芦別岳(新道コース往復)ツクモグサに間に合った
- GPS
- 08:25
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,550m
- 下り
- 1,548m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、山頂直下に2箇所急傾斜の雪渓があり、脇を歩きました。 |
その他周辺情報 | ハイランドふらのの日帰り温泉(低アルカリ性低張性冷鉱泉)640円です。 |
写真
感想
険しい山容に憧れて登ってみたかった日本二百名山の芦別岳。どうせ登るならツクモグサが観られる時期にということでカレンダーと天気予報とにらめっこして6月15日の山行を決定しました。札幌を早朝出発し、登山口には5時半到着。駐車場が直ぐ目の前でキャンプ場のトイレも近いので助かります。何組かの方が旧道コースに向かうのを尊敬の眼差しで見送って5:50新道コースを出発しました。新道コースは森の中の尾根をずっと登っていきます。今日は富良野で30℃の予報なので熱中症警戒で臨みましたが、幸い鶯谷付近までは曇り空で以降も木のお陰で直射日光を浴びずに済みました。鶯谷から半面山へはムラサキヤシオが咲き乱れる尾根道を、右手に見えてくる夫婦岩などの険しい山肌に目を奪われつつ進みました。半面山からはシラネアオイが現れました。上に進むほど数が増えてシラネアオイのフラワーロード状態に。雲峰山は芦別岳の展望台。眼前に立ちはだかる芦別岳は大迫力。右に目を転じると旧道コースの尾根が連なる絶景や屏風岩の奥には富良野盆地の大展望を楽しみ、いよいよ山頂目指して最後の登りへ。クマさんいないか笛を吹きながら進みますが、今日は気配も痕跡もありませんでした。暑くて木陰でお休みかな?急傾斜の雪渓2箇所は右脇の雪のない場所を登り、山頂直下の見上げる急登をよじ登って10:36ついに登頂!360°の大パノラマが広がる素晴らしい展望です。付近の岩場でツクモグサを探してみると、エゾノハクサンイチゲが咲き乱れる中にありました!花のピークは過ぎて枯れかけている花が多かったものの、いくつか元気に咲いているのを見つけることができました。5月26日に八ヶ岳の横岳で見て以来今年2度目のツクモグサに間に合って良かった〜!お昼を食べて展望楽しんだ後、往路をたどって下って行きました。景色が楽しめるうちはいいのですが、半面山からが長いこと。辛い下りが続きます。やっと下山したのは14:14。ハイランドふらのの温泉で疲れを癒してから札幌に帰りました。初めて登った芦別岳は険しい山容が物語るとおりの登りごたえのあるお山でしたが、鎖場などはないのでそこまで急傾斜ではなく、さほど難易度は高くありませんでした。標高の割に切り立った山岳景観や、ツクモグサを初めとした色々な花が目を楽しませてくれる二百名山の名に恥じない立派なお山でした。おしまい。
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