三ツ峠 マルチトレ
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- GPS
- 10:56
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 608m
- 下り
- 609m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ●大黒天(中華料理) https://tabelog.com/yamanashi/A1903/A190301/19001141/ 単品+ごはんセット(ライス(小/中/大)、スープ、ザーサイ)で、リーズナブル。 しかも美味しくて、満足♪ |
写真
感想
梅雨の合間に、三ツ峠にてEuropaさんリクエストのマルチトレ。
終始ガスっていて富士山は見えませんでしたが、岩は思いの他乾いていました。
暑さは問題なく、むしろヒンヤリするくらいだったのですが、、、この時期になるとブヨ大発生。ハッカ水を加えた虫よけを使ったのですが、足首を刺され(噛まれ)、象足状態(泣)。
登ったルートは、Europaさん記載のとおり。
今日はルートの紹介と、希望ルートのリードに徹する。
フォローでもよいのでT字と十字も登ってもらうのと、権兵衛チムニーの取付きを伝えておけばよかったと、後で思いました。すみません。。。(夕方頃になると虫のことで頭がいっぱいで)。
最後に、仮固定の手順を確認して終了。
・リードはロープの流れを意識する。
・終了点&中間支点のヌンチャクのカラビナのゲートの向き
・セルフビレイは1箇所から取らない(癖付けを)
を意識してもらえたらと思います。
都岳連ルート RPおめでとうございます。
お疲れ様でした!
--
ワイド用のTC PROに穴が開いたので、一軍のTC PROの足慣らし(まだワイドで使いたくない(苦笑))。
先日ROOF ROCKで購入したISHIARISUの「永久保証」のクライミングソックスを試してみる。いつも使っているブリスター(ノース)よりかなり厚めなのでどうかなと思っていたのですが、フィット感が素晴らしく、厚みがある分、足になじんでいない新しいシューズが痛くないというメリット部分が発揮され◎。
今度、フェイス用のシューズで試してみよう。
ISHIARISU ”ULTIMATE CLIMBING SOCKS”
https://ishiarisu.stores.jp/items/631ee5522e745217724ea097
三ツ峠でのマルチトレは、記録を見ると2022/5/15以来で、その間いろいろあって、もう2年以上前になってしまった。パートナーも募集中のため、今年は歩き縦走中心で、特にマルチの予定はまだありませんが、yachimayuさんが、トレに付き合ってくれることになり、ありがたや。
久しぶりにマルチ用のシューズを長時間はいていたので、つま先が痛くなった。またこの時期やはり蚊が多過ぎて、うんざりするほどたかられた。顔と手以外は肌を露出してなかったのと、ハッカ油のおかげか、刺されはしなかった。ハッカ油は、虫を寄せ付けないには役立たないが、刺され防止にはなるのかも?
今回の目的
●まだ登ったことのないルートを登る。
やはりトポを見ても分かりづらく、確信が持てないこともあるので、初めてのルートはその場で居合わせた良く知っている人に聞くか、よく知っている人と一緒に来る方がよいです。今まで勘違いして登っていたルートもあったので、その確認もできて良かった(後述)。ルートが分かってしまえば、また別の人とでも練習に来れる。
●V級のルートにトライする。
今は無き県連リーダー学校の中級では、三ツ峠のV級を登れるようになることが課題だったようで、それに向けて何度も自主練をしていた、という話を聞いて驚いたと同時に、登れるようにならねば、と急にモチベが上がりました。
登ったルート
・草溝ルート 検O→Y
・第一クラック + Y
懸垂下降
・リーダーピッチ 検O
・都岳連ルート O
懸垂下降
・クーロワール 后Y
懸垂下降
・十字クラック V- ×
・T字クラック V- ×
・サンドイッチ 掘O
懸垂下降
草溝ルートは、ルートが良くわからず敗退した記憶があり、どこまで登ったか、上まで登ったかどうかも記憶がなかった。本当は1ピッチで登るらしいが、小テラスっぽいところでピッチを切り、yachimayuさんにその上はリードを交代してもらった。フォローで登った感じでは、次は上まで1ピッチでリードできそう。
その上の第一クラックは、見た目少し広めのクラックに不安があったので、リードしてもらう。フォローで登った感じでは、クラック部分は傾斜が緩めだったのと、ハンドジャムがよく効くところがあったので、次はリードでも登れるかなと思う。
都岳連ルートは、リードトライするも離陸できず。右側にあるリーダーピッチをリードして、トップロープを張り離陸の練習。ムーブがかたまり、RPできたので、その後リードで登って第一バンドへ。V級が登れたのでうれしかったが、後でこれはかなりおまけV級であったことがわかった。。
クーロワールは、距離が長く、終了点も見えなかったので、リードしてもらった。これはフォローでも怖かった。上の方にあるハング乗越しと、その上にある終了点直下のマントリングが核心。このルートのリードは練習と慣れなしには私には無理だったので、フォローでよかったと思いました。都岳連ルートと同じV級とは思えない。今後練習して行きたいと思う。
T字、十字は、以前フォローでA0しながらなんとか登ったが、とても怖かった思い出しかない。リードをお願いするには時間が無かったので、リードトライしてみたが、やはりトラウマ感もあり、体が動かなかった。。恐怖感克服しながらの練習が必要。
サンドイッチは、以前にも何度も登ろうとして、ルートがよくわからず、ロープが屈折しまくり、酷い目に遭ってきた。今回ルートを教えてもらい、体を横にして挟まって動けなくなるくらいの、狭い岩の間を登るのだということを、初めて知った(苦笑)。クラックの経験が無いうちでは、あんな狭いところを登るのだとは思えなかった。体格の良い人は、登れないんじゃないかしら?
最後に、5月のセルフレスキューの動画(Negarockさん制作、ありがとう)で、メールで指摘を受けたがよくわからなかった、懸垂下降時の仮固定の仕方を教わった。今までのやり方より、シンプルでスピーディな合理的やり方に納得できた。
yachimayuさん、1日お付き合いいただき、ありがとうございました。学ぶこと多く、いつも感謝です。
備忘録
・セルフビレイはできる限り2箇所(2つと言う意味ではない)の支点(片方の支点が崩壊しても落ちない)の所で取る癖をつける。
・支点チェックはたとえハンガーでも行うこと。こらも癖をつけて、一操作として入れ込むことが大事。
・支点にかけるアルヌンのカラビナも、終了点と同じようにゲートの向きを変える事。
・ロープの扱いが雑になってるようなので気をつける。ロープの山を横に移動させたり、丸めたりしない。どちらかというと、ロープをこまめに捌く方に意識があったので、できるだけ捌く必要が無くなる方にも意識すべきと理解。
・体を横にしてやっと入るくらいのクラックの場合は、ハーネスの後ろ側にかけているガチャは、お尻が引っかかるので、ギアラックに移したほうがよい。
・三ツ峠は、V級縛り、クラック縛り、カム縛り(ハンガー使わない)、ナッツ縛りなど、自分で縛りをかければ、まだまだいろいろ楽しめ、練習できる良い岩場と実感。
・V級のレベル感を体に染み込ませることで、アルパインクライミングなどで、それより難しいと感じたら、「ルートを外しているかもしれない」と思えるようになり安全に役立つ、と言うことに納得感あり。
・V級の練習方法としては、ジムでの強化もあるが、リードトライ中に、確実に撤退できる技術も身につけておくことも、メンタル的にも重要。
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