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記録ID: 6014164
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

近畿の花百巡り◆霊仙山(落合集落〜汗拭峠〜経塚山〜霊仙山〜最高点ピーク〜今畑集落周回)

2023年10月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:19
距離
11.0km
登り
999m
下り
1,001m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:29
休憩
0:48
合計
5:17
6:41
42
7:39
7:40
13
7:53
7:53
10
8:23
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11
9:14
9:18
14
9:34
9:48
12
10:00
10:07
14
10:21
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17
10:38
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9
10:47
10:49
39
11:28
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24
11:52
11:53
5
11:58
落合集落駐車場
天候 晴れ時々曇り(稜線上風強し)
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
落合集落跡の入口に車10台強の駐車スペースあり
コース状況/
危険箇所等
・落合集落〜汗拭峠〜5合目見晴台:出だしは沢沿いのルート。途中多数回の渡渉あり、沢筋が若干荒れ気味の区間もあり、赤テープを見失わぬよう注意。沢筋を離れてからは歩きやすい登路、案内標識も豊富。5合目見晴台で一気に北面の展望が開け、休憩適地
・見晴台〜経塚山:カルスト台地への登路区間、粘土質の滑りやすい道でスリップ注意。台地に上がると一気に琵琶湖方面の展望が開けるが、御虎ヶ池の先からは経塚山や霊仙本山へのショートカット路など、複数の踏跡が分岐・交錯、ガス時など方向注意
・経塚山〜霊仙山〜最高点ピーク:展望絶佳の気持ち良い頂稜歩き、メインルートの踏跡は薄め、分岐するトレースや正規ルートと見紛う雨裂も多く、マーキングは少ないため方向・ルートロス注意。稜線上は冬場にかけ強風も吹き荒れ、防寒もしっかりと…
・最高点〜南霊岳〜近江展望台:石灰岩ゴロゴロ、アルプスの岩稜縦走を思わせる歩きにくい道。踏跡・マーキングも薄めで、下りすぎて尾根を大きく外さぬよう注意。南霊岳山頂は山名板・標高点等なく、位置判然とせず…
・近江展望台〜笹峠手前:この区間の岩稜帯の下りが今畑コース(西南尾根ルート)の核心部か。尾根末端からの出だしの下り口がハッキリせず(小生も一時ルートロス…)、途中の急な岩稜下りも相当にタフ。スライドする登山者も多く、落石・スリップに注意しつつ、岩に付けられた赤ペンキのマーキングを外さぬよう慎重に下降すべし
・笹峠〜今畑集落:歩きやすく整備された通常のハイキングコース
その他周辺情報 落合集落から国道306号に出る途中、巨大鍾乳洞「河内風穴」あり(09:00〜17:00/入場料:大人500円)
長かった今回の四国〜近畿ツアー、最後のお宿は彦根市郊外のビジネスH・ルートイン。前日は夜8時半過ぎの遅いチェックインながら、館内に人工温泉浴場あり、有難いことに24時間入浴可。前夜に続き早朝も入浴、山装備に着替え戦闘態勢に!
2023年10月06日 05:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/6 5:08
長かった今回の四国〜近畿ツアー、最後のお宿は彦根市郊外のビジネスH・ルートイン。前日は夜8時半過ぎの遅いチェックインながら、館内に人工温泉浴場あり、有難いことに24時間入浴可。前夜に続き早朝も入浴、山装備に着替え戦闘態勢に!
