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Yamareco

記録ID: 6970353
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

高山植物の楽園!秋田駒ヶ岳から乳頭山への縦走はなんじゃこりゃー!!【今日は東北遠征】DAY1

2024年06月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:31
距離
19.3km
登り
957m
下り
1,481m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
0:31
合計
6:25
10:43
10:43
25
11:08
11:08
25
11:33
11:33
12
11:45
11:50
10
12:00
12:00
7
12:07
12:07
3
12:10
12:10
7
12:17
12:17
5
12:22
12:28
37
13:05
13:06
30
13:36
13:37
33
14:10
14:11
18
14:29
14:30
31
15:04
15:07
9
15:16
15:16
16
15:32
15:32
6
15:38
15:43
43
16:26
16:30
4
16:34
16:36
10
16:46
16:48
9
16:57
16:57
2
16:59
休暇村前バス停
天候 ガスっぽい晴れで、風はほぼ無風。気温は秋田駒ヶ岳で22℃(実測)。なお、当日の日没(秋田)1912でした。
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 飛行機
◆アルパこまくさの駐車場(約240台/無料)に駐車
 ※現着1000でほぼ満車。駒ヶ岳八合目まではマイカー規制あり

往路:羽後交通バス アルパこまくさ 1002発
          駒ヶ岳八合目  1027着
          (PayPay使用可 630円)
復路:羽後交通バス 休暇村前    1733発
          アルパこまくさ 1744着
          (PayPay使用可 310円)
コース状況/
危険箇所等
◆駒ヶ岳八合目〜旧日窒硫黄鉱山跡〜片倉岳〜阿弥陀池避難小屋
よく整備されていて危険なところはありません。片倉岳のあたりから西〜北方向の展望が広がり、高山植物が各所で咲いていました。また、人出も多かったです。
なお、旧日窒硫黄鉱山跡からは旧道ルートで阿弥陀池避難小屋へ直接上がるルートがありますが、崩壊箇所あり通行注意の表示が出ていました。

◆阿弥陀池避難小屋〜男女岳(おなめだけ)
よく整備されていて危険なところはありません。山頂からは全周の展望が良好です。
阿弥陀池避難小屋にはトイレも設置されていて、小屋周辺では多数の人が休憩していました。

◆阿弥陀池避難小屋〜横岳〜焼森〜焼森分岐
避難小屋から少し高度を上げて稜線に乗ると、東南方向の展望が開けてきます。この区間もよく整備されています。横岳山頂は小さな広場になっていて休憩が可能です。
焼森は火山礫などが堆積した場所で、この周辺だけゆるやかなハゲ山になっています。悪天候時には道迷いしやすい地形で、逸脱防止のため山頂を囲むようにロープが張ってあります。
焼森から少し下ったところが焼森分岐で、駒ヶ岳八合目への周回コースと湯森山方面へ向かう縦走路が分岐します。

◇焼森分岐〜湯森山
※ここから先はトレイルが荒れはじめ、通行量が一気に少なくなります。危険なところはありませんが、見通しが利かない灌木帯が多く、熊との不期遭遇(鉢合わせ)が十分あり得ます。この山域では熊の目撃情報は比較的少ないものの、十分な注意が必要です。

灌木帯につけられた滑りやすいトレイルで最低鞍部まで一気に下り、そこから緩やかに高度を上げていきますが、見通しが利かない単調な区間です。トレイルの幅も狭いため、休憩できそうな場所はほとんどありません。
いい加減ウンザリし始めたあたりで、前方が開けてきて湯森山となります。山頂は比較的展望が良好で、笹森山経由で駒ヶ岳八合目へ下るトレイルが分岐します。

