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Yamareco

記録ID: 5726386
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳〜鋸岳〜日向山

2023年07月17日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
23:18
距離
29.9km
登り
3,913m
下り
3,914m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
19:43
休憩
3:45
合計
23:28
距離 29.9km 登り 3,913m 下り 3,914m
1:19
1:24
62
2:26
2:33
16
2:49
2:50
28
3:18
4
3:22
3:29
42
4:11
4:26
52
6:14
6:39
51
7:30
7:36
31
8:07
8:15
51
9:06
9:23
24
9:47
10:04
39
10:43
10:56
26
11:22
11:27
13
11:40
11:54
35
12:29
12:42
21
13:03
13:15
61
14:16
14:37
16
14:53
163
17:36
17:44
36
18:20
41
19:01
19:09
59
20:08
20:15
18
20:40
11
20:51
20:52
3
21:02
21:04
95
22:39
22:48
39
23:27
23:30
8
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険箇所だらけです
予約できる山小屋
七丈小屋
駒ヶ岳神社に参拝後スタート。
神頼みだけではなく登山保険には40年ほど前から入ってますよ。日頃のトレーニングもね
2023年07月16日 00:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
7/16 0:10
駒ヶ岳神社に参拝後スタート。
神頼みだけではなく登山保険には40年ほど前から入ってますよ。日頃のトレーニングもね
笹の平分岐
2023年07月16日 01:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/16 1:21
笹の平分岐
刃渡り
2023年07月16日 02:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 2:28
刃渡り
刃渡りの夜景。
左は八ヶ岳。右上におうし座の六連星すばるが見える。スバル自動車のエンブレムです。
コンデジの底の一部を岩に着けて手持ちで、最高感度に上げて撮影したためノイズが凄い
2023年07月16日 02:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7
7/16 2:33
刃渡りの夜景。
左は八ヶ岳。右上におうし座の六連星すばるが見える。スバル自動車のエンブレムです。
コンデジの底の一部を岩に着けて手持ちで、最高感度に上げて撮影したためノイズが凄い
刀利天狗
2023年07月16日 02:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 2:49
刀利天狗
五合目小屋跡。
ここから梯子が続きます
2023年07月16日 03:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 3:21
五合目小屋跡。
ここから梯子が続きます
ほぼ垂直なハシゴ
2023年07月16日 03:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 3:55
ほぼ垂直なハシゴ
鎖場も垂直だ
2023年07月16日 03:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 3:56
鎖場も垂直だ
七丈小屋で水分補給
2023年07月16日 04:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 4:09
七丈小屋で水分補給
七丈のテン場。
好天の連休だから多いね
2023年07月16日 04:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 4:31
七丈のテン場。
好天の連休だから多いね
すぐ上のテン場
2023年07月16日 04:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 4:33
すぐ上のテン場
ご来光は森林限界より上で見たかったが、少し届きませんでした。寄る年波には勝てませんね
2023年07月16日 04:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 4:42
ご来光は森林限界より上で見たかったが、少し届きませんでした。寄る年波には勝てませんね
八合目御来迎場
2023年07月16日 05:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 5:11
八合目御来迎場
鳳凰と富士
2023年07月16日 05:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 5:12
鳳凰と富士
八ヶ岳。
好天の朝は気持ちがいいネ😃
2023年07月16日 05:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 5:12
八ヶ岳。
好天の朝は気持ちがいいネ😃
鎖場の光景
2023年07月16日 05:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 5:25
鎖場の光景
二本剣。
ここに立てようと考えた人、スバラシイね!
2023年07月16日 05:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 5:47
