ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6969986
全員に公開
アルパインクライミング
富士・御坂

三ツ峠 マルチトレ

2024年06月27日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
10:56
距離
6.7km
登り
608m
下り
609m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:59
休憩
8:56
合計
10:55
8:21
8:21
4
8:25
8:27
9
8:36
17:29
13
17:42
17:43
43
18:26
18:26
3
18:29
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 ●大黒天(中華料理)
https://tabelog.com/yamanashi/A1903/A190301/19001141/
単品+ごはんセット(ライス(小/中/大)、スープ、ザーサイ)で、リーズナブル。
しかも美味しくて、満足♪
●リーダーピッチ
2024年06月27日 12:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6/27 12:41
●リーダーピッチ
●都岳連ルート
2024年06月27日 12:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6/27 12:41
●都岳連ルート
<おまけ>
大黒天 めっちゃ当たりでした♪
2024年06月27日 19:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6/27 19:28
<おまけ>
大黒天 めっちゃ当たりでした♪

感想

梅雨の合間に、三ツ峠にてEuropaさんリクエストのマルチトレ。
終始ガスっていて富士山は見えませんでしたが、岩は思いの他乾いていました。

暑さは問題なく、むしろヒンヤリするくらいだったのですが、、、この時期になるとブヨ大発生。ハッカ水を加えた虫よけを使ったのですが、足首を刺され(噛まれ)、象足状態(泣)。

登ったルートは、Europaさん記載のとおり。
今日はルートの紹介と、希望ルートのリードに徹する。
フォローでもよいのでT字と十字も登ってもらうのと、権兵衛チムニーの取付きを伝えておけばよかったと、後で思いました。すみません。。。(夕方頃になると虫のことで頭がいっぱいで)。
最後に、仮固定の手順を確認して終了。

・リードはロープの流れを意識する。
・終了点&中間支点のヌンチャクのカラビナのゲートの向き
・セルフビレイは1箇所から取らない(癖付けを)
を意識してもらえたらと思います。
都岳連ルート RPおめでとうございます。
お疲れ様でした!

--
ワイド用のTC PROに穴が開いたので、一軍のTC PROの足慣らし(まだワイドで使いたくない(苦笑))。
先日ROOF ROCKで購入したISHIARISUの「永久保証」のクライミングソックスを試してみる。いつも使っているブリスター(ノース)よりかなり厚めなのでどうかなと思っていたのですが、フィット感が素晴らしく、厚みがある分、足になじんでいない新しいシューズが痛くないというメリット部分が発揮され◎。
今度、フェイス用のシューズで試してみよう。

ISHIARISU ”ULTIMATE CLIMBING SOCKS”
https://ishiarisu.stores.jp/items/631ee5522e745217724ea097

三ツ峠でのマルチトレは、記録を見ると2022/5/15以来で、その間いろいろあって、もう2年以上前になってしまった。パートナーも募集中のため、今年は歩き縦走中心で、特にマルチの予定はまだありませんが、yachimayuさんが、トレに付き合ってくれることになり、ありがたや。

久しぶりにマルチ用のシューズを長時間はいていたので、つま先が痛くなった。またこの時期やはり蚊が多過ぎて、うんざりするほどたかられた。顔と手以外は肌を露出してなかったのと、ハッカ油のおかげか、刺されはしなかった。ハッカ油は、虫を寄せ付けないには役立たないが、刺され防止にはなるのかも?

今回の目的
●まだ登ったことのないルートを登る。
やはりトポを見ても分かりづらく、確信が持てないこともあるので、初めてのルートはその場で居合わせた良く知っている人に聞くか、よく知っている人と一緒に来る方がよいです。今まで勘違いして登っていたルートもあったので、その確認もできて良かった(後述)。ルートが分かってしまえば、また別の人とでも練習に来れる。
●V級のルートにトライする。
今は無き県連リーダー学校の中級では、三ツ峠のV級を登れるようになることが課題だったようで、それに向けて何度も自主練をしていた、という話を聞いて驚いたと同時に、登れるようにならねば、と急にモチベが上がりました。

