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Yamareco

記録ID: 6200329
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ハイキング
奥武蔵

周助山・ノボット/奥武蔵入口の里山を周回

2023年11月23日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.3km
登り
355m
下り
281m

コースタイム

出発9:05−倉掛峠9:10−周助山北東尾根取付き9:20〜9:30−225m圏コブ9:50〜10:25−310m圏コブ10:50−登山道合流11:10−周助山頂上11:15〜11:50−410m圏コブ(倉掛峠分岐)12:10−ノボット頂上12:20〜13:10−404mコブ13:25−仁田山林道に出る13:45−烏帽子北尾根下降点13:55〜14:05−455m圏コブ14:05〜14:35−370m圏14:55〜15:05−林道に出る15:15−バス道に出る15:30〜15:50−MTBデポ地15:50〜16:05−ゴール16:15
天候 晴れたり曇ったり
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
入間川沿いの県道70号線から中藤川沿いの県道350号線に入る。久根花集落のT字路を左折し、倉掛峠に向かう。峠の150mほど手前の路肩に3台ほど停められる。
コース状況/
危険箇所等
周助山の頂上部から北東に枝尾根が落ちている(周助山北東尾根と仮称)。ここを上る。踏跡もテープも無い。一部、藪漕ぎを強いられる。
周助山から主稜線を辿ってノボットを越え、仁田山林道まで縦走する。立派な登山道が通じている。
仁田山林道脇の501mコブの烏帽子から北方向に落ちている枝尾根(烏帽子北尾根と仮称)を下る。比較的明瞭な踏跡が続く。この尾根の350m圏辺りを荒れた林道が横切っていたので、これを辿って下中沢集落に出る。
この集落にデポしておいたMTB(自転車)に乗って出発点に戻る。
全ルートに渡って危険個所は無い。
駐車地点から200mほどで倉掛峠。峠の東側尾根上に飯能市の大きな貯水タンクが建っていた
2023年11月23日 09:07撮影
11/23 9:07
駐車地点から200mほどで倉掛峠。峠の東側尾根上に飯能市の大きな貯水タンクが建っていた
峠から南側に降りると周助山北東尾根の末端を回り込む。ここに峠上の水道施設に関係した建物(ポンプ場?)がある
2023年11月23日 09:20撮影
11/23 9:20
峠から南側に降りると周助山北東尾根の末端を回り込む。ここに峠上の水道施設に関係した建物(ポンプ場?)がある
この建物のフェンス脇は藪が切り開かれているので、ここから北尾根に取付く。標高185m圏
2023年11月23日 09:21撮影
11/23 9:21
この建物のフェンス脇は藪が切り開かれているので、ここから北尾根に取付く。標高185m圏
切り開きは直ぐに終わる。踏跡は無いので、藪の薄い所を拾いながら上る
2023年11月23日 09:28撮影
11/23 9:28
切り開きは直ぐに終わる。踏跡は無いので、藪の薄い所を拾いながら上る
左手にアンテナが建っていた
2023年11月23日 09:29撮影
11/23 9:29
左手にアンテナが建っていた
藪の中の倒木を乗り越えたりくぐったり
2023年11月23日 09:36撮影
11/23 9:36
藪の中の倒木を乗り越えたりくぐったり
この程度の薄い藪なら楽な方だ
2023年11月23日 09:39撮影
11/23 9:39
この程度の薄い藪なら楽な方だ
225m圏コブで一息付けた。この辺りから植林帯となり、下草が無いので歩き易くなってきた
2023年11月23日 09:52撮影
11/23 9:52
225m圏コブで一息付けた。この辺りから植林帯となり、下草が無いので歩き易くなってきた
240m圏から急登が続く。尾根筋を詰めて行くが左側に露岩が続いているので、右寄りに上る
2023年11月23日 10:33撮影
11/23 10:33
240m圏から急登が続く。尾根筋を詰めて行くが左側に露岩が続いているので、右寄りに上る
急斜面に獣道が何本も刻まれているので、これらを拾いながら右へ斜上する
2023年11月23日 10:38撮影
11/23 10:38
急斜面に獣道が何本も刻まれているので、これらを拾いながら右へ斜上する
310m圏コブから北に伸びる支尾根に乗った。少し傾斜が緩まる
2023年11月23日 10:44撮影
11/23 10:44
310m圏コブから北に伸びる支尾根に乗った。少し傾斜が緩まる
珍しくケルンが積んであった。この先にもう一つ。この尾根でテープは見かけなかった
2023年11月23日 10:44撮影
11/23 10:44
珍しくケルンが積んであった。この先にもう一つ。この尾根でテープは見かけなかった
310m圏コブを越えると再び藪道となってきたが、枝を腕で払いのける程度で済む
2023年11月23日 10:59撮影
11/23 10:59
310m圏コブを越えると再び藪道となってきたが、枝を腕で払いのける程度で済む
370m圏で一般登山道に飛び出した。ここにも大きなケルンが積んであるので、逆コースで北東尾根を下降する場合の目印になる
2023年11月23日 11:49撮影
11/23 11:49
370m圏で一般登山道に飛び出した。ここにも大きなケルンが積んであるので、逆コースで北東尾根を下降する場合の目印になる
立派な登山道を左に100mほど歩けば周助山の頂上。388mの標高も書かれ山名杭
2023年11月23日 11:46撮影
11/23 11:46
立派な登山道を左に100mほど歩けば周助山の頂上。388mの標高も書かれ山名杭
この主稜線は奥武蔵ロングトレイルの一部らしい。その案内杭。この先、あちこちに立っていた
