裏銀座大縦走〜高瀬ダムから新穂高温泉まで4泊5日の旅

2023年07月09日(日) ~ 2023年07月13日(木)

• GPS: 104:00
• 距離: 50.1km
• 登り: 4,231m
• 下り: 4,417m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:21
• 休憩: 0:01
• 合計: 4:22

11:50 高瀬ダム
12:25 １２ ブナ立尾根登山口
13:08 9 権太落とし
14:01 6 中間点
15:58 15:59 1
16:12 0 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 8:20
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:19

5:46 烏帽子小屋
6:05 ニセ烏帽子岳
6:26 四十八池
6:59 烏帽子岳山頂
7:40 8:33 烏帽子小屋
12:00 野口五郎小屋
12:24 12:30 野口五郎岳
15:05 水晶小屋

3日目

• 山行: 6:21
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:16

6:19 水晶小屋
6:50 6:55 水晶岳山頂
7:23 7:30 水晶小屋
8:41 ワリモ岳頂上
9:14 9:22 鷲羽岳頂上
10:15 10:50 三俣山荘
10:57 三俣蓮華岳巻道分岐
12:11 巻道合流
13:35 黒部五郎小舎

4日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:32

5:18 黒部五郎小舎
6:47 黒部五郎の肩
6:57 7:32 黒部五郎岳
7:32 黒部五郎の肩
8:52 9:05 黒部五郎小舎
10:26 三俣蓮華岳巻道分岐
10:26 三俣蓮華岳
12:07 双六岳巻道分岐
12:36 双六岳中道分岐
12:50 双六小屋

5日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:40

6:10 双六小屋
7:02 弓折乗越
7:35 7:40 鏡平山荘
7:41 鏡池
8:02 イタドリが原
8:35 チボ岩
8:45 秩父沢出合
9:19 小池新道入口
9:46 9:56 わさび平小屋
9:56 笠新道登山口
10:26 お助け風穴
10:42 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
10:50 新穂高温泉バス停

スマホは〜ソフトバンク (ワイモバイル含む)がこの山系は強いです。
黒部五郎小舎はソフトバンクのみ。
烏帽子岳は使えませんでした。

天候

7／ 9 　曇り一時小雨
7／10　晴れ時々曇り〜午後から雨
7／11　曇り時々晴れ〜夕方大雨。
7／12　朝曇りのち暴風雨
7／13　曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

JR
新宿ー信濃大町〜あずさ￥4840＋￥2550(指定)
タクシー
信濃大町→高瀬ダム・タクシー￥9300 (とくとくチケット使用で￥7300)
バス
新穂高温泉ー平湯温泉〜￥910
平湯温泉ー松本BSターミナル〜￥2700
JR
松本ー新宿〜あずさ￥4070＋￥2550(指定)

コース状況／危険箇所等

高瀬ダムから濁沢へ出たとき、前日大雨だと丸太橋が流されている可能性があります。
この橋がないと対岸へ渡れません(^^;
濁沢から押し出される土砂で地形は変わっていることが多いです。
信濃大町なびで検索して状況を確認しましょう。

三俣山荘には近辺ルートを〇×で表示してるボードがあります。
大雨時は巻道は沢になるので×でしたが私は行ってしまった。
参考にしましょう。

鏡平小屋を過ぎて新穂高へ降りていくとき、登山道に500KGクラスの岩が2個ありました。通行に問題はありませんが、最近落石したものです。
　
今回前日の大雨で小池新道入口近くの林道を川が横断してました。
靴脱いで渡れるレベルでしたが…。

【烏帽子岳】
山頂直下は岩場で鎖場もあり。
【水晶岳】
野口五郎から水晶小屋へのルートのラストは岩場が続きます。悪天候時注意！
【鷲羽岳】
ワリモ岳付近から岩場が少しあり。
【黒部五郎岳】
稜線に上がるとゴロゴロ岩が多いです。雨時は滑りやすいので注意。

帰り〜新穂高温泉への下りも岩が多いです。
悪天候時の下りは滑りやすいので慎重に。

地形の関係か、今回のルートは強風が多かったです。
天気はまずまずだが野口五郎岳は15〜20mの強風だった。
黒部五郎岳山頂はガスガスで、しかも強風だった。
三俣蓮華岳でも強風と大粒の雨が凄かった…。

結果的に、水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳の山頂に立ったときはガスガスで全く見えず…。
まあ登山はこんなときもあります。

その他周辺情報

双六グループの山小屋はコロナ対策に敏感でした。
小屋内は基本マスクで行動
各小屋共に、雨の日は乾燥室に暖房入れてくれます。
靴は基本ダメですが、それ以外は濡れたもの全て乾きました。

新穂高温泉到着時、観光案内で奥飛騨の湯の割引チケット貰えます。
￥９００→￥８００になります。

写真

7/9 11:42

高瀬ダム到着。
さあ、行こうじゃないか！！
11：50スタート

7/9 11:58

トンネル抜けて〜
御存知のつり橋を行く。

7/9 12:01

たまり場の水はコバルトブルー。

キャンプ場を抜けると〜
あった！あったよ〜丸太橋が！！

こいつが無かったら引き返すつもりだった…。

7/9 12:15

凄い量の土砂が滝のほうから流れてきたわけだ。
大雨後は毎回地形が変わる場所です。

7/9 12:21

ブナ立尾根登山口到着。
いざ〜！！
12：20

7/9 12:22

100m上がるごとの数字のようだ。
計1250mの急登

7/9 12:26

登り口の急坂はしっかりパイプあり。

7/9 12:39

ブナの巨木1

7/9 13:02

巨木2

7/9 13:02

巨木3

7/9 14:01

中間地点。
14：01

7/9 15:11

南沢岳〜不動岳にかけて〜
随分崩れているな…。

7/9 14:25

ゴゼンタチバナが整列してました。

7/9 15:22

一部怖いところもあります。

7/9 15:58

ようやく1番まで来ました。

7/9 15:59

高瀬ダムから1番まで6kmジャスト！
4時間7分

7/9 16:12

16：12
烏帽子小屋到着。
ブナ立尾根登山口から3h50くらい。

7/9 17:28

こういう雰囲気の山小屋好きなんだよね。

7/10 8:20

受付。

7/9 17:11

この人も来ていた！

7/9 16:46

4畳〜5畳くらいの個室でした。
入口はカーテンで仕切り。

7/9 17:00

夕飯〜カレーライスおいしかったです。

本日、泊りは3人で食事は2人だけ。

7/9 17:28

外を散歩。

7/9 17:29

小屋前のイワギキョウがかわいいですね。

7/9 17:29

コマクサも咲いている。

7/9 17:30

偽烏帽子が見える〜

7/10 5:28

朝食。
シンプルだけどおいしかったです。

7/10 5:50

サブザックのみで烏帽子岳往復へ〜
5：45発

7/10 6:01

高瀬ダムが見えた。

7/10 6:01

ズームにすると〜
昨日あそこにいたわけだ。

7/10 6:05

ニセ烏帽子から見る烏帽子岳！

オベリスクや五丈岩のような雰囲気。

7/10 6:07

朝陽に照らされた烏帽子は、
神々しい。

7/10 6:26

烏帽子岳の前に四十八池へ〜

7/10 6:34

池にはアメンボがいた。
なんか不思議。
ラピュタの世界みたい。

7/10 6:32

お花畑もあり。

7/10 6:40

日本庭園みたいなものも。

7/10 6:46

戻ってきて、
いざ、烏帽子岳へ！

7/10 6:55

えっこらえっこら〜

7/10 6:59

烏帽子岳、取ったど〜！！

7/10 7:01

さらに上まで。

7/10 7:02

向こう側が見えました。
薬師岳が見えた！

7/10 7:04

上から見た四十八池。
やっぱりラピュタの世界だ…。

7/10 7:12

これから行く三ッ岳が見える。

7/10 7:29

ニセ烏帽子岳からの烏帽子岳。

7/10 7:30

小屋が見えてきました。
7：40戻る。
1h55ほどの烏帽子岳登山周遊。

7/10 8:27

さて、2日目は水晶小屋まで〜
気合入れてるところ…(^^;
出発します！！
8：30

7/10 9:17

奇岩の上に植物が〜

7/10 9:24

コマクサ畑あり。

7/10 9:16

7/10 9:30

振り返れば烏帽子がいる！

7/10 9:37

烏帽子の山頂をズームすると〜
山頂標識が見えた！！

7/10 10:14

なんでこうなった？

7/10 10:17

野口五郎岳が見えたぞ〜！！

7/10 10:15

ゆったりした山容だが、
半端ない強風が待つ。

7/10 10:22

ライチョウ現る！
親子でした。

7/10 10:21

お母さんに警戒されまくり〜
思わず謝りましたよ。

7/10 10:34

このあたりは稜線の裏なので〜
風が弱く、休憩タイム取る。
烏帽子小屋の弁当食べる。

7/10 10:38

青い空はやっぱいいな。

7/10 10:47

水晶方面。

7/10 10:59

やっぱゴロゴロですな〜。

7/10 11:06

再びライチョウ！！

7/10 11:07

子連れなので雛を見てます。
私への警戒もしてます。

7/10 11:06

背伸びするライチョウ。
避難した雛の位地を確認してます。

7/10 11:07

さらに背伸びして雛を確認。
ビックリさせてゴメン。

7/10 11:39

7/10 11:44

7/10 12:06

野口五郎小屋見える。

7/10 12:03

13日から営業の準備中でした。
いつか泊まりたい小屋。

7/10 12:14

野口五郎の空は大きい〜
流れる雲はめちゃ速い…。

7/10 12:24

着いたど〜！！

バックは鷲羽だよ。

7/10 12:26

あまりの強風に帽子押さえる。

7/10 12:30

さらば、野口五郎よ〜

7/10 12:29

左から回るように真ん中水晶へ向かう。
左奥が鷲羽〜

7/10 13:06

雷雲来てます。

7/10 13:07

五郎池を上から見ながら稜線がカーブ。

7/10 13:07

五郎池のアップ！

7/10 13:09

向こうはだいぶ崩れているな〜。

7/10 13:16

ガスってきました。

7/10 13:36

歩いてきた道を振り返り〜
雨雲が後ろから迫ってきている。

7/10 14:11

雨が降り始める…。
岩場で雨宿り数回〜
ガスガスの中、ひたすら登って水晶小屋到着！
濡れた岩場渡りは前半のヤマ場だった。

7/11 6:14

宿泊者は2人だけ。
烏帽子小屋にいた彼でした。
2階の大広間。

7/10 16:59

夕飯は一人。
野菜たっぷりカレー旨かった(^^♪
おひつの3合食べつくしました。

7/10 16:58

このカレー野菜ゴロゴロです。
これが旨かった(^^)
やっぱ岩ゴロゴロが多い稜線だったからかな。

7/11 5:30

朝食も一人。

そのあと手ぶらで水晶へのピストンへ〜

7/11 6:29

水晶へのピストンはほぼ横への移動。

7/11 6:41

険しい岩場あり。

7/11 6:44

山頂直下は水晶(石英)多かったです。

※採取はOUTよ。

7/11 6:54

水晶岳山頂、取ったど〜！
展望ゼロ…(T T)