ホテルの部屋で朝食を済ませ、いざ最後の近江・低名山2座踏破に出撃!まずは霊仙山目指し、朝イチで今は廃村となった山間の落合集落跡へ。神戸ナンバーの先行者お一人、小生が下山予定の今畑コースへ向かわれたよう。今日も出だしは一人旅…。
2023年10月06日 06:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 6:38
ホテルの部屋で朝食を済ませ、いざ最後の近江・低名山2座踏破に出撃!まずは霊仙山目指し、朝イチで今は廃村となった山間の落合集落跡へ。神戸ナンバーの先行者お一人、小生が下山予定の今畑コースへ向かわれたよう。今日も出だしは一人旅…。
古いお屋敷も多いのですが、ついこの間まで人が住んでいた気配のある建物も…
2023年10月06日 06:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 6:41
古いお屋敷も多いのですが、ついこの間まで人が住んでいた気配のある建物も…
この橋を渡ったところが落合登山口のようです。今月下旬には霊仙のトレイルマラソンがあるそう…。
2023年10月06日 06:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 6:43
この橋を渡ったところが落合登山口のようです。今月下旬には霊仙のトレイルマラソンがあるそう…。
いきなり傾いた怪しい丸木橋。河原を徒渉した方が良さそう…。
2023年10月06日 06:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 6:59
いきなり傾いた怪しい丸木橋。河原を徒渉した方が良さそう…。
ここで赤テープに導かれ、再び左岸に徒渉。水量はそこそこありますが、飛び石で問題なし。
2023年10月06日 07:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 7:07
ここで赤テープに導かれ、再び左岸に徒渉。水量はそこそこありますが、飛び石で問題なし。
左岸は倒木多く、この辺りで再び右岸へ戻ります…。
2023年10月06日 07:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 7:11
左岸は倒木多く、この辺りで再び右岸へ戻ります…。
渡渉の連続だった沢筋を離れ一登り、第1チェックポイントの汗拭峠着。反対側の榑ヶ畑からのコースと合流、ここが2合目。直前はトラロープ付きのザレた急坂登りが続きましたが、朝の樹林帯は涼しく、まだ汗は拭かなくてOK!〈笑〉
2023年10月06日 07:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 7:23
渡渉の連続だった沢筋を離れ一登り、第1チェックポイントの汗拭峠着。反対側の榑ヶ畑からのコースと合流、ここが2合目。直前はトラロープ付きのザレた急坂登りが続きましたが、朝の樹林帯は涼しく、まだ汗は拭かなくてOK!〈笑〉
秋になっても目に鮮やかな、深い緑の樹林帯を緩やかに登っていきます。
2023年10月06日 07:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 7:34
秋になっても目に鮮やかな、深い緑の樹林帯を緩やかに登っていきます。
樹林帯に朝陽が差し込み、緑の木々もお目覚めの様相。この直前に野生の子ザルと遭遇。群れからはぐれたのでしょうか、はたまた斥候役??
2023年10月06日 07:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 7:48
樹林帯に朝陽が差し込み、緑の木々もお目覚めの様相。この直前に野生の子ザルと遭遇。群れからはぐれたのでしょうか、はたまた斥候役??
更に日差しが強くなり、「朝活」を開始したサル達の甲高い鳴き声が林にこだまします…
2023年10月06日 07:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 7:49
更に日差しが強くなり、「朝活」を開始したサル達の甲高い鳴き声が林にこだまします…
標高700m超、5合目が近付き、霊仙の広大な山頂台地が垣間見えます。
2023年10月06日 07:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 7:58
標高700m超、5合目が近付き、霊仙の広大な山頂台地が垣間見えます。
苔生してますが、霊仙・藤原エリアに特徴的なカルスト風の地形が現れてきました。
2023年10月06日 08:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 8:01
苔生してますが、霊仙・藤原エリアに特徴的なカルスト風の地形が現れてきました。
5合目・見晴台到着。名の通り、西側に近江平野や海と見紛う巨大な琵琶湖の展望が開けます。後から登ってこられたソロのシニア男性に追い付かれ、ここで小休止。
2023年10月06日 08:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 8:05
5合目・見晴台到着。名の通り、西側に近江平野や海と見紛う巨大な琵琶湖の展望が開けます。後から登ってこられたソロのシニア男性に追い付かれ、ここで小休止。
石灰岩が増えると同時に、周囲は疎らな灌木帯となり景観が一変。ここから上は展望が楽しめそうです。
2023年10月06日 08:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 8:31
石灰岩が増えると同時に、周囲は疎らな灌木帯となり景観が一変。ここから上は展望が楽しめそうです。
こうした荒涼たる景観を見るにつけ、何だか伊豆の島山を歩いている錯覚に陥ります…。
2023年10月06日 08:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 8:37
こうした荒涼たる景観を見るにつけ、何だか伊豆の島山を歩いている錯覚に陥ります…。
石灰ニョキニョキのカルストの丘。先日、天狗高原で見た四国カルストよりも更にユニークな眺めです!
