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Yamareco

記録ID: 6915568
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ハイキング
甲信越

梅雨入り前に塩尻の名峰「からたきの峯」

2024年06月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:52
距離
10.3km
登り
809m
下り
811m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:56
休憩
0:56
合計
4:52
5:45
47
6:32
6:38
34
7:12
7:12
21
7:33
7:40
45
8:25
8:48
31
9:19
9:21
8
9:29
9:29
18
9:47
10:05
32
10:37
萱野林間広場
作業道終点が登山口です
ヤマレコで「からたきの峯登山口」としている場所は作業道をショートカットするための巡視路入口です(止山なので通常は利用できないと思います)
天候 天候:晴れ(雲多し) 気温:15℃(蒸し暑く下界は30℃) 風:微風
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
萱野林間広場の駐車場を利用しました。トイレあります。市街地から小曽部集落を詰めて行きますが10Kmほどあります。人家がなくなり山間になるとシビアコンディションです。生い茂った草木が道の上下左右から車に襲い掛かります。新車はダメージ必至です。舗装されていますが道路は狭いです。ハマーは無理かも。ジムニーがちょうどいいです。路面に落石もありますし陥没もあります。
信州の方にとっては普通の道ですが大都会から来られる方はご注意ください。
補足ですが、麓の小曽部集落を走っているとき放し飼いのハスキー犬を発見しました。大人しく人懐こいです。走行の際はご注意を。
コース状況/
危険箇所等
駐車場から登山口までの作業道は問題ありませんでした。ところどころ下草が伸びてきたので夜露で濡れます。登山口から背丈ほどの笹原です。登山道は綺麗に刈り払われているので問題ないです。稜線手前に熊の足跡らしきものがありました。稜線はなだらかで歩きやすいです。ただ展望はあまり期待できません。
ちなみに登山口以外階段はありません。ステップになるようなものもありません。いわゆる里山の道です。
その他周辺情報 からたきの峯は塩尻市の洗馬という地区にありますが、この塩尻市は南北に長くて木曽や伊那の方まで塩尻市なんです(合併でだと思いますが)。昔の人間からすると、ここが塩尻と言われてもピンときません。長閑な小曽部集落を詰めて大沢沿いに進むと「白滝」があります。また隣接する朝日村には日本を代表する「新信濃変電所」があります。中には入れませんが、壮大な施設ですので一見の価値はあります。この変電所は電力ひっ迫時に重要な役割を担います。詳しくはググってください。
シビアな道を詰め白滝入口を過ぎると
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シビアな道を詰め白滝入口を過ぎると
萱野林間広場に到着です
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萱野林間広場に到着です
さて今日は朝日の当たるあの峰に登ってみようと思います
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さて今日は朝日の当たるあの峰に登ってみようと思います
無人の駐車場には
無人の駐車場には
例の有名な案内板がありました
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例の有名な案内板がありました
舗装道路を3回折り返すと作業道の分岐ですが
舗装道路を3回折り返すと作業道の分岐ですが
往路はこちらのショートカットを使います
往路はこちらのショートカットを使います
結構な斜面で最初からひぃひぃ言いながら
結構な斜面で最初からひぃひぃ言いながら
やっと作業道に出合いました
(高根中信線の巡視路標柱がありますね)
やっと作業道に出合いました
(高根中信線の巡視路標柱がありますね)
しばらく穏やかな作業道を進むと
しばらく穏やかな作業道を進むと
行き止まりの場所が
行き止まりの場所が
登山口になります
(ちょっとした広場です)
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登山口になります
(ちょっとした広場です)
そしてこの階段を登ったら
そしてこの階段を登ったら
生い茂る笹原と林立するカラマツの
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生い茂る笹原と林立するカラマツの
深く怪しい森に突入です
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深く怪しい森に突入です
何かが飛び出してきそうな雰囲気の谷筋を詰めると
何かが飛び出してきそうな雰囲気の谷筋を詰めると
新池に飛び出しました
(湿地を覆っているのはミツガシワでしょうかね?)
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新池に飛び出しました
(湿地を覆っているのはミツガシワでしょうかね?)
山の神様に手を合わせたら
山の神様に手を合わせたら
「あと」へ向かいます
(足元の朽ち果てた道標を解読すると「から滝の峯まで2.4K」と書いてありました)
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「あと」へ向かいます
(足元の朽ち果てた道標を解読すると「から滝の峯まで2.4K」と書いてありました)
この尾根はいわゆるザイテンで
(穂高のように急峻ではないですが)
この尾根はいわゆるザイテンで
(穂高のように急峻ではないですが)
主稜線に出合う場所が「古池分岐」です
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主稜線に出合う場所が「古池分岐」です
ここから1.9Kmの稜線となり
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ここから1.9Kmの稜線となり
新緑を楽しみながらのんびりと歩きました
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新緑を楽しみながらのんびりと歩きました
心和む小径をだいぶ歩いたつもりですが
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心和む小径をだいぶ歩いたつもりですが
まだ1Kmしか歩いてなかったようです
(先は長い!)
まだ1Kmしか歩いてなかったようです
(先は長い!)
さらに歩いてこんな景色を目にするころ
(経ヶ岳ですかね)
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さらに歩いてこんな景色を目にするころ
(経ヶ岳ですかね)
やっと目的地の手前に着きました
やっと目的地の手前に着きました
最後の丘を頑張って登り
最後の丘を頑張って登り
からたきの峯に到着です
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からたきの峯に到着です
さて景色はいかに
さて景色はいかに
いや〜素晴らしい
いや〜素晴らしい
ってなんも見えんじゃないですか
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ってなんも見えんじゃないですか
腹いせに三角点と
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腹いせに三角点と
石像をカメラに収め
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石像をカメラに収め
山頂を後にします
山頂を後にします
こんな花や
あんな花に慰められながら
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あんな花に慰められながら
稜線を下ると
ハト峰の向こうに北鎌が何とか見える程度で
(槍は見えないですね)
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ハト峰の向こうに北鎌が何とか見える程度で
(槍は見えないですね)
今日の経ヶ岳も相変わらずでした
今日の経ヶ岳も相変わらずでした
気を取り直して稜線を引き返し
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気を取り直して稜線を引き返し
古池分岐から少し下ったところで
古池分岐から少し下ったところで
足跡を発見しました
(熊でしょこれ)
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足跡を発見しました
(熊でしょこれ)
前回に引き続きビビりながら
前回に引き続きビビりながら
登山口まで無言で突っ走りました
(なんてね でも用心は大切です)
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登山口まで無言で突っ走りました
(なんてね でも用心は大切です)
後は作業道をひたすら歩きます
後は作業道をひたすら歩きます
下りはショートカットを使わずそのまま進み
下りはショートカットを使わずそのまま進み
途中で垣間見えたのは高根中信線の鉄塔です
途中で垣間見えたのは高根中信線の鉄塔です
マップで追いかけるとわかりますが
高根発電所につながってます(野麦越えですね)
マップで追いかけるとわかりますが
高根発電所につながってます(野麦越えですね)
送電線
大したもんだと感心しながら
送電線
大したもんだと感心しながら
いつしかゲートまで戻ってきました
いつしかゲートまで戻ってきました
山岳眺望には恵まれませんでしたが
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山岳眺望には恵まれませんでしたが
久しぶりの里山歩きを楽しみました
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久しぶりの里山歩きを楽しみました
それにしても熊に遭わなくてよかった
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それにしても熊に遭わなくてよかった
帰路、新信濃変電所に寄った際
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帰路、新信濃変電所に寄った際
前穂とジャンを望むことができました
(この日一番の眺望かな)
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前穂とジャンを望むことができました
(この日一番の眺望かな)

