雨の白馬大雪渓〜栂池小雪渓 縦走

2015年07月04日(土) ~ 2015年07月05日(日)

• GPS: 15:54
• 距離: 17.4km
• 登り: 2,055m
• 下り: 1,441m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:29
• 合計: 7:27

6:56 猿倉荘
7:19 7:20 猿倉登山口駐車場
7:47 7:47 猿倉荘
8:36 8:36 白馬尻荘
8:39 9:01 白馬尻小屋
10:33 10:39 岩室跡
14:19 14:19 白馬岳頂上宿舎
14:23 ゴール地点

天候

1日目:雨のち曇り、2日目:うす曇り時々霧

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

猿倉登山口までマイカー
栂池自然園〜栂池:ゴンドラリフト＋ロープウェイ:1,929円
栂池〜猿倉登山口:タクシー:5,400円

コース状況／危険箇所等

登りの白馬大雪渓は当然雪が豊富でアイゼン使用は予想通りでしたが、下りの栂池方面にも予想を超える残雪あり、やはりアイゼンを使用しました。栂池自然園近くまで残雪があり気を抜けない下山道でした。ただし、白馬岳から大池までの登山道は残雪もなく快適な稜線歩きが楽しめました。

写真

7/4 6:44

猿倉登山口駐車場。
シーズン前でもあり雨も降っているためか閑散としています。

7/4 6:56

雨が降りしきる中出発です。

7/4 6:59

まず、猿倉荘で登山届を提出。

7/4 8:38

1時間半かけて白馬尻の山小屋に到着。

7/4 8:39

アイゼン装着の準備をしていると雨脚はますます強くなり、登山継続を躊躇すること30分。

7/4 9:12

少しづつ雨が弱くなってきたので登山再開。初めての白馬大雪渓に挑みます。

7/4 9:22

雨と霧の中、なかなか展望が開けません

7/4 11:04

急登を登り、大雪渓も終わりに近づいてきます。

7/4 11:04

幸いにも雨が上がり、展望も少し開けて来ました。

7/4 12:57

ここからは小雪渓を横断します。

7/4 13:03

下を見ると吸い込まれそうな急坂です。

7/4 13:08

避難小屋は半分雪に埋もれていました。

7/4 13:40

登り始めて7時間。ようやく今日の宿泊予定地、山小屋が見えてきました。

7/4 13:54

左側に振り向くと、ずっしりと杓子岳が構えています。

7/4 14:17

今日のお宿、白馬山頂国民宿舎に到着。

7/4 14:17

あともう少し。

7/4 15:17

午後3時頃の様子。ほとんど宿泊客がいません。

7/4 15:17

16人部屋を6名で占領。ほぼ貸切状態です。

7/5 6:03

2日目の朝、6時頃出発です。

7/5 6:08

ここで、6人が3人ずつ唐松岳方面と白馬岳方面に分かれます。

7/5 6:13

まずは山頂直下の白馬山荘を目指します。

7/5 6:28

白馬山荘着。こちらもほとんど人影が見えません。

7/5 6:56

白馬山頂到着！

7/5 6:57

山頂からの展望

7/5 7:14

小蓮華方面は快適な稜線歩きです。

7/5 7:22

7/5 7:34

7/5 7:49

三国境

7/5 7:53

この稜線は本当に素晴らしい！！

7/5 8:49

小蓮華山が見えてきました。

7/5 8:55

小蓮華山に到着。

7/5 8:57

7/5 9:02

途中、来た方を振り返る。

7/5 9:14

右側眼下には昨日登ってきた大雪渓も見えます。
霧の晴れ間に白馬尻小屋も見えます。

7/5 9:49

7/5 10:09

登山道の脇にコマクサ発見。

7/5 10:18

ライチョウも発見！

7/5 10:21

ヒナを4羽連れていました。

7/5 10:35

白馬大池山荘が霧の向こうに見えて来ました。

7/5 11:14

白馬大池の湖面にも雪が残っています。
オホーツクの流氷みたいです。

7/5 11:42

白馬乗鞍岳山頂

7/5 12:09

乗鞍からしばらく行くと下りが急になりますが、その先には予想だにしなかった雪渓が行く手をさえぎります。ロープに沿って反対側まで横断するのではなく、斜面左側に周りこみ、

7/5 12:13

さらに急な斜面を下ります。

7/5 12:24

ここは、アイゼンを脱いで足スキーで降りるか、尻スキーで降りるかです。

7/5 12:26

霧に隠れ分かりにくいですが、かなりの高度差があります。

7/5 12:44

雪渓を苦労して下ったあとは、遅い春を彩るミズバショウの花が迎えてくれます。

7/5 12:45

しばらくは快適な木道を行きますが、

7/5 13:07

また、所々に残雪の登山道を下ります。

7/5 14:23

苦労して下ってきましたが、やっと栂池自然園の建物が見えてきました。

7/5 14:31

出発して8時間半、やっと栂池自然園に到着しました。

7/5 14:53

あとはロープウェイとゴンドラリフトで栂池高原のふもとまで下ります。

7/5 15:17

7/5 16:13

栂池高原のふもとから猿倉登山道入り口までタクシーで戻ります。ほとんど下山したようでさらに車はまばらでした。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ7 パナソニック

感想

taeji

メンバー6名中5名は初めての白馬大雪渓挑戦。メンバーの日程の関係上雨の登山開始となりましたが、1日目のお昼頃には何とか雨も上がり、霧がかかり展望が望めないものの6名無事に全員登りきることができました。雨で雪も緩んでいるかと思いました意外と締まっていてアイゼンも効きやすく登りやすかったです。
2日目は杓子岳方面と栂池方面に3名ずつ分かれましたが、展望も比較的良好で快適な稜線歩きが楽しめました。ただ、栂池方面に下ればアイゼンは不要と思っていたのですが、以外にも残雪が多くこちらはやわらかい雪に苦労しました。残雪のない時期にまた歩いてみたいコースです。

コメント

かっちゃん

ライチョウ親子
ライチョウって、天気がいいと、なかなか出てきてくれないんだよね〜
今年はまだ逢えてないです。

taeji

Re: ライチョウ親子
そうらしいですね〜。
実は私「生ライチョウ」は初めてなんです。一人で歩いているとなかなか気が付かないのですが、今回は一緒に登ったメンバーが見つけてくれました^^
また逢えるといいですね〜