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Yamareco

記録ID: 641948
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ハイキング
奥秩父

平日の静かな甲武信ヶ岳(周回ルート)

2015年05月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:11
距離
16.9km
登り
1,534m
下り
1,520m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:21
休憩
0:39
合計
10:00
距離 16.9km 登り 1,534m 下り 1,534m
7:21
26
7:47
12
7:59
8:00
50
8:50
73
10:55
10:56
44
11:40
11:58
35
三宝山
12:33
12:34
19
12:53
9
13:02
13:03
47
13:50
13:54
39
14:33
14:34
76
15:50
0
かもしか展望台
15:00
15:01
66
16:07
24
16:31
毛木平
緩やかな曲線を描く登りに比べ、下りで使った十文字峠の複雑なグラフで登山道の難易度を察してください…
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
バイクで毛木平駐車場まで
コース状況/
危険箇所等
標高2100m以上に部分的に残雪有り(アイゼンは不要)。千曲川源流コースは一部の急坂以外はほぼ初心者向けハイキングコースですが、三宝山〜十文字峠のコースは急坂・岩場・鎖場・痩せ尾根のオンパレードのややハードなコース
その他周辺情報 毛木平の駐車場はきれいに舗装されていますが、そこまでのアクセス路に非舗装路あり。登山口周辺に温泉や飲食店はなく、駐車場は携帯もdocomoでも圏外でした。
午前7時に毛木平(モウキダイラ)駐車場に到着。平日(月曜)だけあってガラガラです。
午前7時に毛木平(モウキダイラ)駐車場に到着。平日(月曜)だけあってガラガラです。
駐車場のトイレ。水洗で綺麗。登山ポストには用紙も筆記用具もきちんと整備されてて好印象♪
駐車場のトイレ。水洗で綺麗。登山ポストには用紙も筆記用具もきちんと整備されてて好印象♪
千曲川源流ルートは緩いな登りが続くルートですが、周回ルートは登り返しがあってキツそうですね…
千曲川源流ルートは緩いな登りが続くルートですが、周回ルートは登り返しがあってキツそうですね…
登山口はゲートで閉ざされており、車両は進入禁止
登山口はゲートで閉ざされており、車両は進入禁止
それでは登山開始! しばらくは快適な林道を進みます
それでは登山開始! しばらくは快適な林道を進みます
道端にお社様が。登山の無事を祈ります
道端にお社様が。登山の無事を祈ります
やがて林道は終わり、登山道へ…
やがて林道は終わり、登山道へ…
こちらを興味深そうに見つめる鹿さん。今回の山行では、何度も鹿さんに出会いました
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こちらを興味深そうに見つめる鹿さん。今回の山行では、何度も鹿さんに出会いました
新緑が気持ちいですね〜 展望はないルートですが、その分森林浴はたっぷりできます
新緑が気持ちいですね〜 展望はないルートですが、その分森林浴はたっぷりできます
千曲川の本流?に注ぐ沢を何度も跨ぎます
千曲川の本流?に注ぐ沢を何度も跨ぎます
源流まで2.1km。登山口から甲武信ヶ岳までのほぼ中間地点でしょうか
源流まで2.1km。登山口から甲武信ヶ岳までのほぼ中間地点でしょうか
雪渓も出てきました
雪渓も出てきました
ここまでずっと千曲川(信濃川?)の左岸に沿って歩いてきましたが、この橋で右岸へ
ここまでずっと千曲川(信濃川?)の左岸に沿って歩いてきましたが、この橋で右岸へ
源流まであと少し!
源流まであと少し!
ルリキビタキのメス?がずっと私の近くをちょこちょこと付いてきます。なんかかわいい…
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ルリキビタキのメス?がずっと私の近くをちょこちょこと付いてきます。なんかかわいい…
千曲川源流地点に到着!
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千曲川源流地点に到着!
源流の碑のある地点から少し脇にそれた場所。写真中央の木の根元の小さな泉がその源流らしいです。冷たくてとても美味しい水でした
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源流の碑のある地点から少し脇にそれた場所。写真中央の木の根元の小さな泉がその源流らしいです。冷たくてとても美味しい水でした
さて、ここまではのどかなハイキングコースでしたが、ここから稜線までは残雪交じりの急坂になります。結構キツイ…
さて、ここまではのどかなハイキングコースでしたが、ここから稜線までは残雪交じりの急坂になります。結構キツイ…
ゼェゼェ言いながらなんとか国師岳から続く稜線に出ました
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ゼェゼェ言いながらなんとか国師岳から続く稜線に出ました
ここまで展望はゼロでしたが、稜線まで来ても展望はゼロ…
ここまで展望はゼロでしたが、稜線まで来ても展望はゼロ…
山頂近くでようやくちょっとした展望台のような場所がありました。雲の上から富士山が顔を出しています
山頂近くでようやくちょっとした展望台のような場所がありました。雲の上から富士山が顔を出しています
山頂も目の前に!
山頂も目の前に!
最後の急なガレ場を上ると…
最後の急なガレ場を上ると…
甲武信ヶ岳山頂着いた〜! 源流の水飲んだりルリキビタキの女の子と戯れつつも3時間半くらいですね
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甲武信ヶ岳山頂着いた〜! 源流の水飲んだりルリキビタキの女の子と戯れつつも3時間半くらいですね
山頂からは、南〜北西方向の展望があります
山頂からは、南〜北西方向の展望があります
国師ケ岳、間に南アルプス(北岳?)、大弛峠、朝日岳、金峰山、右手は甲斐駒?
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国師ケ岳、間に南アルプス(北岳?)、大弛峠、朝日岳、金峰山、右手は甲斐駒?
金峰山アップ。やっぱり五丈岩が目立ちますね
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金峰山アップ。やっぱり五丈岩が目立ちますね
