大山 夏山登山コース・行者谷コース

2022年03月03日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.8km
• 登り: 920m
• 下り: 913m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:00

8:00 夏山登山口
8:00 8:00 三合目
9:00 9:00 五合目
9:00 9:00 行者谷分かれ
10:00 10:00 六合目避難小屋
11:00 11:00 八合目
11:00 11:00 石室方面との分岐
12:00 12:00 大山頂上避難小屋
12:00 12:00 大山頂上碑
12:00 12:00 大山頂上避難小屋
12:00 12:00 石室方面との分岐
13:00 13:00 八合目
13:00 13:00 六合目避難小屋
13:00 13:00 行者谷分かれ
14:00 14:00 五合目
14:00 14:00 元谷堰堤右岸分岐
14:00 14:00 元谷・下宝珠越分岐
15:00 15:00 大神山神社
15:00 15:00 大山館
15:00 15:00 大山火の神岳温泉「豪円湯院」
15:00 15:00 大山寺橋・南光河原駐車場
15:00 15:00 夏山道登山口（大山寺橋側）
16:00 16:00 夏山登山口
16:00 ゴール地点

雪山初心者がメンバーだったため，ゆっくり慎重に上る．

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大阪からレンタカーで大山寺の登山口駐車場まで．

コース状況／危険箇所等

六合目避難小屋から先はかなり急な斜面．今回の山行時は雪質が締まっておりアイゼンがよく効いたが，凍結融解が進むと氷化してスケートリンクのようになり非常に危険．過去には死亡事故もある．

その他周辺情報

豪円温泉は安くておすすめ．

写真

早朝，日の出前に大阪を出発して，中国道で鳥取へひとっ走り．大山おはよう．頂上は雲で隠れて見えない．

入念に準備体操をして出発．今回の山行では雪山初めての人が1人います．

さすが雪国．ふもとの川まで雪がぎっしり降り積もっている．

トレースがしっかりしており雪が非常に硬く締まっているので，序盤からアイゼンを装着する．

樹林帯をひたすら上る．傾斜は緩やか．

だんだん高度が上がってきた．木の枝には霧氷が成長中．

だんだん傾斜がきつくなってくる．滑落マスに止まると「振り出しに戻る」．

アイゼンをしっかり効かせながら．ゆっくり一歩ずつ．

北壁方面．2000m弱とは思えないほど荒々しい雪と岩の壁．

雪山上達したら向こうのほうも登ってみたいな．

冬眠気分になれる六合目避難小屋．屋根の先端まで雪に埋まってます．

先行者に従って道をそれないように上る．

夏場は体力削られる斜度も冬なら意外とすいすい．

風が強くなってきた．くぼみで一休み．

肩に乗る．ここからは平坦で快適．

無事大山登頂．景色が良かったのは登頂後の一瞬で，そのあとはずっとガスで視界不良．

ガチのホワイトアウト．トレースに従って慎重に下る．

雲を抜けて見通しが良くなったのでみんなでグリセード．やっぱり速いね．

楽しそう．途中から本谷避難小屋のほうにルート変更．

大山寺本堂に到着．本日の山行は終了．みんなで安全登山を感謝．

参拝路がもはやボブスレー会場．人は少なく，神様に見守られながら思う存分楽しんだ．

きれいに除雪されている．それにしてもこの積雪量，お寺が倒壊せずに耐えているのがすごい．

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ヘルメット

感想

たけ

夏の悠揚な大山も味があってなかなか良いが，冬の荒々しい大山もぜひ見っておきたいと思い．メンバーを募って登山．一番傾斜の緩い尾根を上ったとてさすが雪山，斜度がきつく油断ならなかった．しかし，横を振り向けば北壁の雄大な光景が広がる．頂上でガスに巻かれなかったら上から眺めることができたのに．ホワイトアウトも経験し，私にとってもメンバーにとっても経験値のたまる山行だった．