三ツ峠山 富士山を巡る山旅 （北の巻）

2024年05月17日(金) [日帰り]

• GPS: 05:54
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,191m
• 下り: 963m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:42
• 合計: 6:12

6:41 憩の森公園
6:56 7:02 達磨石
7:21 7:26 大曲り
7:39 7:39 股覗き
7:50 7:53 馬返し
8:33 8:34 八十八大師
8:48 8:53 白雲荘跡
9:01 9:07 屏風岩
9:17 9:23 四季楽園
9:33 10:09 三ッ峠山
10:27 10:28 御巣鷹山
10:43 10:44 四季楽園
10:47 10:47 三つ峠山荘
10:54 10:58 木無山
11:03 11:07 三つ峠山荘
11:18 11:21 屏風岩
11:29 11:31 白雲荘跡
11:43 11:51 八十八大師
12:09 12:17 馬返し
12:36 12:37 大曲り
12:43 12:45 達磨石
12:53 12:53 憩の森公園
12:53 ゴール地点

天候

快晴　山頂 9:33の気温 14.0℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

いこいの森駐車場（無料、トイレあり）
前夜は「道の駅富士吉田」で車中泊

コース状況／危険箇所等

馬返し迄は歩きやすい道が続きますが、そこからは岩混じりの道となります。
八十八大師からのトラバース道はガレており、斜面も脆く落石注意です。

その他周辺情報

下山後の温泉は「富士眺望の湯 ゆらり」1400円（タオル付き）
富士山の見える露天風呂、冷水風呂あり

河口湖近くの「ほうとう蔵 歩成」の黄金ほうとう1430円
山梨県に来たらほうとうを必ずといっていいほど食べていますが、これまでで一番美味しいと感じました。

なお今回下山中に、馬返し辺りからバッテリー切れのためログが中断しました。僅か5時間余りでの使用でバッテリー切れを起こしたのは初めての出来事です。原因は不明ですが、先週のヤマレコ仕様変更（登録ポイントや分岐でのメッセージ機能追加）の影響がなかったか注視したいと思います。

写真

5/16 12:42

前日の午前中は雨模様でしたが昼から急回復。インバウンドで賑わう例の観光地に行ってまいりました😉

5/17 6:10

当日、駐車場に向かう道から見た3つの峰から成る三ツ峠山。この時はあまり深く考えなかった三つ

5/17 6:37

いこいの森。トイレ近くの駐車場に駐めましたが、15分ほど登った上にも駐車場がありました

5/17 6:55

向かいの小さな橋を渡り登山口へ

5/17 6:56

少し進んで「達磨石」

5/17 7:00

いったん林道に出た後、ここから再び登山道

5/17 7:19

新緑の森に溶け込んでいきます

5/17 7:39

しばらく進んで「股のぞき」。天橋立のように腰を折り曲げて股下から覗くのではなく、二股になった木の枝の間から富士山が臨めるというもの

5/17 7:39

で、富士山を見ることが出来ます。もちろん、股から覗かない方が良く見えます😁

5/17 8:01

快適だった道も「馬返し」を過ぎ、この辺りから岩混じりとなります

5/17 8:04

階段あるも、流土効果を狙ったものらしく、踏み板が立っており歩き難い

5/17 8:16

富士山が見えるポイントに来ました

5/17 8:35

「空胎上人の墓」だそうです。空胎上人が何者か知りたい方は↓
https://kechico.hatenablog.com/entry/20220102mitutouge

