記録ID: 5911022
全員に公開
ハイキング
京都・北摂
京都大原 出世稲荷→小野山→P 531→大久保林道→横川→青龍寺→登山口 比叡山地
2023年09月08日(金) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:23
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:23
10:17
2分
大長瀬町バス停 京都市左京区大原
10:19
10:19
8分
梅の宮バス停 京都市左京区大原
10:27
10:27
70分
出世稲荷神社
11:37
11:38
0分
P670.1
11:39
11:41
1分
大原観光協会山道案内板
11:42
11:42
10分
小野山
11:52
11:52
18分
救助標識3のあるP686.1
12:10
12:12
3分
林道前谷線接続可能点(林道に移動せず)
12:15
12:18
10分
林道前谷線交差
12:28
12:30
39分
P531
13:09
13:09
1分
送電鉄塔前の作業道出合
13:10
13:12
10分
送電鉄塔
13:22
13:25
13分
林道大久保線出合
13:38
13:38
11分
山道へ分岐
13:49
13:49
6分
八瀬越林道出合
13:55
13:55
0分
滝壷神社
13:55
13:57
25分
天神川の作業道へ分岐
14:22
14:22
25分
東海自然歩道出合
15:15
15:15
4分
競合地蔵(峰辻)
15:35
15:35
20分
黒谷越へ分岐
15:55
15:57
43分
青龍寺
16:40
登山口バス停 京都市左京区
天候 | 曇りのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
京都バス大原方面行 大長瀬町 または 梅の宮 帰り 京都バス大原方面発 登山口 *京都バス大原方面は、 京都駅発、四条河原町・三条京阪経由(朝・夜は四条河原町発)がほぼ30分ごとの等間隔。 国際会館駅前発が、大原経由小出石行きも含め、一時間あたり2本程度(等間隔ではない)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
比叡山地 (醍醐比叡山地) 大長瀬町バス停・梅の宮バス停→出世稲荷→P670.1→小野山P670(P665.8)→P686.1(仰木峠-古知谷コース救助標識3)→P531→林道大久保線→瀧壷神社→天神川の作業道→延暦寺横川→競合地蔵(峰辻)→青龍寺→登山口バス停 主要区間(おおよそ) 梅の宮バス停→小野山 80分 小野山→P531→滝壷神社 120分 滝壷神社→横川中堂 50分 横川中堂→青龍寺→登山口バス停 110分 仰木峠付近の地理院地図に標高点のある山で、一般的なルート上ではないピーク(=ちょっとマイナーなピーク)と言うと、P573、P381、そして今回のP531位かと思う。このうち、P573とP381は従来から山行記録があり、わたしも2023/04/10の山行と2023年08月22日の山行で記録済み。今回は残る一つP531の山行。P531の山頂はピーク感が薄いがヤマレコに山行記録がなかった。P531から上仰木への下山は道が良くない所がある。同じ道の往復(ピストン)で良ければ、救助標識[仰木峠-古知谷]ルートの尾根道上にあるP686.1から東の尾根を下ると、林道前谷線を交差してP531まで歩き易い道で、気楽に見に行ける。もしくは、仰木峠から仰木側に降りて行って、すぐ出合う舗装道路=奥山林道を左(北)に進めば奥山作業道を経て林道前谷線に繋がっている。 出世稲荷は思い出深い所だ。 ここは身の上話を書く為のスペースではないので、不正確になるが簡単に要約する。 皆んなと「同時」に「同じ事をする」のを強要する学校と言う所は非人道的だと感じ、小学校3年から卒業までわたしは登校を拒否した。これは、今のわたしの裏道・裏ルート嗜好に直結していると思う。 