大峰奥駆道【洞川温泉→山上ヶ岳→大普賢岳→弥山→天川川合】

2015年05月25日(月) ~ 2015年05月26日(火)

• GPS: --:--
• 距離: 36.9km
• 登り: 2,231m
• 下り: 2,455m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:17
• 休憩: 1:53
• 合計: 10:10

5:30 洞川温泉
6:20 6:30 大峯大橋（清浄大橋）
7:10 7:15 一本松茶屋
7:42 7:45 お助け水
8:05 8:15 洞辻茶屋
9:10 9:10 西の覗岩
9:40 10:10 山上ヶ岳
10:40 10:40 小笹ノ宿
11:05 11:10 阿弥陀ヶ森
12:00 12:25 小普賢岳
12:40 12:45 大普賢岳
14:10 14:20 七曜岳
15:10 15:20 行者還岳
15:40 行者還小屋

2日目

• 山行: 10:10
• 休憩: 1:45
• 合計: 11:55

6:00 行者還小屋
6:08 6:08 天川辻
7:30 7:35 一ノ垰
6:00 6:00 一の垰プレート
7:55 8:00 奥駈道出合
8:23 8:23 弁天の森
8:55 8:55 聖宝ノ宿跡
10:00 10:10 弥山小屋
10:15 10:20 弥山
10:25 10:35 弥山小屋
11:05 12:00 八経ヶ岳
12:25 12:30 明星ヶ岳
13:20 13:25 高崎横手
14:30 14:35 栃尾辻
15:20 15:20 林道出合
16:20 16:20 川合登山口
16:20 天川川合バス停

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れのち曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：近鉄下市口から奈良交通バスにて洞川温泉へ（1280円支払いも宿で返金）
復：天川川合から奈良交通バスにて近鉄下市口へ
バス運賃は奈良県の「キャッシュバックキャンペーン」により、指定宿泊所（旅館・民宿等）で宿泊し、往復とも無料

