権現岳 途中から吹雪く

2015年01月11日(日) [日帰り]

• GPS: 11:00
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,687m
• 下り: 1,687m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:02
• 休憩: 0:49
• 合計: 10:51

5:39 甲斐大泉駅
6:26 6:27 天女山登山道口
6:46 6:50 天女山
7:02 7:05 天の河原
8:57 9:00 「ここが一番きつい」看板
9:43 9:52 前三ツ頭
10:29 三ツ頭分岐
10:33 10:57 三ッ頭
11:55 12:00 権現岳
15:45 天女山登山道口
16:15 甲斐大泉駅
16:30 ゴール地点

ルートは手書きです。
また、コースタイムは、撮った写真の時刻を元にしてます。（通過時刻が不明な場合、分かるところまで省略してます）
いつも、GPSのログにiPhoneアプリのFieldAccessを使用していますが、山頂付近でiPhoneの電源が入らなくなり、しばらくすると、高温注意の画面表示となって使用出来なくなってしまいました。（下山途中で復旧しました）
吹雪いているような状況で、iPhoneをGPS代わりに使用していると、上記のような状態に陥る可能性が高いと思います。
とても焦りました。要注意ですね。

天候

晴れのち雪

アクセス

利用交通機関：

電車

JR小梅線：甲斐大泉駅
甲斐大泉駅から徒歩数分の、「八ヶ岳いずみ荘」に泊まり、そこから天女山登山口まで歩きました。

コース状況／危険箇所等

天女山から先、急登が続きます。
トレース有り。風が吹き付ける場所はトレースが一部不明瞭でした。
トレースを外すと、膝〜股くらいまで踏み抜きました。
エスケープする場合は、来た道を戻るしかないので早めの判断が必要です。

その他周辺情報

甲斐大泉駅の近くにパノラマの湯があります。
食堂、休憩所、宿泊施設も併設されており、宿泊施設である「八ヶ岳いずみ荘」に前日、当日泊まりました。
宿泊者は、パノラマの湯が無料になります。（チェックイン日のみ）

写真

1/11 6:14

まだ、日も明けぬうちに天女山登山口を目指します。

1/11 6:20

ヘッデンを装着しましたが、街灯があるので点けなくてもよかったかな。

1/11 6:26

長い車道歩きを終え、ようやく天女山登山口に到着しました。

1/11 6:27

1/11 6:37

薄暗い登山道を歩く。

1/11 6:46

天女山を通過。

1/11 7:00

天の河原の直前で雪面がピンク色に染まってくる。

1/11 7:03

振り返ると、日の出の瞬間。

1/11 7:03

1/11 7:04

朝焼けに染まる富士山。

1/11 7:04

南アルプスも朝焼けに染まる。

1/11 7:04

1/11 7:05

1/11 7:24

素晴らしい日の出を楽しみ先を目指す。

1/11 8:17

やっとこさ、2000m。

1/11 8:50

1/11 8:57

ここまでもキツく、ここからもキツい。

1/11 9:00

1/11 9:07

1/11 9:08

1/11 9:08

1/11 9:08

1/11 9:09

結局、景色が楽しめたのはここまでだった。

1/11 9:34

1/11 9:35

1/11 9:36

1/11 9:41

テン泊されている方達もいらっしゃいました。
前日も天候が荒れてましたし。

1/11 9:42

1/11 9:42

前三ッあたりから、段々曇りがちになりました。

1/11 9:43

1/11 9:44

1/11 9:45

1/11 9:46

1/11 9:46

1/11 9:47

雪の風紋をなんて言うんだっけ？
シュカブラ？

1/11 9:49

1/11 9:52

指示通り右に寄りました。

1/11 9:59

1/11 10:12

1/11 10:16

今思うと、この雲を見た時点で引き返す判断をした方が良かった。反省。

1/11 10:16

1/11 10:17

雪が結晶の形をしているのがよく分かりました。

1/11 10:29

編笠山が見えた。
途中で一緒になった方は、編笠山に行こうとしていたが、道が通行止めだったため、行先を権現岳に変更したと言っておられました。

1/11 10:29

前三ッ頭分岐。

1/11 10:30

曇って、水墨画のようだ。

1/11 10:33

三ッ頭に到着。
一緒になった方は、ここで引き返されました。
賢明な判断だったと思います。

1/11 10:57

山頂からおりてきた方達。

1/11 10:57

1/11 11:21

1/11 11:21

エビのしっぽ発達中。

1/11 11:27

雪庇も見える。
要注意。

1/11 11:34

1/11 11:44

山頂直下のトラバース道。
ここは滑落注意でした。

1/11 11:44

1/11 11:51

1/11 11:55

タイムリミットに設定していた12時ギリギリ前に山頂へ到着。

1/11 11:56

吹雪いていたので、まゆ毛・まつ毛・帽子・ペットボトルなどあらゆるものが凍りました。

1/11 11:56

山頂近辺は、岩が露出しており、アイゼンだと歩きにくい。

1/11 11:56

1/11 12:13

1/11 12:13

1/11 12:14

雪庇に注意しなければ。

1/11 12:26

吹雪いているので、なかなか一休みする機会がなく、思考能力も落ちていると自覚したので、無理やり変なポーズを自撮りし、心を落ち着かせる。

1/11 13:01

1/11 13:01

所々で自撮りタイムを設け、心を整えてから無事下山しました。

撮影機器：

E-M5 OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ハードシェル スパッツ 冬靴 12本爪アイゼン ピッケル その他

備考

・前三ッ頭手前までは、アイゼンを使用せず、ツボ足の訓練をしました。無理せず最初から装備しても良かったかも。
・ピッケルは結果的に使用しなかったが、有効と思われる場所もあった。
・ストックは使用しない主義だったが、いいかげん、トレースが無い場合のラッセルに備えてワカンとダブルストックの購入を検討したい。
また、ラッセル訓練もやらなければ。
・iPhoneをGPS代わりに使用すると、気温が低すぎる場合作動しなくなる事がわかった。
GPSの購入を検討したい。
・天気が昼前から悪化してきたので、三ッ頭で引き返すのが賢明だったと反省。

感想

jikoshokai

三連休の八ヶ岳は、山小屋利用のルートだと混雑しすぎてると思い、ある程度空いているであろう権現岳を、甲斐大泉駅を起点に登ってきました。
今回の行程は、ソロ・日帰り・雪山・吹雪等を考慮すると、これが自分の限界なんだなぁと自覚しました。
天候が悪くなる場合の判断、引き返す決断などは早めにしないとだめですね。
これからの雪山は、天候が穏やな時にもうちょっとコースタイムが短い山を選んで登りたいですね。