苗場山とガチ秘湯・赤湯温泉

2015年07月18日(土) ~ 2015年07月20日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 23.5km
• 登り: 1,579m
• 下り: 1,989m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:27
• 休憩: 0:08
• 合計: 3:35

9:05 和田小屋登山口
9:50 9:50 下ノ芝
10:27 10:35 中ノ芝
10:52 10:52 苗場山、小松原分岐
11:08 11:08 中尾根1984mピーク付近
11:21 11:21 苗場山、小松原分岐
11:33 11:33 神楽ヶ峰
12:36 12:36 苗場山
12:40 苗場山自然体験交流センター

2日目

• 山行: 3:19
• 休憩: 0:21
• 合計: 3:40

7:18 苗場山自然体験交流センター
7:33 7:33 苗場神社
7:45 7:45 龍ノ峰付近
8:11 8:22 苗場山自然体験交流センター
8:54 8:54 シラビソ廊下(9合目)
9:34 9:44 見晴尾根
10:35 10:35 サゴイ沢
10:58 赤湯温泉山口館

3日目

• 山行: 2:56
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:56

7:09 赤湯温泉山口館
7:33 7:33 見返りの松
7:49 7:49 鷹ノ巣峠
8:35 8:35 赤湯林道ゲート
8:46 8:46 小日橋
9:36 9:36 浅貝川鉄橋
10:05 平標山登山口バス停

コース状況／危険箇所等

もともと海の日連休は谷川連峰主脈縦走をする予定だったのだけど、宿泊地のキャパに乏しいコースなので混みそうだなーと思って、急遽苗場山に変更した。苗場にした理由は単に元の計画の近場だから…という理由。ついでに苗場の麓にある秘湯・赤湯温泉にも入ってみようという目論見。
台風11号がまだ日本海に居座ってる時期で天気予報は良くなかったけどまあ行くだけ行ってみようということで出発。

写真

7/18 9:06

かぐらスキー場メインゲレンデのベース、和田小屋前まではさくっとタクシー、金で解決。

7/18 9:15

かぐらのゲレンデを横切って登山道へ。その後はゲレンデからは離れるのでほとんど普通の山歩きと変わらない。

7/18 9:48

かぐらスキー場の最上部にあたる第5ロマンスリフト、通称5ロマの索道をチラっと見る程度。

7/18 10:18

かぐらスキー場のエリアを抜けたあたり、中ノ芝で休憩。霧雨程度だった雨が強くなってきたのでレインウェア上だけ着用した。

7/18 10:58

苗場山に直行するのも時間が余りそうだったので、小松原分岐から霧ノ塔あたりまで往復しようと思ったのだけど…（写真左奥がおそらく霧ノ塔）

7/18 11:03

道が非常に悪いので、この雨の中往復2時間こんな道はゴメンだなと早々に断念。

7/18 11:08

とりあえず、中尾根の最上部にあたる無名ピークのあたりまっで行って引き返す。ま、霧ノ塔にはいつかバックカントリースキーで来る機会もあるだろう。

7/18 11:25

再び小松原分岐を、今度は神楽ヶ峰方面へ。

7/18 11:33

神楽ヶ峰は一応ピークも踏める（この標識のすぐ上）けど、ほとんど山頂山頂してない。

7/18 11:37

ニッコウキスゲ（数少ない名前がわかる花）。

7/18 11:52

神楽ヶ峰と苗場山の間の鞍部を見下ろして。苗場山はガスの中。

7/18 12:01

何かの花

7/18 12:17

苗場山への最後の登り（雲尾坂）の途中で振り返って。

7/18 12:20

何かの花

7/18 12:32

急登からいきなり平坦地に出る。テーブルマウンテン。

7/18 12:38

雨もますます降ってきてたので申し訳程度に山頂に立ち寄ってすぐに小屋に避難。

7/18 14:30

苗場山頂ヒュッテこと苗場山自然体験交流センター。今夜はここで寝る。

7/18 18:44

午後になったら雨が止んだもよう。小屋前から山頂一帯の湿原を眺めて。

7/18 18:44

日没近くにはなんかちょっと空も見えてきた。

7/19 7:25

が、翌朝はこの通り。停滞してやろうかとも思ったのだけど、小屋の雰囲気が結構落ち着かない感じ（百名山だからねしょうがないね）だったので、7時頃には出ることに。写真は小屋付近の雪田。