コース状況／危険箇所等

全体をとおして危険個所なし。
奥駆道は快適な尾根歩き
ただし、七曜岳のピークへの上り下りのみ少しの鎖場、岩場で慎重に。

写真

女人禁制の道へ

1本松茶屋

大峰の茶屋は屋根の下の内部を通過します

緩やかで新緑美しい道を進む

いいですね

お助け水は杓子があるも水枯れ

大峰奥駆道の尾根に出ます

洞辻茶屋

内部のテーブルベンチで一休み

行者様に安全登山を祈願

もう一つ茶屋を通過

左の本街道へ

鎖は使わず

イワカガミがけっこう咲いています

鐘掛岩

いつの間にか巻道をきたようで鐘掛岩のピークに到着

この下からの絶壁を上らず

北側は奥にうっすらと金剛山と葛城山

気持良い

頂上近くの多くの宿坊が見えてきます

絶壁ですね

西の覗に到着

修行場を横から/ここから吊り下げれればなんでもYES！

ネコノメソウの一種

ワチガイソウでしょうか？

大峰山寺の山門をくぐります

大きく立派な本堂/山伏さん・修行の皆さんの本番

巨大な下駄と錫杖

山上ヶ岳の山頂下のお花畑/といっても笹原です

この湧出岩がほんとのピーク

横に三角点もあります

お花畑から弥山方面

荒々しい稲村ヶ岳と横の三角ピークの大日山

日本岩からの絶景

山上ヶ岳から奥駆道をさらに進みます

小笹の避難小屋はプレハブ

内部は狭く泊まれるのは最大4人ぐらいか。

近くにいい水場があります

新緑が美しい

阿弥陀の森です

女人禁制も終わり

数少ないシャクナゲ

それでも癒されます

大普賢岳に到着

山頂に一輪のツマトリソウ

弥山、八経ヶ岳の眺め

左は稲村ヶ岳、右は山上ヶ岳。奥に金剛、葛城がうっすらと

東側は大台方面

少しトレランで駆けます

稚児宿跡

大普賢岳から小、孫へと尾根が綺麗

水太覗から東側の絶景が見える

深い谷

七つ池

階段や鎖場が始まります

七曜岳への上り

バリゴヤの頭の良い眺め

七曜岳に到着

これから行くぞ！弥山

爽やかなブナ林を進む

階段を下ります

行者還岳の山頂

避難小屋近くの崩れ場所

行者還岳を背にした避難小屋

立派な小屋も今日の宿泊者は私一人で独占

2日目スタート！

早朝の新緑のなか気持ち良く

真っ青な青空に立枯木が真直ぐ

クサタチバナが開花し始めていました

なかなか気品あり

群生しています

たった一輪のヤマシャクヤク/それでもあえて良かった！

右手には弥山と八経ヶ岳を見ながら快適に進む

一ノ多和

満開のシロヤシオはこれ1本

でも気品あり大好きな花です

一ノ垰の分岐点

立枯木は青空へ真直ぐ！

こちらが一ノ垰

行者還トンネル西口からのルートと合流する奥駆道出合

木の根元の中に道標

聖宝ノ宿跡

安全登山を見守ってくれています

弁天の森を通過

オオカメノキの白い花は終盤

ピンクの可愛い花が足元に

小さなマムシグサ

こちらは大きく首をあげて

弥山小屋へもうすぐ

苔が美しい

もうすぐ

弥山小屋です/大きい

山頂へ

立枯木の中を山頂へ

山頂には天川弁財天奥社です

これから行く八経ヶ岳

苔とバイケイソウの中の道を八経ヶ岳へ

オオヤマレンゲの保護ゲートを開けて進みます

するとサンカヨウが見頃

この季節は白い花が似合います

帳票への最後の登り

八経ヶ岳は近畿一の標高です

三角点は岩の間に

弥山の小屋と奥に大普賢岳~小普賢岳の稜線

大普賢岳をアップで

大台ケ原方面

明星ヶ岳へと進みます/ようやく青空が再び

山頂に到着/向うは八経ヶ岳

高崎横手は狼平方面との分岐点

こちらへ行けば狼平

新しい緑の葉と昨年の赤い実

栃尾辻小屋は廃墟

林道へ出て50m歩く

林道からは稲村ヶ岳とバリゴヤの頭が素晴らしい

バリゴヤの頭と鉄山

稲村ヶ岳と大峰の槍ヶ岳”大日山”

鉄塔横を通過するとゴールも間近

登山道入口に下山完了/長い下りでした

感想

yamatake01

念願の大峰奥駆道の北部のうち山上ヶ岳~八経ヶ岳を1泊2日で縦走。
洞川温泉から山上ヶ岳に繋がる奥駆道に出ると、新緑眩しい尾根歩き。
途中、七曜岳のピークの両側には岩場もあるが、全体になだらかで大変気持ちの良い道が続く。
両側の眺めも晴天に恵まれ最高。
西側には稲村ヶ岳、弥山など、東側には大台の山並み、そして近くには大普賢岳~小普賢岳~孫までの勢ぞろいである。
もう一つのお目当てのお花であるが・・・
●ヤマシャクヤク…行者還小屋近くの天川辻から南側に一ノ垰側へ少し行ったフェンス近くに白い1花を発見。花園であったであろう蕊だけが残った残花がいくつかあったが、ザックを置いて一生懸命目を凝らして発見した時には感激だった。ヤマレコ氏に感謝である。ただ1週間遅かったようだ。
●シャクナゲ、シロヤシオ…今年は完全な裏年/シャクナゲは大普賢岳周辺に大木の木があるもまともの咲いているのは1000株に1株という感じ。
シロヤシオも行者還から弥山の道に多くあるも、花をつけていたのは数本。残念！
●サンカヨウ…弥山から八経ヶ岳へ向うオオヤマレンゲ保護柵内に旬の高貴な白い花。大好きな花で今の時に会えて嬉しい。

コメント

sukanpo

最後の一輪
yamatake01さん、こんにちは。

ヤマシャクヤク、最後の一輪となっていて残念でしたね
今年は、シャクナゲもシロヤシオの花も極端に少なくてこちらも残念
だったですが、咲きはじめのクサタチバナやサンカヨウが見られ、
そして、２日間ともお天気に恵まれて大峯奥駈のオールスターズを
存分に楽しむことができ、こちらの方は良かったですね
東京から来られるのに、楽しんで帰っていただけるのかちょっと
心配していました。

ヤマシャクヤクは、東京方面の山でも花園はあるかとは思いますが、
また来年、機会がありましたら大峯に来てヤマシャクヤクを楽しんで
ください

大峯山行、お疲れさまでした

yamatake01

Re: 最後の一輪
sukanpoさん、今晩は。

ヤマシャクヤク最後の一輪でも感激でした。初めて見たものですから。
お花の情報本当に有難うございました。
教えて頂いてないと、見過ごして通過していたでしょう。

今回は新緑の大峰を一人占めしたような静かな山歩きで久方ぶりに大自然を感じ、大峰など紀伊山地の山の奥深さに浸りました。
また機会があれば訪れたいです。

sukanpoさんも大峰初め多くの山をお楽しみ下さい。