充実の3日間〜北ア最奥部へ(新穂高→鷲羽・水晶・三俣蓮華・双六&笠→新穂高)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 51.7km
- 登り
- 4,200m
- 下り
- 4,185m
コースタイム
4:45 新穂高登山センター(1,090m)
6:15 わさび平小屋
6:40 小池新道入口
7:25 秩父沢出合
9:40 鏡平山荘
10:20 山荘発
11:25 弓折乗越
12:45 双六山荘
13:50 山荘発
15:40 三俣峠
16:20 三俣山荘
◆2日目(8/8土)
4:25 三俣山荘
5:40 鷲羽岳(2,924m)山頂
6:15 山頂発
7:55 水晶岳(2,986m)山頂
10:30 岩苔乗越
11:40 黒部水源標
12:20 三俣山荘
13:00 山荘発
13:55 三俣蓮華岳(2,841m)山頂
15:20 双六岳(2,860m)山頂
16:25 双六小屋
◆3日目(8/9日)
4:25 双六小屋
5:40 弓折乗越
7:40 秩父平
8:55 笠新道分岐
10:10 笠ヶ岳(2,898m)山頂
11:00 山荘発
11:55 笠新道分岐
12:55 杓子平
15:45 笠新道登山口
16:40 新穂高登山センター
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日の夜中到着で停められました。 (空きスペースを探してウロウロする程度の混み具合) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
写真
感想
会社の山仲間との恒例の夏山企画。自称・夏合宿(笑)。一昨年は台風で中止。昨年は穂高を周回しましたね。
いくつかの企画案がありましたが、決まったのが今回のコース。2泊3日の行程を活かせそう、そして人が少なそうというあたりが、最終的に選ばれたところ。
1日目は新穂高から三俣山荘を目指します。2日目に鷲羽・水晶の山頂をピストンして、双六小屋まで戻る予定。最終日は、天候不順などで遅れた場合の調整日。もし行程通りで諸々のコンディションが良ければ、オプションを考える感じです。
予報によると、海上の台風が少し気になりましたが、どうやら良さそうです。あとは、メンバーの体調や体力次第ですねw
1日目。
三俣までのロングコースにやや不安を抱えながら日の出前にスタート。長い林道は、体を慣らすのにちょうどよかった感じです。早く稜線に出てアルプスの山々にご対面したい!って気持ちをモチベーションに標高を上げていきました。鏡平からの鎗。そして弓折からの鷲羽。素敵な眺めでした。
双六小屋に着いたものの、時間的にはCT程度。雲も上がってきて、雷も怖かったので巻き道ルートで三俣峠を目指しました。この道もそこそこの高低差。
三俣山荘の到着は16時すぎ。結局この日は、ひとつもピークを踏まなかったわけですが、アルプスの山々に囲まれながらのハイクで十分に満足できました。
2日目
日の出前にスタート。山頂に向かいながら赤く染まる山々を見ることが出来ました。この日もとても良い天気。これから向かう水晶岳もくっきりとよく見えました。水晶岳からは360度ぐるりと北アルプスの山々が。北アルプスの最奥と表現されるようですが、最奥かつど真ん中なんですね。
双六小屋まで戻るわけですが、同じルートを戻っても面白くないので、鷲羽は巻いて黒部源頭部のコース。そして三俣蓮華、双六岳に上がって、宿泊地に向かいました。なかなか個性的で楽しいコースでした。体力的には、なかなかタフなコースでした。小屋への到着はやはり16時すぎ。
3日目。
さて、予定していた行程どおりに歩けました。3日目の天気も晴れで問題なさそうです。問題はおっさん達3人の体力面かなww
選択肢は、下山して温泉でまったりプランか、密かに温めていた笠ヶ岳アタックプラン。昨日、水晶岳から見えた三角錐の笠ヶ岳。あれを見ちゃったら、行きたくなっちゃいますよね。2日連続の12時間行動で、消耗はしているものの、まあ行けるでしょう。
メンバー1名は、予定通り小池新道で下山。2名で笠に向かいました。
いや〜素晴らしい眺望。ずーっと先まで見える大きなスケール感。歩いてよかった。 (もちろん、あとでツラいわけですが、この時は幸せの絶頂でした・・)
山頂までの最後のガレ場もかなりの急登でしたが、思いの強さで乗り切ったような。
もちろん、笠ヶ岳からの下山にはホント打ちのめされました。笠新道の下りは、安定しない浮石や足底を平らに置けない不成形な岩が続きます。3日間使い切った膝や足首には一番欲しくないダイレクトな負荷。もう、一歩一歩、丁寧に足を前に置いていくしかありません。双六から下山して温泉でまったりしていた方が、良かったかも・・・と頭をよぎったりw
いや〜辛かった。(登山口のあとの林道も長かったなあ)
最後はヘトヘトになりましたが、3日間お天気に恵まれたこともあり、鷲羽、水晶、三俣蓮華、双六そして笠と、フルに歩けた充実した山行となりました。
帰路の前に、登山指導センター裏の中崎温泉・奥飛騨の湯に入りました。体に染み渡る、何とも言えない良いお湯でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する