ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 606163
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

初春なのに新雪でド快晴の谷川岳〜一ノ倉岳、そして落とし穴!

2015年03月27日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:20
距離
10.4km
登り
1,241m
下り
1,228m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:18
休憩
0:58
合計
7:16
8:36
63
9:39
9:45
37
10:22
44
11:26
11:31
37
12:08
12:13
28
12:41
13:04
24
13:28
13:29
42
14:11
14:12
14
14:26
14:27
3
14:30
14:46
18
15:04
11
15:15
37
15:52
0
15:52
ゴール地点
天候 快晴!暖か陽気で風強し!
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
谷川岳RWベースプラザ駐車場(平日無料! 通常は500円)

谷川岳ベースプラザ
http://www.tanigawadake-rw.com/ropeway/
コース状況/
危険箇所等
・登山ポストは天神平RW乗降り場に有り
 下山届も忘れずに!

・熊穴沢避難小屋まで!
 昨日のあったらしいトレースは不明瞭!
 先頭組だったので、12本アイゼン⇒スノシューに変更

・天狗の留まり場〜肩ノ小屋
 積雪が固い場所も現れたのでスノシュー⇒
 12本アイゼンに変更で、時々ラッセル!

・肩ノ小屋〜トマの耳〜オキの耳
 バックカントリーの方と交互で先頭
 少しラッセルしましたが、比較的歩き易い

・オキに耳〜ノゾキ付近
 バックカントリーの方とラッセルしながらコース取り!
 
・ノゾキ付近〜一ノ倉岳
 どの場所をコース取りしても新雪の吹きだまりの為、
 膝上ラッセルの急登で、著し歩き難く、時間が掛った。

・一ノ倉岳〜茂倉岳手前
 強風&少し豪雪で歩行に著しく時間が掛ります。
 RWの最終時間が気になり、安全を取ってUターン!
※トマの耳から交互で先頭を歩いていたバックカントリーの方は
 一ノ倉岳よりカッコ良く急降下滑走をして行った!

※一ノ倉岳直下で深い落し穴に落ちましたが、
 入口が狭かったので運よく、ザックと両手で止まりました(汗!)
 
その他周辺情報 【下山後の温泉】
・仏岩温泉 鈴森の湯 (今回も利用で美味しい豚丼を頂く!)
 http://ameblo.jp/suzumori-noyu/
・日帰り温泉湯テルメ谷川
 http://www12.wind.ne.jp/tanigawa-onsen/yuterume.htm
関越谷川IC出口より、真っ白に染まった谷川岳を望む。
早くも気分が高まります!
2015年03月27日 07:00撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 7:00
関越谷川IC出口より、真っ白に染まった谷川岳を望む。
早くも気分が高まります!
平日の谷川ベースプラザ駐車場は嬉しい無料開放!
天神平24日〜25日に100僂寮兩磴あったそうです。

2015年03月27日 08:07撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 8:07
平日の谷川ベースプラザ駐車場は嬉しい無料開放!
天神平24日〜25日に100僂寮兩磴あったそうです。