◇湯森山〜宿岩〜笊森山〜千沼ヶ原分岐〜乳頭山
※この区間が核心部です。トレイル自体はある程度踏まれていて通行自体に大きな問題はありませんが、かなり荒れています。

湯森山から先に進むと劇的にトレイルの状況が変わります。この区間は過去に整備された木道などがかなり傷んでおり腐朽・崩壊・流出している場所が少なくないです。また、洗掘によってトレイルが溝状に掘れている箇所、粘土や泥で非常に滑りやすい箇所、トレイルが笹などに覆われヤブ漕ぎが必要な場所などが頻出します。要所には道標はありますが、赤テープなども少ないです。通行量はかなり少なく、この区間でスライドしたりオーバーテイクしたのは4〜5パーティ(含むソロ)ほどでした。
アップダウンも結構ありますが、森林限界を越えた箇所には展望が良好なポイントが結構あります。特に笊森山や乳頭山の山頂からは展望が良好です。
なお、乳頭山への詰めは崖際を通る箇所もあるので注意が必要です(普通に注意していれば問題ないレベルです)。

◆乳頭山〜黒湯分岐〜田代平山荘〜孫六温泉分岐〜孫六温泉
この区間も木道が老朽化しているところが少なくないですが、前区間に比べると大分歩きやすいです。黒湯分岐(道標あり)から黒湯温泉へ下るルートは、途中の橋が崩落して通行止めの表示で出ています(ただし、ロープ等で閉鎖している訳ではないので、表示を見落とすと入り込んでしまう可能性があり、注意が必要です)。
田代平山荘を過ぎてしばらく進むと、孫六温泉分岐(道標あり)となりますが、木道が設置されていない部分は、粘土質の湿った路面で非常に滑りやすいです(木道がある場所は普通に歩けます)。後半にかかり、ようやく普通のトレイルとなり、最後は一気に下って孫六温泉に飛び出します。
なお、孫六温泉は現在、改装工事中のため休業しています。