中京区にある児童相談所のケースワーカーの理解を得て、世間と折合いをつけ中学入学を可能にする為、児童相談所併設の青葉寮で出水小学校の出張授業を受けた。 そこではかなり自由に一人で外出でき、わたしは一帯をうろつき回った。これも今と変らない。良く行った所の一つが、千本丸太町近くにあった出世稲荷だ。 中学入学前、わたし達一家は東寺の近くから岩倉に引越した。何年ものち、新聞記事で出世稲荷が旧境内地を売って大原の山裾に引越した事を知った。 初めて大原の出世稲荷を訪れたのは三年位前だった。一番上の段の奥の方ではき掃除をなさっていた。背後の山地を見て、ここから山に入れそうな気がした。 これを思い出し、ヤマレコ地図検索の精密検索で「プチバリルートで大原から小野山と童髯山」2014年4月10日 でSRCさんが、まさに出世稲荷境内から後ろのP670.1西尾根を登っておられるのを知った。 目次 1. P670.1西尾根 (出世稲荷→P670.1) 〜P670 小野山 2. P670小野山→P686.1(仰木峠-古知谷コース救助標識3のあるピーク) 3. P686.1東尾根 (P686.1→林道前谷線交差→P531→鉄塔) 〜作業道→林道大久保線終点出合 4. 林道大久保線(終点→山道へ分岐) 〜山道→滝壺神社 5. 天神川の作業道(滝壺神社前→東海自然歩道出合) 6. 東海自然歩道(出合→横川→黒谷越へ分岐) 7. 黒谷越(分岐→青龍寺→登山口バス停) 1. P670.1西尾根 (出世稲荷→P670.1) 〜P670 小野山 小野山山頂からも西側に複数の尾根があるが、いずれもすぐに川の股に突っ込んで終わる短い尾根で、里までは続いていない。小野山の南60mほどにP670.1があり、この西尾根が山裾の出世稲荷まで伸びている。今回はこの尾根を登る。小野山と言う名前自体、この付近の山並全体を指していたとも聞くが、とりわけP670.1とP670(P665.8)は離れておらず一つの山の様に思える。 多少のずれはあるかも知れないが「プチバリルートで大原から小野山と童髯山」2014年4月10日 SRCさん( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-426516.html )をなぞって歩いた。 山裾には獣避けフェンスがあるが、出世稲荷神社の裏の所にゲートがある。ただし建付けが不完全で2箇所ほど針金で閉じてある。少し時間がかかっても、通過後は丁寧に閉じなおしてほしい。(フェンスの外に左に巻道があり、辿って行くと所々にゲートがある。次のゲートは倒木でへしゃげて半開きだが、隙間が狭く通過に手間取っている内に、倒木が引っかかっている1本のワイヤーが切れるか外れるかすると、下敷きになる。その次のゲートは壊れて固定されてしまっている。都合の良い範囲内では、出世稲荷裏のゲートしか使えない。) ゲート通過後は少しの間傾斜がきついので、先日色々調べて見た。左へ巻いて溝(谷)を上がるか、その手前か向う側を上るのも良いかも知れない。しかし、遠回りな割にそれほど歩き良くもならず、ゲート付近の歩き易い所を選んで直登で良いと思う。 あとは、ちょっと坂のきつい所もあるが普通の山道。危険個所はない。一箇所倒木が絡まっている所があるが、跨いだり、腰をかがめたり、枝の間をすり抜けたり、ごちゃごちゃやっていると何となく通過できる。乗越えたり・這ったり・大きく迂回したりする必要はない。単純なルートなので、倒木もアクセントになって良いかも知れない。 一本の尾根稜線を歩くだけなので、判り易く道迷いの可能性は低い。 2, P670小野山→P686.1(救助標識3のあるピーク) 尾根の上の表道。この区間はなだらかで歩き易い。危険個所はなく、道迷いもないはず。 3. P686.1東尾根 (P686.1→林道前谷線交差→P531→鉄塔) 〜作業道→林道大久保線終点出合 「P686.1から林道前谷線交差まで」は通行も多く、踏跡もはっきりしている。 「林道前谷線交差からP531まで」の区間も、比較的しっかりした山道がある。 