日光白根山 豪雨間一髪!常に判断に迫られながら・・・。
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 775m
- 下り
- 1,249m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
丸沼ロープウェイ http://www.marunuma.jp/attraction/ropeway/ 復路 湯本バスターミナルよりシャトルバス利用 http://www.marunuma.jp/access/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
白根山山頂付近は、火山独特のザレ場につき、下りは注意。 湯元への最後の白根沢の下山は、 一気に450mの直下りで悪路のためスリップに要注意 |
その他周辺情報 | 湯元温泉 硫黄泉のにごり湯 お勧めは奥日光高原ホテル 600円 |
写真
感想
今年度のNALUチーム第8回目の山行は、日光白根山です。
最初の計画では、湯元に車を置き、9時5分のシャトルバスで丸沼へ。
ロープウェイ山頂駅〜弥陀が池〜五色沼〜前白根〜由湯元の縦走予定でした。
朝4時の天気では、14時から雨雲発生とのことでしたが、
日光についてすぐに12時より雨の予報に変わっています。
・・・少しでも早く登った方がよさそうです。
幸い、湯元到着が7時半すぎでしたので、
丸沼まで車で行ってしまい、出来るだけの早出を検討します。
最悪の事態から
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▲蹇璽廛ΕДせ劃艮悄岨劃此糎淇Ь臓遡鐶砲池〜七色~六地蔵
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(14時35分または16時30分のバスで丸沼へ)
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と現地到着する間の車中で、天気によって随時変更を考えながら丸沼に到着します。
本当に天気が悪くなるのか、と思うくらいの青空です。
駐車場にも沢山の車が停まっています。
ロープウェイに乗って山頂駅より出発です。
登山口前の平成の名水100選を飲み、二荒山神社で手を合わせ、出発します。
フィトンチッドの癒しを頂きながら気持ちの良い森林浴を楽しみます。
平日ですが、さすが百名山です。
沢山の人が登山を楽しまれています。
いつもは、次から次へと追い越されていたチームでしたが、
本日は珍しく、追い越しっぱなしです。
白馬大雪渓を終えて、すっかり逞しく成長しています。
森林限界までの標高の低い森ではカニコウモリが沢山群生していました。
森林限界を越えてからは沢山の種類の高山植物が咲いており、
山頂間近の付近の山には、コマクサが沢山群生している様子が
遠くからでも分かりました。
山頂付近になると予報通り、雲があっという間に増えてきましたので、
登頂後すぐに、11時まえの早めの昼食をとります。
食事をしながらコースを相談します。
お天気は群馬県側から崩れていく感じに見えたので、
栃木県側に下山をすることにしました。
五色沼方面に下る道は足場の悪いザレ場でしたが、
辺り一面がマルハダルマブキの群生で、
下へ下がるとハンゴウソウの群生に変わります。
前白根に向かう鞍部では、ハンゴウソウが一面に咲き、見事でした。
前白根への登りの途中にミヤマシャジンやコマクサが沢山みられます。
前白根に向かっている途中から、栃木県側の天気もあやしくなりはじめ、
雷鳴が響いてきます。
最後の下りで雨が降ると大変ですので、急いで歩きます。
また、雨意外にも急ぐ理由がもう一つありました。
シャトルバスの14時35分に乗りたい!
このバスを逃すと16時30分になります。
丸沼からでは沼田経由で帰った方が近そうですが、
湯元の温泉に入りたいので、再び、湯元へ戻って来たいという魂胆です。
湯元⇔丸沼ですとおよそ1時間かかりますので、
できれば早い時間のシャトルバスですと可能になります。
丸山鞍部からの最後の下りは足場がとても悪く、
それなりの覚悟はしていましたが、思った以上の悪路でした。
悪路下山途中、ポツポツと2,3度雨が落ちてきますが、
レインを出す時間を惜しんで歩いていると不思議と止んでくれました。
この下りで激しい雨が降ったら、立ち往生間違いなしです。
急ぎたい気持ちと裏腹に、悪路の下山にメンバーの足が止まります。
責めて着地するまではと、祈る気持ちで下山をします。
なんとか降られず水のない白根沢に着地できました。
しかし、安心するのもつかの間、バスの発車時間まであと22分です。
登山口までのコースタイムが25分。登山口からバス乗り場まで5分くらいです。
ダッシュすれば間に合うかもしれないという思いで、
掛け足、早足で急ぎます。
スキー場のマーガレットのお花畑を横目に見ながら、一生懸命小走りです。
登山口を通過するころ、再び空からポツポツと雨が落ち始め、
バス停までの最後の角を曲がると、ザーと音を立てて激しい雨に変わりました。
バスまで1分かからないのところでしたので、すぐさま傘を出し、
ほぼ濡れずに済みました。
なんと運がいいのでしょう!(^^)!
バスの発車時刻2分前に全員乗車完了(^O^)/
もし、バスに乗り急がなければ、大雨にやられていましたね。
車を回収し、丸沼の湖畔で牛乳ソフトクリームを食べ、
湯元の温泉に向かいます。
予定していた奥日光高原ホテルは日帰り入浴600円です。
昨年泊まった時は、下山時は無料でどうぞと言って頂きました。
にごり湯の硫黄泉ですので楽しみにしておりましたが、
なんと・・・・本日日帰り入浴できませんとの張り紙が・・・。
団体客があるようです。
先ほどで運を使い果たしたようです(>_<)
隣りの一昨年前に泊まった小西ホテルの前にホテルの従業員がいたので、
日帰り入浴が可能かと聞いてみるとOKでした。
無事、湯元の温泉を堪能して本日の目標達成となりました。
日光白根山は、初めてでした。天気が崩れるかもしれないと予測しながらのコース選びでしたが、できれば山頂は、晴れて綺麗な景色が見たいなあと願っていました。願いが通じたのか、登りは晴天で景色も楽しめました。想うことは、大切だなぁと改めて感じました!途中たまたま後ろを歩いていた方が、「凄い〜‼︎こんなに光苔が沢山ある所初めて見た〜!」と叫んでいたので思わず引き返し、一緒に盛り上がり撮影会をしました。光苔パワーは、凄いですね。たまたま出会った方々と喜びを共有でき楽しかったです(^ ^)
山頂は、撮影会で大賑わいでした。「写真お撮りしましょうか?」と、2人組の方に声をかけてみました。コミュニケーションが広がりまた更に山の楽しみが増えました。
五色沼もギリギリセーフでエメラルドグリーンに見えましたが、すぐに曇ってきてしまったので、また是非ともリベンジしたいです!下山は、まだ苦手ですが、気持ちはチャッチャッカ歩きで何とかバスの時間までに間に合いました!いつも最後のクライマックスに「疲れた〜!」となり気が緩み余計疲れていたので、今回は、あえてテンション高くもっていきました。最後ラストスパートで、走れたことは自分でも驚きました。気持ちが大切なんだと実感しました。今回も色々な気づきがあった、実りある山行になりました。メンバーの皆さんに感謝ですm(_ _)m
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