雲ノ平〜鷲羽岳〜黒部五郎岳（折立起点、好天と一期一会の秘境めぐり周回登山）

2015年08月08日(土) ~ 2015年08月10日(月)

• GPS: 26:18
• 距離: 44.4km
• 登り: 3,583m
• 下り: 3,573m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:19
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:23

5:24 折立
6:06 6:07 太郎坂(アラレちゃん)
6:35 6:38 青淵
7:58 五光岩ベンチ
8:42 9:11 太郎平小屋
11:13 11:32 薬師沢小屋
13:24 アラスカ庭園
13:57 奥日本庭園
14:15 14:27 雲ノ平山荘
14:47 雲ノ平テント場

2日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 1:12
• 合計: 6:50

7:57 雲ノ平テント場
8:03 スイス庭園
8:36 8:42 祖父岳分岐
8:59 9:07 祖父岳
9:36 岩苔乗越
9:47 9:48 ワリモ北分岐
10:02 10:03 ワリモ岳
10:31 11:05 鷲羽岳
11:54 12:05 三俣山荘
12:55 三俣峠
13:22 13:33 三俣蓮華岳
14:04 三俣蓮華岳巻道分岐
14:47 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 8:34
• 休憩: 1:09
• 合計: 9:43

5:34 黒部五郎小舎
7:35 7:36 黒部五郎の肩
7:46 8:02 黒部五郎岳
8:15 黒部五郎の肩
9:18 9:20 中俣乗越
10:04 赤木岳
10:35 10:36 北ノ俣岳
10:57 10:58 神岡新道分岐
11:54 太郎山
12:00 12:47 太郎平小屋
13:24 13:25 五光岩ベンチ
14:22 青淵
14:47 太郎坂(アラレちゃん)
15:12 折立
15:17 ゴール地点

天候

8/8 快晴のち晴れのち曇
8/9 快晴のち晴れのち曇
8/10 快晴のち晴れのち曇かガス
3日とも典型的な夏山天気

アクセス

利用交通機関：

自家用車

8/7 会社13:00 - 19:30折立（小牧北まで高速、後は41号〜471号〜?号〜有峰林道）計6:30
8/10 折立15:45 - 22:05自宅（一般道は行きと同じ）計6:20
今回は試しにほとんど一般道を利用。帰りの高山から自宅まで約3時間半。GWなどの東海北陸道渋滞時より早いかも。（でも疲れた〜）

