熊伏山(三百)と池口岳北峰(二百)・南峰
- GPS
- 08:40
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,852m
- 下り
- 2,851m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:49
天候 | 快晴! 適度に風があって暑さの割には快適な日でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青崩峠登山口の駐車スペース(10台程度)に駐車しました。 登山口には工事のプレハブと奇麗な仮設トイレあり。 ○池口岳 池口岳登山口前の駐車スペース(5〜6台程度)に駐車しました。 朝9時前の到着で既に4〜5台停まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※特別危険を感じるような箇所はありませんでした。 ヤマビルの気配はまだ感じられませんでした。 ○熊伏山 全体によく整備された登山道ですが、片側が切れ落ちている場合が多く通行注意です。 前半は急登でザレたロープ箇所があり、通行・落石等注意です。 ○池口岳 全体にルートは明瞭、ピンクテープ多数付いており、迷う心配は少ないです。 ・登山口〜黒薙(クロナギ) よく整備された登山道です。 ・黒薙〜池口岳 時折ヤセた稜線を通過します。 一部歩きにくい箇所があり、通行注意です。 ザラ薙ノ頭〜池口岳間は一部岩場のロープ箇所があります。 |
その他周辺情報 | 下山後に座光寺スマートIC近くの、信州たかもり温泉御大の館(日帰り入浴650円→割引550円)で入浴しました。 池口岳登山口から最寄りの、道の駅遠山郷にあるかぐらの湯は営業休止中でした。 |
写真
感想
5月11日土曜日は南信遠征、未踏の山々へ。
熊伏山と池口岳はともにヤマビルの生息域で、今時期か晩秋がベストシーズンのお山。
今週を逃すとそろそろ危ないかなと思い、連休明けで忙しい平日を終え、お疲れ気味の身体に鞭打って歩いてきました。
熊伏山の登山口までは自宅から3時間ほどなので、AM1時過ぎに目覚まし掛けますが起きれず。。
結局2時半頃に自宅を出発し、秋葉街道から兵越峠を経由し静岡側から登山口へ。
何やかんやで6時前に登山口を出発します。
「塩の道」の整備された登山道を歩き青崩峠へ。
ここから急登の尾根に出て、一気に高度を上げます。
途中の青崩の頭より上は、小刻みなアップダウンがありますが、全体には歩きやすい内容でした。
山頂は深南部の展望が一部。
どれがどれだかさっぱり分からないので山座同定アプリを使って休憩がてら確認していました。
下山路はザレたロープの急下り箇所が少々厄介で、落石を出さずに下るのは相当難しいように思いました。
(下に登山者がいる場合には要注意です)
それ以外はサクサク下り、次の池口岳登山口へ移動します。
池口岳登山口には9時前に到着。
既に数台車が停まっており、歩き始めてクモの糸に頻繁に引っ掛かることからも相当早く出られた様子。
鶏冠山の方へ周回された方もいたようですが、ザラ薙ノ頭より上で数人とすれ違いました。
歩き始めから気温高く暑さを感じますが、全体に風通しの良い尾根・稜線で、終始暑さの割には快適な内容でした。
途中のカラマツ林はブナやカエデの新緑も合わさって目に眩しい景色でした。
針葉樹林帯になると展望は無くなり、急登や小刻みなアップダウンが嫌らしいですが、平坦な箇所も多く、距離はぐんぐん進んでいきます。
黒薙あたりから時折目的地の池口岳が望めるようになります。
上部は稜線の細い箇所、木の根の張り出した箇所、片側が切れ落ちた箇所、岩場のロープ箇所等通行に注意を要する箇所が連続します。
終盤の岩場にはコイワザクラが咲き、往路復路とも見掛けると足を止めました。
針葉樹の急登から脛丈のササ帯になると池口岳北峰に着きました。
標高は北峰の方が20mほど高いですが、三角点は南峰にあるそうなので、折角なので南峰へ向かいます。
北峰より先は破線ルートとなるため、道は細く、踏み跡も比較すると薄くなります。
急下り後に細い稜線を通過し、さらに登り返すと池口岳南峰。
北峰、南峰ともに展望はあまり無く、日かげも少なく、あまり長時間の休憩には適さないロケーションでした。
南峰まで来るとそのまま周回することも頭を過りますが、時間的に鶏冠山をピストンするのは難しそうに思えたので、結局来た道を戻ることに決めました。
往路が下りなら復路は登り返し。
上部はアップダウンも多く、特に黒薙への登り返しは地味にキツかったですが、後半は下り基調で足の負担も少なく、予定していたより早く降りました。
下山後は事前情報通り、遠山郷唯一の温泉施設、かぐらの湯は営業休止中。
お風呂難民になり、座光寺スマートインター付近まで戻り、ようやく風呂に入れました。
遠山郷は他の山域の拠点にもなるため、早く復旧してほしいものです。
時間的に遅かったので帰りも高速使って帰宅しました。
貴重な丸一日快晴の日だったので、歩く前は展望のあまり無い山で勿体ないかな、と思ったりもしましたが、ちょっと疲れ気味だったこともあり、結果的には樹林帯の日かげが多くある山で逆に良かったかなと前向きに納得しています(笑)
信州百名山は今回登頂した2座を加え、88座(レコ登録は78座)となりました。
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