高妻山 花が多く展望に大変優れた戸隠富士
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- GPS
- 08:07
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,441m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:57
天候 | 晴れ。遠くまで展望があるが、所々ガスがかかる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
水洗トイレが有る。70台停まれる駐車場に5時台に先行6台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一不動コースでの登りは、渡渉を繰り返しながら、沢そのものの遡上も行う。鎖場もあるが、危険ということはない。渡渉時に滑って沢に転倒しないように、ストック・ポールの携行を推奨します。 高妻山直下は急坂。 下りの弥勒尾根コースは、最初は急坂だが、やがてなだらかな下り坂になる。 なお、携帯の電波は稜線上はほとんど入った印象。 |
その他周辺情報 | 戸隠神告げ温泉湯行館 弱アルカリ性単純泉。大人700円。戸隠唯一の温泉で登山後の利用価値が高い。食堂併設で戸隠そばが人気。 |
写真
感想
高妻山は戸隠連峰の最高峰の2353メートルで、別名を戸隠富士と言います。
妻とは建物の端の三角形部分をツマと言い、一番高いから高妻山と呼ばれるようになったという説があります。
一不動から十阿弥陀まで、ずっと石祠が置かれた信仰の山であることを実感します。十阿弥陀の青銅の鏡は銘は文久年間でした。
北アルプス北部を正面に見て、妙高山、火打山なども間近に眺められる大展望の山です。
登るには一不動コースと弥勒尾根コースがあり、前者は沢に沿って登り、後者は尾根に沿って登るため、趣きが全く異なります。両方登り降りに使えば楽しめると思いますので、時計回りの一不動コースで登り弥勒尾根コースで下るのがお勧めです。氷清水の水場も喉が渇く登りで使えますし。反時計回りの下りで一不動コースを使うと、岩場の鎖場が多いため、下りがやや大変になります。
高妻山登山は結構時間がかかります。6月下旬になると日射の影響も受けますので、なるべく朝早くから登ることをお勧めします。8時~9時頃から登り始めたであろう方は、相当しんどそうでした。
山頂で中国人のグループに会いました。賑やかでしたよ。この方達は、比較的にしっかりした装備をしていました。
欧米系の方は北アルプスに多い気がしましたし、九州や大山では韓国の方に会いました。日本の山は変化に富んで高山植物も豊かで展望にも優れて、外国の方にとっても大変魅力的ではないかと思います。富士山や世界遺産の屋久島は特に人気ですしね。
ただ、韓国人のツアー客が夏の中央アルプスで低体温症で2013年に4名死亡の大量遭難をしたことがありますので、ネットや書籍などで装備やマナー、危険箇所や登山中止の判断について注意喚起することも大切だと思います。富士山でも、軽装の外国人登山者の話題が上りますしね。
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