登ったルート
・草溝ルート 検O→Y
・第一クラック + Y
懸垂下降
・リーダーピッチ 検O
・都岳連ルート  O
懸垂下降
・クーロワール 后Y
懸垂下降
・十字クラック V- ×
・T字クラック V- ×
・サンドイッチ 掘O
懸垂下降

草溝ルートは、ルートが良くわからず敗退した記憶があり、どこまで登ったか、上まで登ったかどうかも記憶がなかった。本当は1ピッチで登るらしいが、小テラスっぽいところでピッチを切り、yachimayuさんにその上はリードを交代してもらった。フォローで登った感じでは、次は上まで1ピッチでリードできそう。

その上の第一クラックは、見た目少し広めのクラックに不安があったので、リードしてもらう。フォローで登った感じでは、クラック部分は傾斜が緩めだったのと、ハンドジャムがよく効くところがあったので、次はリードでも登れるかなと思う。

都岳連ルートは、リードトライするも離陸できず。右側にあるリーダーピッチをリードして、トップロープを張り離陸の練習。ムーブがかたまり、RPできたので、その後リードで登って第一バンドへ。V級が登れたのでうれしかったが、後でこれはかなりおまけV級であったことがわかった。。

クーロワールは、距離が長く、終了点も見えなかったので、リードしてもらった。これはフォローでも怖かった。上の方にあるハング乗越しと、その上にある終了点直下のマントリングが核心。このルートのリードは練習と慣れなしには私には無理だったので、フォローでよかったと思いました。都岳連ルートと同じV級とは思えない。今後練習して行きたいと思う。

T字、十字は、以前フォローでA0しながらなんとか登ったが、とても怖かった思い出しかない。リードをお願いするには時間が無かったので、リードトライしてみたが、やはりトラウマ感もあり、体が動かなかった。。恐怖感克服しながらの練習が必要。

サンドイッチは、以前にも何度も登ろうとして、ルートがよくわからず、ロープが屈折しまくり、酷い目に遭ってきた。今回ルートを教えてもらい、体を横にして挟まって動けなくなるくらいの、狭い岩の間を登るのだということを、初めて知った(苦笑)。クラックの経験が無いうちでは、あんな狭いところを登るのだとは思えなかった。体格の良い人は、登れないんじゃないかしら?

最後に、5月のセルフレスキューの動画(Negarockさん制作、ありがとう)で、メールで指摘を受けたがよくわからなかった、懸垂下降時の仮固定の仕方を教わった。今までのやり方より、シンプルでスピーディな合理的やり方に納得できた。

yachimayuさん、1日お付き合いいただき、ありがとうございました。学ぶこと多く、いつも感謝です。

備忘録
・セルフビレイはできる限り2箇所(2つと言う意味ではない)の支点(片方の支点が崩壊しても落ちない)の所で取る癖をつける。
・支点チェックはたとえハンガーでも行うこと。こらも癖をつけて、一操作として入れ込むことが大事。
・支点にかけるアルヌンのカラビナも、終了点と同じようにゲートの向きを変える事。
・ロープの扱いが雑になってるようなので気をつける。ロープの山を横に移動させたり、丸めたりしない。どちらかというと、ロープをこまめに捌く方に意識があったので、できるだけ捌く必要が無くなる方にも意識すべきと理解。
・体を横にしてやっと入るくらいのクラックの場合は、ハーネスの後ろ側にかけているガチャは、お尻が引っかかるので、ギアラックに移したほうがよい。
・三ツ峠は、V級縛り、クラック縛り、カム縛り(ハンガー使わない)、ナッツ縛りなど、自分で縛りをかければ、まだまだいろいろ楽しめ、練習できる良い岩場と実感。
・V級のレベル感を体に染み込ませることで、アルパインクライミングなどで、それより難しいと感じたら、「ルートを外しているかもしれない」と思えるようになり安全に役立つ、と言うことに納得感あり。
・V級の練習方法としては、ジムでの強化もあるが、リードトライ中に、確実に撤退できる技術も身につけておくことも、メンタル的にも重要。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:101人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら