瑞牆山(カンマンボロン経由↑不動滝↓)

2023年07月16日(日) [日帰り]

• GPS: 03:29
• 距離: 7.8km
• 登り: 905m
• 下り: 898m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:06
• 休憩: 0:19
• 合計: 3:25

7:14 みずがき山自然公園
7:52 7:52 カンマンボロン
8:39 8:47 大ヤスリ岩
8:52 9:02 瑞牆山
9:07 9:07 弘法岩黒森分岐
9:54 9:54 不動滝
10:23 10:23 小川山林道終点
10:27 10:27 小川山林道芝生広場分岐
10:43 10:43 みずがき山自然公園
10:43 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

みずがき自然公園

コース状況／危険箇所等

【登り】
・〜カンマンボロン
→穏やかな樹林帯。メジャーコースである瑞牆山荘方面と違って整備が行き届いておらず、またカンマンボロンへのクライマーのアプローチルートがあるため道迷いしやすい。
・カンマンボロン〜分岐合流
→頼りなげなフィックスロープが張られている。一応2支点で固定されているが、年数もそれなりに経過していて劣化著しい。一箇所を除き使用しなかった。
・分岐合流〜山頂
→人が多い。鎖場は基本鎖を使用する必要はない。3点支持を使わない登山者が多いため設置する価値はあると言える。
【下り】
・全体通して登りより道迷いはしない。不動滝が登山者以外にも楽しめるようにの配慮だと思われる。時折渡渉する箇所があるが、特に危険性はない。天鳥川の増水時は使用しない方が吉。
・一方、陽の当たらない斜面なので岩が濡れており、滑りやすい。斜度はそこそこあるので滑らないように慎重に行く方が良い。こちらのフィックスロープや鎖はほどほど。まぁ使わなかったけど。

その他周辺情報

・みずがき自然公園
→ベースキャンプとして優秀。今回は幕営しなかったが、施設も整っている上に幕営料は比較的良心的。
・韮崎旭温泉
→益富の湯には最近行かず、多少時間がかかってもこちらへ赴く。山梨県内の温泉でNo.1だと個人的には思う。それくらい素晴らしい炭酸泉。
・清泉寮
→ソフトクリームもうまいけど、お土産に牛乳食パンを買いに。三連休中日といっこともあって人がごった返していた。

写真

7/16 7:17

登山口までは舗装路

7/16 7:19

登山口。朝日が良い感じ。

7/16 7:19

7/16 7:19

打ち捨てられた案内図。この時点で整備不足が伺える。まぁ混まないので良いけど

7/16 7:22

苔むした樹林帯

7/16 7:22

この辺の道は明瞭

7/16 7:26

逆光眩し

7/16 7:41

この辺から荒れ出す

7/16 7:41

道迷い注意

7/16 7:45

カンマンボロンまではトラバース気味。結構切れ落ちている。

7/16 7:45

7/16 7:45

ここはカンマンボロンへの取り付きルート。

7/16 7:47

アプローチの繰り返しで土壌が荒れている。

7/16 7:47

7/16 7:58

カンマンボロン。マルチピッチ楽しそう

7/16 7:58

7/16 8:05

石楠花をかき分ける

7/16 8:13

斜度がキツくなってくる

7/16 8:13

7/16 8:15

フィックスロープ

7/16 8:17

7/16 8:20

少しずつひらけてきた

7/16 8:20

7/16 8:27

良い青空だ

7/16 8:27

非常に爽やか

7/16 8:41

7/16 8:45

南アはガスってるご様子

7/16 8:46

この鎖はいらない

7/16 8:54

お花もそこそこに

7/16 8:57

ここでしばらく下り勢を待つ。

7/16 9:01

山頂。フッジサーン

7/16 9:01

ヤツも雲がかかっている

7/16 9:01

金峰は快晴

7/16 9:01

人が多すぎて嫌なので早々に退散する

7/16 9:03

石楠花

7/16 9:03

ミヤマキンバイ？キジムシロ？どれだべ？

7/16 9:11

げっざーん

7/16 9:19

滑る

7/16 9:29

クライマーの取り付く岩が所々に。

7/16 9:34

渡渉

7/16 9:37

7/16 9:43

7/16 9:43

7/16 9:44

夫婦岩

7/16 9:44

7/16 9:45

岩の割れ目に木がある。意味深

7/16 9:47

ここは沢

7/16 9:48

渡渉

7/16 9:48

7/16 9:53

沢沿いで爽やか

7/16 9:53

7/16 9:54

不動滝。沢屋がハンモック泊していた

7/16 9:57

7/16 10:01

7/16 10:08

7/16 10:18

奇岩が多くて飽きない。

7/16 10:28

最後は芝生のロード

7/16 10:40

着いた。良いキャンプ場だ。

7/16 11:06

こっちからの瑞牆山は迫力すごいね

7/16 14:06

旭温泉で。1時間くらい浸かってふやけていました。

感想

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【予定外の山行だけど楽しかったからよし】
当初の予定では美濃戸から御小屋尾根で阿弥陀を考えていました。美濃戸の駐車場使用率が200%では足りないほど混雑していたのでこちらに変更。
マイナールートゆえ人の少ない、のびのびとした山行となりました。
予定変更とは言え、やはり安全措置は取りたいのでちゃんと登山届は出しました。

【山の安全性に関する一考】
今回の瑞牆山は百名山。そして鎖場初心者向けの山。
そのため、ハシゴ、フィックスロープや鎖がたくさん設置されてありましたが、あれがあるが故に3点支持や岩場の歩き方を学ばない登山者が増えるのではないかなと思います。ハシゴの側面を掴んだり、鎖に全体重を預けたり、かなり危ない使い方をしている方が多く見られたので。岩場での足運びにしても、つまづいたり滑ったりといった具合です。
途中、「あんなするする登っていくよ、なんで」といった声が後ろから聞こえましたが、足がかりやガバをきちんと見つければ誰だってやれることです。僕が特別やれるわけではないし、なんならまだまだ未熟だと思っています。日々精進です。

総じて今回思ったのは、登山文化を広めること自体は大賛成ですが、あまり安易に登りやすくするのも考えもんだな、と。
山での安全確保は登山者の自己責任だと思っていますし、それらを学び、計画に盛り込むことも楽しさだと考えています。特に自分は単独登山も多いので、なおさらその責任を感じながら日々楽しんでいるつもりです。
もちろん、登山道の整備の中で、少しでも怪我人を減らそうとご配慮いただいていることには感謝しかありません。ただ、そこに登山者が甘えてしまうことはいけないなと思います。こういった風に考えてくれる人が増えることを願うばかりです。