天神平の積雪は440mで、本日は嬉しい晴れ!
2015年03月27日 08:08撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 8:08
天神平の積雪は440mで、本日は嬉しい晴れ!
貸切キャビンのRWで、天神尾根へと向かいます。
眼下は田尻尾根のゲレンデ整備をしている、カッコ良い圧雪車!
2015年03月27日 08:17撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 8:17
貸切キャビンのRWで、天神尾根へと向かいます。
眼下は田尻尾根のゲレンデ整備をしている、カッコ良い圧雪車!
天神平で登山届を提出!帰りも下山届を忘れずに!
2015年03月27日 08:26撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 8:26
天神平で登山届を提出!帰りも下山届を忘れずに!
アイゼンを装着して8時半頃天神平を出発!先行者は数名いるようです。振り返って天神平!
2015年03月27日 08:46撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 8:46
アイゼンを装着して8時半頃天神平を出発!先行者は数名いるようです。振り返って天神平!
冬季限定コースは天神峠からの稜線へ、直登りして行く感じです。少し登り上げると正面に新雪で白銀に染まった谷川岳が姿を現わします。
2015年03月27日 08:59撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 8:59
冬季限定コースは天神峠からの稜線へ、直登りして行く感じです。少し登り上げると正面に新雪で白銀に染まった谷川岳が姿を現わします。
先行者のバックカントリースキーヤー2名!
2015年03月27日 09:01撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:01
先行者のバックカントリースキーヤー2名!
白毛門〜笠ヶ岳〜烏帽子岳、巻機山が見えて来ました。
朝日岳は烏帽子岳の陰に隠れまだ見えません!
2015年03月27日 09:01撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:01
白毛門〜笠ヶ岳〜烏帽子岳、巻機山が見えて来ました。
朝日岳は烏帽子岳の陰に隠れまだ見えません!
本日のトップバッターが見えます。
2015年03月27日 09:05撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
3/27 9:05
本日のトップバッターが見えます。
鞍部に入るとラッセル歩行を余儀なくされます。
2015年03月27日 09:06撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:06
鞍部に入るとラッセル歩行を余儀なくされます。
スノーシューにチェンジ!
2015年03月27日 09:14撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:14
スノーシューにチェンジ!
南アルプスの北部の甲斐駒ヶ岳〜千丈ヶ岳と、南八ヶ岳の赤岳〜横岳〜硫黄岳!
2015年03月27日 09:18撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:18
南アルプスの北部の甲斐駒ヶ岳〜千丈ヶ岳と、南八ヶ岳の赤岳〜横岳〜硫黄岳!
スノーシューでは歩き辛い、凍り気味のトラバース!
2015年03月27日 09:33撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:33
スノーシューでは歩き辛い、凍り気味のトラバース!
笠ヶ岳手前に見える西黒尾根にはクラックが!
2015年03月27日 09:33撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:33
笠ヶ岳手前に見える西黒尾根にはクラックが!
榛名山の後方には富士山!
2015年03月27日 09:41撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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榛名山の後方には富士山!
関越トンネル(11,065m)の空気孔が、眼下に見えます。
2015年03月27日 09:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:42
関越トンネル(11,065m)の空気孔が、眼下に見えます。
いつの間にか、本日のトップバッターになっていました。熊穴沢避難小屋はどこ?
2015年03月27日 09:44撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:44
いつの間にか、本日のトップバッターになっていました。熊穴沢避難小屋はどこ?
先日の積雪で小さい穴を覗いても、避難小屋は全く見えません!しばらくの間、避難出来ない避難小屋状態!
2015年03月27日 09:44撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 9:44
先日の積雪で小さい穴を覗いても、避難小屋は全く見えません!しばらくの間、避難出来ない避難小屋状態!
後ろから4名のバックカントリースキーヤーがやって来て、勢い良く登って行きます。
2015年03月27日 09:55撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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後ろから4名のバックカントリースキーヤーがやって来て、勢い良く登って行きます。
白く染まった浅間山
2015年03月27日 09:56撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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白く染まった浅間山
平ヶ岳〜景鶴山〜燧ヶ岳〜至仏山〜笠ヶ岳
2015年03月27日 10:19撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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平ヶ岳〜景鶴山〜燧ヶ岳〜至仏山〜笠ヶ岳
天狗の溜まり場と越後からお越しのダンディーさん
2015年03月27日 10:21撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
3/27 10:21
天狗の溜まり場と越後からお越しのダンディーさん
四阿山〜草津白根山
2015年03月27日 10:22撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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四阿山〜草津白根山
怖そうな西黒尾根、本日登っている方がいたとか!
2015年03月27日 10:22撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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怖そうな西黒尾根、本日登っている方がいたとか!
旅客機が時々飛行!
2015年03月27日 10:24撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 10:24
旅客機が時々飛行!
標高を上げて行くと谷川岳は真っ白に!
2015年03月27日 10:24撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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標高を上げて行くと谷川岳は真っ白に!
眼下にみなかみ町
2015年03月27日 10:31撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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眼下にみなかみ町
余りの暑さで薄着になり、ポカリ補給でひと息!
2015年03月27日 10:36撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 10:36
余りの暑さで薄着になり、ポカリ補給でひと息!
振り返って!まだ閑散としている谷川岳!
2015年03月27日 10:36撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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振り返って!まだ閑散としている谷川岳!
カッコ良い山容のオジカ沢の頭と俎嵒!
2015年03月27日 10:45撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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カッコ良い山容のオジカ沢の頭と俎嵒!
バックカントリーのyamarekoユーザーはトラバースしなら、万太郎山方面へ颯爽と向かっていきます。お別れに手を振りあいました。
2015年03月27日 11:01撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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バックカントリーのyamarekoユーザーはトラバースしなら、万太郎山方面へ颯爽と向かっていきます。お別れに手を振りあいました。
ようやく肩ノ小屋が見えて来ました。
2015年03月27日 11:03撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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ようやく肩ノ小屋が見えて来ました。
主脈路を眺めながら、景気づけの鐘を鳴らします。
2015年03月27日 11:04撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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主脈路を眺めながら、景気づけの鐘を鳴らします。
しばらくダイナミックな景色を眺めます。
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しばらくダイナミックな景色を眺めます。
浅間連峰!
2015年03月27日 11:06撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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浅間連峰!
俎嵒山頂右には薄ら北アの乗鞍岳!