写真

8/8 5:08

一日目
徐々に明るくなる中、折立のテン場を出発
全部で10張程度でしょうか

8/8 5:36

駐車場は金曜夜には満車

8/8 5:49

秘境めぐりの山旅に出発！
アラレちゃんは撮り忘れ

8/8 5:54

樹林の中はまずまずの急登

8/8 6:55

不思議なきのこ

8/8 7:22

雪の高さを測る棒でしょうか
背後に有峰湖と白山

8/8 8:14

快適で緩やか登りが続く

8/8 8:26

ニッコウキスゲの群生

8/8 9:03

チングルマはすでに綿毛

8/8 8:41

更に登り続け

8/8 9:39

太郎平に到着！

8/8 9:25

黒部五郎方面

8/8 9:25

水晶から鷲羽方面

8/8 9:26

薬師方面

8/8 9:28

太郎平小屋と太郎山

8/8 9:43

太郎平小屋を後にして薬師沢へ

8/8 9:46

道中のお花

8/8 9:52

ニッコウキスゲも

8/8 9:53

快適な道です

8/8 10:10

雲ノ平もよく見える

8/8 10:31

中保の橋

8/8 10:41

休憩適地で休憩

8/8 11:30

この辺がカベッケヶ原かな

8/8 11:41

薬師沢に到着

8/8 11:59

薬師沢小屋を後にして

8/8 12:03

前回暑さと寝不足でバテバテとなった雲ノ平への直登

8/8 12:24

容赦ない急登が

8/8 12:49

ひたすら続きますが

8/8 13:26

前日入りが功を奏しバテることなく急登をクリア

8/8 13:51

アラスカ庭園に到着！

8/8 13:55

雲ノ平らしい景色の始まり

8/8 14:21

奥日本庭園に到着！
奥に薬師岳

8/8 14:26

雲ノ平らしい道

8/8 14:30

ドーンと水晶岳

8/8 14:35

雲ノ平小屋が見えてきた

8/8 16:20

小屋で受付をしてテン場へ
すでにたくさん張ってます

8/8 16:44

テント設営後再び小屋方面へ
二年ぶりのコバイケイソウ

8/8 17:17

高天原へ向かう途中の大岩の上より
（雲ノ平で唯一携帯が通じる場所）

8/8 19:02

日暮れ前のコバイケイソウ

8/8 19:22

日本海へと沈む夕日
残念ながら赤くはならず

8/9 5:36

二日目
朝の雲ノ平を堪能しに、まずは電波のつながる大岩へ

8/9 5:49

モーニングコーヒーを飲みながら

8/9 6:13

朝露に濡れるチングルマの綿毛

8/9 6:17

クラゲの群れのよう

8/9 6:20

祖母岳途中より
ダイヤモンド水晶

8/9 6:31

祖母岳に到着

8/9 6:37

祖母岳より三俣蓮華方面

8/9 6:40

黒部五郎方面

8/9 7:06

再び雲ノ平小屋と黒部五郎

8/9 7:11

朝の雲ノ平散策は終了

8/9 8:21

8時前にテン場を出発
大半の人は出発した後

8/9 8:27

雲ノ平では水晶が存在感一番かな

8/9 8:32

スイス庭園に到着

8/9 8:32

スイス庭園より薬師方面

8/9 8:32

赤牛方面
真中は水晶池かな

8/9 8:58

祖父岳への道より雲ノ平小屋とテン場

8/9 9:23

祖父岳に到着

8/9 9:23

祖父岳より鷲羽と槍穂

8/9 9:24

水晶方面

8/9 9:26

黒部五郎アップ

8/9 9:37

水晶とチングルマ

8/9 9:46

鷲羽とワリモ岳と白い花（ハクサンイチゲかな）

8/9 9:59

黒部源流と三俣蓮華

8/9 10:13

8/9 10:18

ワリモ岳への道

8/9 10:19

常念山脈とワリモ沢かな

8/9 10:27

三俣蓮華から双六

8/9 10:28

鷲羽への道

8/9 10:57

鷲羽へ到着
3回目にしてようやく快晴の山頂

8/9 10:59

鷲羽より槍穂と鷲羽池

8/9 10:59

三俣蓮華方面

8/9 10:59

黒部五郎と奥に白山

8/9 11:00

薬師方面

8/9 11:00

水晶方面

8/9 11:00

野口五郎

8/9 11:01

常念山脈

8/9 11:10

焼岳、乗鞍、御嶽アップ
左奥に南アルプスも

8/9 11:10

槍穂アップ

8/9 11:15

後立山方面アップ

8/9 11:34

皆さん写真撮影に忙しい

8/9 12:08

鷲羽からの下山路より
ここの登りはかなりきつい

8/9 12:31

三俣山荘に到着
チビッコがテント受付してました

8/9 12:45

鷲羽と山荘のコラボは絵になる

8/9 13:04

ここにもコバイケイソウ

