☆赤岳〜〜視界不良&爆風雪でまた今度〜〜
- GPS
- 31:13
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,103m
- 下り
- 2,089m
コースタイム
天候 | 1月16日・・・晴れのち曇、風は微風気温は−8度(山頂) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
☆美濃戸口〜美濃戸☆ チェーンスパイクが最適、車両進入はジープタイプの四輪駆動車なら美濃戸まで進入可。 ☆美濃戸〜行者小屋☆ 前日の降雪を気にしてわかんを持参・・・しかしトレースばっちりで快適。前日の降雪も20センチ程でした。 ☆行者小屋〜地蔵の頭☆ 森林限界まではトレースあり、森林限界以降はトレース無し。地蔵直下のナイフリッジは成長してましたが雪は固く安心!。 各鎖場、ハシゴは良く見えてましたが、翌日は大半が見えない状況でした。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口より車で10分。もみの湯! http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html 17時までは500円。17時以降は300円入浴可能。 店内売店(出店?)には手作りの餃子、焼売、チマキなど売っています。 500円のちまきを頂きましたが本当に美味しかったです^^ 食堂は17時より営業だそうです。 |
写真
装備
共同装備 |
ツェルト
ガス
ストーブ
クッカー
カイロ
GPS
予備電池(携帯
ヘッドラト)
補助ロープ20M1本
カラビナ数枚
スリング120センチ2本
60センチ4本
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備考 | 今流行りの自撮り棒・・・・冬山にはいらない・・・使えない |
感想
太平洋側に低気圧・・・これを考え当初の予定より一日遅らせて入山したのでトレース、下山者は無いと予想しての入山、わかんを用意して入山しましたが不要でした。
一日目・・・
天気も良く最高の赤岳日和でしたが二度寝がたたって山頂踏めず残念でした^^。
天望荘15時着、空荷で山頂往復、二人では時間が厳しいと判断!残念!
冬季赤岳は3シーズン連続ですが今までにない程、気持ちと行動に余裕がありました。風も穏やかで気温も温かく、森林限界以降も防風対策は不要でした。
アインザイレンで進むが、昨年の反省を踏まえ、限り有る環境下で冷静かつより安全な行動が取れたと思います。
二日目・・・
日の出時刻少し前・・・外を確認と思い出入り口扉を少し開けましたが猛烈な爆風に1秒で閉めました!
爆風雪は我慢できるが視界が死界・・・20メートル程しかなく山頂に立つ意味がないので下山を選択!しかも強風の場合は文三郎は風がよけれないので小屋番さんはおすすめできないそうです。なので地蔵より下山を決意。出口付近で出発準備を整えていると勢いよく扉が開き、30分程前に先に出発された単独男性が雪まみれで顔を赤くし、「視界が悪くナイフリッジの先ルートが判らない」と引き返してきました。
下山しようとした矢先、私も緊張が走りました。
男性の情報を聞き小屋番さんの意見など統合し3人で地蔵を降りる事を提案。GPSのログがあることが安心材料のひとつでした。
足の遅い私達に単独男性の方・・Uさんも快く足を合わせていただき、不安で足のすくむmayuponnを優しく的確にアシストしてくれました。
再度準備して3名で出発!小屋番さんに「何もなければ戻りません!」と言って小屋を後に・・・私が先頭でナイフリッジを通過、視界は10〜20程・・・その先、右の沢方面へ足跡(Uさんのもの)戻ってきた的確な判断は凄い!この視界では非常に厳しいと思います。
視界の悪い中更に直進し、記憶とログをたどる。。。
「左はダメ、右の沢に降りたらダメ」小屋番さんの言葉を元にログより気持ち直進、ルートロスト・・・冷静に判断・・・では少し斜め右?すると10Mほど先に砂利止めの金網ブロックの一部が見えた!・・・気がする!上にいるUさんと下にいる私、真ん中にいるmayuponn・・・mayuponnの行動距離の最短を考えトラバース・・・完全にトレースは消えており鎖、杭など見えない・・・視界の悪さは不安を増幅。。。『焦らない』これが一番だと思います。先ほどの金網ブロックを確認しルートの戻れたことを確信しました。
Uさんの様子からすればこの先のルートは明瞭問題ないはず。
しかしmayuponnを心配して森林限界まで御一緒いただきました。
もちろん亀にも劣る私達のペース。。。なのに優しくアドバイス・・・腰の引けるmayuponn!途中でハイチュウの差し入れ・・・Uさんに「急ぐ」とか、「早く!」とかなく、その時その瞬間をより安全に!の行動が素晴らしく山の紳士でした。
聞くとバスとのことなのでノロマなペースで迷惑でなければ茅野駅までお送りさせてください!と御礼させていただきました。
下山の天候不良はmayuponnには過酷だったようで山荘で停滞を選択するべきだったと反省も残ります。また、入山を一日遅らせることなく、赤岳鉱泉まで入山していれば体力的に余裕が確保できたかもしれません。
山頂は宿題となりましたが厳しい冬山を満喫できて大満足でした。
Uさんのおかげでより安全に楽しく下山できました。。。
2月には今回見送った横岳〜硫黄岳を予定されているようです。。。
天候に恵まれることを祈ってます〜〜〜
私も行きたい横岳〜硫黄岳!!!