さらに右手には八ヶ岳と蓼科山
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さらに右手には八ヶ岳と蓼科山
後ろには三宝山がデーンと構えています。山頂付近の岩山が三宝岩かな?
後ろには三宝山がデーンと構えています。山頂付近の岩山が三宝岩かな?
県境の山によくある複数の山頂碑。一番立派なのが埼玉県の物なのが大人の事情が滲んでいてなんとも
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県境の山によくある複数の山頂碑。一番立派なのが埼玉県の物なのが大人の事情が滲んでいてなんとも
さて、三宝山に向かいます
さて、三宝山に向かいます
三宝山には結構な残雪がありますが、凍ってはいないのでアイゼンは必要ありません。
三宝山には結構な残雪がありますが、凍ってはいないのでアイゼンは必要ありません。
で、埼玉県最高峰の三宝山山頂。展望ゼロ…深田久弥の日本百名山の甲武信ヶ岳の項では、三宝山は展望がいいと書かれていたような…
で、埼玉県最高峰の三宝山山頂。展望ゼロ…深田久弥の日本百名山の甲武信ヶ岳の項では、三宝山は展望がいいと書かれていたような…
一等三角点があるのが、甲武信ヶ岳より標高が高い証?
一等三角点があるのが、甲武信ヶ岳より標高が高い証?
予想に反して展望はないですが、お昼時なのでお湯を沸かしてお昼ご飯。ここからの道はハードらしいのでしっかりエネルギーを取ります
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予想に反して展望はないですが、お昼時なのでお湯を沸かしてお昼ご飯。ここからの道はハードらしいのでしっかりエネルギーを取ります
三宝山からはしばらくは急な下り
三宝山からはしばらくは急な下り
鞍部にある尻岩。あんまりお尻っぽい印象はありません
鞍部にある尻岩。あんまりお尻っぽい印象はありません
ここからが十文字周回ルートの本領発揮。登り返しや険しい道が続きます
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ここからが十文字周回ルートの本領発揮。登り返しや険しい道が続きます
鎖+ハシゴに…
右手が絶壁の狭い道とか…
右手が絶壁の狭い道とか…
途中の小ピークから見た武信白岩。山頂になにか標識が立っていますが…ということは、まさかあの岩を直登させられるの…?
途中の小ピークから見た武信白岩。山頂になにか標識が立っていますが…ということは、まさかあの岩を直登させられるの…?
険しい鎖場を超えて武信白岩に向かいます
険しい鎖場を超えて武信白岩に向かいます
さすがに武信白岩は巻き道があり、絶壁の山頂は立ち入り禁止でした(ですよねー)
さすがに武信白岩は巻き道があり、絶壁の山頂は立ち入り禁止でした(ですよねー)
三宝山と十文字峠の中間点。まだまだ険しい道は続きます
三宝山と十文字峠の中間点。まだまだ険しい道は続きます
大山(稜線上のピーク)への登り返し。ここも結構辛い…
大山(稜線上のピーク)への登り返し。ここも結構辛い…
なんとか大山山頂に到着!ここには360度の展望のあります!
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なんとか大山山頂に到着!ここには360度の展望のあります!
長野側の眺め
秩父側の眺め。谷に霧がかかっていて幻想的。両神山がかすんで見えないのが残念
秩父側の眺め。谷に霧がかかっていて幻想的。両神山がかすんで見えないのが残念
三宝山のどっしりとした山容とそこから続く尾根。あそこから歩いてきたのか―
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三宝山のどっしりとした山容とそこから続く尾根。あそこから歩いてきたのか―
大山の反対側も岩場の急坂。もちろん鎖付き
大山の反対側も岩場の急坂。もちろん鎖付き
下からその岩場を見上げます。ハイキングコースとしてはハードすぎる…
下からその岩場を見上げます。ハイキングコースとしてはハードすぎる…
三宝山から2時間半で十文字小屋に到着。トイレが綺麗でした
三宝山から2時間半で十文字小屋に到着。トイレが綺麗でした
水場と…かもしか展望台? 行ってみましょうか
水場と…かもしか展望台? 行ってみましょうか
小屋から徒歩5分ほどの水場…というかただの沢ですね。ちょっとこの水は飲む勇気無いかな…
小屋から徒歩5分ほどの水場…というかただの沢ですね。ちょっとこの水は飲む勇気無いかな…
かもしか展望台までは地図では目と鼻の先のように書かれていますが、何気に小屋から片道10分以上かかります…
かもしか展望台までは地図では目と鼻の先のように書かれていますが、何気に小屋から片道10分以上かかります…
カモシカ展望台。断崖の上にあります
カモシカ展望台。断崖の上にあります
ん〜 大山からの見事な展望に比べると地味…戻りますか
ん〜 大山からの見事な展望に比べると地味…戻りますか
十文字小屋はまだ標高2000m付近なので、毛木平まではかなりの急斜面になります。そこにつけられた九十九折の道で高度を下げていきます
十文字小屋はまだ標高2000m付近なので、毛木平まではかなりの急斜面になります。そこにつけられた九十九折の道で高度を下げていきます
山と高原地図にも記載のある水場。ここの水も冷たく美味。備え付けのコップ2杯分も飲んでしまいました
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山と高原地図にも記載のある水場。ここの水も冷たく美味。備え付けのコップ2杯分も飲んでしまいました
毛木平が近くなると、平坦で歩きやすい道に
毛木平が近くなると、平坦で歩きやすい道に
千曲川をまたぐ大きな木橋がありました
千曲川をまたぐ大きな木橋がありました
橋の上から見た千曲川。登りで水を飲んだ源流の泉から単距離でこれだけ立派な川になるんですね〜
橋の上から見た千曲川。登りで水を飲んだ源流の泉から単距離でこれだけ立派な川になるんですね〜
間もなく源流ルートに合流
間もなく源流ルートに合流
林道を少し歩くと…
林道を少し歩くと…
ゴール! 朝も少なかった車はさらに減っていました。ちょっと怖いくらい…人気がない
ゴール! 朝も少なかった車はさらに減っていました。ちょっと怖いくらい…人気がない
晩ご飯は中央道の双葉SAのほうとう。談合坂SAのほうとうよりボリュームあって美味しくて大満足でした♪ 特に備え付けの辛味噌入れて食べると絶品!
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晩ご飯は中央道の双葉SAのほうとう。談合坂SAのほうとうよりボリュームあって美味しくて大満足でした♪ 特に備え付けの辛味噌入れて食べると絶品!