7/19 7:34

苗場山神社。

7/19 7:39

龍ノ峰ってところまっで行ってみた。ピークは判然としなかったので適当なところで引き返す。このへんはまだ苗場のテーブルの上なんだけど、山頂付近とはちょっと植生が違うもよう。

7/19 7:50

龍ノ峰付近にあったけっこう大きい池。

7/19 7:58

何かの花。

7/19 8:38

一度山頂ヒュッテに戻り、そこから赤湯に向けて再出発。テーブルの縁から一気に落ち込む。

7/19 8:40

ガスで下が見えないもんだから奈落の底に自ら落ちていってるような感覚になる。

7/19 9:34

下っているとガスから抜けて少し遠くの山が見えるように。

7/19 10:12

深い森の中をどんどん下っていく。このコース、人が少ないかとおもいきや結構会った。やっぱ温泉目当てで通る人が多いのかな。

7/19 10:36

で、サゴイ沢を渡ると本日のアルバイトはほぼ終了…ではない！ここから100mの昇降で尾根を一つ乗り越して隣の沢に移動しなければならないのだ！これはきつい…

7/19 10:53

その「隣の沢」というのは何を隠そう清津川本流。そこにかかるは立派な鉄橋だが、鉄橋を渡ると河原歩きになるので、増水したらどのみちこのコースはアウトだ。

7/19 10:56

で、本日の目的地、赤湯温泉。個室にしてもらえたので良かった。しかし上の部屋のパーティがドタドタ歩きまわるので落ち着かんかった。あくまで構造は山小屋だからねぇ。1階と2階の間は板一枚と畳だけ。温泉は良かった。

7/20 7:11

で、翌日。昨晩夕立も降ったけど予報通り晴れ。朝風呂の皆さんを横目に見て出発。

7/20 7:59

この日は最終日だが決して「下山するだけ」ではない。赤湯の標高約1050m、目的地のバス停が980m。このほぼ同標高の2地点間で、100m単位で登って下ってを4回くらい繰り返すのだ。たまらん。

7/20 8:38

出発から1時間ほどで林道歩きに移行。川幅がガバっと広がった清津川。

7/20 8:45

川床からの高さが結構あって迫力のある小日橋。これの手前まで一般車が入れる。歩きの俺はこの先、ふたたび林道と分かれアップダウンが続く登山道へ。辛いです…

7/20 8:53

カッサダムへとつながる送電線の優美なカテナリー曲線。

7/20 9:23

唐突に索道の下に出るのでビビる。この正体はドラゴンドラ。

7/20 9:36

浅貝川。

7/20 9:55

浅貝川からは、150mの登りで二居川筋へと移動する。見よこの標高差！（右上の道路が浅貝川の河床とほど同標高）ちなみに二居川筋に入ってからはほとんど下らない。典型的な片峠の構造だ。

7/20 10:00

国道17号に出てフィニッシュ。

7/20 11:52

その後ばバスで湯沢に出て駅に付属の温泉（湯の沢）に入り、先々週も来た石打ドライブインでまたしても一人焼肉。今回3日歩いたとはいえどの日も4時間未満しか歩いてないので、ここで確実にカロリー回収してるw

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

感想

KutamiRaku

赤湯からの「下山」ならぬ「脱山」（登りの場面の方が明らかに多い！）の大変さにビックリした。昔の、国道17号が三国街道と言われていた頃も赤湯へはだいたい同じルートをたどったはずなので、「あんなコースを歩けるなら、最初から湯治なんていらねーじゃん！」と思ったり。