また、お会いできますよ〜〜〜に! ありがとうございました^^
去年の2月、八ヶ岳へお邪魔した時は爆、爆風で景色なんて見る余裕もありませんでした。
約1年ぶりの八ヶ岳
お天気、良(^o^)v
風、無し!(^-^)v
体調、問題なし!( v^-゜)♪
そして今回は暖かいモフモフのグローブと、自撮り棒を購入〜♪
新しい物があると嬉しいですよね〜
……結果。モフモフグローブは最高( ☆∀☆)1度も『寒っ』てなりませんでした。
が、自撮り棒。真冬の雪山には不向きかな。。(T-T)大体、インナーの手袋はスマホ対応ではなかったので、素手にならないと操作出来ず。行者小屋手前にて1枚の撮影のみ(泣)
もう少しハイキング的な時に利用しまーす。
行者小屋からの地蔵尾根〜もう一度ピッケルの使い方と、登る際のアイゼンの使い方を復習して、、出発!!
陽射しもあり、風も穏やか〜景色も最高ー!だったんですが、やはり振り返って『ヤッホー』なんてする余裕はなく…。後で画像で楽しもう〜と開き直り集中です。
去年、怖い思いをしたナイフリッジも、一歩づつ確実に、ピッケルを持つ手にも力が入ります。何かあっても絶対に助けてくれる!とロープの先の弘泰を信じ進みました♪
時間はかかりましたが(笑)無事に小屋に到着(*´ω`*)安堵により(涙)
宿泊者は3人と寂しかったのですが、手作りのビーフジャーキーを片手に明日の作戦会議です。
就寝時、湯タンポを貸してくださり熱々のお布団で眠れました(-.-)Zzz・・・・
翌朝は爆風……。こ、この中をどう下山するのか。。不安で食事も喉を通らず(*_*)
でも、弘泰に、落ちた時の対処やビビる事ばかり考えないで、どうすれば落ちないか、どう歩くのか、どうピッケルを突くのか、そこを考えよう。絶対大丈夫だから!と言われ『よし!』って、少し思い直せました〜少し(笑)
一緒に宿泊したUさんと赤岳登頂は諦め、共に下山しました。
一晩でビックリするくらい雪が積もりトレースはなくなり、視界も悪く……不安要素満載でしたか、一歩踏み出すのも、足の角度や、ピッケルの位置など冷静に判断し、的確なアドバイスで進む事が出来ました。途中、二つ目の鎖場で4m程落下するというアクシデントもありましたが下にいた弘泰にキャッチしてもらい、落ち着けるよう、Uさんにハイチュウをいただき、震える手足もおさまりました。お尻の横に大きなアザが出来ましたが大丈夫!!