以上どちらも危険個所はない。一本の尾根の稜線上で判り易く、道迷いも普通はない。 「P531→鉄塔」は道とは言い難い。多少伐採されているが雑木の小木が茂っているので、多少かき分けて進むことになる。細い踏跡か獣道で、段差もあるのでゆっくりしか進めない。もちろん歩き良いとは言えないが、通行が困難な訳でもない。危険個所はない。ネット沿い・稜線上で判り易く、マーキングも多いので道迷いもほぼない。 鉄塔で新しい作業道に降りる。この作業道は林道大久保線終点に続く。状態は良好。 4. 林道大久保線(終点→山道へ分岐)→滝壺神社 林道大久保線も状態は良好。仰木の林道や作業道はよく使われているものが多く全般に状態は良い。ただし支線が多く、新しい支線も加えられているかも知れないので、注意は必要。 大久保線途中(2023/9/13訂正:途中ではなく、この地点が起点です。この先は大津市道北3222号線です。)から山道に入って滝壺神社近くに出る。山道に入る部分が羊歯に覆われて判り難いが、分岐地点自体は古い林道への分岐と同一地点なので、見落とさないはず。一見、三叉路に見えるが、実は四つ辻になっている。 5. 天神川の作業道(滝壺神社→東海自然歩道出合) よく歩かれている道。ちょっとじゅくじゅくしている所はあるが、なだらかで歩き易い。安全で道迷いもないはず。 6. 東海自然歩道(出合→横川→黒谷越へ分岐) 階段が作ってあるが、一段が大きすぎる上に、土が流出して段の横棒がハードルの様に上にとび出ている。かなり極悪。まあしかし、歩き難いだけで危険とは言えず、道迷いもないはず。 7. 黒谷越(分岐→青龍寺→登山口バス停) 分岐から黒谷青龍寺までの初めの方は旧道ではないので、この区間は正しくは黒谷越ではないのかも知れない。青龍寺までは砂利敷きの車道。車は見かけないので広い道と言っておいても良いだろう。 黒谷青龍寺から後もしっかりした道で、エスケープにも適していると思う。ただ、雲母坂同様に、下の方は石ころが多く歩き難い。つまり、儂は石を踏んで転がった。 脇道があるので足元だけ見ていると道迷いはありかも知れない。注意してね。石ころにも。 確認や推敲が不十分なので、後日訂正や追加があるかも知れません(9月9日) |
その他周辺情報 | 延暦寺横川駐車場に飲料自販機あり。 |
写真
12:10 現在はここで左手の林道に降りる人が多い様だ。昔、わたしはこの尾根道のここから先の区間だけをよく通った。今はここから先は通る人が少なく、木が茂って歩き難くなっている。今日はこのまま尾根を辿る。
12:29 P531。この標高点はピークなんだろうか。岩倉のP278と比べれば、少しはピーク感があるが、ほぼ平地。地理院地図に山頂の記号はないので、標高点が「ピーク」か「鞍部」か「どちらでもない」か確認しようがない。
12:51 ネット沿いが無理な所は適宜(てきぎ)迂回。
ネット沿いが通り難い所では、迂回のマーキングがある。ネット沿いに復帰が必要な所にもマーキングがある。但し、倒木などの状態の変化の為か、迂回不要になっている所もある。また、わたしより迂回が多い目で大きい目。
ネット沿いが通り難い所では、迂回のマーキングがある。ネット沿いに復帰が必要な所にもマーキングがある。但し、倒木などの状態の変化の為か、迂回不要になっている所もある。また、わたしより迂回が多い目で大きい目。
12:51 林道(作業道)終点に出合う。この手前区間がやや難儀だった。やや難儀ではあっても、わたしでも歩けるルートがあるので、無理しないで探してね。ここからしばらく道が広くて歩き易い。
13:09 林道出合。前方には送電鉄塔の囲いがある。たまに囲い付があるがなぜだろう。右から下って来ている林道・作業道は、先程のヘアピンカーブの道だろう、林道・作業道に降りて、下る。
13:22 さっき書いた地理院地図の破線の道は送電鉄塔付近からここに真っ直ぐ下降している。この写真中央辺りが道のはずだが。歩いてみたくなんかない。
多分この辺りから林道大久保線に入っている?
多分この辺りから林道大久保線に入っている?
