幌尻岳
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- GPS
- 15:57
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,405m
- 下り
- 2,409m
コースタイム
- 山行
- 15:06
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 15:53
天候 | 晴れのち曇りのち雨 稜線上の風速は8m/s程度(M.F.) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢の水量は少ない〜普通程度だった。尾根道は泥濘多く滑りやすい。稜線上はハイマツ漕ぎが多い。また、風が強く煽られ気味。 |
その他周辺情報 | 登山後は道の駅樹海ロード日高に戻り食事、近場の日帰り入浴利用。 |
写真
感想
幌尻岳へ行きました🙂
深夜2時過ぎにゲートを通過して登山開始。平坦な林道の先に取水場があり、その先から登山道となった。少し歩くと沢沿いの道となり、ロープを使って岩場を過ぎると渡渉を含んだ沢歩きとなった。水量はおそらく普通程度。良いところに飛び石があるので、特に濡れる事もない。何度も渡渉を行った先で尾根道に取り付く。
尾根道はかなり急で泥濘が多く登り難かった。トッタの泉で水を補給してヌカビラ岳の肩まで上がると景色が開けてきた。視界良好なため、額平岳から見る幌尻岳までの稜線は絶望的に長く、これから往復する事にうんざりした。
この辺りからテントを見るようになり、自分も張るスペースを探したが丁度よい場所が見当たらなかった。テン泊関連の荷物をデポしたかったが、この先も張れる場所はあるだろうと思い、そのまま北戸蔦別岳を目指した。
北戸蔦別岳山頂付近から風が強くなり、体感温度がかなり下がってきた。しばらくすると体が震えてきたので急いでシェルを羽織る。この風でテント設営は危ないので、そのまま先に進むことにした。一旦標高を下げ岩稜帯を越えて登り返すと戸蔦別岳に到着。山頂からは北東に広がる平野部を良く見ることができた。
ここから一気に下りハイマツ漕ぎをして幌尻岳にとりつく。肩までの急登はなかなか辛かった。肩以降は緩やかなアップダウン程度だが、意外と長い道のりだった。結局、テントを担いできてしまったが、何とか幌尻岳山頂に到着。この頃には曇り空だったが、景色は360°の眺望。日高山脈を全て見渡せることができた。標識と記念撮影してエネルギー補給。
一息ついたところでこれからの事を考える。
安全にテントを張れそうな場所は先客があった。水はあるが一泊するには心許ない。何より、天気は夕方に掛けて崩れてくる。明日は雨予報。時間はまだある→これは帰るしかない。
ということで、そのまま下山する事にした。
歩いてきたばかりの道を登り返し、登ってきたばかりの急登を一生懸命下った。トッタの泉で水を再度補給。不安が解消されたことでやる気が出てきた。泥濘を滑らぬように下り、沢を転ばぬように下って取水場に戻った頃、雨がポツポツ降り出した。雨は次第に強くなったので、傘をさして平坦な林道をのんびりと歩いた。
噂通り、長丁場で大変な山でした。テン泊装備をそのまま背負い続けてしまったのが良くなかったかもしれません。しかし、丁度よい場所に水場があるのはホントに助かりました。登り下り共に水を消費してきた頃に補給できるのは、とても安心感がありました。
日高山脈に連なる山をしっかりと眺めることができて、本当に良かったです🙂
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