8/9 13:10

鷲羽とコバイケイソウ
ここから見る鷲羽はまさに鷲が羽を広げたよう

8/9 13:20

三俣蓮華の斜面

8/9 13:22

アップすると熊さんがいました

8/9 13:32

双六手前の丸山とお花

8/9 13:43

この日は正午を過ぎてもずっと槍穂が見えてました

8/9 13:48

但し黒部五郎方面は飛騨側より雲が増えてきた

8/9 13:48

薬師と雲ノ平

8/9 13:50

双六からの縦走路

8/9 14:07

三俣蓮華に到着！

8/9 14:20

黒部五郎小舎までの縦走路

8/9 14:47

ハクサンイチゲと夏雲

8/9 14:49

この辺はフラワーロード

8/9 15:12

黒部五郎小舎に到着

8/9 16:10

奥のテン場はまだ空きがあり

8/9 16:37

縦走の後の生ビール、最高です

8/9 18:01

夕暮れと小舎

8/10 5:40

三日目
朝のテン場と笠ヶ岳

8/10 5:40

同じく朝の小舎と薬師岳

8/10 6:01

小舎を後にして黒部五郎岳へ

8/10 6:24

樹林帯を抜けると視界が広がる

8/10 6:48

コバイケイソウと黒部五郎1

8/10 6:53

山名のとおり

8/10 6:58

巨岩がゴロゴロ

8/10 6:58

今日も朝は快晴です

8/10 6:59

雲ノ平以上に秘境っぽさを感じます

8/10 7:06

巨岩はどうやってここに運ばれたのか

8/10 7:11

雪解け水で出来た沢
気持ち良かったので30分ほど滞在しました

8/10 7:30

百名山の中でお気に入りの場所の一つとなりました

8/10 7:37

コバイケイソウと黒部五郎2

8/10 7:44

この角度も良いです

8/10 7:44

槍も見えてきた

8/10 7:47

黄色い花と黒部五郎

8/10 7:53

この後歩く縦走路

8/10 8:06

山頂から19名の団体さん
昨日は雲ノ平から水晶経由で小舎まで12時間歩いたとのこと

8/10 8:11

登頂しました

8/10 8:13

山頂から薬師〜立剱

8/10 8:13

槍穂

8/10 8:14

カールを見下ろす

8/10 8:30

三日目は雲が多め

8/10 9:04

黒部五郎岳からの下山路より
見た目は気持ちよさそうな縦走路

8/10 9:21

斜面にはまだ花もちらほら

8/10 9:28

飛騨側より雲がわいてきた

8/10 9:40

赤木岳への登り道
この辺りから三日目の疲れが出てペースが上がらず

8/10 9:59

黒部五郎を振り返る

8/10 10:03

いよいよ稜線にも

8/10 10:50

ガスが出てきた

8/10 10:41

ガスが晴れれば水晶や雲ノ平がよく見える

8/10 11:01

ガスの中北ノ俣岳に到着

8/10 11:29

太郎平までの道の途中に

8/10 11:30

広大なお花畑がありました

8/10 11:52

木道を進み

8/10 12:23

ガスの中

8/10 13:01

太郎平に到着

8/10 13:23

下山は東京の女性と地元刈谷の男性と成り行きパーティーで折立途中まで

8/10 13:39

行きは気づかなった池糖もあり

8/10 15:44

途中よりトイレダッシュしましたが無事下山

8/10 15:44

残念ながらコーラは売り切れ

8/10 16:20

帰路の有峰湖展望ポイントより
充実の三日間でした

撮影機器：

PENTAX Optio W90 PENTAX

感想

nobuharu

前々日まで
今年の夏山長期遠征（と言っても二泊三日ですが）は当初東北の飯豊連峰縦走を考えたが、やはりアクセスが悪いため、5年前天候的に残念だった折立起点の雲ノ平〜鷲羽〜黒部五郎の周回縦走に再チャレンジすること。
前回は当日の移動と二日目の水晶往復でバテバテだったので、今回は前日に折立入りし、二日目雲ノ平でゆっくりしてから出発することに。

前日
幸いにも仕事でのトラブル無く予定通り半休が取れ、そのまま折立へ。
19時半ごろに折立駐車場に到着したが、駐車場の空きはあと数台。

一日目〜三日目
三日とも好天に恵まれ、5年前のリベンジをすることができた。
雲ノ平ではのんびりすることができたが、自分的には黒部五郎のカールのほうが秘境っぽさを大いに感じることができ、お気に入りの場所の一つとなった。
加えて今回の山行では、各小屋のテラスやテン場、各山の山頂、道中のすれ違いで、一期一会ではあるが多くの人と交流することができ、充実の山行となった。
お付き合いさせて頂いた皆さん、どうもありがとうございました。