行者小屋までたどり着き一緒にランチを食べ私達夫婦だけではあり得ないだろう最速のタイムで駐車場まで来ました( ̄∇ ̄*)ゞ
温泉にどっぷり浸かり、体のマッサージ……本当にこの瞬間、下山したなーと実感する。
お世話になりましたU様、ありがとうございました。怖かった。。だけで終らず、楽しかった♪もプラス出来ました。
こんなとこまで筋肉痛か!Σ(×_×;)!って驚いています。
朝の散歩では『次の山はのんびりマッタリね』と弱腰の私でしたΨ( ̄∇ ̄)Ψ
ですです。
mayuponnさん、がんばった。
papaさん、さすが。よくぞ。
でも心配でした。
無理されないことをよく知っているのに、自分ちのことじゃないとなんでこんなに不安になるのか。
あの白くなった稜線を進むってのが信じられません。
冬はパパさんチームのレコを手に汗握って拝見するばかりのTA100です。
初日の眺めだけで大満足させていただきました。
リーダー 遅くなりました ただいま
二度寝が恨めしく思いますが、無理は禁物 冬期は特に安全第一!
二日目の悪天候は少々難儀しましたが、焦ることを排除すれば大丈夫!コースロストした時も、時折見える景色を確認しながら・・・一歩一歩を楽し見ました やはり冬山の澄んだ空気は最高です
mayuponnはやはり下りが怖いようで もう少し短い行程で負担を減らせば、いい感じだと思いました^^
でも下山後は楽しい冒険、子供たちにも楽しそうに報告してました。
ご心配いただきスミマセンでした
papa&mayu
ひ〜〜 レコ拝見しているだけで手に汗 の私でございます
私もとても憧れている冬場の天望荘宿泊ですが・・・御夫妻のレコ拝見だけで満足させて頂く事に致します バイキングは宿泊者が多い時だけのようで。でもとんかつもボリュームバッチシ!それに生ハムもしっかり振舞って下さるのですね &自家製ジャーキーとは凄い!
まゆぽん奥様も頑張りましたね ザイルでしっかり繋がっているさんごぱぱさんご夫婦の絆を感じる素敵なレコです 大変お疲れ様でございましたm(_ _)m
ところで・・・自撮り棒、私の周りでも流行っておりまして、なかなか良さそうですので買ってみようかしら。ぐふふ・・・
moonsetさん おはようございます 冬の天望荘 最高ですよ〜〜 なんて言ったて静かです オーナーさんがワイン好きで多くのワインがあります。談話室でノンビリ素敵です。今回は二日目の天候が気がかりでおちおち呑んでられませんでしたけれど
アインザイレン・・・まさに命綱ですが使用方法を誤ると二人共・・・一歩を確実に進めば問題ないです
自撮り棒は想像通り冬山では無用の長物となりましたが使い方次第では面白いかもしれません
なんでもネットで1000円しなかったそう
papa&mayu
こんにちは〜♪sanngopapaさん☆ mayuponnさん(*^_^*)
二人で一緒に登る心強さ そう、一緒に歩いたからこその景色 ・・ですネ もちろん時と場合によっては・・という事もあるかもしれませんが、私たちも、どちらかが体調が悪かったりした時や、怖いなって思った時には、『また一緒に歩ける時に来よう』と思う気持ちの方が強いと思います!
不安そうなmayuponnさんを気遣うsanngopapaさん いつも元気で明るいmayuponnさんの笑顔もsanngopapaさんあってなんでしょうネ 下山でご一緒だった方も、またとてもお優しい方だったようで・・ こういう素敵な出会いもあった今年はじめの赤岳は、また良い思い出となり、また赤岳にガンバって登ろう という気持ちになりますネ
私たちも今年は赤岳行こうかなぁ〜なんて思ってましたが、いろいろなタイミングが合えばかな mayuponnさん、自撮り棒はもう少しポカポカ陽気のハイキング〜時にですネ
2015年の登りはじめ お疲れさまでした
kchan 相方くん おはようございます。
やはり二人ですと体調、体力、不安度の差は感じますよね 『また来よう』はホットする一言で、次の一歩に元気が出る言葉ですよね
kchanたちの赤岳レコ 楽しみにしてます
自撮り棒は使い方考えれば面白いと思います。冬山では想像通り・・・だと思いますが使えません
暖かい時期に・・・ですよね 頭上より見下ろした自撮りが可能ですから崖っプチでの写真は面白いかも
次はユルユルハイキングの予定なので試したいです
papa&mayu
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