二本剣。
ここに立てようと考えた人、スバラシイね!
サメ2匹
2023年07月16日 05:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 5:51
サメ2匹
計画より1時間も遅いではないか。
下山時刻も怪しくなったぜ💦
2023年07月16日 06:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:16
計画より1時間も遅いではないか。
下山時刻も怪しくなったぜ💦
駒ヶ岳神社本社のある東峰。
黒戸尾根の終了地点です
2023年07月16日 06:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:18
駒ヶ岳神社本社のある東峰。
黒戸尾根の終了地点です
摩利支天の向こうに南ア
2023年07月16日 06:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:17
摩利支天の向こうに南ア
鳳凰と富士
2023年07月16日 06:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:17
鳳凰と富士
アップで
2023年07月16日 06:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:22
アップで
北岳と間ノ岳
2023年07月16日 06:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:23
北岳と間ノ岳
その奥には、塩見、荒川、赤石など
2023年07月16日 06:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:23
その奥には、塩見、荒川、赤石など
八ヶ岳連峰。
画面中央部を横切る長い尾根が日向山へと続く日向八丁尾根
2023年07月16日 06:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:20
八ヶ岳連峰。
画面中央部を横切る長い尾根が日向山へと続く日向八丁尾根
昼には大勢の登山者で賑わいそう
2023年07月16日 06:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:22
昼には大勢の登山者で賑わいそう
仙丈ケ岳
2023年07月16日 06:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:23
仙丈ケ岳
立山・劔と後立山連峰(白馬鑓まで)
2023年07月16日 06:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:25
立山・劔と後立山連峰(白馬鑓まで)
鋸岳と槍穂
2023年07月16日 06:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:25
鋸岳と槍穂
ヘルメット持参しましたよ
2023年07月16日 06:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:26
ヘルメット持参しましたよ
鋸岳への稜線。
遠いぞ〜
2023年07月16日 06:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 6:44
鋸岳への稜線。
遠いぞ〜
中アと御嶽
2023年07月16日 06:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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中アと御嶽
以前来た時には鎖は無かったな
2023年07月16日 06:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
7/16 6:54
以前来た時には鎖は無かったな
雷鳥が棲息する場所なのですが今日は会えませんでした(天気良すぎるからね)。
で、代打ホシガラス君
2023年07月16日 07:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
7/16 7:30
雷鳥が棲息する場所なのですが今日は会えませんでした(天気良すぎるからね)。
で、代打ホシガラス君
六合石室が見えてきた
2023年07月16日 07:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 7:32
六合石室が見えてきた
三ツ頭
2023年07月16日 08:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 8:02
三ツ頭
三ツ頭のピーク
2023年07月16日 08:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 8:08
三ツ頭のピーク
甲斐駒が高くなってきた
2023年07月16日 08:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 8:07
甲斐駒が高くなってきた
目標をロックオン。
第2高点は中央の草付きのガレ場を登下降します
2023年07月16日 08:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 8:08
目標をロックオン。
第2高点は中央の草付きのガレ場を登下降します
三ツ頭分岐。
これ以前から持病の膝痛が出始めたが、時間的には余裕があるので予定通り鋸岳へ行くことに
2023年07月16日 08:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 8:11
三ツ頭分岐。
これ以前から持病の膝痛が出始めたが、時間的には余裕があるので予定通り鋸岳へ行くことに
中ノ川乗越。
正面の草とガレのMixを登る