装備

個人装備
腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ モバイルバッテリー ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル レジ袋 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ トレッキングポール 虫除け 無線従事者免許証 無線局免許状 携帯トイレ マスク アルコール消毒液 First Aid Kit 無線機

感想

階段を卒業し普通の山に戻ってきました。普通といっても1800m超えで、そこそこ本格的な里山です。アプローチはちょっと大変ですが、登山道もよく整備されており穴場的な良い山でした。
考えてみると、「からたきの峯」自体無名なわけですが、その先の稜線は烏帽子岳や鉢盛山に続く素晴らしい縦走路です。朝日村が本気になって整備すれば人気が出るかもしれませんね。いや穴場のままでいいです。
梅雨入りを間近に控えだいぶ暑い日が続きますが、コンディションがよければ里山からステップアップし、少しハイレベルな山行で高所順応を画策したいと思います。
【FootNote】 本山行はkohtaku-yamさんのヤマレコを参考にさせていただきました。ありがとうございます。

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コメント

こんにちは。いつもレコ楽しみに読ませていただいています。私が登った時より、緑が深まり、夏草が伸びた感じですね。眺望は、雲がかかってちょっと残念でしたね。この山は、秋の紅葉から初冬がいいのかもしれません。里山にすればちょっと登りごたえがありますよね。からきたの峯、お疲れ様でした。
2024/6/14 5:20
kohtaku-yamさん
いつもありがとうございます。なかなか面白いコースでした。
夏草だいぶ伸びてました。からまる蜘蛛の糸や虫も飛び回っていてちょっと大変でした。そういう意味でも登るなら秋から初冬、私も同感です。
2024/6/14 7:38
プロフィール画像
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