◆孫六温泉〜黒湯温泉〜空吹湿原〜休暇村乳頭温泉郷
孫六温泉から少し歩いて黒湯温泉(日帰り入浴可)へ出て、同温泉の駐車場へ向かいます。駐車場前から延びる車道を進み、途中の階段または取り付け林道の入口から空吹湿原に向かいます(林道入口には道標あり)。あとは林道を進み、道標に沿って進むと空吹湿原となります。
空吹湿原から休暇村方面に下るトレイルもあるので、こちらを道なりに下ると、先ほどの車道に再合流するので車道を下ると休暇村に出ます。
なお、空吹湿原に向かわずにバスに乗る場合は、孫六温泉から黒湯温泉とは逆方向へ進み、蟹場温泉か妙の湯に出るとバス停があります。
その他周辺情報 ◆アルパこまくさ(仙北市HP)
https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/03_alpakomakusa.html
◆秋田駒ヶ岳マイカー規制情報(仙北市HP)
https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/komagatake.html
◆駒ヶ岳線バス時刻表
https://tazawako-kakunodate.com/media/news/files/2024/03/11/2024_駒ヶ岳マイカー規制チラシ.pdf
◆乳頭線バス時刻表(羽後交通HP)
https://ugokotsu.co.jp/rosen/timetable/index
◆黒湯コース通行止め告知(田沢湖・角館観光協会HP)
https://akikoma.jp/topics/449/
◆熊目撃情報(秋田県HP)
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/23295
◆乳頭温泉郷
http://www.nyuto-onsenkyo.com/index.html
朝一番の便で秋田空港へ
羽田空港は酷い雨、しかも飛行機は沖止め(ボーディングブリッジではなくバスで移動するヤツ)…orz
秋田空港は晴れていたのが救い
2024年06月28日 06:52撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
6/28 6:52
朝一番の便で秋田空港へ
羽田空港は酷い雨、しかも飛行機は沖止め(ボーディングブリッジではなくバスで移動するヤツ)…orz
秋田空港は晴れていたのが救い
空港でレンタカーを借り、アルパこまくさに到着
駐車場はほぼ満車で、空き場所探しに苦労
マイカー規制のため、ここから八合目まではバスですが、画面中央奥の建物脇に停車中の八合目行きのバスは今まさに発車しつつアリ!さあどうする!?(汗)
2024年06月28日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 10:02
空港でレンタカーを借り、アルパこまくさに到着
駐車場はほぼ満車で、空き場所探しに苦労
マイカー規制のため、ここから八合目まではバスですが、画面中央奥の建物脇に停車中の八合目行きのバスは今まさに発車しつつアリ!さあどうする!?(汗)
無事、駒ヶ岳八合目に到着
・・・全力ダッシュしつつ手を振ったら運転手さんが出発を待っててくれました
にしても、八合目までの道路って、本来この車格のバスが通行できるような規格じゃ無いと思うのですが、運転手さんの超絶テクニックが凄かった(汗)
2024年06月28日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 10:27
無事、駒ヶ岳八合目に到着
・・・全力ダッシュしつつ手を振ったら運転手さんが出発を待っててくれました
にしても、八合目までの道路って、本来この車格のバスが通行できるような規格じゃ無いと思うのですが、運転手さんの超絶テクニックが凄かった(汗)
男女岳の西面に回り込むと田沢湖の展望がひらけます
画面左奥遠景の山は鳥海山
2024年06月28日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6
6/28 11:21
男女岳の西面に回り込むと田沢湖の展望がひらけます
画面左奥遠景の山は鳥海山
鳥海山アップ!
昼前くらいまでは見えていましたが、この後ガスに隠されて見えなくなってしまいました
2024年06月28日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 11:21
鳥海山アップ!
昼前くらいまでは見えていましたが、この後ガスに隠されて見えなくなってしまいました
阿弥陀池が見えてきました
正面奥には避難小屋が見えます
2024年06月28日 11:33撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 11:33
阿弥陀池が見えてきました
正面奥には避難小屋が見えます
最高峰の男女岳(おなめだけ)に登っていきます
ちょっと歩きづらいところもあるけれど、整備された良いルートです
2024年06月28日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 11:37
最高峰の男女岳(おなめだけ)に登っていきます
ちょっと歩きづらいところもあるけれど、整備された良いルートです
無事山頂に到着
2024年06月28日 11:50撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 11:50
無事山頂に到着
振り返ると、岩手山が大きい
2024年06月28日 11:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 11:48
振り返ると、岩手山が大きい
正面には田沢湖
画面左近景のピークは男岳(おだけ)
「ムーミン谷」と云われる高山植物の群生地へ向かいがてらと思われる沢山の人が登っていました
では乳頭山へ向かいます
2024年06月28日 11:50撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 11:50
正面には田沢湖
画面左近景のピークは男岳(おだけ)
「ムーミン谷」と云われる高山植物の群生地へ向かいがてらと思われる沢山の人が登っていました
では乳頭山へ向かいます
まずは阿弥陀池避難小屋に戻ります
2024年06月28日 11:53撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
4
6/28 11:53
まずは阿弥陀池避難小屋に戻ります
