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Yamareco

記録ID: 6838730
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳;黒戸尾根

2024年05月24日(金) ~ 2024年05月25日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:43
距離
19.1km
登り
2,441m
下り
2,452m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:41
休憩
0:20
合計
5:01
距離 8.2km 登り 1,772m 下り 137m
10:49
10:50
88
12:18
12:19
88
13:47
13:57
15
14:12
31
14:43
4
14:47
14:53
40
15:33
15:35
10
15:45
宿泊地
2日目
山行
5:44
休憩
1:34
合計
7:18
距離 10.8km 登り 669m 下り 2,315m
2:58
37
宿泊地
4:21
4:22
4
4:26
5:10
7
5:17
5:18
36
6:12
6:58
28
7:26
7:27
3
7:30
27
7:57
7:58
28
8:26
46
9:12
59
天候 両日晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
03:50自宅発〜10:30尾白川渓谷駐車場着
コース状況/
危険箇所等
刃渡まではよく整備された樹林帯の穏やかな道
刃渡以降はハシゴと鎖の岩場が交錯する修験道らしい道となります
特に八合目以降は、ヘルメットがあった方がいいかもしれません
予約できる山小屋
七丈小屋
登山前の山容チェック
長そうだなぁ
2024年05月24日 09:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/24 9:30
登山前の山容チェック
長そうだなぁ
お向かいには八ヶ岳
誠に立派
翌日,登るつもり
2024年05月24日 10:05撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
5/24 10:05
お向かいには八ヶ岳
誠に立派
翌日,登るつもり
麓から黒戸尾根を望む
長いよ,絶対
2024年05月24日 10:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
5/24 10:06
麓から黒戸尾根を望む
長いよ,絶対
登り始めて,2時間半
ようやく山頂が見えた
2024年05月24日 13:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
5/24 13:39
登り始めて,2時間半
ようやく山頂が見えた
刃渡りから八ヶ岳を望む
だいぶ上がってきた
2024年05月24日 13:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/24 13:51
刃渡りから八ヶ岳を望む
だいぶ上がってきた
鳳凰三山の左には富士山も見える
2024年05月24日 13:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
5/24 13:51
鳳凰三山の左には富士山も見える
五合目に向かって,一旦100mほど下る
下るとこんな感じで聳えている
何より登り返しの斜度がこれまでより一段上がっている
2024年05月24日 14:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
5/24 14:45
五合目に向かって,一旦100mほど下る
下るとこんな感じで聳えている
何より登り返しの斜度がこれまでより一段上がっている
五合目
ここから七丈小屋までは急な岩場
梯子と鎖で登る←これがない昔の人はどうやって登ったんだろう!?
2024年05月24日 14:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
5/24 14:47
五合目
ここから七丈小屋までは急な岩場
梯子と鎖で登る←これがない昔の人はどうやって登ったんだろう!?
足場が狭いところもあります
2024年05月24日 15:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
5/24 15:13
足場が狭いところもあります
振り向けば,なかなかの高度感
2024年05月24日 15:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/24 15:13
振り向けば,なかなかの高度感
七丈小屋到着
鳳凰三山が目の前に見える
2024年05月24日 15:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
5/24 15:35
七丈小屋到着
鳳凰三山が目の前に見える
向き合う形でテントを張ってみた
今晩のつまみは鳳凰三山
2024年05月24日 16:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
5/24 16:44
向き合う形でテントを張ってみた
今晩のつまみは鳳凰三山
この日は,私を含めて2張りだけでした
2024年05月24日 16:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
5/24 16:45
この日は,私を含めて2張りだけでした
鳳凰三山の向こうに富士山のてっぺんが覗く
2024年05月24日 16:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
5/24 16:58
鳳凰三山の向こうに富士山のてっぺんが覗く
翌朝,御来光を拝むため,3時に出発
早くも八ヶ岳が明るくなりはじめる
2024年05月25日 03:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/25 3:20
翌朝,御来光を拝むため,3時に出発
早くも八ヶ岳が明るくなりはじめる
写真ではぼんやりしているが,くっきりした満月が山頂を照らしていた
2024年05月25日 03:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
5/25 3:33
写真ではぼんやりしているが,くっきりした満月が山頂を照らしていた
富士山,大剣,朝焼け
2024年05月25日 04:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
