五竜岳 テント泊
- GPS
- 10:41
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,584m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:00
天候 | 1日目 雨、西からの強風 2日目 曇りのち晴れ、稜線上は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
エイブル白馬五竜の無料駐車場に駐車 五竜テレキャビンとリフト利用 2000円/片道 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初日は雨で遠見尾根は一部泥濘んでいた。岩場は少し滑る。登山道上に残雪は無し。滑り止めは不要。 |
その他周辺情報 | エイブル白馬五竜営業中。食堂やトイレ利用可能。 五竜山荘営業中。テント泊は4000円/日、要予約。 |
写真
感想
五竜岳へ行きました🙂
朝7時、小雨がパラつく中でエイブル白馬五竜のゴンドラとリフトに乗り、アルプス平駅へ。雨が止むことを信じてレインウェアは着ずに登山を開始。よく整備された階段の多い登山道をゆっくりと進む。
割りとスグに樹木は低くなり、景色が開けて周囲が見えるようになった。右手には昨年末に歩いた八方尾根が見える。思っていたよりも2つの尾根は近かった。
少しづつ標高を上げながら小遠見山に到着。ここまで来ても雨が止む気配はなかったのでレインウェアを着る。ここからは狭い道となり、アップダウンが多くなる。中遠見、大遠見、西遠見と計4つの遠見を過ぎると五竜岳が姿を現す。とても立派な山だった。
この辺りから岩場が始まり、鎖を使いながら上に進んだ。稜線に出ると北アルプスの景色が広がる。分岐を五竜岳方面に曲がり少し下ると五竜山荘に到着。テント泊の受付を済ませ、まずは山荘のお稲荷で腹ごしらえ。エネルギー補給も済ませてテント設営開始。最初に設営した山荘に1番近い場所は、位置的に西からの強風をモロに受けてしまい、ワンポールテントがひしゃげてしまう。これでは流石に寝れそうにないのでテン場で1番低い所、幾分風が弱まる場所に再度テントを設営。天気予報は翌日に掛けて晴れ傾向だったので、五竜岳に登るのは翌日に変更し、初日はテントでゆっくりと過ごした。
翌朝、風でテントがバタつく音で目が覚めた。テントから顔を出すと辺り一面真っ白なガス。まぁ、山ってこんなもんだよなぁと早々に諦め、ゆっくりと山頂へ向う準備を始める。ザレ場の坂道を少し進むと岩場が始まる。徐々に手を使うシーンが増え、鎖を使って登る場所も出てきた。風が強いコルを2回通過し、キレットとの分岐を曲がると五竜岳の山頂に到着。ガスは晴れず景色はゼロ。山頂は狭く団体も居たので標識と記念撮影だけしてテント場へ戻った。
テントを撤収し、8時頃山荘を出発。遠見尾根に入ると風は収まり、少しづつ蒸し暑くなってくる。先程までの寒さがウソのようだ。各ピークの登り返しで汗が噴き出す。中遠見を過ぎる頃には晴れ間が広がり、空には夏の雲が浮かんでいた。最後はお花畑をのんびり下り、レストランで炭酸を飲んでからテレキャビンのチケットを購入。ゴンドラへ乗り込む際にサービスで手渡されたおしぼりは、キンキンに冷えていてとても気持ちが良かった。
久しぶりの北アルプステント泊登山でした。雨に始まり強風による冷えから真夏の日差しと、目まぐるしく変化する環境に合わせるのは大変でしたが、北アルプスらしい景色も楽しめたので満足です🙂
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する