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Yamareco

記録ID: 6305347
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀南稜&石尊稜

2023年12月23日(土) ~ 2023年12月24日(日)
 - 拍手
sonodo その他3人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
18:37
距離
16.7km
登り
2,010m
下り
1,929m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:47
休憩
1:29
合計
8:16
6:07
30
スタート地点
6:37
6:37
103
8:21
8:21
28
8:49
8:49
30
9:19
9:20
108
11:08
12:17
39
12:56
13:14
26
13:39
13:39
11
13:51
13:52
21
14:13
14:13
11
14:24
2日目
山行
8:03
休憩
1:57
合計
10:00
5:08
5:08
354
11:02
12:12
1
12:14
12:17
3
12:20
12:22
7
12:29
12:31
4
12:35
12:36
26
13:01
13:39
40
14:19
14:19
44
15:03
15:05
4
15:09
15:10
0
15:10
ゴール地点
天候 23日雲、24日晴。両日とも低温
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
積雪少なく、ベルグラでアイゼン、ピッケル刺さらず難易度アップ🏔?
その他周辺情報 もみの湯
2023年12月23日 08:31撮影 by  901ZT, ZTE
1
12/23 8:31
南稜核心部分は雲の中
2023年12月23日 08:31撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 8:31
南稜核心部分は雲の中
立場岳を越えて。
2023年12月23日 08:32撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 8:32
立場岳を越えて。
青ナギ。。かな。
2023年12月23日 08:47撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 8:47
青ナギ。。かな。
阿弥陀山頂
2023年12月23日 12:56撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 12:56
阿弥陀山頂
山頂から南稜方面
2023年12月23日 12:57撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 12:57
山頂から南稜方面
ヘロヘロで中岳沢を降りてきた。
2023年12月23日 14:02撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 14:02
ヘロヘロで中岳沢を降りてきた。
2023年12月23日 14:02撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 14:02
久しぶりにテン場に人がいっぱい。
2023年12月23日 14:46撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 14:46
久しぶりにテン場に人がいっぱい。
2023年12月23日 14:47撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 14:47
2023年12月23日 14:47撮影 by  901ZT, ZTE
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12/23 14:47
2023年12月24日 09:39撮影 by  901ZT, ZTE
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12/24 9:39
2023年12月24日 09:39撮影 by  901ZT, ZTE
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12/24 9:39
2023年12月24日 09:39撮影 by  901ZT, ZTE
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12/24 9:39
上部岩壁
2023年12月24日 10:21撮影 by  901ZT, ZTE
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12/24 10:21
上部岩壁
山頂到着。太陽がありがたい。
2023年12月24日 11:57撮影 by  901ZT, ZTE
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12/24 11:57
山頂到着。太陽がありがたい。
2023年12月24日 12:07撮影 by  901ZT, ZTE
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12/24 12:07
2023年12月24日 12:07撮影 by  901ZT, ZTE
3
12/24 12:07
撮影機器:

感想

12月の雪山特訓も後半戦。今週は八ヶ岳だ。
登攀要素はあるものの、先週迄の踏抜き、ラッセル地獄から解放され、人の気配も濃いエリアなので幾分気楽だ。

舟山十字路から歩き出し。薄い雪で、夏道の様にサクサク進む。テント装備カラガチャ類迄、全装の重荷を背負ってP3を越える。雪が薄く、案外悪かった。寒い!P4トラバースも大きい荷物が邪魔で若干怖い。バテ気味で阿弥陀山頂ㇸ。ヘロヘロで阿弥陀の降り、中岳沢経由、行者小屋ㇸ。

最近、歳のせいか山で行動食が食べれなくなり、ほとんど何も食べずに登る事が多くなったが、今回、シャリバテのようだ。山で食べるのもアルパイン技術の一つ。今後、意識して食べるようにしよう。

久しぶりのテン場での幕営。キレイなトイレと湧いている水に感動。整地不要で水を作らなくて良いのはどれほど楽かを実感。

今回、気温は相当低かった。迅速な行動が必要な山行には手間のかかるエアマットは選択肢外。買ったばかりの「山と道」のマットは藪尾根で落としてしまった(ロールは嵩張る)。クローズドセルマットで手持ちはモンベルの90センチ、ペラペラだ。R値の概念が無いマットが冷気を直に伝える。90センチ、もう1セット持っているので、今度の山行には2枚重ねでマットを使ってみよう。さほど嵩張らないはず。

翌朝、暗いうちから歩き出し。中山乗越しを越え、急な降りを鉱泉方面へ。指導標がある沢を入ると石尊稜。トレースを辿るがこれはアイスのトレースだ。

石尊稜下部岩壁に行くためにルートを検討。尾根に取り付くよりトレースを辿る方が安全と判断、小滝(多分三叉峰ルンゼのF1)をダブルアックスで突破、1段上がってから傾斜がゆるい所を右へトラバースして稜に乗る。稜上も雪が薄く悪い。1ピッチロープを出して取付へ。1ピッチ目の取付に到着した頃、明るくなっていた。

1ピッチ目卦蕁棔正直なめていた。乗っているだけの雪はほとんどアイゼン、アックス効かないベルグラ。ホールドが少なく細かいスラブにフッキングでかろうじて引っ掛かったバイルに体重をかけて体を引き上げるのは怖かった。

寒さも半端ない。ビレイ中、凍傷、低体温症にならない様に体を動かしつつ熱生産の努力。
ダウンをザックの出しやすい場所に入れておくべきだった。

途中の雪稜もすごく悪かったがフリーで突破。
上部岩壁卦蕕盧2鵐侫ローだったが、寒さで頭が働かない。支点が少なく、ピナクルとカムを使ってランニングを取って石尊峰直下へ。

ロープを繋いだまま、フリー1ピッチで山頂へ。西面でずっと日が当たらなかったので太陽がありがたい。完登の握手をして日向ぼっこ。

下降は地蔵尾根。速攻でテントを撤収し、美濃戸に下山。

もみの湯で入浴し、原PAで早い晩飯。海鮮丼が売りの食堂だが、他の定食も安くて美味い穴場だ。

久しぶりに撤退せず満足!

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