2015年03月27日 11:07撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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俎嵒山頂右には薄ら北アの乗鞍岳!
振り返って!
2015年03月27日 11:12撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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振り返って!
レコで目にしたクレバス!近寄らなければ怖くありません!
2015年03月27日 11:13撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:13
レコで目にしたクレバス!近寄らなければ怖くありません!
トマの耳!先程まで同じタイミングで登っていた、一ノ倉岳付近より滑走のバックカントリーの方と二人だけ!
2015年03月27日 11:14撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:14
トマの耳!先程まで同じタイミングで登っていた、一ノ倉岳付近より滑走のバックカントリーの方と二人だけ!
オキの耳、右には巻機山〜越後駒ヶ岳〜中岳
2015年03月27日 11:14撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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オキの耳、右には巻機山〜越後駒ヶ岳〜中岳
オキの耳左は茂倉岳〜一ノ倉岳、稜線には大分成長した雪庇!
2015年03月27日 11:14撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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オキの耳左は茂倉岳〜一ノ倉岳、稜線には大分成長した雪庇!
トマの耳からの素晴らしい景色です。正面にはオジカ沢の頭と爼堯覆泙覆い燭阿蕁砲旅覯な山容!オジカ沢の頭の後方のほぼ直線状に万太郎山と仙ノ倉山が見え、右奥は苗場山!
2015年03月27日 11:14撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:14
トマの耳からの素晴らしい景色です。正面にはオジカ沢の頭と爼堯覆泙覆い燭阿蕁砲旅覯な山容!オジカ沢の頭の後方のほぼ直線状に万太郎山と仙ノ倉山が見え、右奥は苗場山!
新雪で真っ白に染まった西黒尾根!
2015年03月27日 11:15撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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新雪で真っ白に染まった西黒尾根!
苗場山左より後立山連峰北部の遠望!左から不帰キレットの頭部分、天狗ノ頭、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、小蓮華山!
2015年03月27日 11:15撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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苗場山左より後立山連峰北部の遠望!左から不帰キレットの頭部分、天狗ノ頭、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、小蓮華山!
越後駒ヶ岳〜中岳
2015年03月27日 11:16撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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越後駒ヶ岳〜中岳
巻機山!そして谷川岳山頂のオキの耳へと向かいます。
2015年03月27日 11:16撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:16
巻機山!そして谷川岳山頂のオキの耳へと向かいます。
本日トップバッターで、谷川岳山頂へ向かいます。オキの耳後方は一ノ倉から茂倉岳!
2015年03月27日 11:17撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:17
本日トップバッターで、谷川岳山頂へ向かいます。オキの耳後方は一ノ倉から茂倉岳!
凄い雪庇!
2015年03月27日 11:17撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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凄い雪庇!
振り返ってトマの耳!
2015年03月27日 11:19撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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振り返ってトマの耳!
でっかい落とし穴!落ちたら大変な事に!
2015年03月27日 11:19撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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でっかい落とし穴!落ちたら大変な事に!
振り返って、シュカブラ雪庇とトマの耳
2015年03月27日 11:23撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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振り返って、シュカブラ雪庇とトマの耳
トマの耳の後方は赤城山〜子持山〜小野子山〜榛名山
2015年03月27日 11:26撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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トマの耳の後方は赤城山〜子持山〜小野子山〜榛名山
本日トップバッターで、谷川岳山頂をタッチ!(アっ!写真取るの忘れた!)
2015年03月27日 11:27撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:27
本日トップバッターで、谷川岳山頂をタッチ!(アっ!写真取るの忘れた!)
安全なコース取りをしながら奥の院へ向かいます!
2015年03月27日 11:29撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
3/27 11:29
安全なコース取りをしながら奥の院へ向かいます!
風当たりが強くなりますので、足に重心を掛けて踏ん張ります。
2015年03月27日 11:30撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
3/27 11:30
風当たりが強くなりますので、足に重心を掛けて踏ん張ります。
奥の院鳥居より、一ノ倉から茂倉岳を望む!
2015年03月27日 11:32撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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奥の院鳥居より、一ノ倉から茂倉岳を望む!
振り返って!オキの耳&トマの耳
2015年03月27日 11:32撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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振り返って!オキの耳&トマの耳
景鶴山〜燧ヶ岳〜至仏山〜笠ヶ岳
2015年03月27日 11:34撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:34
景鶴山〜燧ヶ岳〜至仏山〜笠ヶ岳
雪庇に注意を払いながら進行!
2015年03月27日 11:36撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:36
雪庇に注意を払いながら進行!
凄く迫り出している雪庇!基にはクラックが!
2015年03月27日 11:39撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:39
凄く迫り出している雪庇!基にはクラックが!
途中でラッセルコースに嵌り、バックカントリーの方が先頭に!
2015年03月27日 11:50撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 11:50
途中でラッセルコースに嵌り、バックカントリーの方が先頭に!
ノゾキへは雪庇で近寄れないので、離れてワンショット!
2015年03月27日 12:03撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 12:03
ノゾキへは雪庇で近寄れないので、離れてワンショット!
ノゾキから一ノ倉岳は、雪だまりの直登りですので、著しく体力を使い、時間も掛ります。
2015年03月27日 12:23撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 12:23
ノゾキから一ノ倉岳は、雪だまりの直登りですので、著しく体力を使い、時間も掛ります。
何処を歩いてもラッセル!最後は枝を掴みながら強引に登って行く!
2015年03月27日 12:23撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 12:23
何処を歩いてもラッセル!最後は枝を掴みながら強引に登って行く!
一ノ倉岳手前より、谷川岳と急峻な一ノ倉沢の断崖絶壁を良いアングルで望みます!この白く染まった危なげな絶景を拝む事が、本日の最大の目的だったんです♪
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一ノ倉岳手前より、谷川岳と急峻な一ノ倉沢の断崖絶壁を良いアングルで望みます!この白く染まった危なげな絶景を拝む事が、本日の最大の目的だったんです♪
風当たり良好の一ノ倉岳手前は足元が締って少し歩き易くなった!
2015年03月27日 12:38撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
3/27 12:38
風当たり良好の一ノ倉岳手前は足元が締って少し歩き易くなった!
バックカントリーの方は下からやって来ました。
2015年03月27日 12:39撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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バックカントリーの方は下からやって来ました。
一ノ倉岳の避難小屋&山頂標識は雪深く埋もれていて、何処が山頂だか全くわからず!