これから向かう縦走路
画面中央中景のこんもりしたピークが笊森山
その左中景の少し尖ったピークが乳頭山
画面中央最遠景のピークが岩手山
2024年06月28日 12:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 12:05
これから向かう縦走路
画面中央中景のこんもりしたピークが笊森山
その左中景の少し尖ったピークが乳頭山
画面中央最遠景のピークが岩手山
男女岳を振り返って
2024年06月28日 12:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 12:05
男女岳を振り返って
これから向かう焼森を望む
悪天候時にはロストしそう・・・
2024年06月28日 12:15撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 12:15
これから向かう焼森を望む
悪天候時にはロストしそう・・・
焼森分岐
ここから八合目周回コースと分かれ、縦走路に入ります
2024年06月28日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
4
6/28 12:28
焼森分岐
ここから八合目周回コースと分かれ、縦走路に入ります
縦走路に入った途端、コレ
森林限界を割り込んだこともあり、視界が一気に無くなります
熊と鉢合わせするかも知れないと思うとドキドキものです
2024年06月28日 12:34撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 12:34
縦走路に入った途端、コレ
森林限界を割り込んだこともあり、視界が一気に無くなります
熊と鉢合わせするかも知れないと思うとドキドキものです
湯森山山頂に到着
来し方を振り返って
2024年06月28日 13:04撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6
6/28 13:04
湯森山山頂に到着
来し方を振り返って
ここから更に縦走路の状況が厳しくなります(特に湯森山〜笊森山間)
笹ヤブ漕ぎがもれなく付いてくるハードモード
なんじゃーこりゃー
クマ怖い
もちろん熊鈴は全開
2024年06月28日 13:06撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 13:06
ここから更に縦走路の状況が厳しくなります(特に湯森山〜笊森山間)
笹ヤブ漕ぎがもれなく付いてくるハードモード
なんじゃーこりゃー
クマ怖い
もちろん熊鈴は全開
これから往く方向を望む
画面中央中景のピークが乳頭山、その右が笊森山
で、医者・・・じゃなかったルートはどこだ?
2024年06月28日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
6/28 13:10
これから往く方向を望む
画面中央中景のピークが乳頭山、その右が笊森山
で、医者・・・じゃなかったルートはどこだ?
雪渓もガッチリ残っています
2024年06月28日 13:11撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
6/28 13:11
雪渓もガッチリ残っています
こういうひらけた場所に来ると少し安心します
2024年06月28日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
6/28 13:23
こういうひらけた場所に来ると少し安心します
でもすぐにこんな風に
しかも、このあたりは非常に滑りやすくて往生
ちなみに、画面中央やや左の稜線上にあるのが宿岩
2024年06月28日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
6/28 13:28
でもすぐにこんな風に
しかも、このあたりは非常に滑りやすくて往生
ちなみに、画面中央やや左の稜線上にあるのが宿岩
木道の荒廃もかなり進行
材の形がないくらい腐朽していたところもありました
2024年06月28日 13:31撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
4
6/28 13:31
木道の荒廃もかなり進行
材の形がないくらい腐朽していたところもありました
笊森山に到着
乳頭山を望む
まだあるなぁ('A`) ウヘァ
2024年06月28日 14:11撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
6/28 14:11
笊森山に到着
乳頭山を望む
まだあるなぁ('A`) ウヘァ
乳頭山の肩まで来ました
短いですが崖際を歩くので注意
2024年06月28日 15:01撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
6/28 15:01
乳頭山の肩まで来ました
短いですが崖際を歩くので注意
乳頭山に到着
頂上は360°全周の大展望
2024年06月28日 15:04撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8
6/28 15:04
乳頭山に到着
頂上は360°全周の大展望
山頂から南東方向
笊森山と歩いてきたルートを振り返って
画面左1/3の最遠景にあるピークは早池峰山
2024年06月28日 15:04撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
4
6/28 15:04
山頂から南東方向
笊森山と歩いてきたルートを振り返って
画面左1/3の最遠景にあるピークは早池峰山
南から南西方向
笊森山から秋田駒ヶ岳への歩いて来た稜線を眺めて
画面中央の稜線の向こう、最遠景に見えるのは和賀岳
2024年06月28日 15:04撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
6/28 15:04
南から南西方向
笊森山から秋田駒ヶ岳への歩いて来た稜線を眺めて
画面中央の稜線の向こう、最遠景に見えるのは和賀岳
西方向
秋田駒ヶ岳(画面左端見切れ)の右には田沢湖
2024年06月28日 15:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 15:05
西方向
秋田駒ヶ岳(画面左端見切れ)の右には田沢湖
北西方向
画面中央最遠景のピークは明日行く予定の森吉山