2023年07月16日 09:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 9:04
中ノ川乗越。
正面の草とガレのMixを登る
三ツ頭分岐〜第2高点にはオレンジテープやピンクテープが付けられているが、オレンジテープの誘導は完全でした
2023年07月16日 09:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 9:33
三ツ頭分岐〜第2高点にはオレンジテープやピンクテープが付けられているが、オレンジテープの誘導は完全でした
第2高点からの鋸岳(第1高点)。
主峰はすぐそこだが、この先は大ギャップ〜鹿窓ルンゼ〜小ギャップと超危険地帯が続く
2023年07月16日 09:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 9:48
第2高点からの鋸岳(第1高点)。
主峰はすぐそこだが、この先は大ギャップ〜鹿窓ルンゼ〜小ギャップと超危険地帯が続く
大ギャップの底まで下降しますが、第2高点から少し戻って西側のダケカンバの灌木の中につけられた踏み跡を辿ります。よく見ると簡素なケルンが2つありました。
なお、この北側には岩に黄色ペンキで左矢印があり、急傾斜のガレ場のルンゼ(溝、狭い谷)へ誘導されるが、正規の下降路があるので要注意だ😣
2023年07月16日 10:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 10:05
大ギャップの底まで下降しますが、第2高点から少し戻って西側のダケカンバの灌木の中につけられた踏み跡を辿ります。よく見ると簡素なケルンが2つありました。
なお、この北側には岩に黄色ペンキで左矢印があり、急傾斜のガレ場のルンゼ(溝、狭い谷)へ誘導されるが、正規の下降路があるので要注意だ😣
大ギャップの底から鹿窓ルンゼへ入って行くパーティ。
黄線が正規ルートで、手前の岩で見えないが破線の直角部分で左上する細いバンドへ踏み変えて草付きへ入る
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大ギャップの底から鹿窓ルンゼへ入って行くパーティ。
黄線が正規ルートで、手前の岩で見えないが破線の直角部分で左上する細いバンドへ踏み変えて草付きへ入る
左上バンド沿いに進むのが安全ルート。
ごく最近、上部にある立木を支点にロープを張ったため、このパーティのように本来のルートでない落石頻発地帯を登行するようになった。さらに後続登山者への落石の危険も生じた。
実際、後続していた私は、先行者の落石誘発があり左上バンド通過ができず長時間待機することとなった。
安全確保のためのロープが皮肉にも別の危険を生んでしまった。
ロープはバンドへ上がるだけの補助とすべき。劣化して切れたら谷底行きです
2023年07月16日 10:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 10:26
左上バンド沿いに進むのが安全ルート。
ごく最近、上部にある立木を支点にロープを張ったため、このパーティのように本来のルートでない落石頻発地帯を登行するようになった。さらに後続登山者への落石の危険も生じた。
実際、後続していた私は、先行者の落石誘発があり左上バンド通過ができず長時間待機することとなった。
安全確保のためのロープが皮肉にも別の危険を生んでしまった。
ロープはバンドへ上がるだけの補助とすべき。劣化して切れたら谷底行きです
鹿窓が近づいた。
鹿窓の右下に鎖が垂れ下がっているのが見える
2023年07月16日 10:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 10:36
鹿窓が近づいた。
鹿窓の右下に鎖が垂れ下がっているのが見える
鹿窓に到着しました
2023年07月16日 10:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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鹿窓に到着しました
鹿窓からルンゼを見下ろす。
鎖の周りには落石予備軍がいっぱいある。登行中に自ら鎖で岩を払って落石を誘発する懸念があるので、上部への注意を怠らないこと
2023年07月16日 10:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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鹿窓からルンゼを見下ろす。
鎖の周りには落石予備軍がいっぱいある。登行中に自ら鎖で岩を払って落石を誘発する懸念があるので、上部への注意を怠らないこと
鹿窓をくぐって振り返る。
仙丈ケ岳中腹の車道が見える
2023年07月16日 10:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 10:45
鹿窓をくぐって振り返る。
仙丈ケ岳中腹の車道が見える
鹿窓から小ギャップへのルート
2023年07月16日 10:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 10:49
鹿窓から小ギャップへのルート
小ギャップの降り口。
鎖右側の草付きの中に顕著な踏み跡があるので、最初はそこを歩いて下る。
対岸の鎖場も見えている。こちらは垂直だぞ
2023年07月16日 10:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 10:51
小ギャップの降り口。
鎖右側の草付きの中に顕著な踏み跡があるので、最初はそこを歩いて下る。
対岸の鎖場も見えている。こちらは垂直だぞ
対岸の鎖場を過ぎれば山頂までは普通の登山道だ
2023年07月16日 10:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 10:52
対岸の鎖場を過ぎれば山頂までは普通の登山道だ
二度目の登頂です。
バックの甲斐駒の稜線に雲がかかって槍ヶ岳みたいになってきた。
