六甲縦走キャノンボールラン POWERの部
- GPS
- 15:04
- 距離
- 78.2km
- 登り
- 4,976m
- 下り
- 4,973m
コースタイム
- 山行
- 2:55
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:59
- 山行
- 11:22
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 12:22
天候 | 曇りー雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
山仲間のワンコから六甲縦走キャノンボールランという大会を紹介してもらい、六甲全山縦走路を往復するPowerの部に出場してきました。
長いトレイルレースに出たことが無かったので、いい経験だと思いました。
‘‘何よりも参加費が安いのが良かった‘‘
六甲全山縦走路(公称56辧砲魃復するので112劼世罰亳腓靴討燭里任垢、実際走ってみると片道40劼留復80卍でした。
道迷いも含んでの距離なので、スムーズに行けば、もう少し短いかもしれません。また、今回はいつもより折り返し地点が短縮されたようです。
しかし、私の場合112劼世辰燭藉袷すら出来なかったかもしれません。
キャノンボールに向けて、1月、2月は自分の中でかなり身体を動かしました。
3月に入って、カチカチに固まった筋肉を解そうと比較的緩い生活を送っていたら、緩み過ぎて、かえってパフォーマンスがダウンしてしまった様な気がします。
それでも、しばらく脚を養生していたので、大会当日は痛みも無く、走りたくて走りたくて、スタート直後から、ろくに道もわからないのに先頭を走ったりもしました。
18キロくらいまで3,4位だったのですが、自分には明らかにオーバーペースでした。
下りのロードを走っているとき、急に大腿四頭筋が痛みと共に壊れてしまいそうになりました。それ以後、偽りのメッキが剥がれていくようにペースが落ちていきました。
痛くて痛くて『もう往路の完走すら保ちこたえられないかも』って思いながら走り続けました。
そんな中、さらに道を間違えて、遠回りを余儀なくされました。
それでも、何とか挫けずに折り返し地点の宝塚まで到着することができました。
不思議なもので、痛みや苦しさには波があって、その時々で走れたり走れなかったりするもんです。
そうやって騙し騙しで走った往路でした。
折り返しの再出発は、基本的に日曜の7時にspeedの部(片道)の人達と出発するらしいのですが、好きな時に再出発しても構わないということなので、気持ちが萎えない20分程休憩後に出発しました。
復路は酷いものでした。
直ぐに折り返す人が殆どいなかったので、競う相手もおらずダラダラで、眠気や痛みのせいで、歩いてばかりいました。
もうレースということを忘れて、ただただ完走を目指していました。
また、往路は人の背中を頼りに走っていたのですが、復路はそういうわけにもいかず、迷って地図をみたり登り返したりして、タイムを無駄に稼いでしまいました。
そうして、なんやかんやで雨降る中をダラダラとした感じでゴールインです。
全体を振り返ってみると、フィジカル面ではボロボロのショボショボでしたが『リタイアしたいな』と一度も思わなかったのは幸せでした。
往路では、大峯奥駈道無泊縦走をされた加藤さんという方に会うことができました。
私はこの方のブログを見て衝撃を受け、それを参考に無泊縦走をすることができました。
復路では、『大きなザックのランナーがいるな』と思って見ていたら、吉本亮さんでした。握手をしてもらいました。硬くしっかりとした握手でした。まさか、今回も参加されているとは思って無かったので、感激でした。
次回、また出る事があれば、大腿四頭筋を鍛えて、作戦を練って、再挑戦したいと思います。
SUUNTO ambit2 計測
往路:40.27km 累積標高2800m 6時間22分13秒
復路:39.73km 累積標高2630m 8時間42分32秒
合計:80.00km 累積標高5430m 15時間4分45秒
こんばんは
六甲山全山縦走を往復とは御見それしました
経験の積み重ねと気丈な心持ちですね
眠くてどうしようもない状況下で
自分を騙しながらダラダラでもやっていく感覚
ぼんやりと閉塞感もありますが
麻痺した感覚のどこかで
ずっとこのまま終わりなく続けていたいような
そういうのも含め「楽しいなぁ〜」って
後になって思えたりもするのを経験者の特権と思えるんですけれど
私だけかも?
ばななさんに握手して貰えて良かったですね
ばななさんは「ONE PIECE」のルフィ―のイメージです
山登ってる時も、走ってる時も、やってるときは苦しい場面が度々やってきて、早く帰ってしまいたいなぁって思うこともあるんです。
でも、終えて数日経つと、楽しかったなぁ、またやりたいな〜って、チューインガムのようにしばらくその時の思い出をしがんでるんですよね。
そうして、また「しんどい〜」ってぼやいたりしながら山登ったり、走ったりするんです。
中には「お金払って、何でそんなにしんどいことするの?」っていう人もいますけど、
mermaidさんの言うように、人それぞれに経験者の特権を得ているからかもしれないですね。
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