鳳凰山（薬師岳、観音岳）日帰りピストン

2024年01月30日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,888m
• 下り: 1,888m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:55
• 休憩: 0:18
• 合計: 10:13

6:06 夜叉神峠登山口
7:12 7:18 夜叉神峠小屋
8:22 8:22 杖立峠
9:47 9:47 苺平
10:12 10:12 南御室小屋
11:23 11:23 砂払岳
11:27 11:27 薬師岳小屋
11:40 11:47 薬師岳
12:19 12:24 鳳凰山
12:24 12:24 薬師岳
12:55 12:55 薬師岳小屋
13:40 13:40 南御室小屋
14:08 14:08 苺平
14:52 14:52 杖立峠
15:40 15:40 夜叉神峠小屋
16:19 16:19 夜叉神峠登山口
16:19 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平日なので、夜叉神駐車場は数台のみ。駐車場までのアクセス道路に積雪や凍結はありません。

コース状況／危険箇所等

　登山口からしばらくは雪が全くありません。
　夜叉神峠の少し手前から登山道に雪が出てきますが、稜線までトレースは明瞭です。南御室小屋から上部はアイゼンがあった方が歩きやすい場所もありますが、自分は最後までツボ足で往復しました。
　夜叉神駐車場から杖立峠の間は積雪量は少ないですが、昼間に溶けた雪が夕方に凍っている場所があるので、下山時はチェーンスパイクがあると歩きやすいかもしれません。慎重に歩けばツボ足でも問題ありません。
　ワカンやピッケルが必要と思われる場面はありませんでした。

その他周辺情報

南御室小屋の水場は凍結しておらず、利用可能でした。

写真

ヘッドライトを点けて夜叉神駐車場を出発

最初のうちは、地元の丹沢と見間違えるほど雪がありません。

7時前に日の出を迎えます

夜叉神峠に到着。この少し手前あたりから雪が出てきます

夜叉神峠と言えば白峰三山の展望地。「もう下山してもいいかな」と思えるほど美しいですが、そういう訳にもいかないので歩を進めます

長い長い登りを経て、ようやく苺平を通過。展望はありません

南御室小屋に到着。この日はテントはありませんでした

砂払岳の手前でようやく樹林帯が終わり、一気に展望が開けます。テンションが上がります！

砂払岳を越え、薬師岳小屋に到着。ここまで来れば、薬師岳はすぐそこです

薬師岳山頂に到着！

まずは、何と言っても白峰三山

仙丈ヶ岳（左）とアサヨ峰（右）

農鳥岳の左奥には荒川岳

もちろん富士山も

薬師岳山頂を後にし、鳳凰三山の最高峰・観音岳に向かいます

八ヶ岳を右手に見ながら進みます。やっぱり雪が少ないですね・・・

観音岳山頂に到着！

北岳が正面に。バットレスがカッコいい！「バットレス」は「マットレス」と1文字しか違わないのに、なぜこんなにカッコいい響きなんでしょうか？

観音岳まで来ると甲斐駒も見えます。右手前に地蔵岳のオベリスク、右奥に北アルプスの山々も

甲斐駒の左奥には乗鞍岳

仙丈ヶ岳の左奥に中央アルプス

そして薬師岳と富士山。定番のアングルですね

日が暮れる前に下山するため、早々に観音岳を後にして引き返します。薬師岳まで戻ってきました

砂払岳を少し下ると長い長い樹林帯が始まります。本当に長いです・・・

最後はヘロヘロになって夜叉神駐車場に下山です。もっと体力がほしい

感想

roger2

　6年ぶり2度目の鳳凰山です。前回は無雪期に青木鉱泉から三山を周回しているので、夜叉神峠からは初めてとなります。気温はマイナス5度から0度。快晴・微風の好コンディションでした。
　山頂からは白峰三山、仙丈、甲斐駒、富士山、八ヶ岳、北ア、奥秩父などの大展望でしたが、距離の近さもあって雪を纏った北岳の存在感がひと際目を引きます。
　平日なので、道中で出会ったのはソロ男性2人と男女ペア2組のみの静かな山行となりました。男女ペアのうち1組は同じ時間帯に出発し、往路と復路で2回話をさせていただきました。このペアは薬師岳まで往復されたようです。ソロ男性2人はともに観音岳までのピストンとのこと。男女ペアのもう1組は時間的に南御室小屋で宿泊でしょうか。
　何と言っても樹林帯歩きの時間が長いですが、それに見合うだけの展望があります（もうちょっと短いと嬉しいけど）。距離が長いので全体的に傾斜は緩く、急登はわずかです。次回はテント泊でのんびりと楽しみたいところです。