2023年10月06日 08:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 8:38
石灰ニョキニョキのカルストの丘。先日、天狗高原で見た四国カルストよりも更にユニークな眺めです!
8合目・御虎ヶ池着、ここで少々休憩。祠あり、お賽銭上げ参拝します。
2023年10月06日 08:48撮影 by  F-04K,
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10/6 8:48
8合目・御虎ヶ池着、ここで少々休憩。祠あり、お賽銭上げ参拝します。
振り返れば、巨大な琵琶湖をバックに緑と白2色の大地。
2023年10月06日 09:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 9:07
振り返れば、巨大な琵琶湖をバックに緑と白2色の大地。
ここまで登ってきて、初めて滋賀の山々の盟主・伊吹山がドーンと出現!
2023年10月06日 09:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 9:09
ここまで登ってきて、初めて滋賀の山々の盟主・伊吹山がドーンと出現!
経塚山頂着。展望絶佳ながらスゴい強風…。バックの伊吹山がハレーション起こしてますが、どうにか記念の自撮り。
2023年10月06日 09:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 9:14
経塚山頂着。展望絶佳ながらスゴい強風…。バックの伊吹山がハレーション起こしてますが、どうにか記念の自撮り。
南方は、桑名市街方面の向こうに白く輝く伊勢湾〜太平洋が…。
2023年10月06日 09:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 9:15
南方は、桑名市街方面の向こうに白く輝く伊勢湾〜太平洋が…。
正面の霊仙山へのルートは、一旦下の谷まで大きく下ります。雨裂とメインルートの見分けが付きにくく、ガス時などは要注意かと思われます…
2023年10月06日 09:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 9:23
正面の霊仙山へのルートは、一旦下の谷まで大きく下ります。雨裂とメインルートの見分けが付きにくく、ガス時などは要注意かと思われます…
強風を突いて岩礫の尾根を登り詰め、ついに花百・日本百低山の霊仙山登頂。風が冷たく、証拠写真自撮りの後、そそくさと岩陰へ避難…。
2023年10月06日 09:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 9:36
強風を突いて岩礫の尾根を登り詰め、ついに花百・日本百低山の霊仙山登頂。風が冷たく、証拠写真自撮りの後、そそくさと岩陰へ避難…。
先ほど登った経塚山の頂上に、途中ですれ違った男性ソロの方が立ってますね。カタチが良く、絵になる山頂です。
2023年10月06日 09:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 9:38
先ほど登った経塚山の頂上に、途中ですれ違った男性ソロの方が立ってますね。カタチが良く、絵になる山頂です。
こちらは御池岳〜藤原岳など鈴鹿山地の山並みでしょうか。御池岳が、小生にとり花百最後の1座となりそうです…。
2023年10月06日 09:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 9:47
こちらは御池岳〜藤原岳など鈴鹿山地の山並みでしょうか。御池岳が、小生にとり花百最後の1座となりそうです…。
お帰りは霊仙山最高点を経て、今畑コースへ下山。周回ルートを歩けるのは、変化があって有難いですね。
2023年10月06日 09:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 9:51
お帰りは霊仙山最高点を経て、今畑コースへ下山。周回ルートを歩けるのは、変化があって有難いですね。
堂々の伊吹山バックに、手前の尾根には霊仙山の避難小屋が見えます。
2023年10月06日 09:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 9:55
堂々の伊吹山バックに、手前の尾根には霊仙山の避難小屋が見えます。
最高点ピークも石灰岩ニョキニョキ…。
2023年10月06日 09:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 9:57
最高点ピークも石灰岩ニョキニョキ…。
午前10時、無事霊仙山の最高標高点(1,098m)に到達。これにて霊仙山の主要ピークをコンプリートです。ここもかなりの強風、そそくさと岩陰に避難…。
2023年10月06日 10:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 10:00
午前10時、無事霊仙山の最高標高点(1,098m)に到達。これにて霊仙山の主要ピークをコンプリートです。ここもかなりの強風、そそくさと岩陰に避難…。
下山路のこちらの尾根も山肌が一面の石灰岩。遠目にはまるで新雪が積もったよう。
2023年10月06日 10:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 10:09
下山路のこちらの尾根も山肌が一面の石灰岩。遠目にはまるで新雪が積もったよう。