感想

たまたま仕事がお休みの月曜日。ウェザーニュースでで雨の降り出しが夜半過ぎにずれ込んだので、急きょ東京から日帰りできそうな甲武信ヶ岳に向かうことに。

千曲川源流ルートは源流地点から稜線までの急坂はありますが、それ以外はほぼ緩い登り道の続く万人向けハイキングコースです。
対して三宝山〜十文字峠までの道は、鎖場や痩せ尾根や岩場などの難所も多く、道も木の根が張り出してて歩きにくく、ややハードな尾根路になっています。

三宝山は頂上に展望がなく、「埼玉県最高峰制覇」という目的でもない限り、あまり積極的に登りたくなる山でもありません。しかし、三宝山〜十文字峠の縦走路途中にある大山から見る三宝山はなかなかの迫力です。典型的な「登るより見るのが楽しい山」ですね。

平日だけあって他の登山者は少なく、源流ルートで6人ほどとすれ違い、山頂で一人の方とお会いしましたが、十文字コースは毛木平まで誰にも合いませんでした。鹿さんと出会った数の方がよっぽど多かったという…

なお東京から甲武信ヶ岳に向かうの場合、登山口へのアクセスは山梨側の西沢渓谷登山口に比べ毛木平までは1時間余計にかかりますが、その手間を考えても3時間半で上れる毛木平〜源流コースが一番楽だと思います。交通手段が乗用車・バイクで、単に甲武信ヶ岳に登るだけなら、源流コースのピストンがおすすめ。

余談ですが計算外だったのが、中央道の集中工事。朝は時間が早かったこともあって影響はほとんどありませんでしたが、帰りは平日なのに猛烈な工事渋滞。工事が終わるまでは、山梨・長野方面の山へのアクセスは不便になりますね…

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