双六岳 笠ヶ岳 テント泊
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- GPS
- 18:50
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 3,041m
- 下り
- 3,049m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 9:11
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 10:20
天候 | 2日間とも晴天・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好、荒れているような場所は無し。 全体的に登山道は乾燥していた。 |
その他周辺情報 | 新穂高ロープウェイ周辺に温泉施設複数あり わさび平小屋、鏡平山荘、双六小屋、笠ヶ岳山荘、それぞれ営業中。 笠ヶ岳山荘は水不足のため、水の購入は1人1硲渦鵑泙任寮限あり |
写真
感想
双六岳と笠ヶ岳へ行きました🙂
朝4時、新穂高温泉の登山者無料駐車場を出発。新穂高センター前には有料駐車場の開場待ちの車が沢山並んでいた。僅かに登り基調の車道と林道を小一時間ひたすら歩くと、わさび平小屋に到着。水にプカプカ浮かんでいるジュースを飲みたかったが、流石に早すぎると思い、我慢。準備運動だけして先に進んだ。
小池新道は緩やかに標高を上げながら、沢や涸沢をいくつか越えていく。シシウドヶ原まで上がると登って来た谷が良く見渡せた。鏡池では槍ヶ岳から穂高連峰までしっかり眺めることができた。鏡平山荘ではみぞれ味練乳がけのカキ氷を注文。火照った体にとても沁みる。氷の力で一気にクールダウンしてから一服し、弓折乗越へ。
尾根へ登って斜面のトラバースに入りダラダラ標高を上げていく。弓折乗越を越えると稜線歩き。アップダウンを繰り返し、花見平を通過して双六小屋へ。受付を済ませてテントを設営。双六池のテン場はとても広く、平坦な場所が多い。張ってあるテントも少なかったので、場所は選び放題だった。お昼がてら双六小屋でカルビ丼を食べてから双六岳へ向かった。
三俣方面との分岐を双六岳方面へ進み、岩場を登ると天空の滑走路に出る。山頂へ向かいたいのに何度も振り返っては写真を撮ってしまう。本当に綺麗な場所だった。そこから僅かに登ると双六岳の山頂に到着。山頂からは薬師岳・黒部五郎岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳・雲ノ平と、昨年の同時期に折立から入山し、周回しながら登った山々を一望することができた。不意にその時の事が思い出され感慨深くなり、真夏なのに鳥肌が立ってしまった。山頂でゆっくり過ごしてから下山、双六小屋でおやつにカレーライスを食べた。その後はテントに戻り、のんびりと疲れた体を癒やした。
翌朝は4時半にテン場を出発。弓折乗越へ戻り弓折岳へ進む。弓折岳から大ノマ乗越への下りと大ノマ岳への登り返し、秩父平から秩父岩への登りはそれぞれしんどいものだった。そこからは比較的平坦な稜線歩きとなり、抜戸岳を巻いてスグに笠新道分岐に着く。そこから笠ヶ岳へ伸びる稜線はアップダウンの繰り返しとなる。
テン場を過ぎると急にガレ場となった。そこでライチョウの親子を見掛けた。快晴の日に会えるのは珍しいと思う。可愛い姿に癒やされながら笠ヶ岳山荘へ。山荘の大きなベンチにザックをデポさせてもらい、笠ヶ岳の山頂へ向う。ここもガレ場が最後まで続いた。山頂からは360°の景色が広がっており、空気が澄んでいたので遠くの富士山まで眺めることができた。山荘へ下り軽い食事をしてエネルギー補給。1リットルだけ給水し下山を開始。笠新道分岐まで戻るとデポされた複数のザック。多くの登山者がここにザックをデポして笠ヶ岳に登っているようだ。どうにも荷物の少ない人が多いと思っていた。笠新道に入る前なのに、ムダにテン泊装備を担いで損した気分になってしまった。
笠新道は地図通りの急勾配。ザレた場所も多く急に足裏が滑る事もしばしば。慎重に進み杓子平まで下る。そこからも樹林帯の急な下りが延々と続く。岩場やガレ場の割合が非常に多く、とても歩き難い。1800mまで標高を落とすと少し道が落ち着き始めるが、それでも安心して下れるような登山道ではなかった。笠新道入口まで下った時は思わず終わったぁーと口に出してしまった。入口の水場で顔を洗って水を一気飲み。タポタポになったお腹を抱えながら、新穂高温泉までの林道をゆっくりと進んだ。
一泊二日のテント泊登山としては少し長距離になってしまいましたが、笠ヶ岳登山を辛いだけのものにしたくなかったので双六岳とセットにして登りました。思惑通り2日間とも晴天に恵まれ、ずっと絶景に囲まれた楽しい登山となりました🙂
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