5/17 8:36

「八十八躰供養塔」と奥に「八十八大師」

5/17 8:37

三ツ峠山が修験の山であることがよく判りました。この他にも「愛染明王塔」、「不二石」、「板東三十三ヶ所観音塔」、「一字一石供養塔」など信仰に関する史蹟がありました

5/17 8:42

脆い斜面のトラバース路となり落石注意の看板

5/17 8:45

傾いた木橋の奥もガレが続きます

5/17 9:03

堂々たる岩壁が現れました。屏風岩の始まりです

5/17 9:07

回り込むようにトラバースすると、ほぼ岩壁は垂直になってきました

5/17 9:09

休憩する二人のクライマー。上部にロープが残置されていたので懸垂下降で降りてきたのでしょう

5/17 9:11

反対側には富士山。富士を眺めながらのクライミングは格別でしょうね

5/17 9:20

トラバースが終わり急登に変わります。稜線が見えてきた！

5/17 9:23

山小屋に出ました。四季楽園です

5/17 9:28

きれいに整備された階段を登って、

5/17 9:33

山頂に到達！

5/17 9:34

二等三角点（点名：水峠 1785.23m）

5/17 9:34

三ツ峠山といえばコレ！

5/17 9:49

山頂からの眺望はなんと言っても富士山と南アルプス

5/17 9:49

南アルプス。左（南)から聖岳〜赤石岳〜荒川三山

5/17 9:49

左：荒川三山、右：塩見岳

5/17 9:50

中央に白根（白峰）三山。右に頭を出しているのは仙丈ヶ岳かな。甲斐駒が見えなかったのは残念！

5/17 9:51

さて、主役の登場！

5/17 9:51

これぞ富士山と言うべき均整のとれた姿

5/17 9:51

広く緩やかに延びる裾野も富士の魅力の一つ。ワイドになったヤマレコ代表写真にピッタシ！

5/17 9:54

記念撮影。この後、ピストンを考えていたのですが山頂でお話しした人が御巣鷹山や木無山を回ってから下るというので、私もそうすることにしました

5/17 10:09

山頂のツツジはまだ蕾み

5/17 10:13

御巣鷹山に行く途中に作業車に出会いました。山頂近くまで車で上がれるんですね😮

5/17 10:15

タチツボスミレ。ココからの花名はNHKにっぽん100名山「三ツ峠山」による

5/17 10:19

フデリンドウ

5/17 10:21

御巣鷹山を目指します

5/17 10:29

御巣鷹山に到着。電波塔が山頂を占拠しており眺望なし

5/17 10:38

タチツボスミレがいっぱい

5/17 10:39

山上は作業車も通れる広さ

5/17 10:47

三ツ峠山荘

5/17 10:48

ここからも絵に描いたような富士山。iPhoneだから？

5/17 10:51

さらに道を進むと、

5/17 10:55

木無山。最高点は残念ながら進入禁止

5/17 10:57

ということで、近くの草原を前景に富士山

5/17 10:58

そーか、御巣鷹山、開運山、木無山を併せて三ツ峠なんだ。全部訪れることが出来て良かった。山頂でのアドバイスありがとうございました

5/17 11:08

三ツ峠を完踏でき心残りなく下山開始

5/17 11:10

屏風岩を横から

5/17 11:16

見上げればあんな所に久ラーマ-の姿

5/17 11:34

キバナノコマノツメ

5/17 11:39

登りでは見過ごしていた「親不知」

5/17 11:42

黄色い花。番組で紹介されなかったので花名不明😅

5/17 12:09

登りでは休憩中の人がいて撮りそびれた「馬返し」。いい休憩場所です

5/17 12:21

チラホラ咲きのヤマツツジ（たぶん）

5/17 12:46

登山口に戻ってきました

5/17 14:44

下山後の温泉は「富士眺望の湯ゆらり」。入湯料は高いですが富士山を眺める露天風呂など湯舟の種類も豊富

5/17 17:02

その後は人気のお店で「ほうとう」。とても美味しくて益々ほうとうファンになってしまいました

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

OM SYSTEM Tough TG-7 OMデジタルソリューションズ

感想

Ham⭐

今回登る予定をしていた富士山周辺の山の中で一番興味を持っていたのが三ツ峠山。富士山を北方から見る絶好地に位置するばかりか、山頂近くの「屏風岩」と呼ばれる岩場は私が岩をやり始めた頃に山岳雑誌に紹介され、そのスケールの大きさと、富士を見ながらロッククライミングが出来る環境の良さに一度は登ってみたい岩場でした。
時は流れ、その夢は実現しませんでしたが、こうして岩場（基部ですが）を見ることが叶い、最高の天気の下で最高の方角から見る富士山を眺めることが出来満足しました。