鉾ヶ岳 ふるさと百名山 99座目
- GPS
- 05:10
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,038m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鉾ヶ岳登山口駐車場から先も進入できそうに見えるが、ジムニーのような車底の高いクルマしか進入できない |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通じて 低いながらも上級者向けの山 難易度の高い金冠山登攀があるものの登山道全体に渡って手入れされている (整備されているという訳ではない) 狭く切れ立った金冠山通過が核心部だが、それ以外は比較的歩きやすい登山道 溝尾登山口駐車場〜シゲクラ尾根乗越 鬱蒼とした樹林帯の登山道 金冠山まで直射日光が照り付けることはあまりない 最初の200mは舗装路歩いたのち登山道へ シゲクラ尾根の北側をトラバースするようにシゲクラ尾根乗越まで登る 歩き始めて最初は幅広い緩勾配の登山道だが、ほどなく道が細くなる 足場の狭い泥場のロープ場トラバースなどもあるが、難易度は高くない 右前方に時折ジャンダルムのような金冠山とそれから延びるシゲクラ尾根が徐々に見え始め、最後は急登で一気にシゲクラ尾根に乗越す シゲクラ尾根に乗越すと目の前に権現岳から鉾ヶ岳への稜線がぱぁ〜と広がる シゲクラ尾根乗越〜金冠山 ここから鉾ヶ岳山頂まではシゲクラ尾根上を歩く 金冠山へかけてがこの登山最大の難所 ストックはシゲクラ尾根乗越で収納するかデポするのが良い 左手の権現岳から延びるシゲクラ尾根の稜線が美しい 目の前に聳え立つ木に覆われた岩峰、金冠山の足許へ辿り着くと目の前に崖にかけられたロープが姿を現す 崖の両側には樹林が鬱蒼と茂っており、ロープ上部は見えない スタンツが小さい岩の登攀もあり、緊張を強いられる 樹林が覆いかぶさるように生えているので、ストック等の突起物がザックから飛び出したままだと引っ掛かりやすく難儀するので突起物はきちっと収納しなければならない 連続ローブで一気に崖を登り金冠山へ登頂 金冠山〜鉾ヶ岳 金冠山からロープ場で砂礫と脆い岩場のミックスされた崖を下降する 脆く浮いた岩場多くあるので落石要注意 下降時足を置いた岩が浮いていないか注意しながら下降後、ホンの数メートルだが三角木馬のような危険な岩盤のロープ場を通過 見晴の良いコルを通過するとすぐに大沢岳への急登へ取りつく 最後はロープ場で大沢岳へ登り詰めるが金冠山ほど厳しくはない 大沢岳山頂は山頂標識などは無く山頂位置は少々不明朗 大沢岳からは穏やかな稜線歩き 最後は稜線上の雪渓を登り鉾ヶ岳山頂へ登り詰める 鉾ヶ岳山頂からは火打山・焼山の美しい稜線と北アルプス北部のパノラマが展開する |
写真
感想
ふるさと百名山 鉾ヶ岳
「ふるさと百名山)を特に目指していた訳ではないが三百名山登山やお出かけに際して時間に余裕が余れば念の為に拾っていた
先日381系惜別乗車に際してついでに登った立烏帽子山にて98座登っており残り僅か二座となったので「ふるさと百名山」完登目指して新潟県までやってきた
鉾ヶ岳馬蹄形
当初は権現岳からの馬蹄形縦走登山のつもりでコンパスも提出済だったが…
前日、戸隠西岳縦走登山を行い、熱中症にかかりフラフラになった…
鉾ヶ岳馬蹄形縦走登山に際しては約10キロ、2時間の舗装道路(車道)を歩かねばならない…
天気予報は曇りだが、もし直射日光が降り注げばあっという間にフラフラ歩きになる
登山口からタクシー移動も考え検索もしたが、要領を得ない
ギリギリまで悩みに悩んだが、無理はせず溝尾登山口からのピストン登山にしよう…
計画書を書き換えた
そぅは云って溝尾登山口までの車道がラクそうだったら、馬蹄形縦走登山へ変更しようか
と後ろ髪を惹かれながら溝尾登山口へクルマを走らす…
が集落から登山口までのクルマを走らせてみるとかなりの距離と勾配が…
こりゃキツい、現場にてあっさり諦めてピストンすることに
溝尾登山口までクルマで入れるのか?
溝尾登山口駐車場についてみると、「登山口まで0.2キロ」と道標が立っている
ボディーを木に擦りまくるこになるが無理したら走れるか?と少し進入してみた
進入してみると藪漕ぎに際してアルファードの安全装置が作動して急停車を繰り返す。少し進むと道床から生えた太そうな草や段差が出現、致命的に腹を擦る可能性があるので、バックで後退して駐車場戻る バックするのも安全装置が何度も作動してひと苦労 あぁ疲れた…
因みにジムニーなら進入可能だと思う(シランケド)
登山開始
飲料3リットルや熱中症対策グッズを色々持参して登山開始
幸いにして曇天で涼しく歩き始めることが出来た
最初は幅広い登山道だったが、歩みを進めると徐々に道は狭くそして急登になる
シゲクラ尾根乗越に乗越すと大パノラマが展開する
シゲクラ尾根乗越から金冠山へ向けてのロープ場の崖登りが始める
登山道そのものは秋に整備をしたらしく、春さきに生えた枝が多く、ロープ場通過に際してザックに簡単に取り付けたストックが木々の枝に何度もひっかかりとても難儀しながら金冠山山頂へ
金冠山山頂から岩峰をコルへ向けクライムダウンする 足元の砂礫帯にある岩がボロボロと崩れ、とても下降しにくい
コルから再度大沢岳へ向けて一気に高度を上げ、大沢岳を通過
大沢岳の登りは金冠山と比べてると難易度は低い
大沢岳から先は眺望の良い穏やかな登山道
最後は雪渓を登りきり鉾ヶ岳山頂に到着
下山
下山時は鉾ヶ岳山頂にてストックをザック内にしっかり収納して木々に引っ掛からないようにして歩行開始
ストックが木々に引っ掛からないのでスイスイと歩ける
シゲクラ尾根乗越から先はストックを使用して下山
下山時刻が11時前と、次にもぅ一座行きたい時刻ではあったが、手頃な山が見当らず
能生駅に立寄り少しだけ駅舎を見学
能生駅から直接神戸へクルマを走らせ夕刻には帰宅できた
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