稜線の灌木の傾き方が、強風を物語ってます…。
2023年10月06日 10:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 10:11
稜線の灌木の傾き方が、強風を物語ってます…。
琵琶湖バックに、恐竜の背のようなゴージャスな尾根歩きが続きます。見方によっては南アの3,000m級稜線に見えなくもありませんが、ここは標高僅か1,000m強…。
2023年10月06日 10:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 10:15
琵琶湖バックに、恐竜の背のようなゴージャスな尾根歩きが続きます。見方によっては南アの3,000m級稜線に見えなくもありませんが、ここは標高僅か1,000m強…。
恐竜の骨のような、風化した石。そろそろ、この極上の頂稜歩きも終幕です…
2023年10月06日 10:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 10:22
恐竜の骨のような、風化した石。そろそろ、この極上の頂稜歩きも終幕です…
南霊岳の手前、まだまだ気の抜けない岩稜混じりの道が続きます。
2023年10月06日 10:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 10:23
南霊岳の手前、まだまだ気の抜けない岩稜混じりの道が続きます。
稜線の右側は土壌の質が違うのでしょうか。見事な灌木の森が茂ってます。
2023年10月06日 10:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 10:30
稜線の右側は土壌の質が違うのでしょうか。見事な灌木の森が茂ってます。
地図で見る限り、どうやらこの辺が南霊岳のようです。山名板はありませんが…
2023年10月06日 10:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 10:38
地図で見る限り、どうやらこの辺が南霊岳のようです。山名板はありませんが…
近江展望台通過。今畑コースを登ってくると、ここが最初の絶景ポイントですね。
2023年10月06日 10:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 10:47
近江展望台通過。今畑コースを登ってくると、ここが最初の絶景ポイントですね。
確かに、近江の国が眼下に一望できます。小生が午後のお替わり山行を目論んでいる近江富士・三上山は、琵琶湖畔に見える形の良い三角錐の小山でしょうか…。
2023年10月06日 10:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 10:49
確かに、近江の国が眼下に一望できます。小生が午後のお替わり山行を目論んでいる近江富士・三上山は、琵琶湖畔に見える形の良い三角錐の小山でしょうか…。
絶景を眺めながらの下降ですが、相変わらず気の休まらぬ岩稜下りの連続…。
2023年10月06日 10:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 10:51
絶景を眺めながらの下降ですが、相変わらず気の休まらぬ岩稜下りの連続…。
途中で一時ルートロスなどあり、赤ペンキ頼りに何とか岩稜を下り切って、この辺りから漸く樹林帯へ。南霊岳から下のこの区間が本コースの核心部です…〈汗…〉
2023年10月06日 11:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 11:15
途中で一時ルートロスなどあり、赤ペンキ頼りに何とか岩稜を下り切って、この辺りから漸く樹林帯へ。南霊岳から下のこの区間が本コースの核心部です…〈汗…〉
一転して歩きやすい樹林帯の尾根道を快調に進み、笹峠を通過。登山口まであと少し…
2023年10月06日 11:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 11:29
一転して歩きやすい樹林帯の尾根道を快調に進み、笹峠を通過。登山口まであと少し…
無事、お昼前に今畑集落へ下りてきました。物寂びた無人の古刹などあり、廃村マニアにはたまらないビュースポットかも…。
2023年10月06日 11:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 11:46
無事、お昼前に今畑集落へ下りてきました。物寂びた無人の古刹などあり、廃村マニアにはたまらないビュースポットかも…。
上部の集落を抜けて再び一頻り下り、5分ほどでようやく今畑コース登山口に下山。この集落でもかなりの山奥ですが、更に山道を上がったところに何故住む必要があったのか…。ここにも、どうやら落人伝説がありそうです。
2023年10月06日 11:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/6 11:52
上部の集落を抜けて再び一頻り下り、5分ほどでようやく今畑コース登山口に下山。この集落でもかなりの山奥ですが、更に山道を上がったところに何故住む必要があったのか…。ここにも、どうやら落人伝説がありそうです。
今畑集落から少しの車道歩きで、落合集落の駐車場帰着。山中でシニア層など多くのハイカーとスライドしましたが、車の台数もかなり増加。時刻はまだ正午前、これから本ツアー最後のターゲット、近江富士に向け移動します!