5/25 4:00
富士山,大剣,朝焼け
何とも言えない幻想的な景色
2024年05月25日 04:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/25 4:00
何とも言えない幻想的な景色
大剣の存在感
神聖な空気に包まれている気持ちになる
2024年05月25日 04:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/25 4:02
大剣の存在感
神聖な空気に包まれている気持ちになる
ライチョウちゃん
2024年05月25日 04:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 4:10
ライチョウちゃん
山頂到着
富士山と北岳 ナンバー1,2の揃い踏み
2024年05月25日 04:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
5/25 4:23
山頂到着
富士山と北岳 ナンバー1,2の揃い踏み
御来光
2024年05月25日 04:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
5/25 4:33
御来光
日本の夜明け
2024年05月25日 04:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
5/25 4:33
日本の夜明け
振り返れば満月と仙丈ヶ岳with影甲斐駒
2024年05月25日 04:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/25 4:42
振り返れば満月と仙丈ヶ岳with影甲斐駒
満月,仙丈ヶ岳,北岳
山頂で満月を拝めるとは,テント泊した成果
2024年05月25日 04:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 4:43
満月,仙丈ヶ岳,北岳
山頂で満月を拝めるとは,テント泊した成果
木曽駒ケ岳をはじめとする中央アルプスと御嶽山
2024年05月25日 04:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 4:43
木曽駒ケ岳をはじめとする中央アルプスと御嶽山
北アルプスと乗鞍岳
2024年05月25日 04:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 4:56
北アルプスと乗鞍岳
雲海の先に御嶽山
雲が参拝道に見える
神々しさ十倍増し
2024年05月25日 05:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 5:04
雲海の先に御嶽山
雲が参拝道に見える
神々しさ十倍増し
景色に見とれて,山頂のシンボルを撮っていなかった
2024年05月25日 05:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/25 5:09
景色に見とれて,山頂のシンボルを撮っていなかった
鳳凰三山と富士山
やはりこの山は異容
2024年05月25日 05:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 5:09
鳳凰三山と富士山
やはりこの山は異容
すっかり夜が明けて,山容がはっきりしてくる
まずは北岳
2024年05月25日 05:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 5:09
すっかり夜が明けて,山容がはっきりしてくる
まずは北岳
仙丈ヶ岳
2024年05月25日 05:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 5:11
仙丈ヶ岳
仙丈ヶ岳と影甲斐駒ヶ岳
2024年05月25日 05:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 5:11
仙丈ヶ岳と影甲斐駒ヶ岳
再び大剣
空を突き刺す
2024年05月25日 05:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 5:33
再び大剣
空を突き刺す
富士山と北岳も突き刺す
2024年05月25日 05:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 5:33
富士山と北岳も突き刺す
七丈小屋に戻り,テントをたたんで下山
いい尾根でした
2024年05月25日 07:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 7:00
七丈小屋に戻り,テントをたたんで下山
いい尾根でした
五合目より
七丈小屋は山頂手前のこのピークに建つ
2024年05月25日 07:29撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/25 7:29
五合目より
七丈小屋は山頂手前のこのピークに建つ
登山道からの見納め
2024年05月25日 09:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
5/25 9:20
登山道からの見納め
無事に下山
ありがとうございました
2024年05月25日 10:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/25 10:09
無事に下山
ありがとうございました
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(Exped;Lightning45L) 靴(エクイリビウム) サブザック(モンベル;バーサライトパック20L) キャップ 半袖シャツ アームカバー 長パンツ コンプレッションタイツ 靴下 雨具 グローブ ストック タオル 飲料(麦茶650mm/アクエリアス900mm/折り畳み水筒1.5L) 行動食(薄皮パン×2/トレイルミックス/SOYJOY) 昼食(カップラ_リフィル) 朝•夕食(尾西×2/金のビーフシチュー) 酒とつまみ(焼酎350mm/ビール350mm/燻製ほや) チタンカップ(600mm&350mm) バ-ナー OD缶 スタンドコジー 箸・スプーン 着替え(パジャマ/肌着(冬用)/パンツ×2/靴下/メリノウール長袖/カーディガン/ダウンジャケット/ネックウォーマー) テント(ヘリテイジ_HiRevo) オープンシユラフ スリーピングマット サンダル AppleWatch iPhone GoPro_HERO11mini モバイルバッテリー10000Ah ヘッドランプ 予備眼鏡 サングラス