コメント

ken4207

成り行きパーティに感謝！
太郎平から成り行きパーティしたおじさんです。
お陰で楽しく、楽に下山できました。
一期一会に感謝です。
東京の女性もありがとう。

nobuharu

Re: 成り行きパーティに感謝！
ken4207さん、どうもお疲れ様でした。
こちらこそ短い間でしたが、太郎平から折立手前までお付き合い頂き、ありがとうございました。
お互い中年世代ですが、年齢を感じさせない山屋を目指しましょう！

hrms-k

こんにちは！
今回は、ほぼ同じコース歩いてますね！
どっかで会ってますね！
天気が良くて、素晴らしい夏山になりましたね！
鷲羽岳、三俣蓮華岳まで登ってしまうとはさすがです。
黒部五郎小舎での生ビールタイム、多分同じ時間に
テーブルで飲んでました。

nobuharu

Re: こんにちは！
hrms-kさん、コメントありがとうございます。
またしても、同じコースでしたね。
但し自分は土曜日に雲ノ平まで行っているので、hrms-kさんとは一日ずれていたようです。
やっぱり夏山縦走後の生ビールは最高ですよね！

saok

こんにちは！
太郎平からご一緒させて頂きました東京の女性です
黒部五郎小舎でもお話させてもらって楽しかったです。
あれから私はken4207さんのおかげで富山に出ることができました！
ken4207さんにはこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

またどこかの山で会えたら今度は一緒にビール飲みましょう
その時は私もテントデビューしてるかも！？

nobuharu

Re: こんにちは！
saokさん、縦走お疲れ様でした！
こちらこそ黒部五郎小舎と太郎平ではお付き合い頂きありがとうございました。
おじさんが一人で寛いでいる女性に話かけるのは少し躊躇がありましたが、ビールのおかげもあり楽しく過ごさせて頂きました。
太郎平で話したように、余分なものを持っていかなければテン泊装備でもかなり軽量化できますので、ぜひテン泊デビューしちゃって下さい。
（「何を持っていくか」よりも「何を持っていかないか」を準備する時にいつも考えてます）
でも女性の場合は彼氏や旦那に重い荷物を持ってもらうという手がありますね

slowlife

ヤマレコバッチいいですね〜
北ノ俣岳手前のお花畑を歩いているときにお会いしました

お会いした日の午後は、あいにくガス優勢となりましたが、その分黒部五郎岳のカールの演出がミステリアスな雰囲気で感動しました。nobuharuさんの美しいお写真で黒部五郎岳のカールを再度堪能させていただきました。次回、折立から入ってまた訪れようと思っています。

私も帰りは高山経由の下道で帰りました。長いけど、あちこちの道の駅でおやつを買ったりして楽しいですよね お盆中の渋滞も回避できました〜。

同じ愛知県なのでいつか近くの山でお会いするかもしれません。またヤマレコバッチ見かけたらnobuharuさんにお声かけさせてもらいますね

nobuharu

Re: ヤマレコバッチいいですね〜
slowlifeさん、こんばんは！
コメントとお花畑で声をかけて頂きありがとうございました。
slowlifeさんのレコも拝見しました。
折立から登られたきたと思ってましたが、室堂から来られたんですね。（しかも剱を上った後に）
7日間の縦走、お疲れ様でした。
私は家庭の事情などで二泊三日が最大ですが、いつか北アか南アのロング縦走にもトライしたいですね〜
あとヤマレコバッチは名駅で開催された夏山フェスタで入手しました。
ヤマレコサイトから通販でも買えるようですので、slowlifeさんもぜひ。