なんか姿勢が変だが、撮影をお願いした方に「甲斐駒が隠れる」と言われて半歩動いた図です。(有難うございました😃)
2023年07月16日 11:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 11:17
二度目の登頂です。
バックの甲斐駒の稜線に雲がかかって槍ヶ岳みたいになってきた。
なんか姿勢が変だが、撮影をお願いした方に「甲斐駒が隠れる」と言われて半歩動いた図です。(有難うございました😃)
山頂側からの小ギャップ。
鎖の左側にジグザグの踏み跡が下まで続いている。鎖を設置する前のルートと思われる
2023年07月16日 11:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 11:37
山頂側からの小ギャップ。
鎖の左側にジグザグの踏み跡が下まで続いている。鎖を設置する前のルートと思われる
飲料水の残量が心配になったので、大ギャップルンゼの岩からしみ出る水を今回自作した岩清水用ジョウゴ、その名も「チョロ助」でゲットの図。チョロチョロでしたが1分弱で一杯になりました。(日記にもアップしましたよ😃)
2023年07月16日 12:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 12:08
飲料水の残量が心配になったので、大ギャップルンゼの岩からしみ出る水を今回自作した岩清水用ジョウゴ、その名も「チョロ助」でゲットの図。チョロチョロでしたが1分弱で一杯になりました。(日記にもアップしましたよ😃)
三ツ頭分岐に戻って来た。
ここから烏帽子岳を経由し大岩山を目指します
2023年07月16日 14:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 14:18
三ツ頭分岐に戻って来た。
ここから烏帽子岳を経由し大岩山を目指します
烏帽子岳方向から分岐地点を振り返った写真。倒木で通行止めみたいになっている
2023年07月16日 14:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 14:37
烏帽子岳方向から分岐地点を振り返った写真。倒木で通行止めみたいになっている
烏帽子岳からの甲斐駒ヶ岳
2023年07月16日 14:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 14:51
烏帽子岳からの甲斐駒ヶ岳
疲れた体でも花を写すこの余裕♪
(ありません)
2023年07月16日 16:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 16:18
疲れた体でも花を写すこの余裕♪
(ありません)
いよいよ大岩山への超々急登が始まる。
垂直の岩壁につけられた鉄バシゴが見える。
80度くらいはあろうかという斜面に被覆ワイヤー、鎖、ロープが延々と続くので腕力のない人には非常にこたえる場所だ。そういう意味では小ギャップより難関かも
2023年07月16日 17:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 17:00
いよいよ大岩山への超々急登が始まる。
垂直の岩壁につけられた鉄バシゴが見える。
80度くらいはあろうかという斜面に被覆ワイヤー、鎖、ロープが延々と続くので腕力のない人には非常にこたえる場所だ。そういう意味では小ギャップより難関かも
大岩山に到着
2023年07月16日 17:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 17:36
大岩山に到着
気持ちいいトレイルもあります
2023年07月16日 18:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 18:49
気持ちいいトレイルもあります
山梨県の森林100選だそうです
2023年07月16日 18:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 18:54
山梨県の森林100選だそうです
鞍掛山分岐の駒岩まで来ました。
日向山まで2hとあるが、木の根のある段差や急斜面が多くて歩きづらいルートです
2023年07月16日 19:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 19:00
鞍掛山分岐の駒岩まで来ました。
日向山まで2hとあるが、木の根のある段差や急斜面が多くて歩きづらいルートです
日向山にて。
ビーチと言うより雪上だ!
駒岩を過ぎて濃霧が発生しルートが分かりづらく苦労した。ヤマレコGPSのお蔭で日向山まで来れたが、どこを歩いているのかが分からない
2023年07月16日 20:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 20:53
日向山にて。
ビーチと言うより雪上だ!
駒岩を過ぎて濃霧が発生しルートが分かりづらく苦労した。ヤマレコGPSのお蔭で日向山まで来れたが、どこを歩いているのかが分からない
ビーチにある山頂標識が見つけられなかったので三角点を撮影した
2023年07月16日 21:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 21:03
ビーチにある山頂標識が見つけられなかったので三角点を撮影した
矢立石駐車場まで来ました。
残すは尾白川渓谷の駐車場までとなりました
2023年07月16日 22:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 22:42
矢立石駐車場まで来ました。
残すは尾白川渓谷の駐車場までとなりました
日付が変わるまでに下山できました。日帰りとは言えなくなっちゃうからね😋
山も時間もあぶないところでした
2023年07月16日 23:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/16 23:38
日付が変わるまでに下山できました。日帰りとは言えなくなっちゃうからね😋
山も時間もあぶないところでした
撮影機器:

