南奥駈〜持経宿から天狗山往復
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- GPS
- 12:30
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,307m
- 下り
- 2,299m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 11:16
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
池原から石や塔を目指して白谷池郷林道を進む。 石や塔の少し先にゲートがある。 ゲートから持経宿まで1時間20分くらい林道を歩く。 ゲートまで林道は舗装してあるが、落石が多い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場があるが、それほど難所ではない。 登山ポストはない。ネットで提出。 持経宿は新宮やまびこグループが管理してくれている避難小屋。 2000円。 毛布があり、100円で電灯、携帯の充電器が使える。 人数が多いときは予約する。 |
その他周辺情報 | 温泉は下北山村「きなりの湯」700円。JAFカードで600円になる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
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感想
先月末は台高の山でシャクナゲが綺麗だった。
今週はもう少し標高が上がったところで見ごろかな?と思い、大峰南部の山に行くことにした。もしかしたらシロヤシオも咲いているかもしれない。
白谷池郷林道の様子がわからないので、先日の大雨で落石があることを想定して四駆の軽トラで行くことにした。軽トラならパンクしてもスペアタイヤがある。
実際林道は舗装されているが落石が多かった。
ゲートからは林道はもっと荒れていたが、持経宿を管理している新宮やまびこグループの方たちはゲートの先も車で入れる。よく乗用車でここを通るなあと思う。
1日目はスニーカーで林道を1時間20分ほど歩いて終わり。
夕飯はちょっと豪華に。
何年ぶりかで山でコッヘルでご飯を炊いた。うちで研いで乾かしてきた自家製のお米だ。
生野菜のサラダ、茹でてきた小さなソラマメも自家製。
買ってきたトンカツと去年使わなかったフリーズドライのカレーでカツカレー。
うちの夕飯より豪華かも?(笑)
同宿は昨夜は前鬼の宿坊に泊まって登ってきたという大阪の二人連れの男性。私より少し年上かな。
そろそろ寝る準備をしようと思った19時半頃単独の男性が着いた。この方は太尾登山口から釈迦ヶ岳に登ってきたそうだ。やはり11時間かかったとのこと。
途中で水が無くなったのでビバークすることもできず、ここまで来たそうだ。着くなり水を一気に飲んでから少し休んでいた。
奥駈南部は小さなアップダウンが多く侮れない。
さて、私はコースタイム8時間20分の天狗山往復をして、林道を1時間以上かけて軽トラに戻る計画。時間次第では天狗山まで行かないで戻る予定。
果たして天狗山まで行けるかな?
2日目は4時に起きる。
5時ころ小屋の前で日の出を見ることができた。
小屋の隣の行者堂で般若心経を唱えて無事の登山を祈って出発。
いきなりの急登から始まる。
阿須迦利岳あたりで満開のシャクナゲやシロヤシオが出てきてうれしくなる。
証誠無漏岳の手前で二人組の欧米系の男性に会う。
般若岳で般若心経を唱えようとして腕に付けていたお数珠がないことに気づく。どこで落としたのだろうか。多分滝川辻で休んだときだろう。
どうしようかと思ったが、また引き返すからその時探すことにした。
その後、山頂に着くたびに般若心経を唱えて無事にお数珠が出てくることを祈る。
その後も数人の奥駈をしている人に出会った。もし、お数珠が落ちていたら山名板にかけておいてくださいとお願いした。
でも、もし出てこなかったら、きっとお数珠は皆さんの安全を祈るためにそこに落ちたのだろうと思うことにすると、気が楽になった。
晴れた新緑の奥駈道は美しかった。
たまにシロヤシオやヤマツツジが彩を添えてくれる。
無事天狗山に着いた。休憩時間を入れて5時間。計画通りでほっとする。
釈迦ヶ岳が正面に大きく見える。あ〜〜〜、あそこまで行きたいな。
だが、帰らなくては。30分ほど休んで戻ることにする。
滝川辻に戻る。あたりを見回す。
この辺りで休んだ。こっちにも行った。
あっ!あった!!お数珠が落ちていた。
ほっとする。
しばらくすると、二つに割れているように見える木があった。
近づくと、中は空洞になっている。中に入ってみる。
上のほうでは少しだけ繋がっているが、ほとんど空洞だ。だが、枝が伸びて葉がついている。
なんともたくましい木だなあと思った。
多分檜だろう。
シャクナゲ、シロヤシオがいいなあと思っていたが、最後に見たこの檜に圧倒された。
この木に出会えたことが、今日の一番。そんな気持ちになった。
持経宿に戻り、スニーカーに履き替えて、林道を下る。
ゲートの先では軽トラが待ってくれていた。
コメントありがとうございます。
風もなくお天気に恵まれました。
去年はGW中に、白谷トンネルから行仙岳に登り、般若岳まで行って持経宿に泊まり、翌日笠捨山まで行って、白谷トンネルに下りました。今回は天狗山まで行きたかったので、持経宿に泊まりました。
持経宿あたりの雰囲気が好きです。
持経宿から太古の辻の往復はコースタイムで10時間くらいですね。私なら休憩入れて12時間近くかかるかしら。
新宮山彦補給路は行ったことがありません。今度行仙宿に行くときに歩いてみますね。
大峰南部の山深い山域を歩かれましたね。
季節柄シャクナゲやシロヤシオがきれいに咲いていてラッキーでしたね。
こんな山奥でも歩く人はいるものですね。体力があれば行きたかったなぁ・・・。
落としたお数珠も見つかってよかった!
日ごろの行いが良かったのかな❓(^^♪
今日も素晴らしい山行、お疲れさまでした
コメントありがとうございます。
このあたりは奥駈する人がほとんどなので人は少ないです。
でも、思ったより人に会いました。連休後でも歩く人がいるんだなあと思いました。
大峰は足元の花は少ないけど、シャクナゲやシロヤシオなどツツジ類は多いですね。
新緑だけでも十分きれいでしたが、花があると華やかになりますね。
お数珠、見つかってよかったです。
那智山青岸渡寺の熊野修験25周年記念にいただいたものです。
これからも大切に奥駈のお供にしたいです。
いいですねぇ、また、先を越されましたよ。ゴールデンウイーク、行こう、行こうと思いながら、天候不安定、先延ばしにしていました。地蔵岳から天狗岳周辺、是非、再訪してみたい…。
車とバスを使って何とか行けないか、と思案中です。
大峰のシャクナゲとシロヤシオ!!ー見たい!! とため息です。
コメントありがとうございます。
sari-paAさんが5月に行仙から弥山まで歩くとコメントくださっていたので、もしかしたらどこかで会えるかなとも思いながら歩いていました。
連休のお天気は予報がどんどんいいほうに変わりましたね。行っていればよかったですね。
持経宿で一緒になった大阪からの二人連れは前鬼までは上市からタクシーを使ったそうです。
24000円かかったそうです。二人なら一人12000円か・・・
大峰南部は交通の便が悪いですね。
私は車なのでピストンになってしまいます。
私も時間が取れれば、今月末に行者還岳あたりのシロヤシオを見に行きたいのですが、田植えがあるからどうかなあ〜〜〜
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