2023年11月23日 11:13撮影
11/23 11:13
この主稜線は奥武蔵ロングトレイルの一部らしい。その案内杭。この先、あちこちに立っていた
主稜線をノボットに向けて北西に進む。踏跡すら無かった周助山北東尾根に比べればハイウェイ並みの登山道を辿る
2023年11月23日 11:50撮影
11/23 11:50
主稜線をノボットに向けて北西に進む。踏跡すら無かった周助山北東尾根に比べればハイウェイ並みの登山道を辿る
410m圏コブは倉掛峠へ伸びる尾根の分岐点。ここにも奥武蔵ロングトレイルの標識が立っている
2023年11月23日 12:08撮影
11/23 12:08
410m圏コブは倉掛峠へ伸びる尾根の分岐点。ここにも奥武蔵ロングトレイルの標識が立っている
ノボットの頂上に着いた。山名杭が2本立っていて、共に「登戸」と漢字表記。これに「のぼっと」とふりがな、または英語でMt.Nobottoと付記。「ノポット」は見当たらない
2023年11月23日 12:19撮影
11/23 12:19
ノボットの頂上に着いた。山名杭が2本立っていて、共に「登戸」と漢字表記。これに「のぼっと」とふりがな、または英語でMt.Nobottoと付記。「ノポット」は見当たらない
本日唯一の三角点。山名杭と古い地形図では435.8m、新しい地形図では435.7m
2023年11月23日 13:06撮影
11/23 13:06
本日唯一の三角点。山名杭と古い地形図では435.8m、新しい地形図では435.7m
なだらかな主稜線を西に進む。相変わらずハイウェイ並みの登山道をルンルン気分で歩む
2023年11月23日 13:13撮影
11/23 13:13
なだらかな主稜線を西に進む。相変わらずハイウェイ並みの登山道をルンルン気分で歩む
404mコブを越えると、この主稜線では珍しく開けた個所に出た
2023年11月23日 13:37撮影
11/23 13:37
404mコブを越えると、この主稜線では珍しく開けた個所に出た
仁田山峠を越えて下中沢に降りる仁田山林道に飛び出した
2023年11月23日 13:45撮影
11/23 13:45
仁田山峠を越えて下中沢に降りる仁田山林道に飛び出した
この林道を北に向かって進む。北東方向の眺望が利く。遠くに2年前に歩いた山並みが見えた。左は大高山、右は天覚山
2023年11月23日 13:51撮影
11/23 13:51
この林道を北に向かって進む。北東方向の眺望が利く。遠くに2年前に歩いた山並みが見えた。左は大高山、右は天覚山
天覚山の右手、東南東方向に、先ほど通って来たノボットと、その右奥に周助山が望める
2023年11月23日 13:52撮影
11/23 13:52
天覚山の右手、東南東方向に、先ほど通って来たノボットと、その右奥に周助山が望める
仁田山林道に出てから300mほど北に進み、林道が左に直角に折れる地点が烏帽子北尾根の下降点。茂ったススキの隙間にもぐり込む
2023年11月23日 13:57撮影
11/23 13:57
仁田山林道に出てから300mほど北に進み、林道が左に直角に折れる地点が烏帽子北尾根の下降点。茂ったススキの隙間にもぐり込む
ススキの藪を抜けると直ぐに樹林に入り、455m圏コブに一のぼり
2023年11月23日 14:04撮影
11/23 14:04
ススキの藪を抜けると直ぐに樹林に入り、455m圏コブに一のぼり
平坦な455m圏コブから真北に向かって急下降。比較的明瞭な踏跡が続いているので一安心
2023年11月23日 14:35撮影
11/23 14:35
平坦な455m圏コブから真北に向かって急下降。比較的明瞭な踏跡が続いているので一安心
420m圏辺りから尾根の傾斜が緩まる。尾根幅は狭く、分岐も無いので、ルート探索に緊張することはない
2023年11月23日 14:44撮影
11/23 14:44
420m圏辺りから尾根の傾斜が緩まる。尾根幅は狭く、分岐も無いので、ルート探索に緊張することはない
370m圏で尾根幅が広がって来たので右寄りに進む。再び急下降となった上、切り倒された間伐材を乗り越えて下るので手間取る
2023年11月23日 15:08撮影
11/23 15:08
370m圏で尾根幅が広がって来たので右寄りに進む。再び急下降となった上、切り倒された間伐材を乗り越えて下るので手間取る
350m圏まで降りるとダートの林道がこの北尾根を横切っていた。北尾根はこの先でかなり急になるので、この林道を西方向に辿る
2023年11月23日 15:13撮影
11/23 15:13
350m圏まで降りるとダートの林道がこの北尾根を横切っていた。北尾根はこの先でかなり急になるので、この林道を西方向に辿る
林道は沢筋に降りる。路面はかなり荒れているので、最近は使われていないようだ
2023年11月23日 15:24撮影
11/23 15:24
林道は沢筋に降りる。路面はかなり荒れているので、最近は使われていないようだ
下中沢の集落に出た
2023年11月23日 15:27撮影
11/23 15:27
下中沢の集落に出た
バス通りに降り立った。標高270m圏。直ぐ北側に田中BSがあり、通りの東側に田中製材所とその木材置き場が道路沿いに続いている
2023年11月23日 15:29撮影
11/23 15:29
バス通りに降り立った。標高270m圏。直ぐ北側に田中BSがあり、通りの東側に田中製材所とその木材置き場が道路沿いに続いている
南へ100m程で木材置き場が終わると、朝方デポしたMTBが待っていた。倉掛峠下に停めた愛車まで車道歩きが2.5kmあるが、これに乗れば、ゆっくり走っても10分程でゴール
2023年11月23日 15:49撮影
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11/23 15:49
南へ100m程で木材置き場が終わると、朝方デポしたMTBが待っていた。倉掛峠下に停めた愛車まで車道歩きが2.5kmあるが、これに乗れば、ゆっくり走っても10分程でゴール