2015年03月27日 12:40撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 12:40
一ノ倉岳の避難小屋&山頂標識は雪深く埋もれていて、何処が山頂だか全くわからず!
遠く遥かの越後?の山も良く見える!
2015年03月27日 12:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 12:42
遠く遥かの越後?の山も良く見える!
強烈な突風が吹き、雪煙が舞っている!
2015年03月27日 12:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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強烈な突風が吹き、雪煙が舞っている!
振り返って、一ノ倉岳〜オキ&トマの耳!
2015年03月27日 12:43撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 12:43
振り返って、一ノ倉岳〜オキ&トマの耳!
一ノ倉岳と茂倉岳の鞍部手前より滑走準備!
2015年03月27日 12:45撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 12:45
一ノ倉岳と茂倉岳の鞍部手前より滑走準備!
苗場山の右には後立山連峰!
2015年03月27日 12:46撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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苗場山の右には後立山連峰!
鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜不帰キレット〜天狗の頭〜白馬三山!
2015年03月27日 12:46撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜不帰キレット〜天狗の頭〜白馬三山!
振り返って!辺り一体トレースは全くなし!
2015年03月27日 12:47撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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振り返って!辺り一体トレースは全くなし!
東洋のマッターホルンと呼ばれている大源太山!後方には白く染まる遠方の越後の山々!
2015年03月27日 12:48撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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東洋のマッターホルンと呼ばれている大源太山!後方には白く染まる遠方の越後の山々!
茂倉岳直下の武能岳〜蓬峠〜七ッ小屋山!
2015年03月27日 12:49撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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茂倉岳直下の武能岳〜蓬峠〜七ッ小屋山!
中央が巻機山
2015年03月27日 12:49撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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中央が巻機山
振り返って、一ノ倉岳〜オキ&トマの耳!
2015年03月27日 12:49撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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振り返って、一ノ倉岳〜オキ&トマの耳!
オキの耳アップ!数名が
2015年03月27日 12:50撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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オキの耳アップ!数名が
トマの耳アップ!賑やか
2015年03月27日 12:50撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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トマの耳アップ!賑やか
バックカントリーの方は準備完了で、急降下滑走スタート!
2015年03月27日 12:53撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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バックカントリーの方は準備完了で、急降下滑走スタート!
絶景を眺めながら、茂倉岳へと進んで行きます。
2015年03月27日 12:56撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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絶景を眺めながら、茂倉岳へと進んで行きます。
降ったばかりの新雪に覆われている茂倉岳へはラッセル歩きを余儀なくされ、時間が掛り著しく掛り、最終RW時間があるので無理をせずUターン!
2015年03月27日 12:57撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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降ったばかりの新雪に覆われている茂倉岳へはラッセル歩きを余儀なくされ、時間が掛り著しく掛り、最終RW時間があるので無理をせずUターン!
一ノ倉岳へと標高を上げながら戻って行きます。
2015年03月27日 12:57撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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一ノ倉岳へと標高を上げながら戻って行きます。
下を見ると先程のバックカントリーの方が、遥か下にいました。アップで!
2015年03月27日 12:59撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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下を見ると先程のバックカントリーの方が、遥か下にいました。アップで!
雪庇に注意を払いながら、積雪で埋まった一ノ倉岳付近より、断崖絶壁を望む!
2015年03月27日 13:04撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 13:04
雪庇に注意を払いながら、積雪で埋まった一ノ倉岳付近より、断崖絶壁を望む!
独立王国、上州武尊山は裾が長そうに見える!
2015年03月27日 13:05撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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独立王国、上州武尊山は裾が長そうに見える!
視界良好の燧ヶ岳〜至仏山〜笠ヶ岳!
2015年03月27日 13:05撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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視界良好の燧ヶ岳〜至仏山〜笠ヶ岳!
良いアングルで白く染まった断崖絶壁をワンショット!
2015年03月27日 13:15撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 13:15
良いアングルで白く染まった断崖絶壁をワンショット!
少しノゾキに近づきますが、雪庇が怖ゎ!
2015年03月27日 13:19撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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少しノゾキに近づきますが、雪庇が怖ゎ!
突然深い落とし穴に落ちました汗!反射的に両手を横に出し、運よくザックと両手で止まりました。殆ど雪から顔が出た状態でしたのでギリギリセーフ!火事場の馬鹿力全開で、もがきながら、無事脱出成功!中を覗いてみると広い空間になっていて凄いクレバスでした。
2015年03月27日 13:25撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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突然深い落とし穴に落ちました汗!反射的に両手を横に出し、運よくザックと両手で止まりました。殆ど雪から顔が出た状態でしたのでギリギリセーフ!火事場の馬鹿力全開で、もがきながら、無事脱出成功!中を覗いてみると広い空間になっていて凄いクレバスでした。
周辺には誰もいませんので、足元に注意を払いながら谷川岳へと帰ります。雪庇越しに日光白根山〜上州武尊山〜皇海山!
2015年03月27日 13:27撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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周辺には誰もいませんので、足元に注意を払いながら谷川岳へと帰ります。雪庇越しに日光白根山〜上州武尊山〜皇海山!
自分の付けた安全なトレースを頼りに奥の院〜トマの耳へ再び標高を上げて行きます。
2015年03月27日 13:28撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 13:28
自分の付けた安全なトレースを頼りに奥の院〜トマの耳へ再び標高を上げて行きます。
綺麗なシュカブラの雪庇
2015年03月27日 13:46撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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綺麗なシュカブラの雪庇
気温上昇の為、先程より積雪が緩くなっている!
2015年03月27日 13:52撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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気温上昇の為、先程より積雪が緩くなっている!
奥ノ院手前の鎖場だけ、雪融け!
2015年03月27日 14:02撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 14:02
奥ノ院手前の鎖場だけ、雪融け!
ここまで戻って来れば積雪が少なくなり、一安心!
2015年03月27日 14:04撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 14:04