・・・と、ここで凄い違和感
地元の山だとこの画面のどこかに送電鉄塔や送電線、ゴルフ場、人工の針葉樹林などが映り込んでいるのが当たり前ですが、どれも写っていません
それだけ自然豊かな原生林があるということですが、反面都会に毒されてしまったワタシ…orz
2024年06月28日 15:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 15:05
北西方向
画面中央最遠景のピークは明日行く予定の森吉山

・・・と、ここで凄い違和感
地元の山だとこの画面のどこかに送電鉄塔や送電線、ゴルフ場、人工の針葉樹林などが映り込んでいるのが当たり前ですが、どれも写っていません
それだけ自然豊かな原生林があるということですが、反面都会に毒されてしまったワタシ…orz
北方向
画面右奥最遠景(ちょうど手前の指導標の上あたり)にあるのが、かつて日本の代表的な盾状火山(アスピーテ)とされ、日本百名山でもある八幡平
最近の研究では、どうやら浸食で台地状になった成層火山とされているようです
2024年06月28日 15:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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北方向
画面右奥最遠景(ちょうど手前の指導標の上あたり)にあるのが、かつて日本の代表的な盾状火山(アスピーテ)とされ、日本百名山でもある八幡平
最近の研究では、どうやら浸食で台地状になった成層火山とされているようです
北東方向
小畚山から三ッ石山にかけての稜線
2024年06月28日 15:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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北東方向
小畚山から三ッ石山にかけての稜線
東方向
中央奥が岩手山
2024年06月28日 15:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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東方向
中央奥が岩手山
では下山します
画面中央あたりに田代平山荘が小さく写っています
2024年06月28日 15:13撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
6/28 15:13
では下山します
画面中央あたりに田代平山荘が小さく写っています
前の区間より多少歩きやすいとはいえ、このあたりの木道も大分傷んでいます
崩壊が激しいので老朽化と云うよりも、もしかすると昨年あたりの豪雨による被害なのかも知れません
2024年06月28日 15:23撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
4
6/28 15:23
前の区間より多少歩きやすいとはいえ、このあたりの木道も大分傷んでいます
崩壊が激しいので老朽化と云うよりも、もしかすると昨年あたりの豪雨による被害なのかも知れません
途中、こぢんまりした湿原がありました
2024年06月28日 15:36撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 15:36
途中、こぢんまりした湿原がありました
孫六温泉分岐に到着
下りる前に、もう少しだけ進んで田代平を眺めてくることにしました
2024年06月28日 15:38撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 15:38
孫六温泉分岐に到着
下りる前に、もう少しだけ進んで田代平を眺めてくることにしました
高台から田代平を望む
田代平まわりでの下山も考えたのですが、空吹湿原にも寄ろうと思うと、バスの時間に間に合わない可能性も出てきたので、泣く泣く断念
2024年06月28日 15:41撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6
6/28 15:41
高台から田代平を望む
田代平まわりでの下山も考えたのですが、空吹湿原にも寄ろうと思うと、バスの時間に間に合わない可能性も出てきたので、泣く泣く断念
無事、孫六温泉に下山しましたが、改築で休業中
空吹湿原にも寄って見ようと思い、黒湯方面に向かいます
なお、このままバスに乗って帰る場合、向かう方向は逆です
2024年06月28日 16:30撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
4
6/28 16:30
無事、孫六温泉に下山しましたが、改築で休業中
空吹湿原にも寄って見ようと思い、黒湯方面に向かいます
なお、このままバスに乗って帰る場合、向かう方向は逆です
空吹湿原に到着
思いのほか小さかったです
では、休暇村に下り、バスでアルパこまくさに戻ります
2024年06月28日 16:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 16:48
空吹湿原に到着
思いのほか小さかったです
では、休暇村に下り、バスでアルパこまくさに戻ります
バス停に到着
バスは30分後なので少し休憩
2024年06月28日 16:59撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 16:59
バス停に到着
バスは30分後なので少し休憩
無事、アルパこまくさに戻ってきました
満車だった駐車場もこの時間だとほぼカラに
では田沢湖を散策がてら今日の宿へ
2024年06月28日 17:49撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 17:49
無事、アルパこまくさに戻ってきました
満車だった駐車場もこの時間だとほぼカラに
では田沢湖を散策がてら今日の宿へ
田沢湖畔に陽が傾いていきます
幻想的な風景
2024年06月28日 18:08撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 18:08
田沢湖畔に陽が傾いていきます
幻想的な風景
有名なたつこ像にも寄ってみました
背景の山が秋田駒ヶ岳
2024年06月28日 18:23撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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6/28 18:23
