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Yamareco

記録ID: 601284
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

快晴♪谷川岳〜一年越しのリベンジ成功♪

2015年03月15日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.2km
登り
710m
下り
713m

コースタイム

天神平9:30出発、天神平14:30。下山して、時計の時間が狂っていることに気づく。早すぎると思った。TIMEXの時計、電池減るの早すぎ!!
天候 くもり のち 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
東京6:36〜上毛高原7:53
上毛高原8:00〜谷川岳ロープウェー8:45
上毛高原駅でのバスへの乗換えは、短時間で可能。改札出たところの出口正面にバスが停まっていました。
帰りは、15時台にバスがなく、1時間待たされることに。注意が必要。
コース状況/
危険箇所等
天神平から熊穴沢避難小屋:他の多くの方たちは、天神平スタート時にアイゼンやスノーシューを装着していたが、私は避難小屋前の急な下りまではツボ足で。一部雪に足をとられ、歩きにくいところがあるが、わかんまでは必要ないと思いました。みなさんのレコで避難小屋前の少し急な下りの部分も、既にステップがきられており、特に危険を感じる状況ではありませんでした。
熊穴沢避難小屋から頂上:アイゼンもきき、問題ありません。

全体的にアイゼンもきき、登るのも下るのも危険はありませんでした。
その他周辺情報 今回は下山後の温泉はなし。上毛高原駅からロープウェーまでのバスは、途中水上温泉など温泉街を経由するので、今度時間があるときは利用してみたいです。
天神平にてスタート時。猪熊さんのヤマテンを信じて谷川岳にやってきました。晴れてほしい!
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天神平にてスタート時。猪熊さんのヤマテンを信じて谷川岳にやってきました。晴れてほしい!
でもこんな感じも嫌いじゃない。ホワイトアウトさえしなければ。。
でもこんな感じも嫌いじゃない。ホワイトアウトさえしなければ。。
どこを見ても白いなあ。
どこを見ても白いなあ。
ひと歩きで熊穴沢避難小屋。去年来た時は入り口は掘られていなかった気がしますが、今年は穴が掘られています。
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ひと歩きで熊穴沢避難小屋。去年来た時は入り口は掘られていなかった気がしますが、今年は穴が掘られています。
おお!?
避難小屋を出発してすぐ、いきなり雲が晴れてきました。
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避難小屋を出発してすぐ、いきなり雲が晴れてきました。
きゃあ!!
これはもう・・・
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これはもう・・・
晴れる!
空が一気に変わる。
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空が一気に変わる。
西に見える稜線。去年はあんなに長かった天狗の留り場までの登りが、今年はあっという間。絶景のおかげです。
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西に見える稜線。去年はあんなに長かった天狗の留り場までの登りが、今年はあっという間。絶景のおかげです。
エビのしっぽと化した道標。
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エビのしっぽと化した道標。
肩の小屋にはよらず、トマノ耳へ。去年は一度肩の小屋で休憩し、ホワイトアウトで10M先も見えない状態でこの頂上までが遠かった。こんなに近かったとは。
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肩の小屋にはよらず、トマノ耳へ。去年は一度肩の小屋で休憩し、ホワイトアウトで10M先も見えない状態でこの頂上までが遠かった。こんなに近かったとは。
頂上からの眺め
感動。去年は見られなかった、見たかった景色。
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感動。去年は見られなかった、見たかった景色。
360度、全てが美しい。
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360度、全てが美しい。
むむ?(ピッケルがうつりこんじゃってる・・・)
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むむ?(ピッケルがうつりこんじゃってる・・・)
これから行くオキノ耳方面。あれが噂の雪庇か・・・
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これから行くオキノ耳方面。あれが噂の雪庇か・・・
成長してます。
去年は諦めたオキノ耳!!雪に埋まってます。
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去年は諦めたオキノ耳!!雪に埋まってます。
さっき登ったトマノ耳方面。このアングル好きかも。
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さっき登ったトマノ耳方面。このアングル好きかも。
日本じゃないみたい。
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日本じゃないみたい。
好きな一枚。
かっこいい。
下りはあっという間。スキーヤーのシュプールがたくさん。すごいなあ。
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下りはあっという間。スキーヤーのシュプールがたくさん。すごいなあ。
こんな眺めを見ながら下れるのは贅沢!!
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こんな眺めを見ながら下れるのは贅沢!!