感想

二度目の鋸岳です。今回は二年前の消化不良のリベンジと、体力の現在地確認を含めた登山が目的です。

二年前、日向山登山口から鋸岳を往復しましたが、夜間下山となり日向山のすぐ手前で降雨にも会い、ルートを外してしまい、ビバーク後の翌朝下山となりあと一歩のところで日帰りできませんでした。
原因の一つに、日向山からの往復では途中に水場がないため、万一に備え水4.5Lを携行するなど、体力低下に反して軽量化できなかったこともあると思います。(下山後に1L残りましたが)

今回はその反省から軽量化や体力低下などを総合的に検討し、累積標高と歩行距離は増加しますが、水場のある黒戸尾根経由で周回することにしました。今回は秘密兵器の「チョロ助」もあるし。
大好きな黒戸尾根は50歳以降でも7〜8回登っていますので、その厳しさは知っているつもりです。

今回、問題の飲料水については、出発時1L、七丈小屋2L、大ギャップルンゼ0.5Lで合計3.5Lを取得しました。下山時残量が約0.8Lでしたので消費量は約2.7Lでした。七丈小屋までの区間(4時間)が軽量化できたのは良かったと思います。
なお、消費量2.7Lは少ないと思います。当日は終日快晴で梅雨明けを思わせる「THE夏山」でしたが、私は普段から水分消費が少なすぎるのが課題なのです(高齢者だからもっと飲まないとね😛)。
特に私の場合、ハイドレーションのチューブからの飲用は手軽にすぐ飲めるという利点がある反面、ボトルからゴクゴク飲むのと異なり総補給量が少なくなる傾向があります。

体力面についてですが、いつも地元にある低山の高草山(501m)に登っていて、定期的にガチでタイム測定をしますが、15年前と比べて2分は遅くなってはいないので、ある程度の自信はありました。
しかし、3千メートル近い高地での長時間行動は心肺機能や筋持久力などの体力低下が顕著でした。自信に過信が含まれていたことが分かり、現在地が確認できた山行となったことは良かったと思います。今後はトレーニング量の増加は難しいので、質向上を図っていきたいと思います。


最後に、今回のルートのうち、甲斐駒ヶ岳頂上から鋸岳までの間の注意点と反省点を記述します。

々暖絛陬岳〜三ツ頭のルートは稜線に沿って進みますが、稜線から左側(長野県側)へ少し離れる踏み跡が至る所にあり、ついそちらへ行きたくなります。しかし、そのほとんどは誤まったルート(迷いルート)で稜線へ登り返す羽目になります。自分の記憶では、稜線から一旦とは言え10mも左へ外れて下るルートはなかったと思います。正規ルートはほぼ稜線上につけられていて、岩の上にあるケースもあるので、左下へ迂回する踏み跡を追う前に稜線付近の岩を一度確認してください。
また、腰の高さのハイマツやシャクナゲの林で行く手を阻まれたと思っても、その中を良く見ると踏み跡があるケースも少なくありません。左へ迂回する誤ルートはそんな場所にもついています。多くの登山者が通るルートと違ってバリエーションルートのため、ハイマツはしっかり茂って踏み跡を隠していますのでまずは疑ってください。
なお、そういう場所ではハイマツの入口付近の岩に簡素なケルンを積んでくれてあることが多くて助かりました。

∋哀墜分岐〜中ノ川乗越のルートは樹林帯で、ここにも誤った踏み跡が多いです。二年前にはピンクテープを追って進んで行ったところ途中で踏み跡が消えました。今回はほぼルートが分かっていますので安心でしたが、古めのオレンジテープは数が少ないものの誘導が完全でした。

B腑ャップルンゼと鹿窓ルンゼは落石の巣ですから要注意です。写真の説明にも書きましたが、鹿窓ルンゼ下部のロープのある左上バンドへの踏み変え地点は要注意です。
また、上部の鹿窓付近の鎖の周りの岩棚上には写真にある通り大小の岩が乗っているので、鎖で岩を払って落石を起こす懸念があると書きました。しかし、これは懸念ではなく今回自分が起こしてしまったと思われる事なのです。
それは、私が鹿窓直下を登高中に鎖で上部の岩を払ってしまったようで、私の頭上から拳ほどの岩が二つ落ちて来ました。自分は避けましたが後続者がいたため、大声で「ラーク、ラーク」と連呼し事なきを得ましたが大事故に繋がりかねない事件でした。登頂後に再度丁重にお詫びをしましたが、注意していたとは言え大変危険な出来事であり反省しています。