有名なたつこ像にも寄ってみました
背景の山が秋田駒ヶ岳
おまけ
宿に着いてから、ちょっと繰り出しました
写真奥の皿が赤ホヤ、手前が鰰(ハタハタ)寿司ですが、地元のお酒とよく合いました
2024年06月28日 19:31撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8
6/28 19:31
おまけ
宿に着いてから、ちょっと繰り出しました
写真奥の皿が赤ホヤ、手前が鰰(ハタハタ)寿司ですが、地元のお酒とよく合いました
コマクサ(駒草)
久しぶりに会えました
高山植物の女王とも呼ばれる有名なお花
10
コマクサ(駒草)
久しぶりに会えました
高山植物の女王とも呼ばれる有名なお花
マイヅルソウ(舞鶴草)
あちこちでまとまって咲いていました
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マイヅルソウ(舞鶴草)
あちこちでまとまって咲いていました
アカモノ(赤物)
別名はイワハゼ(岩黄櫨)
これもあちこちに咲いていました
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アカモノ(赤物)
別名はイワハゼ(岩黄櫨)
これもあちこちに咲いていました
ゴゼンタチバナ(御前橘)
地元では絶対見ない花ですが、最後には見飽きてしまいました(苦笑)
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ゴゼンタチバナ(御前橘)
地元では絶対見ない花ですが、最後には見飽きてしまいました(苦笑)
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)
花弁内側の黄緑色の斑点が特徴
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ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)
花弁内側の黄緑色の斑点が特徴
タニウツギ(谷空木)
そろそろピーク過ぎと云った感じでした
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タニウツギ(谷空木)
そろそろピーク過ぎと云った感じでした
オオバキスミレ(大葉黄菫)
キスミレか悩みましたが、葉が大きめなのでオオバキスミレと判断
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オオバキスミレ(大葉黄菫)
キスミレか悩みましたが、葉が大きめなのでオオバキスミレと判断
ショウジョウバカマ(猩猩袴)
あまり見かけませんでした
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ショウジョウバカマ(猩猩袴)
あまり見かけませんでした
サンカヨウ(山荷葉)
濡れると花弁が透き通ります
少し離れたところで咲いていたのを撮ったので、そっぽ向いています
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サンカヨウ(山荷葉)
濡れると花弁が透き通ります
少し離れたところで咲いていたのを撮ったので、そっぽ向いています
ツマトリソウ(褄取草)
目立たないところに咲いていました
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ツマトリソウ(褄取草)
目立たないところに咲いていました
ヒナザクラ(雛桜)
細いので少し風が吹くだけでも揺れ、なかなかうまく撮れませんでした
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ヒナザクラ(雛桜)
細いので少し風が吹くだけでも揺れ、なかなかうまく撮れませんでした
ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)
地元で見るハンショウヅルとは似ても似つかぬ色形なので、最初分かりませんでした
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ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)
地元で見るハンショウヅルとは似ても似つかぬ色形なので、最初分かりませんでした
コバイケイソウ(小梅濮陝
あちこちで咲いていました
大柄なだけに目立ちます
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コバイケイソウ(小梅濮陝
あちこちで咲いていました
大柄なだけに目立ちます
ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)
目立たないですが、パラパラ見かけました
結構、色やトゲなど個体差が大きい気がしました
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ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)
目立たないですが、パラパラ見かけました
結構、色やトゲなど個体差が大きい気がしました
ニッコウキスゲ(日光黄菅)
あちこちに咲いていました
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ニッコウキスゲ(日光黄菅)
あちこちに咲いていました
チングルマ(稚児車)
ほぼ終わりかけで、数少ない生き残りがパラパラ
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チングルマ(稚児車)
ほぼ終わりかけで、数少ない生き残りがパラパラ
ウサギギク(兎菊)
別名はキングルマ(金車)
あまり見かけませんでした
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ウサギギク(兎菊)
別名はキングルマ(金車)
あまり見かけませんでした
ムシトリスミレ(虫取菫)
スミレの名を冠しますが、実際には別種
初めて見ました
9
ムシトリスミレ(虫取菫)
スミレの名を冠しますが、実際には別種
初めて見ました
オノエラン(尾上蘭)
最初見慣れたギンランだと思ったのですが、ちょっと違うので悩みました
パラパラと咲いていました
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オノエラン(尾上蘭)
最初見慣れたギンランだと思ったのですが、ちょっと違うので悩みました
パラパラと咲いていました
