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Yamareco

記録ID: 634111
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

備前楯山(桐生・足尾2日間その3) 

2015年05月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
nerima2010 その他20人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:53
距離
8.9km
登り
481m
下り
633m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:01
休憩
0:40
合計
4:41
距離 8.9km 登り 485m 下り 633m
8:41
44
9:25
9:27
62
10:29
10:52
74
12:06
12:21
61
13:22
ゴール地点
新緑の中を進み、備前楯山への登山道ではたくさんの山野草と花木に出合って自然の豊かさを満喫。
その後かって足尾鉱毒事件を惹き起こした足尾銅山跡を下山、自然破壊を目のあたりにした。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
小型バスをレンタルして桐生・足尾方面へ1泊山行
初日は高津戸渓谷を散歩してから荒神山に登り、日光市の国民宿舎かじか荘に一泊しました。2日目は備前楯山に登り、足尾銅山跡を見て帰ります。夢の跡という感じがした。
かじか荘の全景 かなり古い建物ですが、かけ流し温泉があってとても快適に過ごせました。改築計画があるそうです。
2015年05月04日 05:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 5:36
かじか荘の全景 かなり古い建物ですが、かけ流し温泉があってとても快適に過ごせました。改築計画があるそうです。
露天風呂 下を鹿が走り抜け、天井から猿が見下ろしていることもあるそうな。
2015年05月04日 05:46撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 5:46
露天風呂 下を鹿が走り抜け、天井から猿が見下ろしていることもあるそうな。
かじか荘が登山口です
庚申山、皇海山の登山口にもなっています
2015年05月04日 05:32撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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かじか荘が登山口です
庚申山、皇海山の登山口にもなっています
山桜は散っていましたが八重桜が満開、今年は1週間ほど早かったそうです。
2015年05月04日 05:33撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 5:33
山桜は散っていましたが八重桜が満開、今年は1週間ほど早かったそうです。
2015年05月04日 05:33撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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新緑に赤いつつじが映えます
2015年05月04日 05:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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新緑に赤いつつじが映えます
江戸幕府埋蔵金説もあるそうだ
庚申山を経て皇海山に向かうのは超難関
2015年05月04日 05:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 5:40
江戸幕府埋蔵金説もあるそうだ
庚申山を経て皇海山に向かうのは超難関
備前楯山に向かいます しばらくは車道歩きです
2015年05月04日 08:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 8:36
備前楯山に向かいます しばらくは車道歩きです
花いっぱいの登山道 赤い山つつじ
2015年05月04日 08:37撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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花いっぱいの登山道 赤い山つつじ
紫のミツバつつじ
2015年05月04日 08:38撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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紫のミツバつつじ
白いのはなんでしょうか
2015年05月04日 08:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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白いのはなんでしょうか
これは山吹ですね
2015年05月04日 08:53撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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これは山吹ですね
はるりんどう
2015年05月04日 08:58撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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はるりんどう
花弁は5裂。10個あるように見えるのは副弁だそうです。
2015年05月04日 08:58撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 8:58
花弁は5裂。10個あるように見えるのは副弁だそうです。
猫目草でしょうか
2015年05月04日 09:06撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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猫目草でしょうか
新緑に包まれた車道歩きも悪くありません
2015年05月04日 09:07撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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新緑に包まれた車道歩きも悪くありません
登山道入口に着きました
銅鉱石を発見した農民の出身地から備前と名付けられた、楯とは銅鉱脈の露頭のことと記されています
2015年05月04日 09:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 9:26
登山道入口に着きました
銅鉱石を発見した農民の出身地から備前と名付けられた、楯とは銅鉱脈の露頭のことと記されています
傍が舟石峠駐車場になっていてここまで車で来ることができます トイレもありました
2015年05月04日 09:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 9:26
傍が舟石峠駐車場になっていてここまで車で来ることができます トイレもありました
2015年05月04日 09:27撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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2015年05月04日 09:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ミツバつつじの紫が濃い
2015年05月04日 09:37撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ミツバつつじの紫が濃い
カラマツの芽吹き
2015年05月04日 09:38撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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カラマツの芽吹き
2015年05月04日 09:53撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ヤセ尾根もあります
2015年05月04日 10:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ヤセ尾根もあります
