食休憩(30min〜1h)だと、
17時頃のゴールになってしまうから。
標高差のあまりない稜線歩きということで、
1hぐらい巻けるかな!? という目論見でした。
装備も必要最低限にして(バーナーなどは携行せず)
ザックも軽くしておきました。
結果はなんとか15時過ぎにゴールでき、
温泉とビールを楽しんで終バスに乗れました。
肝心の山行についてですが、
快晴だったこともあって、
素晴らしい稜線歩きが体験できました。
ちょうど富士山に向かって南進するルートなので、
富士山はずっと前方にあり、
右手には南アルプスが見えていて、
左手には奥多摩や秩父、遠く丹沢も望める、
そんな大パノラマがコースの各所で楽しめます。
思った以上に樹林帯を歩いている時間がありましたが
(期待しすぎ♪(´ε` ))、
そこを抜けて視界が開けた時の開放感は
本当に素晴らしい物がありました。
また、ハイカーもそんなに多くはないので
静かな山歩きが楽しめます
(僕が行動中に出会ったのは15人ほどでした)。
個人的に一番良かった場所は、
コースの最後の方の白谷丸近くにあった、
コースから1分ほど離れた、
白州(しらす)と岩石のある小ピークです。
どうやら「白谷小丸」という仮称があるようですが
(正式名称あれば教えてくださいませ〜♪(´ε` ))、
そこは富士山を崇めるための天然の祭壇のような趣があり、
何とも言えぬ神々しさと景観にトリコになりました。
人も来なかったので、1hほどそこで休憩しました
(風は吹きさらしで寒かったですが……)。
そこ以外の眺望スポットでは
ザックを下ろすまでの休憩は取らず、
時間優先で動いていました。
これはちょっと反省で、
また次回、もっと味わいながら歩きたいですね。
複数名で行ってタクシー利用を考える
(朝のバスより早く登山口に行くとか
終バスに無理に間に合わせようとしない)ということなら、
もう少しゆったりと動けるでしょうし、
初心者にもかなりオススメできるコースです。
距離は長めでも、
苦しいと感じるような登りの箇所はほとんどないと思いました
(秋冬は日没時間が早いのでその点は注意が必要ですが)。
僕もいずれ誰かを誘ってもう一度行きたいと思っています。
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