2023年10月06日 11:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/6 11:57
今畑集落から少しの車道歩きで、落合集落の駐車場帰着。山中でシニア層など多くのハイカーとスライドしましたが、車の台数もかなり増加。時刻はまだ正午前、これから本ツアー最後のターゲット、近江富士に向け移動します!
撮影機器:

感想

長かった四国〜近畿低名山ツアーもいよいよ最終日。この日も午前・午後と近江の低山2座ハシゴの欲張りな計画にて、最後のお宿(ルートイン彦根)でのバイキング朝食という魅力的カードを放棄、最初のターゲット・霊仙山(花百・日本百低山)目指し朝6時前にホテルを出発。国道から狭い県道に入り、登山口の落合集落には2番乗りで6時半前に到着します。一番乗りの神戸ナンバーのソロ男性はどうやら小生が下山ルートに予定している今畑コースへ向かわれたようで、この日も例によって独りぼっちでのスタートです。
 以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、往路の経塚山までの道のりは、出だしの沢筋区間で渡渉の連続に若干手間取ったものの、一合刻みに丁寧な案内道標が設置された明瞭で歩きやすい道でした。五合目の見晴台を過ぎ、若干滑りやすい粘土質の斜面を登り詰めると、いつしか周囲は灌木が疎らに生えるのみのカルスト台地特有の石灰岩ニョキニョキの景観に。周囲の展望も素晴らしく、海の如き巨大な琵琶湖の向こうに比良山系、そして高度を上げていくにつれ、この山域の盟主の堂々たる貫禄の伊吹山、御池岳・藤原岳に端を発する鈴鹿山地の山々が一望できます。上空は青空が拡がっているものの、大展望と引き換えに稜線上では相当の強風が吹き荒れ、経塚山や霊仙山、更には最高点ピーク山頂では写真撮影もままならぬほどの爆風状態…。溜まらず岩陰に避難し、持参したおにぎりを急いで頬張り、そそくさと次なるピークへ進みます。
 後は展望の良い西南尾根を下山するのみ、と油断したのも束の間、実はこの先の南霊岳前後の岩稜の尾根歩き、そして笹峠手前までの急な岩稜帯下りが本コースの核心部。標高1,000m前後とは思えぬ、まるで日本アルプスの険しい岩稜帯の縦走を思わせる厳しさで、小生も四苦八苦状態でした。途中、岩稜下りの入口でのルートロスもあり、コースタイムをかなりオーバーしてどうにか樹林帯まで下り、そこから先は一転して明瞭で歩きやすい小径を快調に下り、出発点の落合集落に首尾良く正午前に帰り着きました。これにて、どうやら午後の近江富士・三上山ハイクも計画通り挙行できそうですが、ゆっくり昼食を取る時間的余裕がないため、車中にて残りのおにぎりを頬張り、移動途中のコンビニで少しのおかずとデザートを仕入れて、慌ただしく三上山の登山口へと車を飛ばす小生でありました…。
[※「魅力別新百名山」フィナーレ・三上山編へ続く…]

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