感想

昭文社の登山地図で、原市場地区にある435.8mの里山を「ノボット」とカタカナで表記してある。同じ山を地理院の地形図では「ノポット」。いずれにしてもカタカナ表記の山名は珍しい。家内は「ロボット山に行くの?」と混乱。

現地に行って判明した。頂上の山名杭は2本共に「登戸」と漢字で表記。これに「のぼっと」とふりがな、またはMt. Nobotto と英語を付記。「のぼりと」が訛って「のぼっと」になったのだろう。「のぽっと」ではないと思われるので、ここでは登山地図の「ノボット」に倣った。

今回、上りに使った周助山北東尾根も、下りに使った烏帽子北尾根も、共にバリエーションルートである。地形図を読んで、ここなら登れる、降りられる、と判断したルートで、地形図以外に情報は無い。
このヤマレコに山行記録を投稿する際に、ルートを記入する地形図には既に登った多くの人々のトレースがオレンジ色で記録されている。バリエーションルートでも、このオレンジ色のトレースが描かれていれば、ミスコースしない限り抜けられるはずだ、と言った安心感がある。

しかし、今回登降した両尾根には、このオレンジ色のトレースが描かれていない。人が踏み込まないような何か厳しい伏兵が潜んでいるのか、いささか不安ではある。しかし、オレンジ色のトレースが全く描かれていない尾根でも、何も問題なく上り下り出来た例は今までに何度もあるので、今回も予定通りに取付いた。

それぞれの枝尾根の状況は写真で説明した通りである。共に尾根筋の構成が単純であるのでルート探索に緊張することも少なく、強烈な藪や厳しい露岩に行く手を阻まれることも無く、順調に上り下りできた。結果として、技術的には簡単な尾根であった。

上り下りのバリエーションルートで緊張したのに比べ、なだらかな主稜線を歩いている時はのんびり気分に浸れた。
今回は、標高差も少なく、距離も短いルートなので、陽が短い晩秋の山を年寄りが歩くには手頃であった。その割には、なかなか変化に富んでいたので、充実した気分で帰路についた。

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