装備

備考 コンパス。ホワイトアウトしやすい場所での使い方になれておく必要があると思った。

感想

去年の3月、友達ときた谷川岳。一日目はホワイトアウトで登頂できず、悔しくて二日目に再挑戦。トマノ耳までは登れたけど、やはりホワイトアウトで絶景どころか歩く道さえもわからず、苦い経験となった山です。

はじめ、赤城山に雪歩きをしに行こうと計画をしていたら、天気予報に変化が。赤城山も天気はいいけど、谷川岳が・・・登山日和?週末にこんなチャンス滅多にない!とすぐに新幹線予約(前日夜のこと)。

谷川岳ほどの本格的な雪山でひとりは初めてのこと。計画段階で、かなり緊張しましたが、厳冬期を過ぎての残雪期であること、天気に恵まれるだろうこと、日曜なので前日土曜の登山者のトレースが期待できることからひとりでの谷川岳リベンジを決心しました。

天神平の空は曇り空。予報によると昼前くらいから晴れる。とにかく、いつでも引き返す気持ちを忘れず、行こう!!とまずは熊穴沢避難小屋を目指します。
実は12本爪を履くのは今シーズン初めて。準備不足を反省しますが、晴れる谷川岳を登りたい!という気持ちで足も重さを感じません。

みなさんの装備を見ると、95%がダブルストック、5%がピッケル。足下はスノーシューのかたも結構いました(すごい!の一言)。ほとんどの方は前爪のあるアイゼンをスタートから履いています。私は足が疲れるのを防ぐため、避難小屋の手前まではツボ足でいきました。手にはピッケルです。

避難小屋を過ぎたあたりで、急に空が明るくなりました。一気に雲が切れて青空が広がり、爼阿寮箏福
一気に溶け出すような感動に包まれました。本当に綺麗。

歩き出してもすぐに写真を撮る為に立ち止まってしまい、なかなか前に進めませんが、頂上からの絶景を見たいという思いで一歩一歩ピークに近づいて行きます。
肩の小屋に着くあたりで、もう完全に興奮状態。
去年と同じ谷川岳とは思えない雰囲気です。

あんなに遠かったトマノ耳。こんなに近かったんだ・・・
360度見回して、ため息と笑顔しか表現方法がない絶景です。

他の登山者の方と写真を取り合いっこして、未踏のオキノ耳へ。
雪庇が成長していますが、今日のような晴天でトレースがくっきりしていれば、踏み外すこともなく、安全な登山が楽しめます。

そしてオキノ耳。周囲の絶景はそのままに、先程までいたトマノ耳のなんて美しいフォルム。興奮状態で何枚も写真を撮ります。

名残惜しいですが、長居はできないので、肩の小屋裏まで戻って、バームクーヘンを食べ、暖かい紅茶で一息。

下山はあっという間ですが、絶景を見ながらの下りは最高の贅沢です。

全体を通して、大満足の山行でした。
ひとりで雪山、来てよかったです。残雪期に入り、厳冬期よりは足を踏み入れやすい季節だと思うので、天気と相談しながら無理のない範囲で、一人の山歩きを楽しみたいです。

☆女性一人で登っていると、みなさん心配してくださって、励ましてくれたり、写真を撮ってくれたり。本当にありがたいです。感謝!!

反省点:
(1)腕時計の時間が狂っていた。下山するまで気づかないとは、時間管理が不十分。今回はスマホで対応できたが、メンテナンスは必須!!
(2)雪焼けがひどい!!日焼け止めを塗り直さなかったことが悔やまれる。特に頬、鼻の頭に赤み。次は気をつける。
(3)帰宅後、目の充血。ニット帽のサイズが大きく、その上にサングラスをかけるとずれ落ちるため、かけない時間が多くなり、雪目になったのかも。サングラスの固定方法とニット帽の新調。
(4)休憩後、下りで飛ばしていたら、大腿四頭筋に張り。すぐに立ち止まってマッサージし、栄養ドリンクを飲んでしのいだ。休憩して体が冷えているときにすぐに飛ばすと怪我に繋がる。注意。

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