残雪期裏銀座縦走

2024年04月28日(日) ~ 2024年05月03日(金)

• GPS: 50:23
• 距離: 60.3km
• 登り: 4,572m
• 下り: 4,158m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:12
• 休憩: 0:51
• 合計: 10:03

8:05 七倉登山口
9:21 9:21 高瀬ダム濁沢登山口
9:35 9:35 高瀬ダム濁沢登山口
9:48 9:48 高瀬ダム テント場
10:26 10:34 ブナ立尾根取付
11:40 11:58 権太落し
15:37 16:01 三角点
18:12 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:00

18:12 烏帽子小屋
8:23 8:27 前烏帽子岳
8:36 8:36 烏帽子岳山頂分岐
9:00 9:07 烏帽子岳
9:19 9:19 烏帽子岳山頂分岐
9:31 9:43 前烏帽子岳
9:53 10:15 烏帽子小屋
10:23 10:31 烏帽子ひょうたん池
15:07 野口五郎小屋

3日目

• 山行: 9:08
• 休憩: 1:55
• 合計: 11:03

15:07 野口五郎小屋
5:35 5:40 野口五郎岳
6:28 6:28 真砂岳
6:33 6:35 真砂岳分岐
8:21 8:30 東沢乗越
10:03 10:33 水晶小屋
11:28 11:28 水晶岳
12:01 12:19 水晶小屋
13:05 13:42 ワリモ北分岐
14:15 14:21 ワリモ岳
15:14 15:23 鷲羽岳
16:21 三俣山荘

4日目

• 山行: 11:38
• 休憩: 1:29
• 合計: 13:07

16:21 三俣山荘
5:42 6:05 三俣蓮華岳
6:25 6:25 丸山
6:48 6:52 中道分岐
7:24 7:41 双六岳
8:09 8:09 双六岳中道分岐
8:16 8:16 双六岳巻道分岐
8:28 8:40 双六小屋
9:29 9:34 樅沢岳
11:31 11:36 硫黄乗越
13:11 13:19 左俣乗越
15:21 15:35 千丈乗越
17:44 槍ヶ岳山荘

5日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 2:05
• 合計: 8:30

5:13 宿泊地
5:28 6:16 槍ヶ岳
6:38 6:59 槍ヶ岳山荘
7:27 7:28 播隆窟
7:31 7:32 坊主岩屋下
8:10 8:10 槍沢・天狗原分岐
8:32 8:32 槍沢大曲り
8:54 8:54 ババ平
9:14 9:20 槍沢ロッヂ
9:41 9:41 二ノ俣
9:48 9:50 一ノ俣
9:58 9:58 槍見河原
10:33 10:35 横尾山荘
10:41 10:53 横尾
11:50 12:24 徳澤園
12:26 12:26 徳沢公衆トイレ
13:03 13:03 徳本口
13:08 13:08 明神館
13:37 13:37 小梨平
13:43 13:43 河童橋
13:43 ゴール地点

天候

4/28(日) 晴れ
4/29(月) 晴れのち曇り
4/30(火) 雨(停滞)
5/1(水) 曇り時々雪
5/2(木) 晴れ
5/3(金) 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