そそくさと小屋へ戻る。

7/11 7:30

3日目スタート！
ガスガスです。

7/11 8:01

いきなりライチョウとの出会い。

7/11 8:03

しかも御夫婦でした。

7/11 8:19

ライチョウに気を取られこの標識をスル〜
5分は下ったよ…(^^;
15分のロス…。

7/11 8:39

ワリモ周辺は岩場多し。

7/11 8:41

ワリモ到着。

7/11 9:22

ワリモから30分ほどで〜
鷲羽岳山頂・到着！！
ここまで2名ほどすれ違いました。

7/11 9:20

誰もいないので、ここもセルフ。

7/11 9:52

下りに入り〜
ガスが取れてきた。

7/11 10:14

三俣山荘手前。

7/11 10:15

ようやく来たよ！
三俣山荘。

7/11 10:25

山小屋でサイフォン式コーヒーが飲める。
作ってるとこ見せてもらいました。

7/11 10:28

コーヒーとチーズケーキで静かな時間を過ごす。
BEERは途中休憩で飲みます。

7/11 10:50

下りるとガスが取れる。
最近こういうの多い自分…。

7/11 10:57

巻き道を選ぶ。

7/11 11:05

なんて雄大な眺め♡

なんで山頂いるときガスるのか？

7/11 11:10

巻き道は沢になっていて、
大失敗！！
三俣山荘のルート紹介でも×だったような…。

7/11 11:30

雪もありました。

7/11 12:11

尾根ルートに合流。
まあそれなりに楽しかったが…。

7/11 12:26

ラスボスが見えてきました！

7/11 12:45

7/11 12:51

ルートにはテープ巻いた石があるので、
わかりやすい。

7/11 12:49

ガスは相変わらず濃いけど〜
やっぱ登山は楽しい。

7/11 13:02

黒部五郎岳が全容を見せた！！

7/11 13:06

なんというカールだ(^^♪

7/11 13:08

黒部五郎に乾杯！！

7/11 13:35

30分ほど下って黒部五郎小舎・到着！！

7/11 13:37

7/11 14:39

向こうに見えるは、薬師岳！

7/11 14:39

少し日差しもあって心地いいので〜
外のベンチで記録付け
散歩したりも♪

7/11 15:14

15時過ぎから嵐になる。

7/11 17:08

今日の寝床。

7/11 17:08

こんな感じの5人部屋に2人。

7/11 17:34

本日は6人宿泊。
6人での夕飯でした。
とんかつ旨かった。

7/12 4:31

4：30朝食。
黒部へ登る人を考えて早めなんでしょう。

7/12 4:48

今日の昼飯弁当もらう。

7/12 5:18

ザックを小屋にデポし、
小リュック1つで黒部五郎岳へ〜

7/12 5:36

7/12 6:04

カールの中は不思議な世界。

7/12 6:12

ガスが取れてきた！！

7/12 6:20

目の前の壁を登って稜線に上がるわけだ。

7/12 6:20

7/12 6:42

稜線に出ました。

7/12 6:47

黒部五郎岳の肩。
ここから10分。

7/12 6:56

7/12 6:58

黒部五郎岳・登頂！
結局ガスガスでした。

7/12 7:33

黒部五郎、取ったど〜！！
小屋で一緒だった人に撮ってもらう。

7/12 7:31

山頂で35分粘るもガスは晴れなかった…。

7/12 8:52

山頂まで100分・山頂休憩35分・下り80分
計3時間35分の五郎へのピストン。

7/12 10:03

10時過ぎから雨になる。
すぐに雨装備にし、
大雨の中登る。

7/12 11:02

三俣蓮華岳到着。
あまりの暴風雨に三俣山荘に行こうか悩んだ。
雨と強風のダブルは心が折れそうになる…。

7/12 11:06

この天気の中、ライチョウ親子が心を温めてくれる。

7/12 12:07

双六岳山頂を踏むことは稜線でもろに暴風雨を受けることになる。
中道ルート(巻道)でダイレクトに双六小屋を目指した。
巻道選んだ人多かった。

7/12 12:47

双六小屋が見えた！！
今日の風雨は一番堪えた。
全身ずぶ濡れ〜靴もグチョグチョ。

7/13 6:07

部屋は2階の双六岳のネーム。

7/12 18:26

7人部屋に今日は5人。

7/12 17:34

夕飯は凄かった！！
こんな天ぷら食べれる山小屋は、ここくらいだろう。

7/13 5:04

朝食は鮭でした。

7/13 6:07

出発の準備。

7/13 6:07

ここは自販機があるんだよ(^^;
大好きな本搾りも飲める。

7/13 6:09

朝方まで風雨が恐ろしく強かったが、
雨雲は完全に切れたので、
今日は雨が降らない。
スマホで確認。
ということでラスト5日目です。

7/13 6:14

さらば、双六小屋。
本来なら鷲羽岳がバックにそびえてるんだ。

7/13 6:21

7/13 6:36

7/13 6:36

7/13 6:49

7/13 6:55

最終日までライチョウさん、
出てきてくれました。

7/13 7:34

鏡平小屋。

7/13 7:41

そして〜鏡池・到着！
池面に映るは木々ばかり…。

7/13 8:01

さあ降りよう。

7/13 8:05

7/13 8:11

途中、登山道に落ちてたけど〜
最近だよね、これ(^^;