エゾツツジ(蝦夷躑躅)
超低木で樹高はあっても精々30僂らいですが、立派な樹木です
花はツツジそのもの
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エゾツツジ(蝦夷躑躅)
超低木で樹高はあっても精々30僂らいですが、立派な樹木です
花はツツジそのもの
マルバシモツケ(丸葉下野)
ちょうど目の高さなので結構目立ちます
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マルバシモツケ(丸葉下野)
ちょうど目の高さなので結構目立ちます
ヨツバシオガマ(四葉塩竃)
少し標高が高めのところに咲いていました
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ヨツバシオガマ(四葉塩竃)
少し標高が高めのところに咲いていました
ハクサンチドリ(白山千鳥)
きれいですが最後は見飽きてしまいました(苦笑)
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ハクサンチドリ(白山千鳥)
きれいですが最後は見飽きてしまいました(苦笑)
ハクサンボウフウ(白山防風)
ちょっと分枝が進んでいないので悩みましたが、多分
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ハクサンボウフウ(白山防風)
ちょっと分枝が進んでいないので悩みましたが、多分
ノウゴウイチゴ(能郷苺)
野イチゴの仲間ですが、他種とちがって花弁が7枚なのが特徴
実は食べられるそうです
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ノウゴウイチゴ(能郷苺)
野イチゴの仲間ですが、他種とちがって花弁が7枚なのが特徴
実は食べられるそうです
イワイチョウ(岩銀杏)
すこし湿ったところに咲いていました
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イワイチョウ(岩銀杏)
すこし湿ったところに咲いていました
イワカガミ(岩鏡)
色の濃いのから薄いのまでいろいろ咲いていました
何故か結構ジャイアントな株がパラパラ
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イワカガミ(岩鏡)
色の濃いのから薄いのまでいろいろ咲いていました
何故か結構ジャイアントな株がパラパラ
ミヤマカラマツ(深山唐松)
カラマツの名を冠していますが、キンポウゲの仲間です
8
ミヤマカラマツ(深山唐松)
カラマツの名を冠していますが、キンポウゲの仲間です
トキソウ(朱鷺草)
盗掘被害でレッドリストの準絶滅危惧(NT)です
見られて幸運でした
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トキソウ(朱鷺草)
盗掘被害でレッドリストの準絶滅危惧(NT)です
見られて幸運でした
ネバリノギラン(粘芒蘭)
比較的標高が高いところに咲いていました
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ネバリノギラン(粘芒蘭)
比較的標高が高いところに咲いていました
ズダヤクシュ(喘息薬種)
ちょうど花が咲いているタイミングでラッキーでした
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ズダヤクシュ(喘息薬種)
ちょうど花が咲いているタイミングでラッキーでした
クモマニガナ(雲間苦菜)
地元で見るニガナより花弁が細い感じがしました
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クモマニガナ(雲間苦菜)
地元で見るニガナより花弁が細い感じがしました
シロバナクモマニガナ(白花雲間苦菜)
クモマニガナの白花種
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シロバナクモマニガナ(白花雲間苦菜)
クモマニガナの白花種
コケモモ(苔桃)
なんか古くからのお馴染みさんにあった気がしました
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コケモモ(苔桃)
なんか古くからのお馴染みさんにあった気がしました
コメバツガザクラ(米葉栂桜)
まだこれからのようで蕾でした
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コメバツガザクラ(米葉栂桜)
まだこれからのようで蕾でした
ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
パラパラ見かけました
8
ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
パラパラ見かけました
ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草)
これも地元にはいない花なので見られて良かったです
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ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草)
これも地元にはいない花なので見られて良かったです
ミヤマキンバイ (深山金梅)
こちらはようやく見つけました
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ミヤマキンバイ (深山金梅)
こちらはようやく見つけました
イソツツジ(磯躑躅)
地元では絶対に見ない花なので少々自信なし
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イソツツジ(磯躑躅)
地元では絶対に見ない花なので少々自信なし
ツルキジムシロ(蔓雉筵)
これも結構悩みました
ちょっと自信なし
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ツルキジムシロ(蔓雉筵)
これも結構悩みました
ちょっと自信なし
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ(半袖)(1) サポートタイツ(1) ハーフパンツ(1) シューズ(1) ザック(1) キャップ(1) サコッシュ(1) ズボン 靴下 グローブ 雨具 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

