丹沢山(大倉尾根〜塔ノ岳〜小丸尾根〜二俣〜大倉)
- GPS
- 05:25
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉〜塔ノ岳〜竜ヶ馬場〜丹沢山、特記事項なし。 丹沢山〜塔ノ岳〜小丸尾根分岐、特記事項なし。 小丸尾根はやや傾斜がきついが、大倉尾根よりも断然歩き易い。 人も少ないこともあるが、登山道は荒れていない。 二俣から大倉までの林道をどう捉えるかで評価が変わりそう。 林道は長く単調で、ロードを走り慣れてない人には退屈だと思われる。 基本的に下りだが、平らだったり登りも少しある。 暑くなる季節は、塩分の補給に気を遣う必要がある。 |
写真
感想
日曜が天気が悪いと分かっていながら特に計画も立てず。
金曜日は馴染みの蕎麦屋で軽く一杯のつもりがかなり飲んでしまった。
冷酒を2本頼んだのだが、勝手に1合×2本=2合と思っていたが
徳利は2合だったらしく、結果生中2杯+日本酒4合ぐらいは飲んだ模様。
さすがに帰宅してから飲まなかったが、そのまま寝てしまった。
で明けて土曜日。特別二日酔いと言うほどではないが、やはり眠いし体調は良くない。
早起きは諦めて、2度寝。起きたらいつもの仕事の時間に目が覚める。社会人だな・・・
しかし行き先も決まらないし、覚悟も決まらない。こうなると思考回路が停止しても行けるところ・・・
そう、やはり丹沢(笑)別に自虐でもないが、この存在は大きい。思い立って行けるんだもん。
ということで3週連続で大倉を11時スタート。勝手知ったる所だが、本来はこういう姿勢は良くないよね・・・
荷物はやや重め。バーナーを積んでいるし、着替えもフルセットで用意した。飲み物もたっぷり。
明日が本番の植樹祭のため、いつもの大倉とは全く違う。スタッフさんのリハーサルがあるのかバスで到着した団体が登山口に続々と向かう。
沿道にはプランターが並ぶ。金がない金がないと口癖の様に言う地方行政、使い方は随分派手だけどね・・・スタッフさんは当然お揃いの上着を着てるし。
そんなスタッフさんとは登山口でお別れ、暫くは下の方でリハーサルの音が聞こえていた。
しかし慣れ親しんだ大倉尾根だが、今日も体は重いし汗もたっぷりかく。飲み過ぎの翌日の山行はこれで終わりにしたい(TT)
ただでさえ暑いのにこの体調はきつい。今年初めてな水分飲みっぷりで体内血液濃度は下がる一方。ペースも上がらない。
塔ノ岳頂上まで2時間きれなかった。久しぶりの体たらく。下山客で混んでいたのを差し引いても感心しない。
塔ノ岳頂上は今年一番の人出。既に下山する人もいるが、それでも大盛況。
ここで昼食にしようと思っていたが、ちょっと落ち着きがない。想定していたので竜ヶ馬場まで行くことにする。
塔ノ岳を「塔ル岳」にして先に進む。やはり人はめっきり少なくなる。それでも冬なんかに比べると断然多い。
みやま山荘か蛭ヶ岳山荘にでも泊まる&泊まった人だろうか、団体ともすれ違ったり追い抜いたりした。
竜ヶ馬場に着くと、幸い誰もいない、せいせいとベンチで食事の支度♪ジェットボイルでお湯を沸かす。
今日の麺はカップヌードルトマトチリヌードル。一番好きなカップヌードル。これにオヌグルを添えて。
仕上げにコーヒーを飲んで、ちょっと横になる。汗もかいたし、今日はしんどかった。
でもこうして丹沢の稜線で青い空のもとゴロリとなれる幸せを噛みしめる。
片付けて次の行動を起こそうとしていると、同じく竜ヶ馬場で休憩していて先に発とうしている単独の男性に声を掛けられる。
「泊まるんですか?」「丹沢山に行くのですか?」正直言うと特段決めていなかったのだが
勢い「せっかく来たのでピークを踏んでいこうと思います」と返答
本当は丹沢山に行くとみやま山荘でビールを欲しくなるから止めておこうと思っていた(笑)
言った以上は行かねばと、丹沢山に向かう。先行した先ほどの男性には追いつかなかった。
丹沢山は丹沢の丹沢たる山名なのに、自分的にも順位が低い、どうしてなのか分からない。塔ノ岳と蛭ヶ岳のあいだの山でしかない。
山頂にあるみやま山荘は丹沢随一だと思うけど、山自体には思い入れがない。なんでだろ。
写真を数枚撮っていざ下山。念頭にあるのは16:38のバス。これに乗れるぐらいで降りたいなと。
塔ノ岳山頂に着いてビックリ、行きに来た時より人が多い!たぶんヤビツ方面から表尾根を歩いてきた人たちが着いたのだろう。
普段山歩きをしない人らしいが大勢いた。暑さと思ったより長い表尾根に苦戦してようやく山頂に着いたって感じ。
「あんたら、ここから帰ること考えてる?」と思いながら、塔ル岳を通過。大倉尾根を下山開始。
しかし初っぱなから登山道は混み混み。無理な追い越しはしない主義だし、狭いところでは大人しくついていくようにする。
抜ける所で抜こうとするが、やはり危ないしこちらも抜かれる側もストレスになるはず。
ここは先々週行きたいな、と思っていた小丸尾根を降りることを決意、金冷やしでルートを鍋割山方面に変える。
大倉尾根と打って変わっての静寂の尾根歩き。若干の登りに閉口するも、自分のペースで気持ち良く歩ける。
小丸尾根取付で団体さんに出くわすも、下の林道まで登り客2人、下りは4人ぐらいだったと思う。
気持ち良く飛ばせる&そこそこの傾斜なのでついつい走ってしまう。今日は登山靴じゃなくトレランシューズ。
林道に着いて時計を見るとあと30分程度で狙っていたバスの時間。それまでの勢いそのまま林道を走る。
走りながらも写真をパチリとやるのだが、二俣に着いて気付いた。今まで二俣と思っていた場所と違う。
勘七沢との出合が二俣の様だ。沢からの水が林道を2分している。飛び石を軽やかに使って徒渉。
途中、自分より速いトレランナーに抜かれるも自分のペースを維持して大倉にバス出発3分前に到着。
汗を凄まじくかいたし、着替えもあるのになんか面倒でジンジャーエールを買い込んで顔を水でバシャバシャしてバスに乗り込む。
気持ち良く尾根を下り、林道を走ったのにも拘わらず塔ノ岳からの下山と考えると大倉尾根より余計に時間がかかっている感じがする。
やはり遠回りであることに違いはない。下山を急ぐなら大倉尾根。今日のペースで大倉尾根を下山したら1時間ちょっとで降りられたと思う。
汗臭いまま乗ったバス。先週、先々週に続いて座れないが、特別混んでない。ジンジャーエール飲みながら渋沢駅に。
いつも思うのだが、駅に降り立った後改札まで階段があるのだが、山から降りた人はほぼ隣のエスカレーターを使う。
さんざん山を登って下りて歩いたのだから、エスカレーター使うのってなんか負けた気がしないのかな?
自分は階段を上って小田急線の急行に乗り込む。恒例の小田原での一人打ち上げもなしで帰路につく。お疲れ様でした。
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