感想



以前から登ってみたかった黒戸尾根にトライしてきました
仙台からの移動だけでも往復12時間かかることもあり、今回は日帰りではなく七丈小屋でテント泊の行程
朝4時に自宅を経って、八王子経由で山梨へ
10時過ぎに到着
支度を整えて、まずは竹宇神社に道中の安全を願ってお参り
吊り橋を渡って、早速登りが始まります
標高差2,200m 数字を見ると慄きますが、歩いてみると、実によく整備されたきれいな登山道 おまけに森も手入れされているかのように藪もなくすっきりしていて、新緑がよく映えます
途中、昼食を取ったりして、じっくり新緑の森を堪能し、3時間ほどで有名な刃渡へ
視界が一気に開け、鳳凰三山や富士山、八ヶ岳や甲府の街並みを望むことができました
刃渡りからは少し雰囲気が変わって、岩場とともにはしごや鎖の箇所も出現
急な岩場を超えて刀利天狗到着
ここから少しトラバース気味に平坦な道が伸びていましたが、地図を見るとどうも左側に黒戸山の山頂に至る道があるようでした
この付近は、樹林帯ではあるものの、苔むした岩などが目に付くようになってきます
標高差があるだけに、このように高度に応じて、登山道の様子や周囲の雰囲気などが刻々と変化し、時間はかかりますが、尾根全体を通して飽きることはありませんでした
トラバースを終えると100mほど下ったかと思います いわゆる鞍部に当たる5合目に到着
ここからいよいよ甲斐駒ヶ岳の山域へ
いきなり目の前に、右手に長いはしごがかかった大岩が迫っています
開山した人は、はしごがなくて、どうやって超えたんだろう!?と思いながら、粛々と登ると今度はほぼ絶壁の大岩
はしごではなく、岩にステップが切ってあって、ロープを頼りに上へ
本当に変化のある尾根道だなぁとワクワクしながら進み、午後3時過ぎに無事七丈小屋に到着
テント泊は私を含め、2張りだけだったので、鳳凰三山を真正面に見据え設置
auの電波は良好、相撲を見ながら晩酌してると寝不足もあって、午後7時には就寝
翌日、テント泊の利を活かして、御来光を拝もうと朝3時に出発
ヘッドライトの明かりなので、道の様子は分かりにくかったですが、斜度はさらに上がっていた気がします さらに滑り止めまでは必要ありませんでしたが、時折残雪も見られました
8合目に到着すると、満月がくっきり 月を眺めながらの登山はなかなか乙なもんです
ここからは岩場もかなり本気モード
岩を巻いたり、よじ登ったりしながら、進んでいきます
途中、この山の象徴とも言える”岩に刺さった二本の大剣”が夜明け前のグラデーションとともに幻想的な雰囲気を醸し出していました
4時20分に山頂到着 日の出まではまだ10分ありますが、十分に明るくなっていて、西側の峰々を望むことができます
何より、雲海に浮かぶ中央アルプスから御嶽山、乗鞍岳、北アルプスと連なる景色は圧巻で、前日から登り続けた達成感がありました
また、満月の下に聳える仙丈ケ岳や北岳などの南アルプスの山々もとても印象深かったです
車での移動を考慮し、日帰りを諦め、テント泊の行程としましたが、このタイミングを狙っての登頂は、結果的にとても充実したものとなりました
そんな絶景を目の当たりにして、しばし呆然としていると、背中が温かくなってきました
振り返ると、御来光が始まっています
八ヶ岳を照らす朝日の光は、誠に神々しく、思わず手を合わせていました
さらに富士山や鳳凰三山の山容 まさに360度、名だたる山々を望むことができ、贅沢なひと時でした
朝食を取りながら1時間ほどいたかと思います
まだまだ居たかったですが、この日は八ヶ岳のテント場に向かう必要もあったので、名残惜しく下山開始
下りは、テント場まで1時間、テントを畳んで、ゆっくりと下山しても10時過ぎには登山口に到着することができました
憧れていた黒戸尾根 標高差もあり、体力が求められますが、変化があって、憧れを裏切らないとてもいい尾根でした
今度は、仲間内で、登りに来たいと思います
もちろん泊りで!!(泊りでゆっくり登った方が体力的にも負担が少ないですし、この尾根の魅力を十分に堪能できる気がします)

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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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