室堂から折立へ 立山・五色ヶ原・薬師岳
- GPS
- 73:12
- 距離
- 35.5km
- 登り
- 3,142m
- 下り
- 4,217m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:27
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:34
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:49
天候 | 晴ときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
獅子岳からザラ峠へ下りるザレザレの急斜面。立って歩くのが困難なレベル。 雪ほぼなし。(浄土山から獅子岳の間の雪渓は、10m程度?雪の上を歩く箇所が数か所。普通にゆっくり歩けば問題なかった。スゴ乗越〜薬師山頂は、雪は一度も踏まず。) |
写真
感想
立山と薬師岳、両方未踏なのでつないで歩いてみよう、と、割と簡単に決めてしまった今回の旅。歩行時間や距離からみると大したことないが、さすが日本アルプス、3000m級の山々。初体験、想定外、がいろいろあって、忘れられない山行となった。
*初めて登山バス「アルペン号」を利用。往路はほぼ満席。まあ思っていたよりは眠れた(4時間くらい?)が、やはり楽な旅ではない。ただ復路は乗客4人のみで、快適楽々だった。
●1日目:室堂〜立山(雄山・大汝山・富士の折立)〜浄土山〜獅子岳〜ザラ峠〜五色が原。
朝7時に室堂着、まずは立山。一の越から雄山へ。頂上の神社でお祓いを受け、祝詞をあげていただき、さらに万歳三唱。大汝山、富士ノ折立へ行ってから雄山に戻り、一の越へ下る頃には登山道は大賑わいとなっていた。五色が原方面へ歩き始めると人が減り、ガレ場の急さやスケールの大きさにアルプスに来たなと感じる。
まあしかし、獅子岳までは想定内だったと言っても良い。問題はそこからザラ峠への激下りである。別に梯子はいい、梯子は。が、ザレザレの斜面は自分には立って歩くことがほぼ不可能だった。横の草付きのところも恐ろしく歩きづらい。ザラ峠を越えたという昔の武将はここも通ったのだろうか、、、ありえん本当に。
で、峠からまた登り返してやっと五色が原。それまでのルートとの対比で「天上の楽園」という言葉が浮かんだ。(五色が原山荘泊。)
●2日目:五色が原山荘〜鳶山〜越中沢岳〜スゴの頭〜スゴ乗越。
6時、五色が原山荘を出る。朝は快晴。しかし暑い。鳶山に上って下り、越中沢岳へ上り、ガレ場を激下り、、暑い本当に暑い。これはまずい、と、日陰でしばらく休む。またまた急登を経て、スゴの頭にたどりつく。爽やかな風に吹かれ、目の前の薬師岳を眺めながら1時間近くも過ごす。また下ってまた上って、スゴ乗越小屋到着(泊)。
●3日目:スゴ乗越小屋〜間山〜北薬師岳〜薬師岳〜薬師峠〜太郎兵衛平。
とにかく暑くならないうちに、と5時にスゴ乗越小屋を出発。この朝も晴れて、稜線に出ると日本アルプスが端から端まで見える。そのものすごい風景のなか、360度見渡しても人が一人も見えず、なんだか人類絶滅後の世界にいるような気がしてくる。シュール。北薬師への登り、薬師への稜線は、細い尾根や岩稜帯がつづき、かなりの高度感。薬師岳から太郎平小屋までは、まあ「普通」に行ける。(太郎平小屋泊)
●4日目: 太郎平小屋〜折立。木道、それから樹林帯。下りなのでさっさと歩くだけだったが、この日も日差しの強さは容赦なく、登っている方々はつらそうだった。アルペン号で折立から新宿へ。
*3泊、ずっと同宿だった方々が数名。楽しかった。
*とくに2日目、ばて気味になったのは暑さの影響が大だが、高度の影響もあったかも。スタート地点が標高高い時等は要注意。
*このルートはTJARのルートでもあると聞き、帰ってから調べたら、日本海〜剱〜立山〜太郎平あるいは黒部五郎小屋ぐらいまで、1日で(!)走ってしまうようだ。そうですか。。。笑。TJARどれだけすごいか、初めて実感としてわかった。
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