ここまで戻って来れば積雪が少なくなり、一安心!
オキの耳にはカップルハイカーさんが、広大な景色を楽しんでいました。
2015年03月27日 14:08撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 14:08
オキの耳にはカップルハイカーさんが、広大な景色を楽しんでいました。
振り返って!茂倉岳〜一ノ倉岳〜オキの耳
2015年03月27日 14:19撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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振り返って!茂倉岳〜一ノ倉岳〜オキの耳
誰〜もいないトマの耳
2015年03月27日 14:21撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 14:21
誰〜もいないトマの耳
山頂で再び素晴らしい景色を楽しみます。オキの耳-巻機山-駒ヶ岳-中ノ岳-朝日岳-笠ヶ岳
2015年03月27日 14:23撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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山頂で再び素晴らしい景色を楽しみます。オキの耳-巻機山-駒ヶ岳-中ノ岳-朝日岳-笠ヶ岳
日光白根山のアップ
2015年03月27日 14:23撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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日光白根山のアップ
朝日岳-笠ヶ岳-白毛門-平ヶ岳
2015年03月27日 14:24撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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朝日岳-笠ヶ岳-白毛門-平ヶ岳
先程まで静かな谷川岳周辺でしたが、何時も間にか凄い足跡!一ノ倉岳方面へ行ってる間に相当な数の登山者が訪問したみたいです。
2015年03月27日 14:25撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 14:25
先程まで静かな谷川岳周辺でしたが、何時も間にか凄い足跡!一ノ倉岳方面へ行ってる間に相当な数の登山者が訪問したみたいです。
新雪を覆った、怖そうな西黒尾根!先程のカップルさんによりますと、本日歩いて来た方がいたそうです。
2015年03月27日 14:25撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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新雪を覆った、怖そうな西黒尾根!先程のカップルさんによりますと、本日歩いて来た方がいたそうです。
風流な道導の後方は赤城山〜子持山
2015年03月27日 14:27撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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風流な道導の後方は赤城山〜子持山
風を避けて肩ノ小屋玄関でひと息です。カレーヌードルを頂こうと思いましたが、気温上昇の為か?著しく渇くので、パンをポカリで流し込みます。
2015年03月27日 14:31撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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風を避けて肩ノ小屋玄関でひと息です。カレーヌードルを頂こうと思いましたが、気温上昇の為か?著しく渇くので、パンをポカリで流し込みます。
景気付けの鐘を鳴らして下山開始!
2015年03月27日 14:40撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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景気付けの鐘を鳴らして下山開始!
眼下に天神峠と天神平!
2015年03月27日 14:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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眼下に天神峠と天神平!
トレースを外して、新雪の激下りを開始します。
2015年03月27日 14:42撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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トレースを外して、新雪の激下りを開始します。
気温上昇の為緩雪になっているので、アイゼンに雪団子が付き歩きづらい! そして少しの間、尻セードでの急降下!
2015年03月27日 14:43撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
3/27 14:43
気温上昇の為緩雪になっているので、アイゼンに雪団子が付き歩きづらい! そして少しの間、尻セードでの急降下!
カッコ良い山容のオジカ沢の頭と俎嵒!を見納め!
2015年03月27日 14:44撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 14:44
カッコ良い山容のオジカ沢の頭と俎嵒!を見納め!
先程の肩ノ小屋でお会いした陽気な二人と話をすると、右の方が私のHPを知っていました。記念に写真も一緒に撮って頂き、またお会い出来る事を楽しみにしています。
2015年03月27日 14:59撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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先程の肩ノ小屋でお会いした陽気な二人と話をすると、右の方が私のHPを知っていました。記念に写真も一緒に撮って頂き、またお会い出来る事を楽しみにしています。
西黒尾根直下のクラック!
2015年03月27日 15:04撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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西黒尾根直下のクラック!
午後3時を回っていますが雲ひとつ無いド快晴!視界良好なので武尊山を最後にワンショット!
2015年03月27日 15:08撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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午後3時を回っていますが雲ひとつ無いド快晴!視界良好なので武尊山を最後にワンショット!
熊穴沢避難小屋上部を通過!
2015年03月27日 15:14撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
3/27 15:14
熊穴沢避難小屋上部を通過!
振り返って!ダケカンバと雲ひとつ無い谷川岳!
2015年03月27日 15:23撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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振り返って!ダケカンバと雲ひとつ無い谷川岳!
ソロダンディーが、肩ノ小屋泊で向かっていきます。違う方に後で聞きましたが、明日は主脈縦走予定だとか!
2015年03月27日 15:25撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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ソロダンディーが、肩ノ小屋泊で向かっていきます。違う方に後で聞きましたが、明日は主脈縦走予定だとか!
続いて子連れのワンパーティーも小屋泊で登って行きます。
肩ノ小屋は賑やかになるのでしょうね?
2015年03月27日 15:28撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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続いて子連れのワンパーティーも小屋泊で登って行きます。
肩ノ小屋は賑やかになるのでしょうね?
天神峠手前のピークより振り返って、黄昏時が近づいて神秘的な姿に変わっれ行く谷川岳!
2015年03月27日 15:39撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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天神峠手前のピークより振り返って、黄昏時が近づいて神秘的な姿に変わっれ行く谷川岳!
朝は数名しか無かったトレースが、すっかりコースになっているので驚き!
2015年03月27日 15:44撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
3/27 15:44
朝は数名しか無かったトレースが、すっかりコースになっているので驚き!
観光客もいる、閑散とした天神平へ帰着!
2015年03月27日 15:49撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
3/27 15:49
観光客もいる、閑散とした天神平へ帰着!
ベースプラザでコーラを買って、爽やかに喉を潤します。
2015年03月27日 16:13撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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ベースプラザでコーラを買って、爽やかに喉を潤します。
谷川ドライブインの巨大なかまくらは、まだ健在でした!
2015年03月27日 16:26撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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谷川ドライブインの巨大なかまくらは、まだ健在でした!
毎度のように下山後の楽しみの「鈴森の湯」でゆっくり温まり疲れを癒します。
2015年03月27日 16:43撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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毎度のように下山後の楽しみの「鈴森の湯」でゆっくり温まり疲れを癒します。
本日は気温上昇の為水分補給が忙しく、遅ればせながらお腹が空きましたので、鈴森の湯で美味しい豚丼を頂きます。