花の山として有名な秋田駒ヶ岳も永年にわたって往こうとは思っていたものの、さすがに遠方ということもあって、なかなかチャンスがなく、ずっと先送りし続けてきた山でした。ちょうど花の時期ということもあって、意を決して往ってくることに。
ちょうどいい時期に、まずまずの天気に恵まれて、咲き乱れる花々には眼福至極でした。一方で乳頭山へ抜ける縦走路に入った途端、懐が深いヤブで見通しが利かなくなって、行き交う人がいなくなった後、いつ熊と鉢合わせするかとビクビクしながら歩いて来ました。何とか何事もなく無事に帰ってこられたので一安心。
それにしても、久しぶりに訪れた秋田県、改めて自然が豊かで食べ物やお酒が美味しいことを認識。また機会があれば是非訪れたいと思います。

【2日目】森吉山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6971616.html

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コメント

alchemyさん

こんにちは❗️
今が旬の秋田駒ヶ岳に行かれたんですね🌸
実はあたしも行ってみたいんですよ〜😆
だけど遠いっっ(笑)
色々な種類のお花が咲いてるんですね。
撮影が大変だ😁

季節を変えて秋の紅葉時期も良さそうですね!!

さてさて、7月になりましたよーー⛰️
お互い楽しみましょうね❗️
お疲れ様でした😊
2024/7/2 12:43
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sakuさん

こんにちは。往ってきましたよーairplane
ちょうど高山植物がピークちかくで、いろんなお花があちこちで咲いていてよかったです。
写真も撮りまくったので、普段の山行の撮影枚数の2倍くらい撮ってました
確かにちょっと遠いのでなかなか往くのは大変ですが、非常にいいところだったので、機会があればsakuさんも是非
お酒も食べ物も非常に美味しかったですヨ

でも、秋田駒ヶ岳周辺はすごい人出だったのですが、縦走路に入ると人気が無くなります。
いつどこで熊と鉢合わせしても不思議じゃなかったので、正直ソロでヤブ漕ぎしている時は、どんな罰ゲームなんだと思ってました(笑)

いよいよ7月。
sakuさんも硫黄岳に往かれて楽しんでこられたようですね。
まだ梅雨明けには少しかかりそうですが、夏本番も近いので、是非ご安全に!
頑張りましょう。
2024/7/2 17:56
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