シロヤシオが1本だけ
2015年05月04日 10:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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シロヤシオが1本だけ
アカヤシオ 散った花びらをどなたかが集めたのでしょう
2015年05月04日 10:16撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
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アカヤシオ 散った花びらをどなたかが集めたのでしょう
アカヤシオ
2015年05月04日 10:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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アカヤシオ
山頂の三角点がひどいことになっていました。
2015年05月04日 10:51撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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山頂の三角点がひどいことになっていました。
中央にある黒檜山は存在感があります
2015年05月04日 10:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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中央にある黒檜山は存在感があります
黒檜山をバックに
2015年05月04日 10:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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黒檜山をバックに
2015年05月04日 10:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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紅のつぼみ
2015年05月04日 11:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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紅のつぼみ
カタクリも咲き残っていました
2015年05月04日 11:19撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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カタクリも咲き残っていました
舟石峠駐車場に戻ってきました ここで昼食
2015年05月04日 12:21撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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舟石峠駐車場に戻ってきました ここで昼食
ここから車道を歩いて銅山跡をみながら足尾町に下山します 約1時間4キロの道程です
2015年05月04日 12:22撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 12:22
ここから車道を歩いて銅山跡をみながら足尾町に下山します 約1時間4キロの道程です
備前楯山
2015年05月04日 12:22撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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備前楯山
2015年05月04日 12:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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2015年05月04日 12:28撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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2015年05月04日 12:35撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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2015年05月04日 12:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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採掘跡は植林されて緑が戻りつつあります
2015年05月04日 12:50撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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採掘跡は植林されて緑が戻りつつあります
本山抗跡
2015年05月04日 13:01撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 13:01
本山抗跡
本山鉱山は明治17年に開発され、その後足尾銅山の中心として大集落を形成
2015年05月04日 13:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
5/4 13:04
本山鉱山は明治17年に開発され、その後足尾銅山の中心として大集落を形成
昭和38年には1,167人がここに住んでいたそうです
昭和48年足尾銅山が閉山、無人となりました
2015年05月04日 13:03撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 13:03
昭和38年には1,167人がここに住んでいたそうです
昭和48年足尾銅山が閉山、無人となりました
足尾銅山のお発見は1,610年で400年以上も前です
大鉱脈の本山鉱山を発見し、古河鉱業によって本格的に発展した
2015年05月04日 13:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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5/4 13:04
足尾銅山のお発見は1,610年で400年以上も前です
大鉱脈の本山鉱山を発見し、古河鉱業によって本格的に発展した
発電所脇 雨がぱらついてきました
2015年05月04日 13:12撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 13:12
発電所脇 雨がぱらついてきました
緑化事業は半ば
2015年05月04日 13:14撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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緑化事業は半ば
2015年05月04日 13:22撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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明治23年架設 ドイツ製の鋼鉄製
この橋の上に日本初の電気鉄道が敷設された
2015年05月04日 13:22撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/4 13:22
明治23年架設 ドイツ製の鋼鉄製
この橋の上に日本初の電気鉄道が敷設された
その後歩道橋として残されたが今は立ち入り禁止
国指定の文化財
2015年05月04日 13:22撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
5/4 13:22
その後歩道橋として残されたが今は立ち入り禁止
国指定の文化財
撮影機器:

感想

色とりどりの小さな野草、白、紫、紅、薄ピンクの花をつけた花木、新緑の芽吹き。備前楯山への登山道は豊かな自然にあふれていた。

その後の下山道は、経済発展に寄与した一方で公害により多くの人々を苦しめた足尾銅山跡を巡る道程。
緑化事業により山肌には緑は戻りつつあるものの開発によって破壊された自然を元に戻すには多くの年月が必要だろう。

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