2015年03月27日 16:54撮影 by  COOLPIX P7100, NIKON
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3/27 16:54
本日は気温上昇の為水分補給が忙しく、遅ればせながらお腹が空きましたので、鈴森の湯で美味しい豚丼を頂きます。

撮影機器:

感想

積雪の谷川岳は今回で4回目になり、残雪期は初めての訪問となりました。
谷川ベースプラザ駐車場は平日のみ、無料開放されています。
RW始発時間は平日8時でしたが、7時と勘違いして早く来てしまい、
車の中で待つ事になりました。

先一昨日から一昨日にかけて天神平は100cmの積雪があり、
残雪期ですが、嬉しい事に綺麗な新雪の上を歩く、
心地良いスノーハイクが出来ました。

初春の山歩きでは、春かすみが掛って、眺望には恵まれない日が多いですが、
本日は最後まで雲ひとつ無い、素晴らしい快晴に恵まれました。
群馬の山はもちろん、上信&上越国境の山々、遠くには富士山、南アルプス、
八ヶ岳、北アルプスを見渡せる、大変空気が澄んだ日となりました。

手持ちの温度計では最低温度が3度で、
天神平付近では最高で17度を示す、暖かい1日となりました。

天神平よりスタートすると先行者は登山者2名と
バックカントリの方2名の合計4名で、まだ静かな谷川岳でした。

初冬と違って、熊穴沢避難小屋は見事なまでに積雪で埋もれていました。
トマの耳へ到着すると積雪は余りありませんが、
オキの耳は毎回のように積雪が多く、
北側には雪庇が迫り出し、近寄り難い山頂展望場所でした。

本日の谷川岳(オキの耳)訪問のトップバッターは、珍しく私が1番でした。
奥ノ院を過ぎると雪庇や吹き溜りも多くなり、
安全なコース取りをしながら、慎重に進行します。
幸いな事に、一ノ倉岳までバックカントリーの方が
近くで歩いていましたので、少し心強い感じがしました。