ざ雋笋魏瓩て日向山が近づいて来ると、登山道は白い花崗岩の灌木帯となります。この辺りは錦滝方面へ下るルートのほか、迷った踏み跡がいくつもあるので要注意です。前述したとおり、前回もここの通過が夜間となり、降雨もあってルートを外してしまい苦労しました。ですから夜間は特に注意です(そもそも夜間行動はNGですね)。
この辺りをヤマレコ地図の「みんなの足跡」で見ると、1,622m峰手前の「雁ヶ原・錦滝分岐」から稜線の南側にはオレンジ色の踏み跡が濃く付いています。実際にその現場を通ると、正規ルートは直進の登りですが、右下への分岐でもあり、その右下へのルートの方がはっきりしているため、危うく右へ行きそうになって戻りました(昼間の通過でしたら何てことはないのかも知れませんが)。
ここ以外にも、尾根沿いに直進するよりも右下への踏み跡の方が正解ではと思う場所が二箇所ほどありますが、正規ルートは1,622m峰のやせ尾根から離れることなく付いています。
(過去二度、ここを逆コースで駒岩方面へ行ったことがあり、一度は夜間でしたが、二度とも迷う箇所など感じずに通過しました。ここを下山コースとする場合は分岐が出て来るため迷いやすいのだと思います。)


以上、今回の山行で感じたことを書きましたが、山頂やルートの途中でお会いして会話したり写真を撮ってもらったりで、非常に楽しく充実度は100%でした。お会いした皆さんありがとうございました。

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コメント

3900はすごい!
さすがっす。
2023/7/19 19:30
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1
olivedrabさん、
3900って? 田舎者なもんで・・・。
2023/7/19 19:41
makitaxさん
登りの累計ですよ。富士山でお鉢回っても1500とかです。
2023/7/19 20:45
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オリーブさん独特の何かの暗号かシャレに違いないと思い、あれこれ考えましたが詰みました。
なるほど3,900mですか。頑張っちゃいましたね。
2023/7/19 21:22
mkitaxさん、こんばんは。
何とまあ、長い1日お疲れ様でした。この連休に実行だったのですね。
流石の体力に脱帽です。
私にはとても歩けないルートですが、ドキドキしながら一緒に歩いた気分になれました。
ありがとうございます。
帰りの運転が大変だったと思いますが、事故や怪我もなく何よりでした。
またお会いした時にお話を聞かせてくださいね。
2023/7/19 19:31
ジュリ🐾jjlmさん、こんばんは。
自分ではもう少し楽に歩けると思っていましたが全然ダメでした。
帰宅は午前3時頃となり、入浴後にテレビをつけてご褒美のビールを飲んだところまでは覚えていましたが、目が覚めたら朝の情報番組をやっており、即二度寝しました。
天気も良くて最高でした。膝痛がイタイ・・・。
2023/7/19 20:08
こんにちは なんとまあ、トレランの方に大変身ではないですか‼️驚きですよ。😰そして、素晴らしいです。
地元の高草山、こよなく愛し、守り、そして知識豊富。
学ぶ事多いです。沢山のお写真とアドバイス!ありがとう ございます⛰
2023/7/20 9:31
hiromi121さん、こんにちは😃
昔とった杵柄とは言いますが、かなり錆びついており体力面では杵柄は通用しませんね。
予定より大幅に遅れての下山となりましたが、天候にも恵まれ楽しい山行ができました。
高草山も大好きですが、やっぱり夏は涼しい高山がいいですね。
先ほど、中国、近畿、東海地方の梅雨明け発表があり、本格的な夏山シーズンに突入しました。
hiromiさんも精力的に活動しているようですが、お互い猛暑に負けずに乗り切りましょうgood
コメント有難うございました。
2023/7/20 11:55
お疲れ様でした。
無事に下山できたようで良かったです。
このルートをハイクで回るのはスゴすぎです‼︎
2023/7/21 8:23
オォーッ、shimizuさん 
鋸岳の稜線でお会いしましたね。その節はドーモでした😃
私と同じコースで、登山口を3時間半遅れでスタートされ、あの難所を風のように通り抜けて行きましたね。
特に、第二高点から大ギャップへの下降では、トレランスタイルであの急傾斜のガレ場ルンゼに突入して行く背中を見て心配しました。私は正規ルートを下降しましたが、大ギャップの底手前で鹿窓ルンゼを見た時、新たに張られたロープを登って行く青い短パンの人が見え、安堵すると同時にその速さに驚きました。

レコ見ましたら、12時間半切りでの周回でしたね、凄いです。
短い時間でしたが会話させていただき元気をもらいました。
また何処かでお会いしましょう。ありがとうございました。
2023/7/21 11:18
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