13:29 すでに林道大久保線に入っている。大久保線を進むと、八瀬越林道と呼ばれている大津市道北3220号線に出る。
京都の人が仰木越と呼ぶ道は、仰木の人は八瀬越と呼ぶのかも知れない。
仰木越えは京都側大津側ともに市道。大津側は仰木峠まで大津市道北3220号線で、京都側は仰木峠まで京都市道大原4号線。峠から大津側の舗装道路までの土の道は「山道」ではなく「歩道」と呼ぶらしい。
京都の人が仰木越と呼ぶ道は、仰木の人は八瀬越と呼ぶのかも知れない。
仰木越えは京都側大津側ともに市道。大津側は仰木峠まで大津市道北3220号線で、京都側は仰木峠まで京都市道大原4号線。峠から大津側の舗装道路までの土の道は「山道」ではなく「歩道」と呼ぶらしい。
13:38 仰木の里に降りるなら、このまま林道大久保線(2023/9/13訂正:ここが林道大久保線の起点です。この先は林道大久保線ではなく、大湯市道北3222号線です。)を降りて行けば良い。京都側に下山する積りなので、ここで右折する。
13:49 本当はもう少し先で舗装道路に合流する(地図参照)が、先日この先を無理やり進んで、雑草の茂むらに突っ込んでひどい目にあった。今日はここで舗装道路に出る。左側に小屋がある辺りへ降下。
13:56 日暮れが早くなったので、迷ったが、仰木越で帰るのもつまらないので、その先も考えずに天神川の林道の様な道に入った。この転けている看板には「森林環境保全作業道」だと書いてある。
13:58 仰木峠の大津市側が何という道なのか疑問があって調べていた。
この古い看板では、仰木峠の仰木側の道は、やはり「林道八瀬越線」と書いてある。現在は、大津市側の峠下は奥山林道か大津市道みたいだ。
この古い看板では、仰木峠の仰木側の道は、やはり「林道八瀬越線」と書いてある。現在は、大津市側の峠下は奥山林道か大津市道みたいだ。
14:22 東海自然歩道出合。コールポイント比叡4。ここまでの天神川の林道の様な道が何なのか、道標か何かに書いてないか気になってここまで来たが、書いてなかった。(道標と言うほどの
物がない。)
物がない。)
16:17 雲母坂同様、この黒谷越も下の方は石ころが多いので嫌になってきた。里の音が聞こえてきた。一時は古紙回収がよく聞こえたが、最近は救急車のサイレンかバイク等のエンジン音が多い。時代の変化を感じる。
「大原のアルバム」
以前に山行記録のルート外の大原で撮った写真です。
小型のギボウシ。開いているのが見つからない。東海自然歩道の仰木越に入るゲートの手前。(2023/09/06 14:17 撮影)
以前に山行記録のルート外の大原で撮った写真です。
小型のギボウシ。開いているのが見つからない。東海自然歩道の仰木越に入るゲートの手前。(2023/09/06 14:17 撮影)
「大原のアルバム」
以前に山行記録のルート外の大原で撮った写真です。
小型のギボウシ。開いているのが見つからない。東海自然歩道の仰木越に入るゲートの手前。(2023/09/06 14:19 撮影)
以前に山行記録のルート外の大原で撮った写真です。
小型のギボウシ。開いているのが見つからない。東海自然歩道の仰木越に入るゲートの手前。(2023/09/06 14:19 撮影)
撮影機器:
装備
個人装備 |
お金
長袖シャツ
長ズボン
縫付地下足袋12枚馳
飲料1500ml
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
標識テープ(リボン)
フェルトペン(名前ペン)
腹掛け
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感想
山道があっても、山裾に住宅や施設が出来るとアクセスを絶たれてやがて廃道化すると言う事が多いが、山裾に多いお寺や神社、さらには墓場で、立入自由かつ無料と言うのはとてもありがたい。出世稲荷は入り口に門がなく、いつも解放されている理想的な存在だ。それどころか宝物の無料公開もある。
体はむやみに使わない方が擦り減らずに良いと思う。初めの話の続きだが、学校嫌いのわたしはとりわけ体育が嫌いだった。しんどい程の運動を強制するのは、殴ったり蹴ったりするのと同じだ。体に良いはずもない。中学に入る際に、児童院のケースワーカーの方が学校と話をつけて下さり、体育は見学で過ごした。大学まですべて見学ですり抜けたから、まだ元気なんだと思う。山歩きも程々にしようね。
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