ノゾキから一ノ倉岳への登りは柔らかい新雪になり、
急登ラッセル登りを余儀なくされます。
雪庇に注意を払いながら、著しく体力を使った感じがしました。
バックカントリの方は、一ノ倉岳手前でアイゼンからスキーに変えると、
頗る早くなるので驚きです。

一ノ倉岳手前より、振り帰って眺める、
白く染まった急峻な一ノ倉沢の断崖絶壁は、やはり迫力満点でした。
※本日の目的は、急峻な一ノ倉沢の岩壁と谷川岳の絶景を眺める事です

一ノ倉岳の訪問は、馬蹄形縦走4回を含めて、
今回で8回目になりますが、凄い積雪で避難小屋や標識が埋まり、
何処が正確な山頂なのか、まったくわかりません?
無積雪時の記憶では、想像もつかない風景に変わっていました。
そして、バックカントリーの方はカッコ良く、急降下滑走をして行きました。

すぐ近くの茂倉岳へ向かいましたが、
思いの外深雪で、突風も強く歩行に時間が掛ります。
最終RWリミット時間があり、もし乗り遅れたら、
恐怖の西黒尾根か、積雪の為閉鎖されている田尻尾根しかありません!
茂倉岳到着時間が全く予測出来ませんので、
安全の為無理はしないでUターンです。

帰路の一ノ倉岳直下では深雪&新雪に注意を払いながら
ラッセル気味で下がって行きました。
何と!突然深い落とし穴に落ちてしまいました。(汗!)

落とし穴の入口が狭かったので、反射的に両手を伸ばし、
運よくザックと両手で止まりました。
殆ど積雪面から、顔が出た状態でしたのでギリギリセーフ!

ここからが大変、火事場の馬鹿力全開でもがきながら、無事脱出成功!
中を覗いてみると広い空間になっていて、
5メートル近いクレバスだったので、本当に危なかった!

本日先頭組で途中まで一緒だった、
2名のバックカントリーの方(一ノ倉岳まで近くを歩いていた方&
肩ノ小屋手前まで一緒だった万太郎山より滑走予定のヤマレコユーザーの方)
と、肩ノ小屋まで一緒だった越後の方。
そして下山途中、お会いしたカップルの方や、
写真を撮りあった熊谷市からお越しの陽気なお二人さんを始め、
多くの方と話が出来て、充実した谷川岳スノーハイクが出来ました。

下山後は「鈴森の湯」(650円)で、美味しい豚丼(900円)を頂き、
食事後ゆっくり温泉に浸かり、疲れを癒しました。

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コメント

春なのに新雪の谷川
ゆうやけさん こんばんは
残雪期の谷川が初めてと言うゆうやけさんに驚きです
新雪と春を感じる日差しを浴びての山行
季節の変わり目の天候を読むゆうやけさんは、流石ですね

日曜の天気に不安はありますが
月曜日は、天候が安定していそうなので
俺も知り合いと春の谷川を楽しんで来たいと思います
知り合は初心者なのでレコとても参考になりました
ありがとうございますm(_ _)m
2015/3/28 23:32
Re: 春なのに新雪の谷川
irohaさん、おはようございます。

27日の谷川岳は、新雪が降った恩恵で、
残雪期とは思えないほどの風景でした

気温は高かったですが、
春かすみも掛らず、スッキリした天候でした。

しかしながらirohaさんとバッタリした、
初冬の静かな谷川の風景には、及びません

月曜は天気が良いみたいですので、
どうぞ谷川岳をお連れさんと楽しんで来て下さい
2015/3/29 7:18
間一髪!ご無事で何よりです(>_<)
ゆうやけさん、こんにちは(^^)

一ノ倉直下の落とし穴は本当に危なかったですね(>_<)
ご無事で何よりです。
亀裂が入っていれば避けて通れますが、新雪で覆われてしまえば避けようがないですね。
もし自分だったらと思うと。。。

ゆうやけさんのように何回も来ている山でも、
積雪の状況によっては想像もつかない風景に変わってしまうと書かれていて、
改めて雪山の怖さを感じました。
私はまだ雪山を始めたばかりで、そのような状況には遭遇していないのですが、
今後起こるかもしれないですもんね。

私にとっても学びとなりましたm(_ _)m

谷川の写真とってもキレイですね✨
ここも行ってみたいと思ってます(*^o^*)
雪があるうちに行きたいなぁ…!