7/13 8:14

さらに大きなものも。

7/13 8:35

7/13 8:45

秩父沢出合〜
さすがに水量が半端ない。

7/13 8:45

秩父沢の橋を渡る。

7/13 9:16

あの橋あたりが、
小池新道登山口。

7/13 9:28

わさび平小屋まで1キロほどのところで〜
林道を横断する川が出来てました。
裸足になって渡りましたよ(^^;

7/13 9:42

緑の濃い森の道を進んで〜

7/13 9:45

わさび平小屋到着。

7/13 9:46

たっぷり冷えてます。

7/13 9:47

トマト1個￥200〜食べました。

7/13 10:42

7/13 10:51

無事に4泊5日の裏銀座縦走終わる。
我ながら50K越えは頑張ったよ。
10：50

7/13 10:54

観光案内で割引券もらい、
すぐ裏にある奥飛騨の湯へ
￥900→￥800

7/13 12:32

11：55平湯温泉行きバス・12：55松本行バスを乗り継ぎ、
14:50発の新宿行あずさに乗れた。

ライチョウ木彫りは平湯温泉BSターミナルのベンチ。

撮影機器：

COOLPIX B500 NIKON

X5-LG LGE

装備

MYアイテム

snufkin

重量：-kg

備考

５日間の長丁場だったので、体を拭くボディシートやウエットティッシュは必須。

感想

snufkin

3泊4日で行けなくもないがタイトなのと天候が期待できないので午後からの雷雲も考え、早め小屋到着の4泊5日にした。
直前まで、行くか悩んだ今回の山行…。
最初の数日は〜雨はそんなでもない感じなので行くことにした。
だが、濁沢の丸太橋があるかどうかが一番のカギだった。
調べたが情報が得られないので、現地まで行って確認するしかない。
1週間前のヤマレコの記事では、橋は流され腰くらいまで濁流に入らないと渡れないので七倉から上がった山行があったし。
新たな丸太橋をかけたのは出発3日前にわかった。
再び流されて無ければ戻る予定だった。
そして橋は残っていた…日記にも書きました。

今回、ブナ立尾根を登ったことで、日本三大急登をコンプリート！
全く意識しておらず、当初は新穂高温泉から登る予定だったし。
山小屋営業開始日との関係で烏帽子からのほうがスムーズに行けるということで、このルートになった。
ガスが濃い毎日で、烏帽子・野口五郎以外は全て山頂に立った時は展望ゼロだった。
4日目10時くらいからの大嵐は翌朝まで続き、山小屋でも雨漏りするくらいだった。
どの小屋も乾燥室があり、ストーブの暖かさで濡れたものはすぐに乾いた。
シューズはさすがに乾かない…。基本乾燥室に持ち込み不可だし。

この裏銀座コースは非常にライチョウが多く、生まれたばかりの雛を連れたお母さんライチョウに何度も怒られました(^^;
登山道だけど…。
その度に、ゴメンゴメン！と謝り、その場を離れた。
たぶん20羽近く出会ったんじゃないかな〜(雛含む)

結局〜槍ヶ岳は一度も現れず( ノД`)シクシク…、
このルートの締めの双六岳は嵐回避のため登頂しなかった。

1日くらいは快晴になってもいいんじゃない？と期待したのだが…。
まあそれも山だし、無事に帰れたことをまずは感謝したい。
歩きごたえはありました。

烏帽子、水晶小屋共に、宿泊者が少なかったので出発時は自分がラスト〜
小屋番の女性が鐘を鳴らしてくれるのは嬉しかったですね。

自分のガーミン計測では総距離64キロ。
たぶんこちらのほうが近い値かな。