信濃大町駅～七倉 タクシー40分8000円
上高地～新島々駅～松本駅 バス•電車 3260円

コース状況／危険箇所等

七倉～高瀬ダム
2024/3の落石の影響で通行止めのため、七倉から歩く必要がある。岩自体は撤去済み。

高瀬ダム～烏帽子小屋
権太落シを過ぎたあたりから雪が増え始める。時折夏道が雪で埋まっており、トラバース注意。

烏帽子小屋～烏帽子岳
山頂直下の雪の急登滑落注意。

烏帽子小屋～野口五郎岳～水晶小屋～鷲羽岳～三俣山荘
基本夏道、時折冬道。トラバース注意。

三俣山荘～三俣蓮華岳
全て冬道。、

三俣蓮華岳～双六岳～双六小屋～樅沢岳
基本夏道、時折冬道。

樅沢岳～東俣岳～千丈沢乗越
夏道冬道半々。樅沢岳から前樅沢岳の下りは左右に切れ落ちており、滑落注意。

千丈沢乗越～槍ヶ岳山荘
基本夏道。孫槍？は右から巻いた。

槍ヶ岳山荘～穂先
日陰など一部雪が残っているため、アイゼンあったほうが良い。

槍ヶ岳山荘～槍沢ロッジ～横尾～上高地
槍沢ロッジあたりを境に雪がなくなってくる。

その他周辺情報

営業小屋は槍ヶ岳山荘、槍沢ロッジのみ。

写真

4/28 8:11

今年は七倉以降通行止めのため歩きます。
トンネルの中はとてもひんやり。

4/28 8:37

ここが問題の落石箇所。
岩は撤去されているものの危険な状態とのことで通行止め。
タクシーの運転手さんによると、山の日の開通予定とのこと。

4/28 8:37

この岩が道路を塞いでいた模様。

4/28 8:37

金属ネットが破けてます。

4/28 9:00

下からの高瀬ダム。

4/28 9:27

高瀬ダムを登りきり、ようやく稜線が見えました。

4/28 9:38

トンネル内の鍾乳石のようなもの。触ったら簡単に折れてしまった。

4/28 9:42

不動沢にかかる吊り橋。

4/28 9:46

今年もキャンプは禁止のようです。

4/28 9:51

ダム建設時はこの土砂はなかったのだろう、、、。

4/28 9:54

濁ってますが、水補給できます。

4/28 10:01

登山口すぐ横に雪崩後あり。道標が破壊されてました。

4/28 11:45

権太落シ。大きな岩が目印です。

4/28 14:08

時折冬が夏道を塞いでおり、トラバースの必要があります。この辺りでストックからピッケルに変えました。

4/28 16:36

裏銀座の稜線が見えてきました。しかし体調不良&時々踏み抜きもあり、なかなか進まず、、、

4/28 17:33

ツリーホールにも注意。落ちたら大変そう。

4/28 18:13

ようやく稜線上に出ました。七倉ダム？や大町市の街並みが見えます。

4/28 18:19

烏帽子小屋。

4/28 18:19

少し雲が出てきましたが、冬日を眺めることができました。

4/29 8:24

前烏帽子岳。

4/29 8:41

烏帽子だけ。本当に帽子のように尖ってます。

4/29 10:54

今回の山行初雷鳥。この後毎日見ることになります。

4/29 12:00

初めて槍が見えた！あそこに行けるのは何日後になるだろうか、、、。

4/29 13:02

赤牛岳。

4/29 15:07

野口五郎小屋。

5/1 5:38

野口五郎岳。

5/1 6:10

槍が近づいてきました。

5/1 6:18

真砂岳のピークも踏みます。

5/1 6:58

5/1 7:13

5/1 8:56

冬道と夏道を行ったり来たりしながら、たまに踏み抜く。

5/1 10:05

水晶小屋。

5/1 11:18

途中の雪の急斜面には少し苦戦しましたが、何とか水晶岳到着。雪が舞ってました。

5/1 14:07

人間のトレースより、雷鳥のトレースの方が多い。

5/1 14:16

ワリモ岳も通過。

5/1 15:17

ガスってきてしまいましたが、鷲羽岳到着。今日はあとは三又山荘まで下るだけです。

5/1 15:35

5/1 16:25

三俣山荘。

5/2 4:33

日の出直前。今日中に遥か遠くに見える槍まで行けるのか、、、。

5/2 5:50

長野•岐阜•富山の県境、三俣蓮華岳に到着！

5/2 6:52

三俣蓮華岳〜丸山〜双六岳までは比較的緩やかな登りが続きます。

5/2 7:24

双六岳から御嶽、乗鞍、笠ヶ岳を望む。

5/2 7:29

槍•穂高もだいぶ近づいてきました。

5/2 8:28

双六小屋。

5/2 9:36

樅沢岳。

5/2 13:47

近づくにつれ迫力が増してきます。

5/2 17:34

槍ファミリー。

5/2 17:45

ようやく槍ヶ岳山荘に到着。

5/3 5:13

穂先までは雪は一部のみで、ルート表示もしっかりしてます。

5/3 5:47

北鎌尾根。

5/3 5:47

穂先の祠。

5/3 13:44

長い行程を経て、上高地へ下山した。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

sterts

今年は残雪期の裏銀座縦走に挑戦。
踏み抜きや雪面のトラバースに苦戦したり、悪天での停滞もあり6日かかりましたが無事完遂することができました。
この時期は場所や時間帯による雪のコンディションの変化が大きく、残雪期登山の難しさや楽しさを感じられました。