記録ID: 6329700
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積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山
西蔵王 瀧山北面中央稜 末端から
2024年01月02日(火) [日帰り]
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 05:31
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 743m
- 下り
- 725m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:27
7:40
7:46
102分
中央稜末端取付き
9:28
9:34
100分
1100m大岩壁
12:36
ゴール地点
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りに使った中央稜(ダイレクト尾根)は雪山バリエーションで、結構危険です。 核心は1100mにある大岩壁の処理。今回真下まで行き、端から端まで見渡したが、弱点は2〜3個所ある。 ただ登攀するならザイルは必要であり、フリーソロで行く勇気がなかったので、左から大巻き。 大岩壁の真下をトラバースすると、かなりの急斜面を30mほどカニ歩きトラバースになるので、少し下がってから緩い斜面を見つけてトラバースしたほうがいい。 小尾根を乗っこしたら急なルンゼを詰めて中央稜に復帰するが、雪付きや雪質によってはかなり大変だと思う。 核心を越えたらあとは頑張るだけ。 下山は姥滝コース。 現状ではトレースバッチリ。雪は少なく踏み固められてるので、履くならアイゼンかチェンスパだが、一回降ればリセットなので参考までに。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ビバーク装備
ワカン
アイゼン
ピッケル
行動食
補助ロープ
|
---|
感想
新年明けましておめでとうございます。
新年一発目は久々の瀧山へ。
今回歩いた中央稜は3年前の2月に登っているが、その時は思い描いていたルート取りが出来ず、下部はずっと沢沿いを歩き、1100m付近にある核心の大岩壁を過ぎてから中央稜に乗る形であった。
だいぶ上部から中央稜に乗っての登頂だったので不完全燃焼感が強く、なんとなくスッキリしないまま今日まで至ってしまっていた。
今回は中央稜の取付きをもっと下部からにしようと思い地形図を眺めていたが、どうせなら尾根の末端から取り付いてしまえと計画し、入念にルーファイしながら歩いた。
少しミスった所もあったが、まずまずイメージ通りに中央稜に乗り、核心の大岩壁を目の前で見ることが出来て満足である。
大岩壁もチャンスがあれば登るつもりであったが、新年早々ソロで無茶するつもりもないので素直に左巻き。
雪はまだまだ少なく厳冬期感は薄かったが、ようやくイメージ通りに中央稜を登れたので達成感は大きい。
12月に入ってからも相変わらず雪山へのモチベーションは上がらずしっかりとした山納めも出来ず新年を迎えてしまったが、とりあえず一発目はなんとか形になったので一安心である。
皆様、今年も宜しくお願い致します。
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コメント
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いつも精力的な山行記録を拝見いたしております。
14番目の写真のところが怖かったぁなぁ〜
その後の写真も見せて貰って、おかげ様でしっかりルートを思い出しました。
ありがとうございました。
14番の写真辺りから岩が多くなってきましたね。
大岩壁の巻きは、マキさんがいやらしいトラバースがあると前に書いてたのを見て、あぁ、ここかぁとすぐわかりました。一枚岩に薄く雪が乗ってるだけで肝を冷やしました😅
正月の瀧山なので、もしかしたらマキさんいらっしゃるかなぁと思ってましたが、会えずに残念でした。
天狗様は相変わらず歩いてるみたいでしたが😊
今年も何卒宜しくお願い致します🙇
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