無事に下山できて一安心ですね(^^)
豚丼が美味しそうです(*^o^*)
2015/3/29 12:00
Re: 間一髪!ご無事で何よりです(>_<)
mimaさん、こんばんは(^^)

新雪が100cm降ったばかりの谷川岳は、
3月下旬になりますが、
素晴らしい景色が広がっていましたので驚きです

気温上昇の為、小さいクラックやクレバスが有りましたが、
オキの耳まででしたら、問題は無かったかと思います。

奥の院を過ぎるとトレース後は消えて、
降ったばかりの新雪の、
吹きだまりが多く出来ていました。

ノゾキから一ノ倉の急登は雪庇に注意を払いながら、
通常の3倍くらい時間が掛った感じです

帰りも注意を払いながら下がって来ましたが、
まさかの落とし穴に落ちて、
もう少しで数メートル下のクレバスに落下するところでした

クラックでも入っていればわかるのですが、
見た目は普通の新雪でしたので、全くわかりませんでした。

しかしながら谷川連峰を始めとした素晴らしい景色を楽しめ、
帰りは美味しい豚丼を頂き、
ゆっくり温泉に浸かる事が出来ました
2015/3/29 21:17
参考になりました
ゆうやけさん こんにちは 初めてコメントします
kijimunaです

このレコ大変参考になりました ありがとうございます
 
実は明日の月曜日に谷川に行こうと思っていました
が踏み抜きが怖いので 他の山域にしようかと
思っています

雪山に見えても春が押し寄せてるんですね

これからもよろしくお願いします
2015/3/29 17:01
Re: 参考になりました
kijimunaさん、こんばんは!

初春の谷川岳へ訪問しましたが、
残雪期に思えないほどの景色が広がっていました。
しかしながら気温上昇の為、緩んだ積雪がありました。

私が訪問した日は、オキの耳まででしたら、
危険な場所は無かった感じがしました。

恐らく連日多くの方が、
天神尾根より谷川へ訪問しているかと思います。

西黒尾根は遠目ですが、
クラックが入って危なそうに見えました

明日は快晴で登山日和ですね。
気を付けてお出かけ下さい
2015/3/29 21:34
こんにちは
途中から肩の小屋まで御一緒させていただいた越後です。
先に行くのを見届けて鳥居のところで引き返しましたが、危機一髪でしたね。ご無事で何よりです。
それにしても春とは思えない視程の良さでしたね。爽快でした。
あの界隈にはよく出掛けるので、また会えるのではないかと楽しみにしてます。
では、これからも良い山行を!
2015/3/30 0:15
Re: こんにちは
Redbreezeさん、こんばんは!27日はお世話になりました。
勝手に越後の方とお呼びしてゴメンなさい

先日の初春の谷川岳は暖か陽気でしたが、
かすみも掛らず、視界良好で良い一日でしたね

当初の予定では茂倉岳でしたが、
途中で積雪は一転として多くなり、
ラッセルを余儀なくされましたので、
無理をしないで引き返して来ました。

帰路のノゾキ手前では落とし穴に嵌りましたが
運よく途中で止まり、クレバス滑落は避けられました

奥の院手前より、アイゼン跡がありましたので、
途中まで、誰かが来た事がわかりました。

同じ日に素晴らしい景色を共有出来て楽しかったです。
またお会い出来る事を楽しみにしています。
2015/3/30 19:59
ヒドンクレパスお互いに気をつけましょう!
十日町のSunset33さん、おはようございます。
天神尾根で話し、万太郎方面へと消えた群馬のhareharawaiです。
颯爽と別れた(笑)後、スキーをつけてあっという間に鞍部に達しましたが、実はオジカ沢ノ頭までの尾根の風下(群馬側)で板を脱ぎ、アイゼンを装着しようと一歩踏み出した瞬間、左足がヒドンクレパスに落ち、2本のウィペットと右足で何とか踏みとどまった次第です。3/23〜25あたりにまとまった降雪があったため、クレパスが表面だけ覆われてしまったものと思われます。気をつけても気をつけようがないので、過去の経験から次の2つの対策が有効かと思われます。
,任るだけスキーを着けて歩く(早く山スキーを用意しましょう)
⇔昭蠅縫Εペットを持ち、危なそうな場所では、ストラップもしっかりと通しておく(万が一落ちたとき脱出するため)
以上2点を参考にして見て下さい。
 何はともかく、Sunset33さんが無事に下山できて何よりです。生還すればまた次の山に行けますから。雪山は命がけなので、山道具には惜しまず投資しましょう!
2015/3/31 5:42
Re: ヒドンクレパスお互いに気をつけましょう!
hareharawaiさん、こんばんは!

先日は肩ノ小屋手前までご一緒させて頂き、
楽しい話をしてくれて楽しかったです。

もう一人のBCスキーの方とトマの耳で再びお会いして、
一ノ倉岳まで殆ど一緒のペースでした。

帰路の一ノ倉岳直下では落とし穴に嵌りヒヤヒヤ物でした!
クラックでも入っていれば回避出来ますが、
ヒドゥンクレバスでは対処のしようがありませんね

万太郎山まで馬力登山で登り上げて、
爽快に滑走して、無事土樽駅着おめでとうございます

hareharawaiさんは雪山BCの達人と見えて
数々の白い悪魔の修羅場も経験されているとお見受けしました。
スキーでしたらリイチが長いので、
クレバスに落ちる確率は少なくなりますね。

ちなみに越後の方は一緒に登っていたRedbreezeさんで、
私は深谷市で、当日、実家の渋川からの谷川岳訪問でした。

お互い怪我なくお山を楽しみましょう
2015/3/31 21:34
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
谷川岳/天神尾根ルート
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [2日]
残雪期天神平より谷川岳1泊
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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